がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ギャプランの設定を今度こそ確定させよう
 以前、「ギャプランの設定をいいかげん確定させよう」においてギャプランの設定を整理した際、最終的な結論として「オークランドが開発したときは宇宙用だったが、オーガスタにおいて高高度迎撃用に仕様変更され、その後再度宇宙用に改良された」という答えを導き出しました。
 ところが、必ずしもそうとは言えないのではないか…ということに気づいてしまったのです。その原因となったのが、EBにおいてギャプランを「熱核ジェット推進」としていることと、「ニュータイプ100%コレクション 機動戦士Zガンダム メカニカル編2」の記述です。

 まず熱核ジェットの話ですが、以下の記述を比較します。

・欠点としては、地球上で使用する場合、エネルギーを多量に使用するので機体のプロペラントだけでは不足してしまい、巡航中はブースターを使用しなければ航続距離が極端に短くなる事(ラポート・Zガンダム大事典)
・推進システムは熱核ジェットであるが、後に開発された宇宙用では熱核ロケットに変更されている。
(EB・MS大図鑑グリプス戦争編)

 前者の記述では「地球上ではプロペラントが足りないために航続距離が短い」としていますが、後者のように「熱核ジェット推進」である場合、大気を推進剤として使うのでプロペラント不足の心配はほとんどないはずなんですよね。もっとも、熱核ジェットなのは脚部だけで、腕部バインダーは違うからバインダーの方が足りない、ということなのかもしれません。ただ、EBにおいても「航続時間が短い」としていますので、結局問題はエネルギー量の問題ではないのかも。
 ただそうだとしても、前者の記述は明らかに「宇宙でも地上でも使える」ことを前提としているので、前者が解説しているギャプランが、後者の熱核ジェット推進仕様の大気圏内用ギャプランであるということは考えにくいのです。
 つまり、オークランド製宇宙用→オーガスタ製高高度迎撃→オーガスタ製宇宙用という変遷を辿ったのであれば、これは熱核ロケット→熱核ジェット→熱核ロケットという仕様変更があったのではないかと考えられます。というか各種ギャプランの違いってこの推進源だけだったのかも。

 ところが、ここで出てくるのがニュータイプ100%コレクション。記述を抜粋します。

○連邦軍が開発した試作型の可変モビルアーマー。空中戦闘性能の追求のため、両腕にバインダー型のバーニアがマウントされている。マルチ可動システムの機体は、このバーニアを使って方向を変えることなく急上昇と下降が可能となったが、普通のパイロットではこの際に加わるGに耐えきれないため、オーガスタのニュータイプ研究所で作り出された対G仕様の強化人間、ロザミア・バダムがパイロットとして乗り込んだ。後のこの欠点は改良され、ヤザン・ゲーブルも使用した。

 なんと、ギャプランのバインダーは空中戦用の装備なんだそうです。つまり、「元々宇宙用」とされていたギャプランはバインダーを装備していなかった可能性が高いのです。しかし、空中戦闘の追求→Gが強すぎる→オーガスタのロザミアが使用、という文章の流れから、オークランドが運用していた時点ですでにバインダーは装着されていた=大気圏内での運用は想定されていたと考えることができ、当初の宇宙用=オークランド製としていた前回の結論が違ったものになってしまいそうなのです。
 実際、「Z&ZZ保存版設定資料集」でも「空中戦闘用機」であり「オーガスタのニュータイプ研究所に引き継がれ」としていましたから、オーガスタに預ける前にすでに大気圏内用としての運用を想定していたとした方が良さそうです。

 というわけで、全ての記述を総合すると、ギャプランには4種類のバージョンがあったということになります。

(1)オークランド製・宇宙用・熱核ロケット(?)・バインダーなし(?)
(2)オークランド製・大気圏内用・熱核ロケット(?)・バインダーあり(Gが凄すぎて乗り手見つからず)
(3)オーガスタ製・大気圏内用・熱核ジェット・バインダーあり(ロザミア搭乗)
(4)オーガスタ製・宇宙用・熱核ロケット・バインダーあり(対G性能改善)

 ちなみに、ギャプランが高高度迎撃機であると言われるようになったのも、どうもEBからみたいです。ただし高高度迎撃機に関する記述もばらばらで、
・高高度迎撃機であり、熱核ジェット推進(EBグリプス戦争編)→熱核ジェットなので(3)
・高高度迎撃機であり、空間戦闘も想定(HGUCインスト)→宇宙用なので(4)
・高高度迎撃機であり、オークランド製(AOZ)→オークランド製なので(2)
 と、わけがわかりません。とりあえず(2)以降のギャプランは全て高高度迎撃機としての運用も想定されているということにしておきましょう。

 よって、ギャプラン開発史は以下のようになるのではないかと思います。

1.オークランド研究所が、宇宙用の機体として開発
2.高高度迎撃を含めた空戦用としての運用を想定し、ムーバブルシールドバインダーを装備
3.バインダーを用いた高機動戦のGが大きすぎるため、耐G能力の高いロザミアがいるオーガスタに運用を委託
4.稼働時間が短かったため、オーガスタは熱核ジェット推進に仕様変更
5.一般兵でも運用できるよう耐G性能の改善
6.宇宙空間への上昇も想定し、熱核ロケット推進に仕様変更

 とりあえずはこんなところなのかなと。高高度迎撃になんでバインダーが要るのか微妙なところですが、降下中のMSに対抗するにはそれだけの機動性が要るってことですかねぇ。実際通常の戦闘機は降下中のMSの迎撃に出てもバカスカ落とされてましたし。
 熱核ジェットはオーガスタ委託前にすでに採用されていたと考えても良さそうですが、その場合「航続能力の低さ=プロペラント量」という説を否定することになります。ギャプランが飛べない理由はエネルギー量のせいなのか、それとも別の理由があるのか、というので判断が分かれそうです。そもそも劇中のロザミア機は通常航行にブースターやSFSを使用しており、やはり航続能力が低いことが示されています。これが何を意味しているのか、と言うことでしょうね。

 で、これに先日の装甲材の考察を取り入れると、タイミング的にはやっぱり最後の宇宙用(ヤザン機)がガンダリウムγに換装されていたと考えるべきなんでしょうね。Gの問題が改善したのは、軽量なガンダリウムγのおかげなのかも。
 ただ、EBではギャプラン=ガンダリウムγ説をとっているので、文脈的には「熱核ジェット仕様」もガンダリウムγと考えられるんですよね~。その場合、オーガスタ製のギャプランがガンダリウムγなのかも。ただそうなると、時系列的にロザミア機はオークランド仕様のギャプランということになるのですが…。でも、それなら熱核ジェットじゃないので、SFSで飛行していたという事実とも辻褄が合うんですよね。となると、熱核ジェット仕様のギャプランは映像作品には登場していないということになりますが。オーガスタが後に開発するギャプラン改は多分熱核ジェットでしょうから、その元となったのが熱核ジェット仕様のギャプランなのかもしれませんね。つまりORX-005Sか(笑)

 なんつーかもう、ギャプランって何のために開発されたのかわけがわからなくなってきましたね(苦笑)何故当初は宇宙用だったのか、何故高高度迎撃用に変更されたのか、そのあたりの理由がはっきりしないことには、ギャプランというMSの実像がなかなか見えてこない気がします。ぶっちゃけEBがなければもう少し楽なのかもしれませんが、高高度迎撃機という設定はEBが初ですし、資料レベルでの取捨選択は難しそうです。今回は全肯定を前提に考察しましたが、もう少し理論的に考えて、存在する設定から取捨選択することで、よりそれらしい答えを導き出してみたいなぁとも思います。が、今回はここまで。なんか確定していないような気がしますが、気にしない気にしない。
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コメント
コメント
装甲材の換装ですが、
元々軽量なルナニタニュウム(=ガンダリウムα)から軽量化の面での改良が加えられていないガンダリウムγに換えても軽量化のメリットは発生しないのではないでしょうか?

Gの問題の改善は、「高G機動制限ソフトリミッターのパラメータ最適化」、「耐Gコックピットシステムの性能向上」、「一般兵の身体に(主に)薬物投与を行ない耐G性能強化」の方が現実的だと思いますが…。
さらなる軽量化は高機動時のGを高める事はあっても、普通は軽減方向には恩恵をもたらさないと思います。

いくら熱核ジェットといえど、大気以外に推進剤が必要な事には変わりはない訳ですし、
ドムの行動半径と、ギャプランの行動半径を比較しても、機体サイズの制約の割りに機体内蔵の推進剤量で頑張っている方だと思います。

「高高度迎撃機」っていうのは、「ブースター」という設定がもともとあって、それに
本編放映前後の時期のアニメ誌に「本来別目的のブースターを、遠隔戦場への短時間投入にも利用した…」とかいう説明があった様な気もしますが…。

まぁ、「高高度迎撃機」としての要求性能を満足している機体なら、そのまま進宙しての任務継続出来る方が運用面で柔軟に対応できますし、熱核ジェットのままでも運用次第では短時間なら宇宙戦闘も出来る事ですし…。
エンジンの換装はあんまり大した問題では無い様な気がします。

>巡航中はブースターを使用しなければ航続距離が極端に短くなる事
これは、「ブースターを巡航に使用しさいすれば、航続距離が極端に短くなる事はない」という事でもある訳で、運用上なんら問題が無い様な気がします。

「宇宙」と書いて、航空・宇宙軍の空軍は「そら」と呼び、(航空・宇宙軍の)海軍の連中は「うみ」と呼びます。「空中戦闘性能の追求のため、」は、きっと「空”間”戦闘性能の追求のため、」の誤記なんですよ。。。
2008/05/03 (土) 23:39:21 | URL | ねも #4whmXBeg[ 編集 ]
熱核ジェットですが、厳密には大気そのものが推進剤となります。その意味では大気圏内で運用する限り推進剤はほぼ無制限であるといえます。
ただ、空気は熱伝導率が低いため、エンジンを高性能化するには炉の熱を上手く媒介する物質が必要になります。
これには、安全性・取り扱い易さ・手に入り易さから「水」が最適かと思われますが、この積載量が航続距離に影響するかと思われます。
2008/05/04 (日) 01:34:16 | URL | 叡天 #-[ 編集 ]
ブースターってのはいわゆる「RATO」や「JATO」のような補助ロケットって事ではなく、巡航時に使用する「増槽」に推進器が付いている(いわゆる、ガーベラ・テトラの「シュツルムブースター」の延長のようなもの)って事なんでしょうか?

個人的にはギャプランのブースターって離陸時に短時間で目的高度に到達させる為の補助推進装置…だと思ってました。

>降下中のMSに対抗するにはそれだけの機動性が要るってことですかねぇ

宇宙世紀においても、大気機動中や大気圏再突入中の物体の軌道を割り出す…ってのは相当難しいらしいですから、機動性云々よりも地上からの誘導でいかに優位な高度&位置に占位するかが邀撃を成功できるかのポイントだと思うんですよね。

機動性はともかく、いかに高速にその邀撃ポイントに到達できるか、それがギャプランの設計思想の根幹にあったような気もしますが…。

軌道邀撃機はその特殊性から、あまり通常航空機の要素がいらず宇宙機として開発されていたギャプランはうってつけだった…としても不自然では無いんですけどね。
実際、高高度(とりわけ成層圏より上)を飛行する航空機はどれも「ロケット」のような形をしてますから、宇宙機をそのまま軌道邀撃機とするのは自然な流れなのかもしれません。
2008/05/04 (日) 01:43:04 | URL | コンラッド #8l8tEjwk[ 編集 ]
叡天さんへ

ガンダム世界の熱核ジェットは、マクロス世界の熱核ジェットよりも性能が低くて、おっしゃる様に「炉の熱を上手く媒介する物質」として「液体水素(冷却材兼推進剤)」を使用している事になっています。なので、MS-09も推進剤の一つ液体水素が尽きると…、熱核ジェットエンジンが蒸発して…大変な事になると。。。
MS-09の航続距離は主に液体水素の搭載量からくる制限です。
まぁ、この設定を創った同じ人達がマクロス世界の熱核ジェット設定では異性人のオーバーテクノロジーで、液体水素無しでもOKにしたので、VF-1は航続距離の面で制限が引くいんですけど。。。
2008/05/04 (日) 11:31:08 | URL | ねも #4whmXBeg[ 編集 ]
>ねもさん
ガンダリウムγがαと重さが変わらないって設定ありましたっけ?
RX-78とRMS-099等の本体重量を比較すると明らかに重さが違うとか、
ガンダリウムγの特性は軽くて強いことだと言われることが多いので、
基本的にγの方が軽いと思っていたのですが…。

まぁ、γなら負担が軽減するだろうってのは適当に言ったことなので、仰る通りだと思います。
実際は、OT仕様のギャプランは多少レスポンスが落ちてるんじゃないかと思うんですよね。
ヤザンも動きが重いとかなんとか言ってましたし。

熱核ジェットの媒介が液体水素ってガンダムセンチュリーかなんかの設定でしたっけ?
センチネルだと基本無制限とかそんなこと書いてるんですよね、確か(今実家にいるのでちょっと確認できないのですが)。
EBの「熱核ジェットだけど航続時間は短い」という説を考えると、液体水素説を取ったほうが辻褄は合いますね。
ただドムの場合熱核ジェットは脚部だけで、腰や背中は普通の推進器ですから、
ギャプランとはやっぱり比較にならない航続時間なんだろうなとは思います。
逆に、熱核ジェット説がギャプランの先祖はドムという説の説得力を高めた気がしないでもありません(笑)

「ブースターを使えば問題ない」というのは、運用面ではそうでも効率面でかなり問題がある気が…。

>叡天さん
ドムとギャプランの熱核ジェットが同じものであるとも限りませんしね。
同じ熱核ジェットのアッシマーは航続距離がそれなりに高いことを考えると、
ギャプランはやっぱり全ての推進器が熱核ジェットというわけではないと考えるべきなのかもしれません。

>コンラッドさん
高高度迎撃という設定が作られる前のブースターが何を目的としていたのかはちょっと要確認ですね。
外見上は仰るような「短時間で目的高度に到達させる為の補助推進装置」に見えますが、
ヘイズルが装備する場合とかはシュツルムブースター的な使い方のようにも思えますし、
どちらの運用も想定しているのかもしれません。

バインダーは宇宙での運用の方が向いてそうなのは確かなんですよねぇ、実際。
大気中で(しかも高速移動中に)バインダー動かすの大変そうだし。
やっぱり「空中戦闘性能」という記述は「空間戦闘性能」と読み替えるべきなんでしょうかね~。

宇宙用を邀撃機に転用すること自体は問題ないとして、
それが「宇宙用としては不十分だから転用された」のかというネガティブな理由なのか、
「邀撃機の必要性が高まったために転用された」というポジティブな理由なのか、
ニュータイプ研究所で開発されていたという点も含めて考える必要があるのかなと思います。
2008/05/04 (日) 12:15:18 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
> ガンダリウムγがαと重さが変わらないって設定ありましたっけ?
いえ、逆で「ガンダリウムαβγで重さが変わるという明記設定」がなかった筈です。
なので、ガンダリウムαβγで「重さは変わらない」という認識です。

> RX-78とRMS-099等の本体重量を比較すると明らかに重さが違うとか、
Z時代(に限りませんが)のMSの数字SPECが、他シリーズのMSのSPECや、”他のMSの装甲材との整合性までも厳密に考慮”した本体重量とは考えにくいのが難点な気がしますが…。

> ガンダリウムγの特性は軽くて強いことだと言われることが多いので、
これって ガンダリウム全般(α~γ)の特性を指すものだと思います。
「γは、αが加工が難しく、量産機への採用が出来なかった為に、”加工性”の改良を進め、量産性を高めた」とかいう設定があった様な気がしますが…。(要出典確認ですが…)

> 熱核ジェットの媒介が液体水素ってガンダムセンチュリーかなんかの設定でしたっけ?
センチュリー(かその前身の同人誌)が出典だったと思います。
2008/05/04 (日) 13:30:17 | URL | ねも #4whmXBeg[ 編集 ]
でもね、熱核ジェットエンジン搭載であるワイバーンに、しっかりと「空中給油(フライングブーム式)の際に位置あわせの為に給油口付近に描かれたマーキング」があるカラーリングパターンがあるんですよね。

そのマーキングはぶっちゃけ実際のF-16に描かれてる給油マーキングそのままなんですが、これを「アリ」とするならば…
これはマクロスの可変戦闘機とは違って「推進剤を飛行時に適時補給する必要がある(増槽を使い切った場合など)」という事ですよね。
大気圏内専用であるGコアにおいても、燃料不足を補う為に増槽の装着が半ば標準化してますから、やはり熱核ジェットといえど航続距離は無限ではないといえますネ。


ちなみに昔、電ホのMGZplus作例でこのマーキングが背中の部分(頭部直後のあの板状の部分)に貼られてたんですが、そこに給油ブームを挿すのかよ…と苦笑した覚えが…。
個人的には、Zplusの場合フライングブーム方式よりプローブ&ドローグ方式の方があってる気がするんですけどね。


>宇宙用としては不十分だから転用されたor邀撃機の必要性が高まったために転用された

こればっかりは、どちらともいえないんですよねぇ…。個人的には後者を推したいんですが。
2008/05/04 (日) 19:02:49 | URL | コンラッド #8l8tEjwk[ 編集 ]
熱核ジェットの現実例なら、1950年代に「X-6」という機体が開発されています。Xプレーンの一機です。
熱源に核分裂炉を使うため、排気が放射能を帯びてヤバイってんで開発は中止になりました。それ以外にも、炉やコクピットの放射線対策で重量過多になるとか、墜落したらどーすんの?みたいな問題が噴出して取りやめになったみたいですけど、根本的な原理はミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を使う宇宙世紀の熱核ジェットも同じかと。
X-6の場合は大気での炉心冷却を考えていたので、計画上は航続距離無制限に近いです。
2008/05/05 (月) 00:09:44 | URL | 叡天 #-[ 編集 ]
ガンダム世界の熱”核”ジェットの”核”は、核分裂ではなくて、核融合の略だと思っていましたが…、
(センチュリーの図解に温度とか、なんて書いてあったか…?出先なので分かりませんが…熱核融合炉ジェットだった気がします。)
確かに熱核分裂炉ジェットなら、推進剤は大気だけですみますね。
核分裂炉がミノ物理学でコンパクト化出来、電力を取り出さないのであれば、冷却材としての液体水素が不要になる分有利なんですかねぇ。
たいして、熱核融合炉ジェットなら、炉心温度が、まぁ、高いので、大気だけでは熱をクッション出来ないので、液体水素が必須ですね。。。
2008/05/05 (月) 12:20:32 | URL | ねも #4whmXBeg[ 編集 ]
>ねもさん
『ガンダリウムγは、初期のガンダリウムが抱えていた量産性や加工性の問題が改善されており、さらに既存の装甲材と同程度の強度が、数分の一の装甲厚で獲得できるという特性があった。このため、機体全体の質量重量比が飛躍的に改善され、プロペラントの積載量も飛躍的に増量できるようになったのである』(データコレクションZガンダム編下巻)

これを参考にすると、「材質そのものの重さには変化がないが、強度を維持したまま薄く加工できる分機体を軽く出来ますよ」ということなのかもしれません。

>ドムの熱核ジェット
『MS-09用に開発された熱核ジェットエンジンは、正確には液体水素を推進剤として使用するジェット・ロケット複合タイプであった。(中略)熱核反応炉の炉心は十万度近い高温であり、吸収した空気だけでは十分にエネルギーを吸収しきれず、エンジンが蒸発すると予測された。』(ガンダムセンチュリー)

そもそもドムのは純粋な熱核ジェットではない、ということですね。
もっとも、センチュリー設定の全てが公式化しているわけではないので、この設定が今どういう扱いになっているかは分かりませんが(MGドムのインストが気になるところですが、持ってない…)。
それ以外の「熱核ジェット」と言われている機体も同様なのか、
それとも炉心の温度の問題が何らかの理由で解決されていて、純粋な熱核ジェットになっているのか、というところでしょうか。

>コンラッドさん
マーキングをどれだけ考えてつけているか、ってところですよね。
単純にそれっぽさを出すために現実の兵器のディテールをそのまま当てはめるってのはMSV時代からの伝統みたいなものですが、
SF的には思考停止もいいところなんですよねぇ。

>個人的には後者を推したいんですが。
元々ニュータイプ用の実験機として開発されていたのか、
それとも研究所の予算を使っているだけで制式採用を狙った主力候補を作っていたのか、
というのもはっきりしないですからね~…
旭屋フィルムコミックだと単なるニュータイプ用実験機としか考えられていなかったとあるんですが、
それならOT仕様に改装する必要もなかったわけだし…うーん。

>叡天さん
結局ミノフスキー・イヨネスコ型の反応炉が大気の冷却だけで大丈夫なのかというところが論点のようです。
こればっかりは空想の設定の耐熱性という机上論なんで、設定上どうなっているのかを確認するしかなさそうですが…。
2008/05/06 (火) 19:47:13 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
ミノフスキー・イヨネスコ型はプラズマや慣性によって核反応を起こすのではなく、ミノフスキー立方格子内に取り込んだ原子核と原子核の距離をIフィールド圧縮することで強制的に近付けて核反応を起こす方式だと、例の旭屋の解説にはあります。なるほどって感じです。
しかも、ヘリウム3と重水素の反応だと生成されるのが荷電粒子なので、直接発電が可能となります。
核融合(ヘリウム3と重水素の反応は厳密には核融合ではなかったりする)に関しては、センチネルもセンチュリーも考察不足なんですよね。
あえて触れないようにしてるようですが・・・旭屋のが一番ツっ込んだ解説が成されてます。
センチネルの熱核ジェットの記述も、サラっと流したような記述ですし、ここらへんは鬼門かもしれませんね。
2008/05/06 (火) 22:22:08 | URL | 叡天 #-[ 編集 ]
なるほど、元々あまり触れられていない分野なわけですね。
ということは、熱核なんたらを掘り下げるのは難しいってことなんですね。
Iフィールドの熱伝導がどうなってるのかとか、そういうところも考えなきゃいけないんですもんねぇ。

まぁ、熱核ジェットに関しては、ガンダム世界では基本的に熱核ロケット併用式であると考えた方が無難、なのかもしれませんね。
Vガンダムの時代になるとどうなってるか分かりませんが。
2008/05/07 (水) 22:13:27 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
えっと、熱核半農反応炉ですが、オフィのP539の「熱核反応炉」の項(一部抜粋、原文まま)に「(ねも註:U.C.ガンダム世界で)現在、利用されている核融合炉は彼らによって開発されたミノフスキー・イヨネスコ型と呼ばれるものと、基本的には同じ方式である。ミノフスキー・イヨネスコ型は重水素とヘリウム3の反応を利用する。重水素とヘリウム3は熱核反応前後の粒子の数が変わらないため、ミノフスキー・イヨネスコ型を採用したものには「核融合炉」ではなく「熱核反応炉」という名称が与えられている」との記載があります。
まぁ、要約すると、ガンダム世界で「熱核反応炉」といえば、それは広義のミノ物応用「核融合炉」だという事の様です。

炉心温度からも「分裂炉」ではなくて「融合炉」系だと判断出来ますし…。

オフィのP682には「もう一つのミノフスキー粒子理論」も載っていますが…(割愛します)。

>ドムの熱核ジェット
オフィP516「ただし、MS-09の熱核ジェット・エンジンは炉心の温度があまりにも高かったため、吸入した大気だけでは、エンジンそのものは蒸発してしまう可能性もあったという。そこで開発者たちは推進剤として液体水素を併用し、プラズマ化された推進剤(ねも註:液体水素)の熱によって大気をジェット噴射する方式を採用した。(後略)」
ここで「推進剤として液体水素を併用し」の部分が「熱核ロケット」という部分ですね。
つまり、本来の熱核ジェット用の熱源温度(=ミノ物核融合炉の炉心温度)をクッションするために、液体水素を推進剤とした「熱核ロケット」を”擬似熱源”として、「熱核ジェット」を実現しているので、厳密には「熱核ハイブリッド・エンジン(熱核ジェット・ロケット複合エンジン)」だと言っているだけなので、広義の「熱核ジェット」で良いのではないでしょうかねぇ?
大気の吸入をやめて、推進剤を液体水素のみにすれば純粋「熱核ロケット」になるわけですが…。

>それ以外の「熱核ジェット」と言われている機体も同様なのか、
同時代のコア・ファイターは「航空機タイプ核融合エンジン(?)+ロケットエンジン」ですが、多分厳密には「熱核ハイブリッド・エンジン」だと思われますので、他も同様だと思われます。。。

>それとも炉心の温度の問題が何らかの理由で解決されていて、純粋な熱核ジェットになっているのか、というところでしょうか。
まぁ、オフィP516のドムの①機体構造に「熱核ジェット・エンジンの稼動を行なう熱核反応炉を含むジェネレーター・ブロックは腰部に配された。」というイタイ(?)記述もありますが…。
2008/05/10 (土) 18:20:36 | URL | ねも #4whmXBeg[ 編集 ]
つまり、ねもさんは
「宇宙世紀の兵器に分裂炉を使っている可能性は低い」
「宇宙世紀における熱核ジェットはロケットとのハイブリットを意味している可能性が高い」
と仰りたいわけですよね。

基本的にはそれで問題ないと思います。
となると、ギャプランと、アッシマーやZプラスとの航続時間の違いは何から来ているのか…
単純に揚力ですかねぇ。
2008/05/11 (日) 22:04:19 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
各機体が要求されている任務によるエンジンSPECの違いによるんだと思います。

例えると、現在のジェットエンジンも戦闘機用と旅客機用で、基本は同じシリーズに含まれるものですが、旅客機用は低騒音、低燃費が要求され、戦闘機用は、超音速巡航や加速性が要求されるといった違いだと思います。

ギャプランは、ブースターを併用し、成層圏外や地球の反対側の空域まで十数分で到達し、迎撃を行なう。
ギャプランは、巡航用の(恐らく両足内蔵の)熱核ジェット以外に、機動用には(機体各部、バインダー等)純粋な化学(?)ロケットを使用しているので、高加速性・高機動なれど短期決戦型(速いけど燃費が悪い)なんだと思います。

アッシマーは、正面装備(例:アジア方面軍)をダカール基地へ、緊急(といっても2,3日かけて)展開を行なう。
一年戦争時、ジオンが「ドダイYS+グフ」や「ガウ+ドップ+ザク」、連邦が「ミディア+GM」で行っていた事をTMA一機種で運用出来るというのが売りですね。MSモードでもホバリングしてドムの後継機っぽい戦いが可能で、ガゥークモードでより高速戦闘も可能。MAモードでは空中格闘戦も可能。対地攻撃もこなす。(ギャプランに比べれば遅いけど燃費は良い、SFS+GMIIより高効率)

Zプラスは、アッシマーよりもMA時の性格付けが制空戦闘機っぽいところを目指したんだと思います。
カラバなりエゥーゴは、どちらかというと電撃作戦が主体なので…アッシマーよりも高速巡航性能が要求されたと…。
(ギャプランとアッシマーの中間位の速度?燃費も中間位(?)、SFS+ネモより高効率)

で、アッシマーもZプラスも、巡航用も機動用の推力も熱核ジェットで賄っている…だから、航続時間が違うんだと思います。
2008/05/12 (月) 01:26:39 | URL | ねも #4whmXBeg[ 編集 ]
なるほど。一理ありますね。
住み分けとしてはそのあたりがかなり妥当な線だと思います。

ギャプラン改はZプラスに淘汰されたようなので、
Zプラスは調整次第でギャプラン的運用もアッシマー的運用も可能だったのかもしれませんね。
2008/05/13 (火) 21:31:22 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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