がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ADVANCE OF Z Vol.6
 いつの間にか発売されていたので早速購入。実質ウーンドウォート設定資料集ですねこれ(笑)リックディアスシュトゥッツァーだけがやけに浮いています。
 1ページあたりの情報量が多すぎて、立ち読みではとても全貌が把握できなかった(する気が起きなかった)ウーンドウォートですが、これでようやく全貌を知ることができました。

 さりげなく、建機メモは公式設定ではありませんとページごとに注釈が入ってるのが丁寧だと思いました(笑)

 結局のところ、ウーンドウォートの各バリエーションは4種類に分類できるんだなということがわかりました。
(1)素体:手足はハイザック、マラサイ、ギャプラン、ヘイズルと互換性あり
(2)アドバンス形態:作中に唯一登場した形態。一番ガンダムっぽい
(3)インレ:TRシリーズ全ての要素が詰まった究極のMA
(4)ラー形態:アドバンスドフライルーのパーツを用いたお遊びバリエーション
 無数にあるバリエーションも大体この4つで整理できますね。

 結局のところこのTR-6というのは、「Zガンダム」の作品に登場したデザインラインの全く異なるMSたちを共通規格に再設計するためのプロジェクトだったと言うことができます。
 ただ、よくよく考えると、TRシリーズとつながりが強い機体って、全部ニュータイプ研究所の機体なんですよね。シロッコ製の機体とはほとんど繋がりがないのも、意図的なんだろうと思います。
 各TRシリーズとそれ以外のMSの関係は以下のようになります。

初代ヘイズル→ジムクゥエルの改造機、「ギャプラン」にデータ提供
ビグウィグ→先行型ハイザックの改造機、メガランチャーに発展、及びビグウィグキャノンIIとして再設計
ヘイズル改→ヘイズルの改造機、バイアランとバーザムにデータ提供、ウーンドウォートとして再設計
キハール→「プロトアッシマー」の改造機、キハールIIとして再設計
ダンディライアン→ロゼットの改造機、ダンディライアンIIとして再設計、「バウンドドック」に形状が酷似
ファイバー→「ギャプラン」の改造機、ファイバーIIとして再設計

 以上のことから、関係の深い機体から量産機を除くとほとんどが「」で括ったニュータイプ研究所製の機体であることがわかります。ギャプラン、アッシマー、バウンドドックといったところですね。実現はしませんでしたが、サイコガンダムの腕を流用するプランもありました(TR6だと脚まで流用するプランがあります)。ここから推測できるのは、この計画はニュータイプ研究所と連携して進められていた可能性が高いということです。特にギャプランの開発計画とはかなり緊密であったと思われます。TR2~4が先行試作機の流用であったのに対し、ファイバーだけは完成版のギャプランをベースにしています。これは、ヘイズルのデータを提供した見返りであったと考えることもできるでしょう。
 というかそもそも、「Zガンダム」に登場するティターンズ側の試作機は「ニュータイプ研究所製」か「シロッコ製(ガブスレイとハンブラビ含む)」がほとんどなんですよね。それ以外の、純粋な正規軍の試作機と呼べる機体はバイアランくらいです。また、ニタ研製とシロッコ製を除いた機体で、TRシリーズと関係がある機体はバイアランとバーザムだけです(あとは既製の量産機)。これらはヘイズルのイカロスユニット装備、及びアドバンスドヘイズル~次世代量産機のデータが反映されて開発された、ある意味ではTRシリーズのスピンオフと言える機体です。で、この2機は手足の構造がそっくりなんですよね(笑)胴体は全くの別物ですし、開発拠点も違いますが、何か共通の計画にのっとって開発されたような気がします。

 この時代の連邦軍の開発計画の流れを分類すると、以下のようになります。
(1)ティターンズ(グリプス)独自開発:ジムクゥエル、ガンダムMk-II
(2)コンペイ島TRシリーズ:ヘイズル~ウーンドウォート
(3)汎用量産機:ハイザック、マラサイ、バーザム
(4)MRXナンバー:サイコガンダム系
(5)NRXナンバー:アッシマー、バウンドドック
(6)ORXナンバー:ギャプラン、ガンダムMk-V
(7)PMXナンバー
(8)RXナンバー:ガブスレイ、ハンブラビ

 グリプス時代のMSを雑多なものにしている元凶が(4)以降にあるのがよくわかると思います。実際のところ、正規の拠点番号をもつ拠点よりも、ニタ研の方がずいぶんと活発に開発しているように思えますね。
 気づいた方もいるかもしれませんが、ニタ研ナンバーの頭のアルファベットって、MNO連続しているんですよね。「モノアイガンダムズ」のオリジナルMSはLRXナンバーなんで、これも連続しています。意図的としか思えませんね。
 NRXナンバーとORXナンバーは、現在ではどちらもオークランド製の機体であることになっているようです。では何故2種類の番号が存在するのか?というのは定かではありませんが、おそらくはNRXがオークランド単独開発、ORXはオーガスタと共同開発ということなのではないかと思います。じゃあ、NRXのNってなんなのよ、といったら、単にアルファベット順でつけただけ、なんじゃないでしょうか。とはいえAから順番にナンバリングされているわけではないので、最初は偶然だったのかもしれません。研究所の頭文字をとってL、M、Oが埋まって、もう1つナンバーが必要になった、なら間に空いてるNでいいじゃんとなっただけなのではないでしょうか。

 ニタ研製とPMXナンバーを除いた試作機を各拠点別に列記して見ます。こうして見ると、実はそんなに試作機が多くない、ということがわかります。むしろ、各拠点1機くらいしか作ってないですよね。
10:RX-106
11:RX-110
12:RX-121、RX-124
13:RX-139
14:なし
15:なし
16:RX-160
17:RX-178
18:なし
19:なし
 14にはゼクシリーズ、15にはバーザムがありますから、これだけ見れば、各拠点がそれぞれ次期主力になり得る機体を開発していたと考えても差し支えないと言えます。
 つまり、グリプス期の連邦軍の試作機開発は、3つの柱…「各拠点による次期主力機開発」「ニュータイプ研究所による試作実験機開発」「ジュピトリス内で生産されたシロッコのハンドメイド機」に分類されると言えるのです。このうち、コンペイ島のチームはニュータイプ研究所の研究成果を積極的に取り込み、次期主力機競争で一歩先に出ようとしていたのかもしれませんね。逆にルナツー、ゼダンの門のチームはシロッコの研究成果を取り込もうとしていたとも考えられます。この2拠点はグリプスと共にティターンズの宇宙拠点になった場所ですから、シロッコと接点も多かったのでしょう。コンペイ島は主流から外れている(総司令がバスク派じゃないって設定がありましたよね、確か)ので、外部組織であるニタ研にパイプを作ったというところでしょうか。

 あとは、バウンドドックとダンディライアンの具体的な関係がわかれば、だいぶすっきりするんですが…何なんだあれ。
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コメント
コメント
NRXニューギニア説を唱える者です(笑)
ORXがオークランド、MRXがムラサメだと何か問題があるんでしょうか?

最終的な開発がどこで行われたのか?ではなく、申請(発案)が何処で行われたのかを示すものであるということで良い様な気がしています(笑)

逆に、各拠点に空間戦闘のデータフィードバックを行う実験評価チームだったと見る方が不自然がないような気がします<T3
2008/01/28 (月) 23:53:43 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
>サリエルさん
#NRXニューギニア説

ベルトーチカ:「ティターンズは戦力を分散させていると聞いたわ。でもニューギニアなんて話は・・・ 」
アムロ:「あるよ。有り得るから良いチャンスなんじゃないか。ニューギニアを叩いて、エゥーゴをアピールするのさ。」
カミーユ:「エゥーゴの存在をアピールする?」
アムロ:「そうしないと我々は無駄死にをする。」
ベルトーチカ:「アムロ・・・」
アムロ:「いや、これはカツが言ってたことなんだが、引っ越したばかりのニューギニアなら叩きやすく・・・それに宇宙に出るシャトルもあるだろう? 」
カミーユ:「でも、ドダイが足りませんよ」
ハヤト:「なら~、カイの紹介してくれたルオ商会に接触するしかないだろ? 」
(第17話:ホンコン・シティ)

ハヤト:「ルオ商会が手に入れた、ニューギニアのティターンズの配置図だ」
アムロ:「まだ建設中だな」
ハヤト:「この戦力なら、我々の勢力だけで十分に叩ける!」
アムロ:「アウドムラで突撃するかい?」
ハヤト:「ふ、まさか」
(第20話:灼熱の脱出)

劇中の台詞では、ニューギニア基地はジャブロー戦前後に建築されているようです。
「アウドムラ1隻で落とせる」と考えていたぐらいですし、まともな施設はなかったように思います。
(MSなどは、ジャブローから大量に運ばれているはずですが、運用する体制が整っていないのでしょう)
「元々、ニューギニアに小規模のニュータイプ研究所があり、アッシマーの計画を出した」・「サイコガンダムを回収した後、ムラサメ研のスタッフを吸収してバウンドドックの開発を進めた」という解釈なら、ギリギリOKでしょうか?
2008/01/29 (火) 08:43:06 | URL | くっきーもんすたー #tBF1tvso[ 編集 ]
「空いてるアルファベットを適当に意味付けして当て嵌めている説」を提唱しております。
開発コードなんてダブらなければイイってんで、機体の特性や内容を表すものではなくなっているのがグリプス戦争期。ある程度の約束事は存在しまけど(数字番号のほうとか)、形式番号を見ても、もはや試作機なのか実用機なのかさっぱり分からない。
これだとこの時期の連邦軍がよほどバラバラだったってのが逆説的に分かりますし、戦後、MSの新規開発プロジェクトを一括管理する部署がなくて、形式番号の決定は各開発拠点の裁量にかなりの部分委ねられていたとか。

「特殊な実験機作るんで、RXナンバー使いたいんだけど」
「ああ、その番号ね、もうキリマンジャロ基地から使用申請出てるわ」
「じゃあ頭にNでも付けとくよ」
「それなら重複する番号もないし、イイんじゃね」
「じゃ、それで登録しといてよ」
「OK」
くらいの適当さで…

ある一つの法則に従っているというのは精神衛生上は非常に良いのですが、それがリアルかってーと、そうとも言えない。
世界は一人の人間の思い通りにはならないものだから。
MSデザインもまた然り。
ある一人のデザイナーのラインで統合しないで欲しいモンです。
なにもかも境界が曖昧でグチャグチャなのがΖ時代の魅力だと思うんですが。
2008/01/29 (火) 13:22:34 | URL | 亡 #-[ 編集 ]
TR-6は完成するのが遅すぎたMSになってしまいましたね……Zも凌ぎ、コンセプトや実用性に関してはU.CガンダムではNo1.

リック・ディアス[シュトゥュツァー]は本当に浮いてます……こうなると赤いブラックセレナと言ってもよろしいかと(笑)。

もしかするとアスナの新型機が開発が難航していたらこれが回されていたかも(笑)そしたらエリシアがかわいそうか……。

クワトロのメカバスノーコンが無かったらこれを使ってもよかったかも。
2008/01/29 (火) 16:08:24 | URL | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo[ 編集 ]
>くっきーもんすたーさん
もともと兵廠であったところをティターンズが接収し、基地化した…とは考えられませんかね?

ネットに出回っている説だと、NT研究所本部がニューギニアに移転しているというものがまことしやかに侵蝕を拡げていますが、元ネタには辿り着きませんでした…orz

なんにせよ、研究所と兵廠に建造中の基地では小規模にならざるを得ず、キリマンジャロをつなぎの本拠にした…とかでっち上げてみる(爆)

そういう小規模だったので、アウドムラで叩けると考えることができた…というのは虫が良過ぎでしょうか?

>亡さん
適当に割り振るなら、頭文字の方が説得力ありません?(^^;

デザインについてはそうですね。
基地毎、メーカー毎にデザインラインが違う方が面白みがありますよね。
やっぱ大河原さんって凄いなぁ…
2008/01/29 (火) 18:08:49 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
>サリエルさん
ニューギニアにニタ研というのは…ちょっと劇中ないし資料に根拠がないので厳しいです。
(ニタ研本部がニューギニアに、という設定は検索のトップに出たのが完全独自設定を展開しているサイトさんですから、個人のオリジナル設定だと思います)
ブランがニューギニアに手柄を取られないためにわざわざムラサメ研に協力を要請したことから、
ニューギニアにはニタ研はないんじゃないかなと思うんですよね。
もっとも、それが完全にティターンズの支配下に置かれていてムラサメ研じゃないとだめだったとも考えられますが…

ORXとMRXが頭文字であることは全く異論がないです。
ただ、NRXだけはアルファベット順につけただけなんじゃないか、ということです。
NRXもORXもオークランドを示すという前提の上ですが。

型番が開発の場所ではなく申請の場所というのは間違いではないと思います。
だからマラサイはグラナダで登録されているんでしょうし。
ただこれはケースバイケースだったんじゃないかなとも思います。

T3部隊に関しては、当初はおっしゃるような性格の部隊だったと思いますが、
途中から明らかに重力下用の機体のテストを行っており、
またTR-3以降のMSのデータはTR-6以外に反映されていないことから、
途中からTR-6を開発するためのデータ収集部隊になったと考えられます。

>亡さん
戦後、MSの新規開発プロジェクトを一括管理する部署がないというのは仰る通りですね。
拠点番号制を導入したのも、開発計画を各地域に分散させる意図があったからでしょうし。

でもRXの頭にNだのOだのとつくナンバーは、
ニタ研限定ナンバーだったのではないかなと思います。
アッシマーが044とい変な番号になっているのは、単純に重複を避けているからでしょうけどね。
あとハイザックの116とかは、本当はルナツー製というわけではないのかもしれませんね。

ちなみに一応AOZをフォローしておくと、
あれはZ時代のMSを統一化したのではなく、
Z時代の乱立した規格の果てにTR-6という機体をデザインしたというだけの話です。
ばらばらのものもいつかは統合される、という話ではないかと。
また、Z時代のMSがリファインされていることはありますが、基本的には元設定に忠実なデザインとなっています。

>YF-19kさん
シュツトゥッツァーはガブリエル・ゾラ専用装備ですから、他の人にまわされることはなかったと思いますよ。
つーかほんとブラックサレナですよね。素体がリックディアスである意味って、手ごろだから以外にないですよね…
2008/01/29 (火) 22:06:35 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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