がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
軍籍と議員資格を同時に持つ理由とは?
 Zガンダムの世界設定を考察していくと、どうしても行き当たる問題があります。「ジャミトフとブレックスはなんで軍籍があるのに議員資格を持っているのか?」ということです。
 一応、宇宙世紀の地球連邦政府は「絶対民主主義」だそうですので(これは富野監督の小説では特に強調されていますね)、普通に考えると、軍人が議員資格を持つということは絶対にありえないように思えます。
 しかし劇中で実際に軍人が議会に出席している描写があるわけですから、どうにか理屈をこじつけて「軍人が議員資格を持っている状態」が実現可能であることを証明しなければいけません。あまりその辺の制度に詳しくないので、あくまで素人の考察になりますが…。

(1)実はジャミトフとブレックスは軍人ではなかった
 軍人が議員資格をもてないというのは、「文民統制=シビリアンコントロール」の思想によるものですが、そもそも文民という単語は明確な定義が存在しないようです。一般には「軍人ではない者」というのが文民の定義ですが、元軍人についての扱いは解釈が分かれていると言われています。そもそもこの思想は軍部が議会を乗っ取って国を軍国主義化することを防ぐためのものですから、ある意味では軍国主義思想を持っていなければ元軍人が議員資格を得ることは可能、ということになります。
 事実、日本の場合元自衛官が議員になったという実例があるようで、ジャミトフやブレックスもそうだったと考えることはできます。そもそも宇宙世紀の世界は国家は地球連邦政府1つしかない(わずかに中立国家がありますが)ために、基本的に「外敵」というものが存在しない世界です。そのような世界の軍というのは、ある意味では日本の自衛隊に近いと言えますから、日本と同様の実例が適用されていてもおかしくはないでしょう。(今回は関係ありませんが、連邦軍が初手でジオンに大きく差をつけられたのは、連邦軍が外敵と戦う部隊ではなく治安維持部隊でしかないという意識があったからなのかもしれません)
 ジャミトフとブレックスは実際に軍を指揮しているシーンがなかったように思えます。ブレックスは准将と呼ばれていましたが、これは軍人時代の呼び名が今でも残っているだけ(逆シャアのシャアが大佐と言われていたのと同じ)かもしれませんし。
 …でも、設定資料なんかを見るとジャミトフは階級が「大将」でティターンズの「総帥」と説明されていますし(バスクが総帥って説もあるんですけどね。これはジャミトフの死後の話か?)、そもそもクワトロも議員資格を持っています。クワトロが軍人ではない、とはちょっと思えませんね。

(2)元々議員だったが、特例で軍籍を得た
 一年戦争では多くの軍人も死亡したと考えられます。特に、ルウム戦役では艦隊がほぼ壊滅し、多くの将官が死亡したと考えられます。また、0083の観艦式でも艦艇は大将の乗る旗艦含めてほぼ全滅でしたから、やはり将官はかなり失われたものと思われます(これは、ジャミトフ的には反対勢力の一掃という思惑があったのかもしれません)。前線の兵士はいくら減っても補充が利くと思いますが、将官クラスの補充というのはなかなか難しいのではないかと思います。戦闘指揮能力よりも、もっと政略的な能力が必要となりそうですし。
 そのために、本来軍人ではなかった政治家を軍の上層部に招き入れ、軍の指揮系統の乱れを防いでいたという可能性も考えられるのではないでしょうか。名目上は、政治家が軍人をシビリアンコントロールするため、とか言って(軍籍まで与えたらそれは違うような気もしますが、政治家は時にこのような強引の解釈をしますから)。
 ただ、本当にそんなに将官が欠員していたか?というと微妙なところで(将官は基本的には前線に出ませんからね)、重要拠点が直接潰されたという例も北米地域くらいしかありませんから、状況証拠に乏しいかなという気もします。

(3)元々軍人だったが、特例で議員資格を得た
 これは上記の解釈とは完全に逆の解釈で、サリエルさんのアイデアです(誤解があったらごめんなさい)。一年戦争によって政府の機能が麻痺し、それを復興させるために一時的に軍人を議員として登用したという解釈ですね。これは国の迅速な復興のために占領行政に近い行為を行わざるを得ず、そのためには軍事力が必要、というものです。
 一年戦争では、地球のかなりの地域をジオン軍に占領されましたから、それを奪回して統治することはある意味では占領行政と言えたのかもしれません。ジオンの占領地域といえば、主に北米・東南アジア・中東・アフリカといった地域だったと思いますが、特に北米は丸々制圧されていましたので、統治機能は死んでいた可能性が高かったのかもしれません(ん?丸々占領ってことは逆に統治機能がそのまま残されている可能性の方が高いか?イセリナの父とか元々アメリカの人っぽかったし)。
 また、各コロニーもほとんどが壊滅もしくは占領されていますので、その統治機能はほとんど死んでいると考えて間違いないでしょう。ブレックスは主にコロニーの占領行政を担当し、ジャミトフは地球上の地域の占領行政を担当していたと考えれば、彼らの支持層とも重なりますし、辻褄が合います。占領行政ということはジオンの勢力圏の統治ということになりますから、必然的にジオン残党対策が行われることになります。ブレックスはジオン残党をエゥーゴに取り込み、ジャミトフはジオン残党を狩るための部隊を母体にティターンズを設立したと考えられますしね。

 ということで、一番説得力があるのは(3)の案なのかな?という気もしますが、なんとも実例の知識に乏しいので(検索して調べてみてもなんか思想が偏ったページしか出てこないので…)、ご意見をいただけると嬉しいな、と思います。
 いかなる理由にしろ軍人に議員資格を与えることは色々と反感を呼びそうな気もしますが、「これは非常時である!」とか言って強引に通したのかもしれません。「戦後復興時特例議員」というようなカテゴリで、普通の議員とは若干権限が異なっていたのかもしれませんが、いずれにしてもそういう人達が再び紛争を起こしたわけですから、やはり「軍人は議員にすべきではない」という結論になりそうですね。
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コメント
コメント
絶対民主主義っても、連邦は明らかに議会を持つ代議制ですし、禿御大がシャアとかに観念的に使わせてるだけの言葉なのでは?
愚衆政治への揶揄ってか、そんな感じで。
あと、軍人政治家問題においては、軍政分離とシビリアンコントロールが近代民主国家の原則ですが、宇宙世紀では違うのかもしれませぬ。
現在の価値観に当てはめて考察しては見えない部分が出てくるのかもしれませんな。そこらへんも含めて、宇宙世紀における政体の考察とか面白そうです。
『統一政体の在り方としての連邦』とか。

ちなみにZの時代までは連邦の行政最高官は「首相」だったはず…
ハヤトがシャアに「アンタは何年かかってでも連邦の首相になるべき人だ」とかなんとか言ってた気がする。
『大統領』という強権を作らなかったっ、あるいは作れなかったってコトは、連邦構成国の力がまだかなり強く中央の政治に影響しているってコトの裏返しなのではないかと考えるのです。
2008/01/06 (日) 15:38:22 | URL | 亡 #-[ 編集 ]
あ、逆に特定の連邦構成国に強権を与えないための措置として大統領を置かなかったとも考えられますな。
民主主義では数が力となりますから、大統領を置くと歴代大統領はインドか中国出身者で占められてしまうとか…そんな感じ。
人類史上例を見ない人工国家ですから、権力の一極集中を防ぐための安全機構が憲法なり憲章なりに織り込み済みなのだと見ます。
2008/01/06 (日) 15:51:15 | URL | 亡 #-[ 編集 ]
シビリアンコントロール
 あけましておめでとうございます。ご無沙汰してます。
ブレックスについては、0087年当時は予備役だったというのを読んだ覚えがあるのですが、いつ頃何で読んだのか覚えてないのでその信憑性も含めて全く自信ありません。
 自衛隊出身の議員だと小泉内閣で防衛庁長官をやった中谷元氏なんかがいますね。二等陸尉ということなんで階級的にはたいしたこと無いですが。
 シャアについてはやはりブレックスのスタッフという肩書きで入り込んでいたって考えるしか無い気がします。それにしては確か議場にも入ってた気もしますが。
 ちなみに英語で大佐を意味するColonelという言葉には、もともと指導者という意味があり軍人以外に対しても敬称として用いられるようです。例えばカダフィ大佐の軍における最終階級は大尉だそうです。ガンダムのスタッフがそう言う意図をもっていたかまではわかりませんが。
2008/01/06 (日) 17:53:59 | URL | 旧人類 #2.fBOm0Q[ 編集 ]
合ってます♪
但し、私はブレックスがグラナダの監督官(代議士)であり、基地司令を兼ねていたと考えています。
基地司令は総司令長官(大将)の下で基地を管轄する宇宙軍の陸軍閥または空軍閥の職能であったと推察しています。
つまり宇宙軍の海軍閥で構成される駐留艦隊に対する指揮権をもたない(艦隊司令長官は中将をもって任じるという原則)のではないか?と。
故に基地防衛費から理由をつけてエゥーゴに艦艇を発注、独自に艦隊を組織したのではないか?と(笑)

これが海軍閥の軍人なら元々指揮権をもつ艦隊を運用している筈だと考えるからです。
空軍閥という線もあり、これは陸軍と空軍は基地を共有せず、基地司令を准将をもって任じる傾向があるからです。これは、のちエゥーゴに合流する艦隊はブレックスに賛同したグラナダの駐留艦隊の一部であろうと考えられるからです。地球軌道パトロール艦隊はルナツーの艦艇ですし、月は非武装中立地帯で、グラナダは占領地であるために特例措置をとっており、駐留艦隊があったとと考えられるからです。

ジャミトフはアフリカ奪還作戦の指揮を執ったとされるハイマン将軍(将軍という呼称から陸軍閥、レビル派のコーウェンと対立していることから反主流派と考えられます)に比定されることを考えると、サイド7の監督官であった(ティターンズの拠点がサイド7であったことを考えるとよりらしいかと)と考えていますo(^-^)o
2008/01/06 (日) 18:26:47 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
>亡さん
確かに、地球連邦の民主主義が今の民主主義とは違うということは考慮しなければいけないですね。
多数決原理だと中国とインドが勝つことになるというのももっともです。
しかし考察するには知識が足りないかもしれない…(汗)

ちなみに、確かにハヤトがシャアに「首相になるべきだ」と言ってるんですね。
ここ、「大統領になるべきだ」と間違って覚えてました(今まで何度もブログに書いてます、これ)。
どこで間違えたんだろう…。

>旧人類さん
あけましておめでとうございます。
ブレックスが予備役だったとしても、ジャミトフの方が説明がつかないので難しいですね。
クワトロは、ブレックスの死後も議会に出席していましたので、
議席を持っていたと思うしかない気もします。参考人か何かだったのかもしれませんが。

>サリエルさん
陸軍閥と海軍・空軍閥という考え方はすごく面白いと思います。
ここに着目して考察できたらいいんですが、そのためにはもう少し軍制に詳しくならんといかんですね。

ジオンの基地があったグラナダの占領行政を担当していたのがブレックスだというのは分かりやすいと思います。
0087におけるグラナダ基地がどういう位置付けだったかというのは、考察する余地があるんですよね。
連邦軍の一基地のはずなのに、いつのまにかコロニーレーザーの目標にされてるくらいですから、
基地ぐるみで丸ごと反乱を起こしている可能性も高いということでしょうか。

ジャミトフがアフリカの指揮を取っていたというのは戦略戦術大図鑑の記述からですね。
ジャミトフがサイド7担当だとグリプス建設に繋がるというのは分かりますが、
それだと占領行政にはならないですね。
ジーン・コリニー「提督」とつるんでいたことから考えるとジャミトフは海軍閥と組んでいたことになり、
陸軍閥と思われるグリーン・ワイアット大将やコーウェン中将も排除されたわけで、
0087時点ではジャミトフはすべての軍閥を手中に収めていたとも思えます。
コロニーの監督官というのは考えにくいのでは?
2008/01/06 (日) 23:28:49 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
絶対民主主義
ハイマンは実質的な監督官ではなく、監督官として議席を獲得していたのではないか?ということです。ハイマンは大将ですからサイド7(グリプス)基地総司令長官であり、同時にティターンズの総帥でもあったと。
コリニーについてはハイマンが排除した訳ですから、目的は資金源との人脈および派閥の取り込みでしょうね。海軍閥のコリニーと結び付いていたことでルナツーの艦隊やコンペイトウ、ゼダンの門の駐留艦隊を取り込んだものと考えられます。
地上は陸軍閥が基地を押さえてますから比較的取り込みは楽だったでしょう。

私がブレックスを空軍閥ではないか?と考える所以はカラバの空軍戦力構想と空軍の自由気質です。
空軍というのは陸軍の縦意識や海軍の横意識と違い割りと自由気質である…と感じるからです。伝統的な陸海軍に対して歴史の浅い空軍は比較的人事体制が陸海両軍のいいトコ取りをしたフレキシブルな組織体系であるのも関係しています。



絶対民主主義の解釈ですが、私的な解釈で言えば、共和党と民主党の二大政党政治において両党が結託し、完全一党政治体制を敷くことで、議会に出席する代議士が選挙で選ばれる以上、民衆の総意を代弁しているという、欺瞞的な55年体制への御大の寓意ではないか?と捉えています。

つまり、反対派閥や野党の支持基盤国や地域を中心に移民を推し進め、植民地として限定的自治権のみを与え、議会に参政させないことで、国家運営が恣意的にできる環境を整え続けてきた官僚主義を内包した完全一党体制のことではないか?と思う訳です!(b^ー°)
2008/01/07 (月) 01:07:58 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
議会に議席を持つのはそれが軍人であろうがなんらかの方法で選出された「議員」だからだとしても、逆に地球連邦の文民統制が徹底しているなら、将軍職自体が職業軍人がなるものではなく文官が任命されてなるモノだというシステムを考案してみる。
そうなると訳語として適当なものがなかったので「将軍」言ってるだけかもしれませんし。
現代でもシビリアンコントロールをうたう民主国家のほとんどが最高指揮官を首相や大統領にしてますが、この概念を更に推し進め、全人類規模に拡大した政府において一人が全軍の指揮権を持つのでは任が重すぎるという理由と、専門知識のない者が軍事面を扱うことになるデメリットなど考慮した結果、形式上は文官が将軍職に就くのが連邦軍であると。
しかしこの制度は後に逆用され、現役の軍人が政治に携わる道を開いてしまったとか。
詳細についてはなんか上手い説明考えてください。

ブレックスにはあまり軍人の匂いがしないのでこんなん出てきました。
2008/01/07 (月) 01:40:51 | URL | 亡 #-[ 編集 ]
■ブレックスとジャミトフ

史料的に経歴をピックアップしてみる。

*ブレックス・フォーラ:地球連邦政府高官(連邦政府議員、准将)→コロニー公社常任監査役、准将(U.C.0082年当時)→エゥーゴ参加(准将で少なくとも連邦の艦船予算を横領できる立場、アーガマの資金のことね。)
出典:プロジェクトZ、ザ・ファースト・ステップ、小説Z

*ジャミトフ・ハイマン:士官学校(メラニーと同期)→アフリカ掃討作戦総指揮官・将軍(U.C.0079年当時)→地球連邦政府議員(U.C.0082年当時)→コニリー大将派・准将(『0083』)→ティターンズ大将(『Z』)
出典:小説Z、戦略戦術大図鑑、プロジェクトZ、ザ・ファースト・ステップ

史料的には微妙ですが、『ギレンの野望』ではブレックスも軍人のようなので、二人とも軍人と議員を兼任していたっぽいですね。理由はともかくとして。
2008/01/07 (月) 12:02:52 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
>サリエルさん
ジャミトフは占領行政を行ったわけではなく、
サイド7の司令官という立場を利用して議席を獲得したということでしょうか?

ブレックスなんですが、新訳Zだと「提督」って呼ばれてるんですよね、この人(汗)
元は海軍閥だけどジャミトフに追いやられたという感じでしょうか。

>亡さん
(2)の案をさらに推し進めた感じでしょうか?
なんというか、統帥権の分散?とでも言いましょうか、
最高責任者(首相?)の下にいる誰かが名目上の軍の総指揮官にあたるということですよね。
北米地区の責任者あたりが担当してそうですな。
この辺り、ガンダムUCが触れてくるんじゃないかとちょっと期待してたりします。

>とっぱさん
プロジェクトZをもってくるとは、さすがっすね(笑)
ジャミトフは確か連邦政府の財政関連の官僚と強いコネを持っていると言われてましたし(デーコレ出典)、
ブレックスのアーガマ建造資金は木星航行用の艦船建造予算の流用(小説版)ということですから、
2人とも連邦軍の予算に関われる権限を持っていたように思えますね。
2008/01/07 (月) 17:31:06 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
ですね。
元は准将ですから、サイド7の監督官であったと考えることができます(UC0083当時)、そこで得た議席を足掛かりに、総司令長官に昇進した後も、議席を確保しつづけたか、基地司令以上は議席を持っていたと考えると不自然はないかな?と(^^)b

こうして考察していると、ティターンズとエゥーゴの他に連邦軍が存在しているのが(多くはティターンズに組みしていますが)、別段不自然じゃないんですよね♪

提督だとすると、海軍閥、非主流派で、ハイマンに組しなかったために、グラナダに飛ばされた…とか(笑)しかも派閥の違う、空軍か陸軍閥の非主流派の吹きだまりになっていたグラナダへ押し込めた…的な。
軍事要塞としてはコンペイトウ、ルナツー、ゼダンの門に鎮守府があるので、あまり軍事的には重要ではなかったでしょうし<グラナダ

また、グラナダの規模からすると、総司令長官は置かれず、基地司令で終わりな気もします。

ちなみに…
総司令長官:大将
司令長官:中将
司令官:少将
司令:准将
というのだそうです<軍事用語
これに準じると…以下のようになります。

艦隊>
連合艦隊:総司令長官
艦隊:司令長官
分(艦)隊:司令官
戦(艦)隊:司令

基地>
鎮守府:総司令長官
主幹基地:司令長官
中規模基地:司令官
小規模基地:司令

となる様です。

基地司令以上なら、防衛費の一部は細工可能でしょうし、問題なさそうです。また、木星航行用の艦船建造費の流用はアナハイム側でやりくりした…のかな?とか。
2008/01/07 (月) 20:18:16 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
ブレックスがグラナダ、ジャミトフがサイド7を担当していたとなると、
お互いが(サイド3を除いた)地球圏の両極の僻地を本拠としていたことになりますね。
そういう土地柄を利用してお互い軍備を進めたのかな、とも考えられます。

グラナダはサイド3に最も近い基地、というのが戦略上の意味になるでしょうか。
連邦のお偉いさんたちが行きたがる場所でないことは確かですね。

最初に戻ると、軍籍と議員資格を同時に持つ理由についての屁理屈(笑)は
色々と出てきましたが、
「一年戦争以前から制度上存在していた」からなのか、
「一年戦争以後の復興のための特例」なのか
というのをはっきりさせるにはもう少し突っ込んだ考察が必要ですね。

亡さんの案も、一年戦争の教訓として、軍の指揮系統を見直すために最高責任者を変更した、と考えることはできるわけですが…。
2008/01/07 (月) 21:08:05 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
一年戦争では、行政側がほとんど前面に出ず、政治が描かれることがなかったので推察でしかないですが、地上の2/3を占領されていたことと、それ以前のコロニー被害と二次災害のことを考えると、行政府が機能していなかったのではないか?とさえ考えられます。

この考え方は「一年戦争史」などでも取り上げられていますが、いわゆる無政府状態であり、一年戦争が独裁体制と軍事政権との戦いであったという捉え方です。

行政府が機能しはじめるのは、終戦協定(無条件降伏ではない)の締結がジオン共和国政府と地球連邦政府との間に結ばれたとされることを鑑みるに終戦間際であったのではないか?と捉えることができます。

無政府状態を回復するための制度として一時的な復興措置(地球の復興には一世紀以上かかるとの見解もあるので)であったとみるのが妥当ではないか?と考えます。

復興が完了した地域を中心に、監督官は議席を失うかといえば、既得権をそう簡単に手放すことはしなかったと考えられるのではないでしょうか?
2008/01/07 (月) 22:56:36 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
こちらの議論は楽しみに読ませていただいています。

ただ、1ヶ所「エゥーゴの艦隊の建造はグラナダ基地防衛費を流用して行われた」という部分だけ、少し?がつきました。
すでに本題とは関係ない話になっていますので、[Sign of Z]のほうに艦船スレを立ててそちらでレスを入れておきました。


それではでは、失礼しました。
2008/01/07 (月) 23:23:16 | URL | くっきーもんすたー #tBF1tvso[ 編集 ]
お久しぶりです
私事が忙しくて、書き込みできませんでした(今も忙しいけど、現実逃避もかねて)

やっぱり一年戦争以前の地球連邦政府の体制・行政機構・軍制など戦前体制の考察をしないといけないような気がします。
歴史学では、例えばある時代を考察するならば、前代も調べる必要があります。前代より引き継いだ制度・要素もあれば、変化・消えた・新しく追加された要素がありますし、それがその時代の特長・特色・考察の上でのヒントになりますから。

ただ、えらそうな事言っても自分はここ一ヶ月が勝負なので、あんまり議論に参加できませんけど・・・

それでは失礼します
2008/01/08 (火) 00:38:29 | URL | #-[ 編集 ]
すいません
↑は自分のコメントです
名前をいれ忘れてしまいました

重ね重ね失礼しました
2008/01/08 (火) 00:39:52 | URL | トロント #-[ 編集 ]
なかなか興味深い話題なので。

ガンダムオフィシャルズの「地球連邦」の項をみると、
連邦が誕生するのには決して順風万帆ではなく、
連邦を運営・維持する上で連邦軍の存在は不可欠だったことが細かく書いてあります。
(元資料はあるんでしょうか?それとも皆川氏の創作?)
まあ、無理やり世界統一をしようというのですから、当然といえば当然ですね。

おそらくは連邦誕生初期には、文民統制の厳密な堅持よりも
市民の代表たる議会と軍部のスムーズな意思疎通・意思決定を優先して
現役軍人の議員立候補・兼職を積極的に認めていたのではないでしょうか。

そして地球統一がひと段落して「絶対民主制」と揶揄されるほどになっても
現役軍人兼職議員の制度はそのまま残って後世にいたる、と。

また、ユニコーンで「連邦軍での出世が連邦議員になる近道」などとあるので、
一昔前までの日本国民にとっての自衛隊とは違い、
連邦市民(とくに地球に居住する人々)にとっては
連邦軍人は忌み避ける存在ではなく、むしろ賞賛される存在のようですね。
あるいは、軍関係者による大票田もあるんでしょうかね。
連邦成員の1割が軍人である、という資料もあるようですし

2008/01/09 (水) 17:05:26 | URL | エイザムス #-[ 編集 ]
>サリエルさん
行政機能が一年戦争で麻痺して、その復興措置が必要になったというのは極めて説得力のある解釈だと思います。
ただ、それと中央議会の議席を結び付けるには、やはり何らかの制度があるていど根付いていたとも考えられるのかな?と今回のやり取りでは感じました。
例えばブレックスがグラナダ市議会(?)の議席を持っているならまだしも、中央議会に参加して立法権の行使に参加するだけの理由になるのかな?ということですね。

>くっきーもんすたーさん
基本的にはサリエルさんへのレスになっているのかと思いますが、
強いて言うならサリエルさんのご意見は、
「全てがグラナダ基地防衛費の流用である」というわけではなく、
「防衛費も流用できる立場にあったのだろう」という意味であるかなと感じます。

>トロントさん
仰る通りで、やはり政治制度にまで踏み込むと、かなり根本的な部分からの考察が必要になると思います。
それだけ、政治というものは複雑であると言うことですね。

>エイザムスさん
オフィシャルズの記述に関しては出典の有無は分かりませんが、
グレートメカニクスでも似たような記述がありましたし、
まぁ一般の想像の範囲内ということなんだと思います。

また確かに、ユニコーンでは軍部でコネを作っておくのが政治家としての成功の近道とされていました。
これだけでは軍人が議員になれるという意味には取れませんが、
政治家と軍人に強い結びつきがあることは確かでしょうね。
ジャミトフもそうやってのし上がっていたようですから。
ユニコーンは今回の考察では重要な資料となりそうです。
2008/01/10 (木) 01:42:24 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
一年戦争史やユニコーンをみると地球連邦の成立には軍事力による強制的な面が多々見受けられますが、文民統制の原則から外れている様には見えません。
ただし、特権的に軍人と政治家が地上に居続けたことは事実ですので、この辺りから、軍人と軍人家族が地上にいることから票田になっていたでしょうから、政治家と軍人の密接な関係が生じたのは事実であるでしょう。
つまり、政治家が自分の支持地盤を何処に持つか?という部分では多くが宇宙に放り出されて連邦議会への(直接的にも関節的のも)参加ができない立場に追い込まれている訳で、特権的商社や、軍人に票田を頼らざるを得ない状態であった…と考えるのが無難かと思われます。
2008/01/10 (木) 14:17:21 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
中央議席に出席していることについては、左程難しいことではありません。いわゆる占領地行政であるので、統率する監督官がそのまま代議士として直轄することが軍事的な面から好まれます。
通常ですと、知事と連邦議会代議士は分けられてしまうと思いますが、あくまで占領地行政のモデルケースであれば、さほど難しい話ではない様に感じます。

占領地行政対策としては民意をダイレクトに知る必要があるという文民統制のスタンスであれば、それを行ったと考えてもおかしくないからです。

ダグラム(今ちょうどANIMAXで再放送をやってるんですw)でも、地方行政官に軍人が直接送り込まれていますが、彼は行政官でありながら軍人であり、デロイア州議会にも出席していますので、有事(またはその事後処理の間)対応としては異常ではない様な気もします。
2008/01/10 (木) 14:27:19 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
なるほど、代議士が軍人であるケースは実際によくあること、ということですね?

地球に残った政治家の票田に軍人が多い、というのも分かる話です。
宇宙軍以外の軍人は任務上地上に留まらざるを得ないですしね。
地球の統一はある程度武力に頼った部分もあるでしょうから、
連邦政府が成立した時代からずっと軍と官僚の関係が続いていた、ということでしょうか。
その頃からもう、占領行政に近い行為を行っていたのかもしれませんね。
2008/01/10 (木) 20:12:51 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
植民地行政は軍事力を行使する場合が多いため、軍人が総督に任じられ行政官を兼任するケースが歴史上散見されます。逆に、文官に軍務を兼任させたとすることはあまり見られません。

アメリカの独立戦争時には植民地に総督が送り込まれていますが殆どが軍人ですし。

また、総督は中央議会に出席することがありますので、代議士とはいえないまでも「代議士と同等」の資格を持っていると考えて問題ない様です。
2008/01/11 (金) 03:09:05 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
地上の占領地行政については、逆になかったのではないか?と考えます。

というのはU.C.0022に「地球上からの紛争の消滅」を地球連邦政府の声明として宣言しているからです。
近代国家の「文民統治の原則」を考えるに、占領地行政であるならともかく、紛争が消滅している地球上での占領地行政的な手法はなかったものと考えるのが無難かと。

やはり、直轄領としてのサイド7(サイド1~6までは自治州として植民地から格上げされている)を植民地行政を行い、グラナダは占領地行政を行ったと考えるのが無難な気がします(^^)
2008/01/11 (金) 03:13:47 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
つまり、言ってしまえば「軍籍と議員資格を同時に持つ」ことは何もおかしいことではない、ということでしょうか?

地上の占領地行政については、「0022年頃まで行われていて」「その頃から軍部と政治家の緊密な関係が続いている」と言いたかっただけです。
2008/01/11 (金) 03:17:33 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
諒解しました。<0022まで
それならばそうかもしれませんね。
それが前例となってグラナダやサイド7を統治したとも考えられますし。

総督というのを私も失念していたのですが、いわゆる「行政、立法、軍事全てに介入できる権限を総督は持ち合わせており、代議士としての性格(中央議会や行政府への臨席)を持っているとして定義可能です」ということです(^^)
2008/01/11 (金) 16:09:25 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
なるほど、総督ですか。日本だと韓国併合時の伊藤博文みたいな感じでしょうか。
劇中にそう呼ばれている描写があったら面白いんですが、
ちょっとなさそうですね。
でもグラナダ総督府ってありそうですよね。
月面都市は基本中立みたいなんで、扱いは難しかったのかもしれませんが。
2008/01/12 (土) 14:15:47 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
そうですねー♪<総督府
提督が総督のいい間違いとか言ってみるテスト(ぉぃ

月面恒久都市は原則永世中立で武力駐留もなしであった…と考えると、守備隊や防衛隊がいないのも納得できるかな?と。
その為、ジオンから接収したグラナダに月方面軍軍政部が置かれ、総督府があった…とか。
ただし、月の諸都市の住民感情を考慮し、最低限度の戦力(准将が管轄できるレベル)しかなかった…とか(笑)

グラナダのみジオン公国からの奪還作戦が行われた(共和国からの割譲でもOK)と考えることはできそうな気もします。
2008/01/14 (月) 21:59:52 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
グラナダは終戦の調印をした場所でもあり、
終戦時にもっとも戦力が残されていた場所でもありますから、
なかなかジオン色は抜けなかった気がしますね。
そういう場所は強攻策をとると逆効果でしょうし、
ブレックスのような親スペースノイド派じゃないと抑えられなかったのかもしれません。
2008/01/16 (水) 20:15:30 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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