がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
エゥーゴのジャブロー攻撃は裏切り者による陰謀だった?
 何気なくデータコレクションを眺めていたら、こんな記述が…


 一年戦争後の連邦軍は、事実上、組織としての体裁の維持にのみ奔走していた。それは、一年戦争時に難攻不落の要塞として機能していたジャブローも同様で、戦後においてもここは「連邦軍最大の拠点」であった。しかしそれはあくまでも名目上のことで、数度に渡る侵攻の目標とされたため、事実上の移転が決定していた。(中略)その維持管理自体が財政負担となっていたし、MSの開発拠点としても旧式機のレストア以外に使用できない設備しか保有していなかった。公国軍による襲撃の営繕もほとんど放置されたままであり、ジャブローが連邦軍の本拠地であるのは書面上だけだったのだ。
 ジャミトフは、ティターンズが設立されてからかなり早い時期に、ジャブローに集中している連邦軍の指揮系統の分散を提言していた。そして連邦軍上層部は極秘裏にジャブローの放棄を進めていた。
 手続き上、この事実は巧妙に隠蔽されており、ジャミトフが構成する軍閥以外には知られていなかった。事実エゥーゴは、襲撃するまでそのことを全く知らなかったのである。


 こんな記述があったんですねぇ。データコレクションの内容もそんなに馬鹿に出来ないのかも。
 というわけで、ここから思ったことなどを。

 とにかく、ジャブローの移転が早々に決定していたことは確かだったわけです。となると、ジャブローにガルダが2機あったこともティターンズの計算内だった可能性が高まります。無論、エゥーゴ襲撃時にまだ引越し途上であったということも考えられますが、まぁ今回の本題はそれではありません。

 ジャブローの地下には核爆弾が埋まっていました。これは対エゥーゴのために埋められていたのでしょうか?それとも、何らかの組織にジャブローが攻撃された際の備えとして、保険として埋められていたものなのでしょうか?どちらかに断定する確かな証拠はありませんが、ここで思い出したいのが、エゥーゴは何故ジャブローを攻めたか、ということです。
 正直なところエゥーゴがジャブローを攻めた理由は定かではないのですが、ジャブロー攻略を決定したのはエゥーゴのスポンサーたちであり、クワトロらはジャブロー攻撃にあまり乗り気ではないという描写がTV版にはありました。では何故スポンサーたちはジャブロー攻撃を命じたのか?手っ取り早く元を断つため?連邦軍の本拠地を攻撃して見せることで世間にエゥーゴの存在をアピールするため?色々考えられますが、実はエゥーゴの内部にティターンズの内通者がいた、と考えると、結構辻褄が合います。
 この半ば強引とも言えるジャブロー攻撃の決定自体が、ジャミトフの策略によるものだとしたら、目的不明瞭であるということも理解できます。というか、そうとでも考えないと、エゥーゴがいきなりジャブローに攻め込む理由が見出せないんですよ。グリプスに潜入したのはガンダムMk-IIの奪取のためでしたが、ジャブローには特に奪う目標があったようではないですし、ジャミトフやバスクといった要人を殺害もしくは誘拐するという目的であったとも思えません。初めからエゥーゴを潰すために、誰かがエゥーゴがジャブローに向かうように仕向けたのではないでしょうか?

 もっとも、初めからエゥーゴ内部にティターンズと通じる人間がいたとしたら、グリプスに攻め込むことも辻褄が合いません(ガンダムMk-IIを奪わせるためにわざわざ潜入させたということはないでしょう)。が、逆に言えば、グリプスに潜入できたということはそれだけティターンズの内情に詳しい人間がいたということです。途中でティターンズの勝利を確信し、裏切ったものがいた可能性もありますし、スポンサーが裏切りものだと考えるなら、途中でティターンズについたほうが利益になると考え、鞍替えした人間が現れた可能性もあります。
 そういう存在がいたからこそ、ブレックスがあたかも簡単に暗殺されてしまったりしたのかもしれませんね。ただ、最終的にはエゥーゴが勝利したわけですから、そういった裏切り者もどこかで発見されて殺されたか、もしくは再びエゥーゴ側に寝返ったのかもしれません。そういうエゥーゴの裏事情というのを想像するのも面白いですね。
 Zガンダムという作品は、あまりにも設定が緩い作品ですから、一年戦争のように既存の資料の記述を比較・総合して考察するというやり方よりも、設定の穴を見つけてそれを自分で生める、というやり方の方が楽しめる気がしますね。誰か一緒にZガンダムセンチュリーを作りませんか?(笑)
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コメント
コメント
よく拝見しています。
いつもどこかから文章を見つけてきて、そのわずかな内容から想像を膨らませ考察するのには脱帽です。
応援しています。

ちなみに一番好きな考察はライラの過去のことでした。
私自身も、彼女がニュータイプ・オールドタイプに拘る理由が、非常に疑問だったので・・・
2007/11/20 (火) 01:39:28 | URL | ななし #jDCNsbos[ 編集 ]
実は、エゥーゴも「極右派」と呼ばれる、連邦寄りの勢力がいて、エゥーゴ内部におけるジオン派の台頭(シャアを代表として)を危惧して、シャアを暗殺する為にティターンズと繋がりジャブローの一件を計画した…とか考えられそうです。
その報復として、ブレックス准将の暗殺があった・・・とか。


そもそも、連邦派とジオン派が混在しているエゥーゴ内で、すんなり組織として纏まっているというのは有り得ない…と思うんですよね。アナハイムにしてもティターンズとエゥーゴ、どちらにも顔が利くようにしてますし、その中ではスパイやダブルスパイなどがティターンズやエゥーゴを行ったり来たり…と。
2007/11/20 (火) 02:27:30 | URL | コンラッド #8l8tEjwk[ 編集 ]
自分は、エゥーゴはZ時代における地球連邦体制に反発する諸勢力の集合体と考えています。現在の地球連邦体制を否定するという点では一致しているが、目的達成後の思惑は百家争鳴。単なる連邦内の非主流から反地球連邦派までいるのだから、良く纏まったとは思います。
もしかしたらエゥーゴという組織を維持するためにも、象徴としてのZガンダムは必要だったのかも

>誰か一緒にZガンダムセンチュリーを作りませんか?(笑)
いいですね。そういうの大好きです(笑)
Zガンダムの設定で問題なのは、地球連邦政府内の抗争であるにも関らず、では地球連邦政府とは一体何なのか?どのような体制であるのか?軍との関係は?など重要な問題がポッカリ空白にあることです
本気でZセンチュリーを作るなら、地球連邦政府につて、その創設段階から、宇宙移民時代、ジオン共和国問題、独立戦争、戦後体制等などとても大変な事になるでしょう
でも、いやだからこそ面白そうですけど

では
2007/11/20 (火) 12:43:48 | URL | トロント #-[ 編集 ]
>ななしさん
初めまして、書き込みありがとうございます。
自分としては考察というよりも創作(妄想)として楽しんでいる部分もあるので、
それを支持していただけて嬉しく思います。

ライラのネタはリアクション薄かったんで妄想が過ぎたかなとも思ったんですが(笑)
個人的にもあれは大発見だと思っていたんで、そう言っていただけて良かったです。
これからもよろしくお願いします。

>コンラッドさん
本当は、連邦内部のブレックス派と、ジオン系中心の非公式武装組織は分けたほうが良かったと思うんですよね。
序盤はジオン系組織が暴れまわってティターンズを挑発し、
ボロが出たところで連邦内部のブレックス派が一斉に各地で反旗を翻す、なんてシナリオの方が分かりやすかったような気もします。

>トロントさん
エゥーゴの大義はジオン・ダイクンのコントリズムに近いものがあって、
それを利用してザビ派以外のスペースノイドを全て纏めたという感じですね。
ジオン・ダイクンの思想を受け継いでいたからこそまとめられたという部分があるのかもしれません。

>Zセンチュリー
宇宙世紀の成り立ちについては、ガンダムUCをはじめ比較的資料が出揃っていますので、
やはり戦後の情勢について(特に連邦の)が一番のネックとなりそうですね。
Wikiにして(Wikipediaではやりにくい俺設定ネタもOK)自由編集可能にしてもいいのかな、と思っているんですが、
自分としてはこれ以上管理するサイトを作るのは困難なので、どうしようかなと思っています。
2007/11/20 (火) 15:31:12 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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2007/11/21 (水) 16:12:49 | | #[ 編集 ]
あれ?
ジャブローにジャミトフがいてこれを討て的な話でてませんでしたっけ?<ジャブロー攻略<シャア的には時期尚早だということで反対したが、スポンサーの意向で…という、そんな記憶がありました。
恐らく、アナハイム的に連邦軍上層部にアナハイムのMS開発力をアピールしたかったんではないかなぁ?と疑っています。
状況的にティターンズにアナハイムが締め出されていたとすれば、ヴィックウェリントンやコロラドサーボがMS開発をやっていた筈で、戦端が開かれたんだから、もっとウチの製品をアピールしろ!ってことで。
連邦軍上層部にだって通じている人がいないはずはないので、ジャブローが空というのは、メラニーあたりは知っていそうですよね(笑)

Zセンチュリーかぁ…軍事関係の整合性に詳しい人がいないと辛いですよね。凝り固まり過ぎても面白くないですが(笑)
私はオリジナルを行くので、温かく見守らせていただきます(^^)ノ
2007/11/22 (木) 05:16:24 | URL | サリエル #nL6A2.tM[ 編集 ]
>サリエルさん

ウォン:「クワトロ大尉、ご苦労。今日呼んだのは、君がジャブロー侵攻作戦を反対だと聞いているので、その意見を聞きたくてな。」
クワトロ:「戦力差が一つと、地球上の破壊行動は地球を汚染します。それに、あの重力の井戸の底に落ちて、脱出はどうするのです?軍事的効果を考えれば、グリプスを撃滅する方が正しい。」
ウォン:「しかし、グリプスは地球連邦の手足にしか過ぎん。本体を叩かねば、次のグリプスが生まれる道理だ。しかしジャブローは、地球連邦の拠点だよ。こいつを叩きゃグリプスだって補給が無くなるわけだ。それに、世界が我々エゥーゴを認めて民意を一挙に味方につけられる。」

月の裏側で出てきた、上記の会話にはジャミトフのことは出てきませんでした。
私が記憶している限り、ジャブローの攻撃理由に言及したのはこのシーンだけですが、他にありましたか?
2007/11/22 (木) 07:19:05 | URL | くっきーもんすたー #tBF1tvso[ 編集 ]
ジャブロー攻撃の目的がジャミトフ狙いだというのは何かで見たことがある気もします。
キリマンジャロを攻撃したのはまさにジャミトフ狙いでしたね。

アナハイムの意志というのも、フライングアーマーを投入していたりして分かる気もするんですが、
生還の可能性の低いジャブローだと逆にテストにもアピールにもならない気もします。

ちなみに、EBだとジャブローを制圧してティターンズの解体を迫る予定だったと解説されていました。
2007/11/23 (金) 01:00:25 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
No.13 シャトル発進での、最後のナレーション
「かくして、ジャブロー侵攻作戦は終了をした。この作戦によって世界は、改めて地球連邦軍が、かっての正規軍とは異なり、二つの勢力によって抗争を開始したことを知った。」
とあるように、エゥーゴのスポンサーとしては「連邦の中枢であるジャブローを攻撃した」というインパクトを重視したんだと思います。示威行動っていうんですかね。ウォン・リーもそういうことを言ってますし。

核に関して。
ジドレ少佐曰くスイッチを入れたのは「司令」だそうです。それとジェリドは普通に放置を喰らったように思っていたのですが、ティターンズ兵に「もう時間がありません」とかなり早い段階で忠告されています。
ここから、ジャブローの核の起動はティターンズとジャブローの上層部でのみ了解されており、厳重な情報統制がなされていて、ティターンズの将兵達には起動と同時にその旨が伝達されたのだと思えます。(一方、連邦兵は知らされていない=ハイザックのパイロットやジドレ等)
ジェリドにも恐らく脱出ポイントの指示があったのでしょう。
彼はMSが大破したために連邦兵で溢れかえるシャトルで脱出する羽目になったわけですが。

ガルダに関しては、実はティターンズが連邦兵達の脱出用に用意していたものをエゥーゴが目ざとくGETしたのかもしれません。
というのも、アウドムラのシャワールームでアムロが「ヘレン・ヘレン?」(恐らく高級石鹸)と言ったことから、ガルダ級はティターンズが抑えていたものであったように思え、ティターンズがジャブローの幹部達を納得させるための人身御供に出されたのかもしれません。
2007/11/23 (金) 14:42:18 | URL | R.M #-[ 編集 ]
>示威行動
目的が制圧でないのであれば、ピンポイント攻撃のテロに近い行為だったんでしょうね。
このあたりの解釈も資料によってまちまちで、誰も深く考えてないんだろうなと思います。

>核に関して
なるほど、ティターンズはエゥーゴより先に知らされていたわけですね。
単なる捨て駒ではない、ということでしょうか。
そうなると、イボルブのマラサイ編がちょっと見当違いということになってしまいますね。

>ガルダ
なるほど、ヘレン・ヘレンからティターンズ用だったと考えるというのは素晴らしいアイデアだと思います。
ティターンズ用だったものをエゥーゴがうまく奪取できたと考えれば、
その後しつこくアウドムラを無傷で手に入れようとしたのも説得力が増しますね。
その考えはありませんでした。凄いです!
2007/11/24 (土) 13:32:46 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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