がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
機動戦士ガンダムOO #4「対外折衝」
 あれ?なんかこれ、面白くね?というのが率直な感想です。前回見立てた通り、やはり世界の動きという視点で見たほうが良いようです。
 こういう話の展開の仕方は今までのガンダムになかった要素です(そもそもほとんどの作品で地球が統一されていたので必然的にできなかったということもありますが)。設定もシナリオも良く練りこまないと、こういう話には出来ないと思うので、かなり頑張ってるんだなという印象を受けました。

 ようやくメインヒロインらしきお姫様が登場。エネルギー資源に革命が起きているという世界観であるが故に、旧資源である石油に依存していた中東の国が世界から取り残されているという背景は良く出来ているなと思います。だから主人公を中東出身にする必要があったんですね。
 それにしてもあの側近の女性?はなんであんなに嫌味というか敵対的なんだろうか。あまり王制を良く思っていないのか?それとも実は姫様のためでしたというツンデレだったりするのか?

 OPの謎の銀髪少女は強化人間でした。人革連は強化人間を作ってるんですね。なんかお国柄が出ていてわかりやすい。そういうイメージだと、ユニオンはどっちかというと人造人間の研究をしてそうだ。
 そのユニオンはすでにフラッグカスタムを完成させていたり。なんかどことなくというかモロにトールギスを髣髴させます。無論危険すぎるプロトタイプと無茶なカスタムは全く非なる存在ですが。ガンプラで量産型が先に出たのは、グラハム機はカスタムとして出すからなんだろうな、きっと。

 そして、ソレスタルビーイングを利用しようと目論む国の登場。タリビアって国はさすがに架空だよなぁと思ってググったらダブルオー一色。わかりやすい(笑)
 つーか、どう考えてもタリビアも攻撃されるよなと思ってたらやっぱりそうでした。でも開戦していないからユニオンには攻撃しないんですね。
 で、タリビア大統領涙目かと思ったらこれも計算のうちという。ツッコミどころを回避する姿勢が見えます。でも、日本だったらこの時点で責任問題だよな(いや日本に大統領はないけどさ)。兵士に死者が出てるだろうし、絶対バッシングされると思う。って、そういうことを考えさせたいんだろうかね、監督は。

 しかし、刹那君は日本のどこにエクシアを隠してるのかと思ったら水中なのな。そして搭乗方法は「 素 潜 り 」という…。
 戦闘に関しては、ここ最近続いている「ガンダムの皆さんで雑魚敵虐殺」→「エクシアだけ何故か凄いカスタムロボに襲われる」→「どうにか切り抜けて撤退成功」という流れ。戦闘シーンも短いし、もう少し一連のランバ・ラル戦のような印象的なアクションが欲しいところです。でも、水中に潜ることで切り抜けるというのはいいですね。ガンダムの汎用性とカスタムフラッグの限界というか、性能では追いついたようでも、それ以外の部分に差があるという演出は(ガンダムの中では)斬新だと思います。

 スメラギさんの作戦の立て方もちゃんと見せてたし、皆さんある程度計算した上で行動している(ちょwwwそれくらい計算してろよwwwという馬鹿でもできる突っ込みはできないようにしてある)のは、SEEDで叩かれたことをかなり教訓にしてるんじゃないかと思いました。

 でも、こういうのも好きですよ。こういう視点をZガンダムに与えていれば、あれももっといい作品になったと思いますし。いまいちはっきりしてこなかった「ダブルオーの色」が見えてきたし、凄く面白いと思います。もっとも、まだ物珍しさに近い面白さで、今後の展開でどうにでもなってしまうとは思いますけど。
 それに、こういう面白さをガンダムに求めている人がどれだけいるのか、というところもなかなか微妙なところで、この作風に何人ついてこれるかな?という気はしますけど。でも、たぶん監督とかは「お前ら、こういう視点も持てよ」というスタンスで作ってるような気がしますね。SEEDも、絶対な価値観をを描かず、結論も出さず、何が正しいのか常にぼかして考えさせるようにしていたところは、啓蒙的な意義をもっていたとは思いますし(内容がちょっと稚拙だったので叩く対象になってしまったのが残念ですが)、その路線が今回も入っているということは、監督というよりはプロデューサーの意向が入っているのかもしれませんが、まぁなんとも言えませんな。

 とにかく、次回はアレルヤさんメインのどちらかというと燃えな話のような予感(販促ともキャラ推しとも取れるが)なので、今回のようなマクロの視点からは少し離れて、従来のガンダム的なノリを求めるニーズもフォローしてきそうな気もします。気がするだけですが。
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不正規戦闘にガンダムなど意味がないのでIRAがガンダムを恐れて活動を停止するなどありえない。(市街地で2、3人あいてに戦車使う?)
石油は素材としても非常に重要であり、燃料としての需要がなくなろうが重要な資源として位置づけられて当然。
2007/10/29 (月) 00:43:42 | URL | IRA #-[ 編集 ]
IRAの活動停止は「ガンダムを恐れて」というよりはもっと高度な政治的判断だと思いますよ。
現代の尺度で考えたらあり得ないことなのかもしれませんが、300年後の話ですしフィクションですし、何より制作側も分かった上でやってると思います。
ガンダムに登場させることで、若い視聴者に少しでも世界の事情を知ってもらおうということでしょう。

石油は枯渇しているという設定ですから、なくなったものに重要性はないのではないかと。
未来世界なら石油以上の素材原料も存在してるとも考えられるわけですし。
2007/10/29 (月) 18:54:02 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
ちっとも描写の無い高度な判断。
エネルギーとしての石油に見切りをつけたという説明しかされていないのに未来だから問題ない。
これが世界の事情を考える素材になるのか・・・
今テロってタイムリーだから安易に使っちゃっただけの気がしてなりませんが製作サイドもそこは確かに分かっているのでしょう。まあ数話で判断することではないでしょうね。
2007/11/10 (土) 01:49:29 | URL | IRA #-[ 編集 ]
そこまで世界情勢を扱うならもっと説明すべきだし、そうでないなら無理に扱わなければいいのに、という半端な印象は確かにありますね。
詳細な説明については、設定資料集とかそっちの領分なのかもしれません。今までのガンダムもそうでしたし。

テロについては、今戦争を描いたらテロを切り離して考えることは出来ないと複数の富野監督始め多くのガンダム関係者が語っていますし、
今後現実の世界情勢に大きな変化があるまでは、以降の新作ガンダムはしばらくテロを扱い続けるんじゃないかと思います。
安易にテロを扱うと言えばユニコーンが凄いですね。あれ特措法とか出てきますから(笑)
2007/11/10 (土) 20:51:33 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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