がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ジオン系MSのスペックを比較する
 というわけで今回はジオン系のスペックを比較してみます。まずザクだけで比較しても良かったんですが、ザク以外はバリエーションが少ないのでひとまとめにします。


<ザク系>
プロトザク     953kw  47000kg   2950m
旧ザク       899kw  40700kg   2900m
ザクIIF型     951kw  43000kg   3200m
ザクIIF2型    986kw  53400kg   ???
ザクIIFZ型    976kw  79500kg   3200m
ザクIIS型     976kw  51600kg   3200m
ザクIIR-1A型  1012kw  52000kg   3200m
ザクIIR-2型   1340kw  60000kg   5600m
ザクIIR-3S型  1390kw  56600kg   6200m

ハイザック    1428kw   64800kg  8800m

ザクIIJ型     976kw  45400kg  3200m
ザクIID型     976kw  42900kg  ???
ザクキャノン    976kw  41000kg   ???
グフ        1034kw  40700kg  3600m

 参考の為にハイザックのスペックも併記します。意外とゲルググ系と変わらないスペックなんですね。感覚的にはゲルググと同スペックのザク、ということで、R-3型の量産型と考えてもいいのかも知れません。もっとも、ハイザックは従来のジオン系に比べて重量が大幅に削減されているので、実際の機動性はゲルググ以上だと思います。

 上から気になるところを触れていきますと、MS-04が05どころか06Fをも上回っているのが意外でした。試作機なので性能は度外視というか、生産性や実用性を考慮してスペックを下げたのが05なり06ってことなんでしょうか。
 そして976kwという出力の機体が多いことに気づきます。FZ型、S型、陸戦型ザク系統は全て同じ出力です。これは、同じジェネレーターを積んでいると考えてもいいのですが、例えば陸戦型は空冷式にすることで出力のアップを実現させたとの記述もあり、宇宙でも使えるS型やFZ型は空冷に頼らず同等の出力を達成したという意味で、全く同じ物を積んでいるわけではないのだと考えられます。カードビルダーだとビーム兵器を使えるFZ型ですが、スペック上はどう考えても無理そうですねぇ。
 また、06DはキットインストなどではJ型より出力が高いというように書かれているんですが、スペック上は同等なんですねぇ。どう判断したらいいのか…D型の方がエネルギー効率が向上していて、出力に余裕が生まれているとかそんな感じだろうか。
 F2型はそれよりも出力が向上してるわけですが、これは確かF2型はF/J型のコンパチだという設定もあるんで、地上においては空冷式に切り替えることで10kw向上できるとか、そういう意味なのかもしれません。FZ型はそこまで陸戦を考慮していないからその機能がない、とかね。
 しかしFZ型の推力の高さは目を引きます。R-2型どころかハイザックすら上回り、高機動型ゲルググに匹敵する数値となっています。FZ型は推力は向上しているが推進剤の量が変わっていないので稼働時間が短い、という設定もありますし、出力はS型と同じなのに推力がこうも違うということからも、フルスペックで稼動させるには相当なリスクを伴うのではないかと考えられます。個人的には、FZ型は本土決戦仕様だと思っているんですが。
 推力に関しては、S型<R-1A型<F2型というスペックになっているわけですが、まぁF2型はS型より明らかにバーニアの数が多いのでわかるんですが、R型より高いというのは抵抗がありますね…。推進剤の量はR型の方が多いんでしょうが、そのR型でさえ推進剤の消費が激しいという設定がありますから、F2型もスペックが高めに設定されているだけで、その性能を最大まで引き出せるパイロットなどいないのかも。スペックだけ見ると、R型の性能をF型にフィードバックしたのがF2型、とも考えられますね。
 R-2型の出力の高さはさすがと言えますが、R-2型はMS-11のジェネレーターを使用していた時期と、06R-1Aのジェネレーターを使用していた時期があったとされており、この数字はMS-11の数値なんでしょうね。MS-14は1440kwですから、11→14の過程で出力が100kwアップしていることがわかります。
 R-3S型の出力はスナカス系などのジムと同じ数値です。スペック上は、この時点でジムの上位機のレベルまで達していたということですね。

<ドム系>
ドム        1269kw  58200kg  5400m
ドムトローペン  1199kw  47200kg  ???

リックドム    1199kw  53000kg   5400m
リックドムII    1219kw 110000kg   5400m

 ドム系では素ドムが一番出力が高いというのが驚きです。過剰だったということで以降の機体では抑えられたんでしょうか。または、ビーム兵器の運用を考慮に入れていた名残か。でもリックドムIIの拡散ビームは眼くらましだけじゃなくて攻撃に使える威力にもなっているというし、それより高い出力のドムは…うーん。
 リックドムとトローペンは出力が同じです。間に挟まるドムフュンフも多分同じ出力なんでしょうね。
 そしてリックドムIIの化け物じみた推力の謎ですが…この機体はプロペラントタンクを背中に装着することが出来る、というのがポイントなのかなと。本来機体に内蔵していたプロペラントを極力外付けにしたことでそのスペースを全て推進器に使い、推力を高めた…と思いたいところです。

<ゲルググ系>
ゲルググA型   1440kw  61500kg  6300m
ゲルググB型   1440kw  79900kg  6300m
ゲルググC型   1440kw  73900kg  6300m
ゲルググF型   1440kw  55000kg  6300m
ゲルググFs型  1490kw  89500kg  6300m
ゲルググJ    1490kw  178500kg  6300m

ギャン        1360kw  56200kg  4400m
ケンプファー   1550kw  158000kg  6100m

 ゲルググ系の出力は綺麗で分かりやすいですね。一般機は1440kw、マリーネ指揮官用やイェーガー(いわゆるガルバルディ系に似たレイアウトの胸部を持つ機体)は1490kwと、この2種のジェネレーターしか存在しないのだと思います。マリーネ一般機も、ビームライフルを持っていないだけでドライブ自体は出来ると見て間違いないですね。
 また、センサー有効半径は全て同じです。C型にはサブカメラがついていますし、マリーネやイェーガーは形状が変更されていますが、少なくとも探知範囲についての向上はないようです。あれ、イェーガーって狙撃用じゃなかったっけか…?いいのかそれで。
 推力というと、マリーネ一般機がB型はおろかA型にすら劣るというのが気になるところです。バックパックやスカートの分、A型よりは推力が高そうなんですが。推進器一つ一つのパワーが上がっているというよりは、分散して配置したことで細かい挙動を可能にした、ということなんでしょうか。
 イェーガーはやはり推力が壊れています。ケンプファー以上というのは認め難いですね…。確かにスカート内部のバーニアの数は増えていますが、それで推力が倍になるとも考えられないです。ちなみにこの推力の数字はガンダムで言うと、サイサリス以上フルバーニアン以下という位置にあります。何かの間違いだと思いたいですね。
 ギャンのスペックはゲルググには全てにおいて負けていますが、それでもジムを上回っていますね。ケンプファーは出力もゲルググより上です。ビーム兵器を装備したタイプがあることを裏付けた数字といえるでしょう。推力はやはりサイサリスを上回っています。

 ジオン系のほうがちょっと数字に疑問を感じる点が多かったですね。今、ガンダム系に絞ったスペック比較はサイトのほうに掲載してありますが、量産型MSのほうも含めた表を作ってみたくなってきました。
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コメント
ご苦労様です。
こうして並べてみると、かなりいい加減な数値である…というのがよくわかりますね。
ガンダムの数値設定においては、基準となるものが存在しない為に概念的なモノとなっており、あまり突き詰めて考えるようなモノではない気がします。
あの哀原義行氏がモデルグラフィックス誌上で「ガンダムの数値設定はデタラメであるが、このような大まかな設定がないとガンプラに【リアル】な説得力が生まれない」というような事を書いてましたが…。
ここらで、統一設定として出力、推力、バーニアの数を設定し直してみる…という事は出来ないんでしょうかね?誤植やデータの取り違えといったモノを再設定して公式設定として資料化するとかして欲しいんですけど。

>個人的には、FZ型は本土決戦仕様だと思っているんですが。

本来の意味での局地戦闘機というワケですか。
個人的には
ザクⅡF…ゼロ戦21型
ザクⅡJ…ゼロ戦32型
ザクⅡR-1…ゼロ戦52型
ザクⅡF2…紫電21型
ザクⅡFz…雷電

というような感じだろうな…と常々思ってるんですけど。
2007/10/17 (水) 19:56:21 | URL | コンラッド #8l8tEjwk[ 編集 ]
そもそも架空の兵器にスペックをつけること自体ナンセンスなわけで、
そういう意味ではとてつもなく不毛な作業なんですが、
今回はバリエーション機の具体的差異を探るためという名目で比較している感じです。

スペックを定める不毛さは製作側も理解しているようなので、今後は極力スペックを設定しない方向で考えているんじゃないかと思います。
SEEDにしてもダブルオーにしても、全高と重量くらいしか設定されていませんし。

ザク改=本土決戦仕様の根拠は、稼働時間を犠牲にしているあたり通常の運用を考えているとはいえないだろうというのが最大の根拠です。
自分はゼロ戦についての知識に疎いので、ネットで分かる情報くらいしかわかりませんが、
F2とFZを紫電改と雷電の関係になぞらえるのは、別々の開発計画で生まれた機体であるという意味で面白いなと思います。
浅はかな知識からは、単純にゼロ戦・紫電改・雷電の関係はどちらかというとザク・リックドム・ゲルググに近いようにも思えましたが…。
2007/10/18 (木) 18:20:20 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>そもそも架空の兵器にスペックをつけること自体ナンセンスなわけで、
確かに、仰るとおりです。しかし「兵器」として描かれている以上、設定されてるスペックにも意味を見出したい、基本性能を比較したい…というのが「考証屋」の思いという事も理解しています。
なまじ、兵器ヲタな自分ですからあれこれ難癖付けてしまうのは悪い癖ですね。

というわけで、微力ながら各ザクⅡの「推力重量比」を比較してみました。
これが「1」を超えるとエンジン推力より機体の方が軽いとされてる…んですが、「1」を超えて無いヤツが居ますね…。
(ちなみに、全備重量を総合推力で割るという方法を採りました)

ザクⅡF…1.73
ザクⅡJ…1.6
ザクⅡF2…0.93
ザクⅡFz…0.93
ザクⅡR-1…1.47
ザクⅡR-2…1.25

一番「推重比」が良いのがF型というのが驚きです。高機動型がむしろ低下してるのはなぜなんでしょうか?

ザクⅡを旧軍の海軍機に例えたのは、他に上手い例えが思い付かなかったからで解り難いですよね。申し訳ないです。
ザク改は登場時期がオデッサ後ということもあり、既に「本土決戦」を意識した運用がなされていたんじゃないかな…と思います。いわゆる「迎撃機」として航続距離、稼働時間を犠牲にして最高速度などをアップさせた、いわば「戦局に合わせた改良型」であったと思います。
2007/10/18 (木) 19:10:14 | URL | コンラッド #8l8tEjwk[ 編集 ]
ブログ拍手でも指摘があったのですが、
推力重量式の計算式が逆っすね(汗)

その逆数が正しい数値となりますから、
一番良いのはF2型とFZ型ということになりますね。
エース用のカスタムともてはやされたR型よりこちらの方が高性能なわけですから、
やはりR型以後にF2型FZ型が開発されたと考えるのが妥当でしょうね。
それがわかっただけでも、今回考察した価値があったかなという気がします。

ザク改が迎撃機だというのはその通りではないかと思います。
もし一年戦争がサイド3決戦までいっていたら、
オッゴの支援の元にザク改がわらわらと襲い掛かってきて、
それを突破したと思ったらギガンの対空包囲網が待っている…
なんて展開だったのかもしれませんね。
2007/10/19 (金) 13:36:27 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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