がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
MS WARS 機動戦士ガンダム0083
 講談社から出版された0083の設定資料集です。OVA完結記念として作られたもののようで、こんなものがあったことを最近知って慌ててオクで落札しちゃいました。
 ガンダムのOVA作品はあまり単体の設定資料集が出ない傾向にあるので、かなり貴重な資料なのかな、と思います。実際、これで初めて見た設定画もありますし。

 1つ気づいたのは、ガンダムの文字設定において相互で矛盾しているケースって、大抵はバンダイ設定と講談社設定の食い違いなんじゃないかな、ということです。古くからガンダムを知っている人にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、21世紀に入ってから設定をかき集めている身としては、なかなか気づきませんでした。

 というわけで、最初はたいした設定もないんだろうと思っていたら結構面白い記述があったのでピックアップ。
 最初に年表が載っていましたが、小惑星ペズン云々の記述はありませんでした。講談社なんでちょっと期待していたんですけど(笑)

 フォン・ブラウンについての解説のところで、一年戦争の戦争特需を受けたのは月だったと書かれていたのは珍しいかな?そのあとのウォン・リーがアンマンの人ってのもあんまり知られていないのかも。

 この本のカラーページは半分ほどで、全てOVAの内容解説になっているんですが、選ばれているアニメのカットがなかなかツボをついたところばかりで、作画集としても楽しめる内容になっているのがいいですね。つーか0083は作画レベルやばすぎだわ。

 メカ設定についてはどこで開発されたかと、ロールアウトの時期まで書いてあるかなり詳細なものです。後期OPの最後にステイメンが持っているバズーカはパワードジムのものとか、ステイメンのビームサーベルはジム改と同じものとか、知りませんでした。
 ジム改はここではやはりジムコマンドベースの改修機とされていますね。当時はそれが定説だったんですが…やはり「後期型ジム」にジムコマンドのデータをフィードバックしたのが「ジム改」なんでしょうかね。設定画はよく見ると、ジムコマンドのラインをそれなりに踏襲していて(元々カトキジムが素ジムとジムコマンドの中間として描かれたから当然なんですが)、確かにC型系とコマンド系は同一設計からの派生機と考えてもいいんだろうな、と思いました。
 パワードジムはバニング小隊とカレント小隊に1機ずつ配備されたとされており、少なくともトリントン基地には2機しかなかったと断定されています。カレント小隊ってなんだっけ…と思ったら、「終わりなき追撃」での別働隊だったんですね。トリントン基地にはバニング小隊とカレント小隊の2つの部隊があったようで、仲もあまりよくなかったみたいです。こういうとこ全然覚えてないな(汗)
 ちなみにジム改はジャブロー及びルナツーなどで製造、パワードジムとジムカスタム、ジムキャノンIIはジャブローで製造とされています。パワードジムなんかはアナハイムの実験機っぽい描写(ニナがパワードジムの調子を確認していたため)があったんですが、ジャブローにもアナハイムのスタッフがいたんでしょうか。

 ジオンのMSについては、デラーズフリートには06Rも少数配備されていたとあるんですが、どこかに描写ありましたっけ?「裁かれし者」にいたのは覚えてますけど。
 それと、F2ザクもコクピットはダイレクトイン方式とされています。06R-2の胸部レイアウトは06F-2ベースと考えた方がいいのかな。このあたり、MGで2.0が出るとしたらどうやってくるのか気になるところなんですが。
 ところでジッコに前期生産型と後期生産型があるみたいなんですけど…そうなんですか!?

 ドムトローペンはキャリフォルニア製、これは他の資料にもあったと思います。ということは、キャリフォルニア陥落前にアフリカへ撤退した部隊が持っていったってことなんでしょうか。しかし先日からネタにしているトロピカルドムの量産型さえ10数機しか配備できなかったわけですから、ドムトローペンの生産数は限りなく少なかったんじゃないでしょうかね。劇中に登場したのが全てなのかも。もちろん、後にアフリカで追加生産された可能性はありますが、今のところアフリカにMSの生産設備があったという話は聞きませんね。
 リックドムIIは、ゲルググのデータがフィードバックされているとあります。このあたりは、統合整備計画による規格統一化が大きいのだと思いますが、統合整備計画=ゲルググの規格に全て合わせる計画という自説にも外れていないかなと思います。
 なお、ここで「グワデンにはデラーズ専用機として試作型のリックドムが配備されていた」と記されています。カードビルダーの実質的な元ネタでしょうか。EBではしっかりドムフュンフと書かれていたので、ここもバンダイ設定と講談社設定の食い違いといえるのかもしれません。

 ゲルググMがビームライフルを持っていないのは、一年戦争時には開発が遅れていたこと、戦後は経済的な事情によるものだそうで、やはりビームライフルの配備が始まる前の期間に生産された機種と言えそうです。イェーガーより前に開発されたとも書いてあります。
 また、シーマの指揮官用も戦時中に開発されていたもののようです。戦後シーマ戦用に特別に改造された機体という可能性もあるかなと思っていたんですが、そうでもないみたいですね。シーマ機が装備しているビームライフルはイェーガーのビームマシンガンと同時期に開発されたものとあります。まぁ、デザインも似てますしね。このライフル自体は、特にマリーネ専用に開発されたというわけではないのかもしれません。ジオン製のビームライフルは開発が遅れていたくせにかなりの種類が存在するんですが、これは複数の企業に同時に開発させていたということなんでしょうかね。

 ザメルも戦時中にキャリフォルニアで開発されていたもののようです。ジオングと型番がかぶっていることには触れられていませんが、現地のナンバーだったんでしょうかね、やっぱり。
 ヴァル・ヴァロはケリィ機しか存在しないように記されています。また、もともとはテスト中に投棄されたものであるらしく、劇中に登場した機体はケリィによって改修されているため、当時の機体の実態は不明、とあります。実はビグロマイヤーそっくりだったのかも。
 ノイエ・ジールの型番はAMA-X2しか書かれていません。AMX-002は後付けみたいですね。

 GPシリーズの初期稿はMS大全集にも載っていますが、それとは別の初期稿が掲載されていました。ステイメンの初期稿なんかは、肩アーマーが違うくらいなんですが、それだけでかなり印象が違っていました。それと、デンドロビウムは、後部のスラスターがドムの足のようなイメージで、人型にも見えるようなデザインのものがありました。

 それとジムクゥエルは劇中のカットとそれに付随した解説だけありました。設定画は、やはりこの時点ではなかったんでしょう。腕がジム改、脚がジムカスタムとおなじものに見えます。肩はジム改にも見えますが、ダクトの向きを考えると現在のジムクゥエルと同じものの可能性が高いですね。頭部はぱっと見ジムIIのように見えるんですが、頬にインテークがあるっぽいので今のクゥエルと同じなのかな?ジム改の頭部ではないように見えますね。

 こんな感じで、実に色々と考えさせられる資料でした。またいろいろと考察できそうです。とりあえず、キャリフォルニアベースの技術力と生産力は凄いな、と思いました(笑)
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コメント
コメント
>06Rも少数配備
>試作型のリックドム

多分小説版準拠。
角川の100%ムックにも小説版準拠らしき06R記述があったような。
でも、小説版ってガーベラ出ないんだよなぁ・・・

>ヴァル・ヴァロの元機体
果たして、ケリー機自体がYMA-06の改修機なのか?MA-05ベースのYMA-06が別デザインで存在するのかは悩ましい所ですね。
YMA-06記述はミリタリーファイル参照。

2007/08/29 (水) 21:32:48 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
そうか、06Rも小説版準拠なんですね。
しかしYMA-06なんて設定があったんですか。
ミリタリーファイル…CD-ROMのやつですよね。
見つけたらチェックしておきたいところです。
2007/08/30 (木) 22:32:40 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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