がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
第6話「忘れられた過去」
「ムーンレィスのキースにだって、地球のパンを焼けたんだ」――ロラン・セアック

 すでに地球に適応しているロランだからこそ言える言葉ですね。ロランにとって幸運だったのは、ハイム家がいい人たちだったことでしょうか。昔の富野作品だったらろくでもない一家だったんじゃないかなぁ(笑)

 ディアナを迎えたグエンは城へ案内しようとしますが、そこをミリシャが狙っています。街中では市民もディアナを狙っており、ゴールドスモーにすら物を投げつけてきます。
 得体の知れない世界の人間が突然やってきたら、こういう反応になるのも当然なのかもしれませんが、それにしても、実は、グエンってそんなに人望がないんじゃないだろうか、と思ったりします。実際、グエンが凄く人に慕われてる描写ってあんまりなかった気がするんですよね。ただ偉いから従ってるだけ、という感じの人のほうが多かったような。最終的には人望も失ってしまうわけですし、ねぇ。

 ∀ガンダムとゴールドスモーが鉢合わせとなり、一触触発の状態になります。普通のロボットアニメならここで一戦交えるのですが…ディアナらが登場して事態は収まります。こういうのって、意図的に戦闘シーンを避けてるんでしょうかね?
 ディアナの姿を確認すると、∀のモニターでその映像を録画し始めるロラン。最終決戦時の∀には、一体どれだけの映像が入っていたんでしょうか(笑)もし∀の続編が出たら、繭からでてきた∀ガンダムに乗った別の誰かがデータを開くと、モニターに大量のディアナの映像が出てくるみたいなシーンがあったりして。

「ねえ、ロランって時々馬鹿じゃないかって思わない?」
「やるときゃやる男だと思うな、たいしたもんだよ」
「何もやってないよ。武器があればもっと戦えるのに、探そうともしないんだから」

「僕にはなんの才能もないよ。僕はヴィシニティの市民で十分さ。ディアナ様がうまくやってくれるんだから、それでいいんだ」

 ロランが極めて非戦的な人物であるということが描写されているのがこの回です。ロランが主人公として特徴的なのは、基本的に人任せである点ですね。過去の富野ガンダムは主人公が絶対的な価値観で相手をねじ伏せるような描写がありましたし、WやSEEDのような非戦がテーマになった作品でも、自分が世界を変えるという発想がありました。ん、ヒイロとリリーナ、ロランとディアナ、キラとラクスという関係は比較してみると面白いかもしれないな。今度ちょっと考えてみよう。

 ロランがキースとフランに会いに行く一方、グエンとディアナを中心とした交渉が始まり、黒歴史の一端が語られます。地球が一度滅んだということがわかりますが、それは発掘されるMSと現在の技術レベルを見れば分かることで、特に目新しい情報ではありません。
 ここであまりシナリオには関係ない、宴会の描写が入ります。こういうシーンがしきりに挿入されるのは、間違いなく意図的です。

 一方、マウンテンサイクルで発掘しているところにウォドムが接近してきたので、ソシエとメシェーのカプルが陽動に出ます。ウォドムの攻撃を回避できたことに驚く2人。つまり、彼女の腕というよりも、カプルの回避プログラムのおかげであると思えます。そういえば、MSの回避能力がアムロの戦闘データのおかげで大幅に向上した、というCDAの描写がありましたね。あれと似たようなものでしょうか。
 カプルとウォドムが戦っていることを知ったロランは、それを放り出して武器を探しにいきます。どうも今までのロランの描写からは考えられない行動です。ハイパーハンマーを出すために、無理矢理作られたエピソードのような気がしますね。
 しかし強引だろうとなんだろうと、このあたりの戦闘はやはり富野監督。
「お嬢さん達にぃーっ!」
「いかにも蛮族がやりそうなこと!」
「地球は戦争する所じゃないでしょう!」
 そしてハイパーハンマー炸裂。そろそろ戦闘シーンだしとかないとやばいんじゃね?とりあえずやっとけ。でもまだガンダムらしい戦闘はやりたくないぞ。じゃあ、ハイパーハンマーはどうですか?みたいなノリで作られたシナリオであるように思えます。

 それにしても、「ロランはディアナの熱狂的ファン」という前提で話が進むのもなかなか斬新ですよね、これ。SEEDにもラクスヲタとか出てきたら面白かったのにな(笑)
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