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ガンダムネタだけを語るブログです。
M-MSVを語れ!「RX-78-7 ガンダム7号機」編
 実機は建造されなかったとされるこの機体。しかし設定上はなかなか興味深い背景を持っています。
 まずフルアーマー形態になれること。これはFSWS計画の一環であることを意味しています。それまではFA-78-1と78-2の2種類があって、どちらも頓挫したことになっていますから、この機体はそれを踏まえた改善案であると考えられます。確かにFAガンダム・ヘビーガンダムよりもかなり洗練された機構となっていますね。素体も装甲も新設計だから当然といえば当然なのですが。
 もう一つ、この機体は「アレックス並みの性能」であると言われています。アレックス同様全天周モニターを搭載しており、外見上は全く似ていませんが、全身にアポジモーターらしき穴が開いているので、設計上何らかの関連があると思われます。4号機以降はオーガスタ規格のようですから、この機体もオーガスタ系と関連があってもおかしくはないのですが、特にこの機体はアレックスの設計を明確に反映していると言えます。ある意味ではジャブロー製アレックスと言えるのかもしれません。
 これらの特徴から、ガンダム7号機はフルアーマーガンダムとアレックスの二つの延長線上にある機体と言えます。しかし、アレックス自体にもFSWS案が存在していました。実際はその案はなくなり、代わりに(?)チョバムアーマーが装備されるわけですが、この7号機は、そのFSWS仕様のアレックスがベースになっているのではないかと考えられるわけです。

 ガンダム7号機は後のRX-81の母体となった機体と考えられます。RX-81はFSWSも含めたガンダムの完全量産を目指した機体であり、設計段階からオプションの装備を考慮されたそのコンセプトは、まさに7号機と同じだからです。
 FSWSの変遷というのもかなり錯綜していて、どう解釈したらいいか難しい側面があります。唯一、MSVコレクションファイルにヘビーガンダムが0079年11月末に廃案にされたと明記されていますので、FAガンダムの案はその前から存在していたことになります。そのFAガンダムは、ニュータイプの出現に呼応して提示されたプランと言うことになっていますので、連邦軍がどの時点でニュータイプと言う存在を認識したかが鍵になってきます。
 おそらくは、オデッサあたりでしょう。この時点でレビルはホワイトベースをかなり戦力として評価していますし、マチルダの「エスパーかもしれない」とい台詞は、上層部の間ではすでにそういう話が出ていることを裏付ける台詞にも聞こえます。連邦軍は地球に降下したホワイトベースに対し、独力でのジャブロー帰還を命じています。戦略的に特に重要ではなかったからでしょうが、ある意味では試したのだと考えられます。生き残ったらこいつらはニュータイプだなと。そして結局生き残ったので、その時点でニュータイプと断定されたのではないでしょうか。
 ヘビーガンダムが却下された理由は「強化しなくても十分ガンダムは戦果を挙げたから」ということになっていますが、FAガンダムは実機が存在したと思われ、増加装甲自体はかなり早い段階に設計を完了していたと思われます。しかしFAパーツの装着対象であった4号機以降のガンダムがオーガスタ系との共通化が図られているあたり、実際はFSWSではなくオーガスタ案がガンダムの強化策として採用されたことを意味していると考えられます。ニュータイプ対応機がFAガンダムではなくアレックスという形で結実したのもそれを裏付けています。つまり、アレックスとFAガンダムは競作関係にあったということです。
 しかし、FSWSの開発者はあきらめていなかったのでしょう。アレックスをさらに発展させた、よりパワーアップした機体を開発しようと考え、この7号機を設計したのです。そのコンセプトはさらにRX-81へと発展するのですが、結局それも不採用になってしまいます。FSWSは非現実的なアイデアだったのでしょうか?

 7号機のFA形態であるFA-78-3の設定画を見ると、なんとなくふくらはぎの部分がヘイズルに似ていると気づきました。また、RX-81の主武装はショートビームライフルですが、これはヘイズルのライフルにそっくりです。そこで考えました。この7号機→RX-81の延長線上がヘイズルなのではないかと。
 初代ヘイズルは「FA形態が基本形態」でした。なにやらFSWSな匂いがします。ヘイズルの装備はあくまで実用評価試験であり、その装備自体が機体の拡張案というわけではありませんが、フルドドを2つ装備し、プリムローズに換装したフル装備のヘイズルは重装フルアーマーガンダムにシルエットが似ています。設計スタッフにつながりがあるのではないでしょうか?

 つまり、ガンダムのパワーアップ案として企画されたFSWSは、次期主力機の装備テスト機という形で結実したと!その拡張性がこういう形で役に立ったと考えると面白いですが、同じことをジオンがザクでやってるんですよね。ザクは機体そのものを改造しないと仕様変更できませんが、ガンダムはパーツの変更だけで対応できる。
 実はFSWSは、ジオン的な設計思想だったのかもしれません。
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>RX-81の延長線上がヘイズル

RX-81系技術者はティターンズに与していた可能性は高いですね。
RX-107のガトリングスマッシャーとか。
MIAマラサイ解説の”RX-81の流れを汲む”ってのはコレなんではないかとも思ってみたり。
アナハイム、こっそりティターンズからデータを回収してる?
2007/02/05 (月) 10:37:16 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
RX-107にガトリングスマッシャーなんてついてましたっけ?
それがそうなら明らかに狙ってますね。

ティターンズ内部にアナハイムに通じてる技術者はいそうですね。「Mk-IIは筒抜け」だったわけですし。
2007/02/05 (月) 22:47:07 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>RX-107にガトリングスマッシャーなんてついてましたっけ?

正確にはAOZ総集編4のハイザック・キャノン解説にあるキャノンユニット(106/107/108系互換)にガトリングが付けられるってこと。

2007/02/06 (火) 08:37:35 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
あぁ、そういうことですか。
キャノンユニット自体は汎用装備っぽいので、直接RX-107と繋がるかは微妙なところですね。
あのキャノン砲はジムキャノンと同じものってどこかで見ましたが…
2007/02/07 (水) 22:56:42 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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