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プロトタイプガンダムの真実
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 MIAプロトタイプガンダムを買いました。データシートにいいことが書いてありそうなのと、単純に欲しかったからです。MIAってありえないくらい筋彫り&墨入れが入りまくっているんですが、これはそれがなく、純粋にホビーとしていい出来だと思ったので。FAガンダムも同様。この2つはプラモ化もなさそうですし、見つけたら是非ゲットしておくべきだと思いますね。もう滅多に見かけませんけど。MSVもっとやってほしいなぁ。

 で、それはそれとして、長い長い考察を展開しようと思います。

 MIAデータシートの重要な記述は、「このタイプ1は、ジャブローで8機ほど生産されており、後にタイプ2へ全機とも改修されている」という一文です。タイプ1はまずRX-78-1と解釈して問題ないでしょう。ちなみにこのタイプ1は「最初期に完成したいくつかのタイプ1モデル」という記述もあり、センチュリー版プロトガンダムを意識した内容になっています。ただ今回はそこにはあまり触れません。
 問題は、ガンダム8機が全てRX-78-1として開発され、全機が78-2に改修されたとしていることです。これは非常に重要です。

 以前触れたことがありますが、ポケット百科のMSV3連邦軍編において、1/144プロトタイプガンダムのボックスアートの解説文として「ロールアウト直後のRX-78-1の最終号機である。左にあるのは、装甲の形状からみて、RX-78-2の初号機と思われる」という記述があります。この「RX-78-1の最終号機」がガンダム何号機のことなのかがわからなかったんですが、今回のMIAデータシートによってそれがガンダム8号機であると断定できます。
 つまり、プラモのボックスアートのプロトタイプガンダムこそ、それまで謎とされていたガンダム8号機だったのです!
 だとすれば、「スピリッツオブジオン」のプロトタイプガンダムも、サイド7で破壊された1号機ではなく、8号機の可能性があるんです。この後RX-78-2に改修されたと考えればいいわけですから。まあ、これはまだ断定は出来ませんけどね。普通にどっかで「サイド7の機体を修復」とか言われそうだから(笑)

 そしてもう一つ、パッケージアートにある「ロールアウトカラー」のガンダムはRX-78-2の初号機と言われること。ここで重要なのはプラモデル解説書の「遅れてサイド7に運ばれた3号機からは簡略化(と言うより無駄の整理)がさらに計られ、ビームライフルの外部形式も3号機仕様にあらためられた」という記述で、これを当サイトでは「3号機仕様=後期試作型=ビームライフル装備型」と断定したわけですが、Zガンダムを10倍楽しむ本には「ビームライフルなど火器類が調整され、機動バーニヤが強化されたものがRX-78-2」と記述されており、プラモ解説書の記述とあわせると、「後期試作型=RX-78-2」と解釈することが可能です。だとすれば、この後期試作型になったのは3号機が最初ということになっていますから、「RX-78-2初号機」はガンダム3号機であると考えられるのです。
 ということで、パッケージアートのロールアウトカラーはガンダム3号機だったと言えます。ロールアウトカラーのガンダムといえば基本的には2号機のことを指すんですが、プラモ解説書には3号機のカラーリングは2号機と同様と書いてあるわけですから、同じカラーリングでも問題ないわけです。
 ここまでは、100%断定としていいんじゃないかと思いますが、いかがでしょう。

 さて、パッケージアートのプロトタイプガンダムの胸には「G-01」とマーキングされているわけですが、これを8号機とするならば、「G-01」の意味はRX-78-1という意味に思えます。しかし、そうなると一般に「ガンダム初期型」と言われる、トリコロールカラーのプロトタイプガンダム(要するに初期稿)の「G-02」というマーキングが、試作ビームライフルを装備しているにも関わらず「RX-78-2」であることになってしまいます。ここがちょっと難しい問題です。
 しかしこれにも抜け道があって、それはサラブレッド隊においてガンキャノン3機が「C01~03」、ガンダム4号機と5号機が「G04/05」とされていることです。これは明らかに部隊内の番号です。ということは、プロトガンダムのG01/02も単純に部隊内の番号である可能性があるのです。

 さて、プラモデル解説書には4号機以降が「ほぼ素体のままで種々の冷却システムを持たぬままRGM-79の母体となった」と記述されています。この冷却システムとは、ガンダムにあってジムにない部分、腰と膝のパーツを意味していると思われます。この状態のガンダムこそセンチュリー版プロトタイプガンダムであり、プラモ解説書で言う「初期試作型」であると言えます。しかし、4号機以降もRX-78-2、すなわち「後期試作型」に改修されたとあるわけですから、4号機以降のガンダムはジムの母体となった後、さらにRX-78-2に改修されたと言えるのです。
 ところで、ガンダムの「初期試作型」がガンダム・センチュリー版、「後期試作型」がRX-78-2とするならば、自動的に「中間武装型」はMSV版プロトタイプガンダムということになります。プロトタイプガンダムのパッケージアートは8号機と3号機ですから、この2機が並んでいたということは、「3号機が宇宙に打ち上げられる前に、すでに8号機が中間装備型に改修されていた」ということになります。この時点で、4号機以降のガンダムはすでにジムの母体としての役目を終えていたのかもしれません。

ではまとめます。

ガンダム1号機:RX-78-1初号機→RX-78-2二号機
ガンダム2号機:RX-78-1二号機→RX-78-2三号機→RX-78-3二号機(?)
ガンダム3号機:RX-78-1三号機→RX-78-2初号機→RX-78-3初号機
ガンダム4号機:RX-78-1四号機→RX-78-2四号機→RX-78-4初号機
ガンダム5号機:RX-78-1五号機→RX-78-2五号機→RX-78-5初号機
ガンダム6号機:RX-78-1六号機→RX-78-2六号機→RX-78-6初号機
ガンダム7号機:RX-78-1七号機→RX-78-2七号機→RX-78-7初号機
ガンダム8号機:RX-78-1最終号機→RX-78-2八号機

 以上のようになると思われます。とするとアレックスはRX-78-4の4号機だったんじゃないかとか、そういう考え方が出来てくるわけですが、それはまた後の機会ということで…。
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コメント
コメント
むむぅ、新説ですね。
あとはファクトファイル(だったか?何号か失念)のガンダム1~8号機の集合写真が肯定できれば言うことないんですが・・・
2006/10/30 (月) 08:31:46 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
あれを肯定するなら、1・2号機が打ち上げられる前に8機は全て中間武装型になっていることになりますね。
センチュリーの、無重力じゃないとガンダムの改良はできないっていう記述はさすがに無視するしかないですけど。
2006/10/30 (月) 20:42:58 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
飛ばされてきました(*^^*)。ありがとうございます。答えは既に書かれていたのですね。申し訳ないm(__)m。

>1/144プロトタイプガンダムのボックスアート
パッケージ写真が8号機と3号機というのはルロイさんが示して下さった資料と説明からしてそうだろうと思うのですが・・・な~んかつかえてるのです、おいらの中で・・・う~ん(--)。たぶん「3号機と8号機が並んでる図ってのがどうも・・・」ってことなんだろうと思うんですけどね。

1/144プロトタイプガンダムのインストの「RX-78の総数は8機で、内1~3号機はサイド7へ、残り5機は、その機能と形状から初期試作型とし、中間武装型、後期試作型(3号機仕様)と区別される。これらはほぼ素体のままで種々の冷却システムを持たぬままRGM-79の母体となった。」という記述と、センチュリーにおける所謂「ルナツーでの改修ポイント」を肯定すると、RX-78-2の初号機たる3号機とRX-78-1の最終号機である8号機があの状態で並んでいる図ってのが・・・む~ん(--)。

まぁセンチュリーの記述に拘らなければいいんでしょうけどねぇ。
2008/10/19 (日) 01:44:34 | URL | だっちん #TojGNFVY[ 編集 ]
与謝野氏なんかは、「78-2は膝のダクトが開口していないから、ルナツーでの改修前に外装だけ完成していた状態だったのではないか」みたいなことを仰っていましたね。

ただ、確かに仰る点はひっかかります。これは次回以降のテーマにしていきたいと思います。
非常に参考になりました。コメントありがとうございました。
2008/10/19 (日) 22:18:44 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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