がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
人類全てがニュータイプになったらどうなるか・その3
 そろそろ続きを。今回のテーマは「誤解なくわかりあうとどうなるか」という話です。
 ニュータイプの定義として「誤解なく分かり合うことができる」という要素があります。本当にそれが可能かどうかという点ですが、これはニュータイプがサイコミュ通信を行える人間と言うことであれば、それは脳波レベルで通信をしているということで、言わば脳同士で会話していることになります。だとすれば、いわゆる「感覚」を共有できるということであり、例えば「ほらあれだよあれ」と言われた時に、その人間が思い浮かべている何かが見えるということなんだと思います。
 この手の「あれ」で会話が可能な状態のことを俗に「つーかーの仲」と言うわけですが、実際我々がそのような仲になるのケース、お互いのことを極めてよく知り合っている状態に限定されます。ある程度の共通認識が存在しているからこそ、指示代名詞だけで会話が通じるということです。赤の他人が「あれ」といわれても推測の選択肢は無数ですが、分かる人間はその時の状況や相手の性格、行動パターンから選択肢を絞ることができるわけです。それは相手を知っていなければわからないことです。
 ニュータイプは赤の他人と「つーかー」になれるのです。何故か?それは脳波を介して他人の考えていることを一瞬で感じ取ることができるからです。この能力が、「誤解なく分かり合える」という理由です。

 ただ、分かり合えれば戦争がなくなるかというと、それはNOです。相手の意見を理解した上で、でもそれは違う、と言えることはよくあることです。実際、カミーユはハマーンと言う人間を「わかった」と言った上で「お前は生きていてはいけない人間だ」と完全否定しています。分かってしまうということは、その相手にある絶対的に受け入れられない部分まで見えてしまうと言うことで、完全に分かり合う可能性もありますが、完全に拒み合う可能性もあるということになります。
 つまり、一部のコミュニティ内では絶対的な平和を得ることができるかもしれませんが、分かり合えないコミュニティ同士は絶対的に対立することになります。「分かる」ことと「受け入れる」ことは違うのです。新訳Zのテーマとは少し違いますが、「分かった」上で「受け入れられる」のが真のニュータイプかもしれません。

 …というニュータイプの概論を語るのではなく、あくまで「人類全てがニュータイプになったと仮定して」その世界を妄想するのがこのコーナーなので、もう少し話を進めます。
 まず、人類全てがニュータイプになったからといって、一人一人が全人類を理解できるかと言えばそれはないでしょう。ニュータイプの理解は相互的であり、受信と送信が一致しないとその感応は発動しません。戦闘状態においてニュータイプ能力が発動しやすいと言われるのは、戦場では兵士は常に神経を研ぎ澄ませており、周囲の状況を意識的に受信しようとしているからでしょう。
 要するに、いわゆるラジオの周波数みたいなものがニュータイプにもあるんだと思います。それをチューニングすることで、ニュータイプ同士が「分かり合える」状態に入るのではないでしょうか。
 よって、人類全てがニュータイプだからと言って、簡単に他人の心を覗けるというわけにはならないと考えます。ニュータイプになったって分かり合おうとしなければ分からないのです。
 ただ、たまたま周波数が似ているニュータイプも存在し得るでしょう。そういう場合、アムロとララァのように意図せずに通じ合ってしまうんだとおもいます。そしてそれは、おそらく「生物学的に相性がいい」ということなんじゃないかと思います。まぁ、男と女はあまり分かり合いすぎないほうがいい気もしますが(笑)そこはまた後回しということで。

 また、「Vガンダム外伝」にあったように、「ニュータイプ能力で嘘をつく」人間についてですが、これはこれまでの論で考えると存在しるのか怪しいと思います。ニュータイプ能力で嘘をつくということは電波で嘘をつくということになりますが、果たしてそれが可能かということです。意図とは違う脳波を発して相手を誤解させるということなんでしょうが、そこまで脳波をコントロールできるのかなぁと思います。むしろ、ジャミングのような形で、妨害感応波を出せる人間なら生まれる可能性があるのかなと思います。もっとも、これは人間より先に機械で実現しそうな気もしますけどね。いわゆるサイコ・ジャマーというやつです。たぶん、松浦作品に出てくるアンチ・ファンネル・システムというのは要するにそういうことなんじゃないかと。

 というところまで考えてふと思いついたんですが、対ニュータイプ用のコンピューターウィルスというのも存在し得るのかな、とか思ってしまいました。つまり、サイコミュの電波に意図的に情報を乗せて、相手に誤解させるというものです。テスタメントがやったことを人間で行うということですね。これが「ニュータイプ能力で嘘をつく」ということなのでしょう。これを人間でできるということは、すなわち物凄い妄想を思い浮かべてそれを相手に伝えるという感じなのかなと思います。つまり、ニュータイプの嘘つきは物凄い想像力を持った人間だと言うことです(笑)

 このように、基本的にはニュータイプ能力=電波通信、すなわちニュータイプ=サイコミュ適応者と断定して論を進めていますので、そこが違うと言われればそれまでです。本来のジオン・ダイクンの提唱した観念上の存在としてのニュータイプとは違う、ガンダムXで「ニュータイプではないただの超能力者」と言われた存在のことをニュータイプと呼んでいますのでそこはご了承願いたいなと。
スポンサーサイト
コメント
コメント
面白いですね~
最初のほうの話で思い出したのは、レビル将軍の「戦争なんてせんですむ人類のことだ」でしたが、後半で思い出したのは、キングゲイナーの中で、ゲイナー君がやった「好きだぁー、サラ!」の大告白でした。(…つまり、そういうことですよね? 笑)
2006/07/07 (金) 23:50:13 | URL | 囚人022 #TJwDdEqg[ 編集 ]
NT3-1
"共振"(="感応"?)について
> ニュータイプの理解は相互的であり、受信と送信が一致しな
> いとその感応は発動しません。

オフィシャルズ記載の「ニュータイプ」の定義とか解説を
ベースにすると…、

サイコミュによって(電気的に)増幅され、ミノフスキー通信を
用いて(機械語には未翻訳で)発信(ビット制御用)された
ララァの感応波をアムロが感知した事で共振現象(共鳴現象とも)
が生じた。

サイコミュによる増幅を伴わずに生じたNT同士の共振現象では、
(相手NTの)存在の総体の輪郭を感じるにすぎない。
相手NTを「プレッシャー」、「不快感」レベルでしか認識出来ない。

エルメス・ビットのオールレンジ攻撃のエリアにいた連邦兵士の
中でニュータイプ的素養のある(感応波の感知力が低い)者は
「圧迫感」や「頭痛」を感じた。

つまり、「NT能力者同士が生身で対峙してもアムロ、ララァ間で
起こった様な強い"共振"(="感応")は生じない」と言う事の様
です。

周波数とチューニングについて
> 要するに、いわゆるラジオの周波数みたいなものがニュータイプ
> にもあるんだと思います。それをチューニングすることで、ニュー
> タイプ同士が「分かり合える」状態に入るのではないでしょうか。

Z(エゥーゴ)時代のクワトロ、カミーユ、アムロは、志がかなり
近しい存在(周波数がチューニングされている状態?)で、NT能力
もTOPクラスと文句の無い3人、距離も問題無しであったにも係わらず
この3人の間には、終ぞアムロ、ララァ間で起こった様な強い"共振"
が生じたという描写は無かった様に思います。

> たまたま周波数が似ているニュータイプも存在し得るでしょう。
> アムロとララァのように意図せずに通じ合ってしまうんだとおもいます。
> そしてそれは、おそらく「生物学的に相性がいい」ということなんじゃ
> ないかと思います。

NTは、オールドタイプ(OT)に比べ、「洞察力」と「状況認識力」が優れている。
この能力は、
・人の間の意思疎通をより円滑な物に出来る。
・誤解無く"事物の総体"を認識する事を可能とする。

「生物学的な相性の良さ」等のレベルに左右されず、"安定してコミュ
ニケート"(相互に正しく感知・認識)出来る能力こそがOTとNTの根本的な
差だと思うのですが…


人類全てがNTになったとしても、強い"共振"は、サイコミュが間に介在
しなければ生じない。生身のNT同士の"共振"ではNT能力が強いとされる人の
間でも、他人の心を覗ける状態には至らない。「感応波」での通信(NT能力の
使用)は「疲労」をもたらす。なので、一般的な意思疎通は言語(話言葉、
書き言葉)を使用せざる得ない。と思います。


「ニュータイプ能力で嘘をつく」人間について
> 意図とは違う脳波を発して相手を誤解させるということなんでしょうが、
> そこまで脳波をコントロールできるのかなぁと思います。

多重人格者で、かつ、NTなら可能でしょう。NTの定義に背反しません。
(どの人格が主かが問題では有りますが)

> ジャミングのような形で、妨害感応波を出せる人間なら生まれる可能性が
> あるのかなと思います。もっとも、これは人間より先に機械で実現しそうな
> 気もしますけどね。

精神を病んだ(気が狂った)NTの感応波を発信(ハッキングされたらファンネル
・ビットが暴走するかも)すれば、目的は達成出来るでしょうが、ジャミングなら
やはり機械で行なった方が安全・確実ですね。

上記の様な一部の例外を除いて、単純な「ニュータイプ能力で嘘をつく」は、
NTの定義「誤解なく分かり合うことができる」と背反していると思います。
このケースでは、「誤解無く"事物の総体"を認識する事」は、"相手(騙そう
とするNT)が、意図的に情報を乗せて、自分(感知者)を誤解させようとして
いるという事自体を自分が正しく認識出来てしまうという事"に他ならないからです。


サイコミュ:NTパイロットの「感応波」を受信し、「機械語」に翻訳
するインターフェイス。

ミノフスキー通信:感応波を電気的に増幅し、発信。ミノフスキー粒子の
振動を利用。

ニュータイプについて議論するとき、用語は設定中で使用されている物を使って
いただけたらと思います。自分としては、"電波"通信(=サイコミュ(オールレンジ
攻撃)能力?)、"受信"(=感知?)の使用が引っ掛かりました。
"電波通信"はOT(我々も?)が一般に使う通信手段の"電波通信"と混同の可能性が
有ります。感応波も大枠では電波の一種に過ぎないのでしょうが…。
2006/07/08 (土) 17:24:20 | URL | ねも #CNcRxVIA[ 編集 ]
>囚人022さん
「分かり合える者」と「戦争をしなくて済む者」は必ずしもイコールではないんですよね。
では戦争をしなくてすむ者とはどういうものなのか、というのは今後掘り下げていきたいところです。

「好きだぁー!サラ!」は実のところ新訳Zのラストに通じるものがあるんですよね。
本来二人だけの会話でなければならないものが周囲に筒抜け、しかし周囲はそれに対して温かく見守るだけ。こういう関係が最高なんじゃないか?という富野監督の最新のメッセージである気がします。
2006/07/09 (日) 01:01:06 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>ねもさん
まず前提としておきたいのは
人類全てがニュータイプになった世界というのは、
おそらく宇宙世紀から千年から万年単位の
時間が過ぎているだろうということです。
人類全てとなるとそのくらいの時間はかかってもおかしくありません。
なので、科学技術は宇宙世紀とは比較にならないほど
進歩している世界だという前提で話を進めています。

あくまで宇宙世紀レベルの科学でものを考えるなら、
もっと違う話になると思います。

>サイコミュ
大概の共振現象はサイコミュを介さないと説明できないんですが、
唯一にして最大の例外が「ア・バオア・クーにおいてWBクルーを導いたアムロ」なんですよ。
このときの彼は明らかにサイコミュを介していないんです。
なので、必ずしもニュータイプはサイコミュを介す必要はないと思っています。
もっとも、人類全てがニュータイプとなった世界でのサイコミュがどうなっているか
というのはもう少し掘り下げる必要があると感じています。

>アムロとララァ
これは話題がずれることもあり別の機会に一度語りたいと思っているんですが、
アムロとララァは極めて特殊なニュータイプ同士だったんだと思います。
というよりは、むしろニュータイプの共振と一目惚れが同時に発生したんじゃないかなと。
不幸なことはそれが一番最初のニュータイプ同士の出会いだったが故に、
その後のアムロとシャアのニュータイプ観を
かなり歪めてしまったのではないかと考えています。

>カミーユ・クワトロ・アムロ
上で述べたようにアムロとララァは極めて特殊なケースですので、
彼らが同じように共振することはありえないかと思います。

>「生物学的な相性の良さ」等のレベルに左右されず、"安定してコミュ
>ニケート"(相互に正しく感知・認識)出来る能力こそが>OTとNTの根本的な差

無論OTに比べればNTは遥かに「生物学的な相性のよさ」を
超えることが出来ます。
しかし、NT同士でもやはり相性はあるだろうと。
でなければ、シャアとハマーンはあんな関係にならなかっただろうと(笑)
このあたりは「ニュータイプと恋愛」ということで今後に持ち越す予定です。

どんな存在だろうと、肉体がある限り生物学的な問題からは離れられません。
それを分からなかったのがアムロやシャア、シロッコ達であり、
それを理解できたのが新訳カミーユであるということです。

>「ニュータイプ能力で嘘をつく」人間
これはコミック「機動戦士Vガンダム外伝」に
そういう存在が出てくるものですから、
それに対して解説をしただけに過ぎないです。

人は言語を得たが、言語で嘘をつくものが現れた。
ニュータイプという新たな言語を手に入れても、
それを用いて嘘をつくものが現れる。
所詮人類全てがニュータイプになったところで
人はいつまでも人なのかもしれない…という話です。

>ミノフスキー通信
これは実は極めて眉唾な設定だと思います。
じゃあミノフスキー粒子を散布しないと
ニュータイプは感応できないのか、という話になってしまうんです。
そういう技術があること自体は否定しませんが、
(ビット兵器の誘導はミノフスキー通信で行っている思います)
NT能力をミノフスキー粒子散布下限定と考えると、
まるでこの話が面白くなくなってしまうので(笑)

実際のところは、ロンデニオンでアムロがシャアに気づかなかったり、
大きな戦乱がなくなってニュータイプが現れなくなったことを踏まえると、
確かにニュータイプはミノフスキー粒子散布下限定の存在と
考えることができると思います。

結局のところアムロもシャアも、
たまたま発現した超能力をニュータイプと勘違いしちゃった
おめでたい人という結論になってしまうわけですが。
2006/07/09 (日) 01:34:15 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
少し無理に話を繋げてみますと、
>「好きだぁー!サラ!」は実のところ新訳Zのラストに通じるものがあるんですよね。

やっぱルロイさんは慧眼だ!(笑)

「本来二人だけの会話でなければ」ですが、むしろ富野さんは「本来」ある程度は開かれてあるべきと考えているのではないかと思います。(そのことの是非はさておき。)
"個"の問題として閉じよう閉じようとするところに歪みや業が生まれる部分がある、ということは一面では真実だと思うのですね。

ただこれを、例えばハマーンとシャアがどうだったら、(極端に言えば痴情のもつれから)「戦争をしなくてすむ者」になれたのか、というと本当に難しいですね。ハマーンの行動原理のある部分は"痴情のもつれ"から発したものだと、例えばアクシズの面々が感知できたりなんかしたら?(・・・うわ、なんか無茶苦茶なことになりそうだ・・・ 笑)
2006/07/09 (日) 11:47:35 | URL | 囚人022 #TJwDdEqg[ 編集 ]
NT3-2-1
また長くなりそうなので(苦笑)、2回か3回に分けます。

> 前提
> 人類全てがニュータイプになった世界は、
> おそらく宇宙世紀から千年から万年単位の
> 時間が過ぎている。そのくらいの時間は
> かかってもおかしくありません。

なるほど、前提が違っている様ですね…。
 自分的には、「人類全てがNTになった世界」の実現には、
そんなに時間を必要としないだろうというのが前提として
あります。 NTが"種"として(体の構造的に)異なるのなら
進化に万年単位の時間は必要でしょうが…。

・OTとNTの生物学上の差異は存在しない(=小進化ですらない)
 つまり肉体的には既にNT READYの状態だと思われる点。
-> NT能力とは脳の機能の使い方(運用ソフトウェア的な物)
  の変化か追加ではないでしょうか? (強化人間=人造NTも
  薬物投与や記憶操作以外の肉体的な差異は劇中の描写で無
  かった事からも)なので、"覚醒"と呼ばれていると…。
   だとすると、OTからNTへの覚醒(進化)は爆発的に伝播
 (感化・感染)する可能性が秘められていると思います。
 「複数のメガ粒子砲を回避するジオン兵の存在」や「アムロ・
  WBクルーの描写」をその兆しと捉える事も出来るのですが…。
   ただ1st以降、続編作り(1stのラスト否定し)まくりなの
  で、それ以降、ターンA とかガイア・ギアまで(?)、この
  進化の速度は鈍化している様ですが(笑))

・生まれたときからNTという存在もいない(必ずOTからNTへ段階を
 経ての覚醒)と思われる点。つまり種としてOTとNTは別では無い
 と思われる。
  仮に赤ちゃんNT(生まれた時からのNT)が存在したとして、
 成人NT(クェス位の年齢以上)との"共振"が何をもたらすのか?
 "共振"自体は出来ても言語を習得していない存在との間で
 どこまで相互理解が行なえるのか?未知数です。

>> サイコミュ
> 大概の共振現象はサイコミュを介さないと説明できない
なので、必ずしもニュータイプはサイコミュを介す
> 必要はないと思っています。

"サイコミュ"は、"共振現象"のレベルが少なくとも2つ以上あり、
その場合分けを行なう為に引っ張り出しました。
(1)強い"共振"=サイコミュを介した場合に起こる。アムロ・ララァの
 様に、相互に相手(他人)の心を覗ける状態に至る。
 但し、途中でどちらかが"共振"を拒絶すれば解消してしまう。
(2)通常の"共振":サイコミュを介さない。相手NTの存在を輪郭的「プレッ
 シャー」、「不快感」にしか認識出来ない。相互に相手(他人)の
 心を覗ける状態には至らない。

> 唯一にして最大の例外が「ア・バオア・クーにおいてWBクルーを
> 導いたアムロ」 このときの彼は明らかにサイコミュを介していな
> いんです。

ご指摘の通りです。が、このシーンはアムロとカツ、レツ、キッカ間に"共振"
があったかどうかという問題で、アムロと他のWBクルー間に"共振"は無かった様です。

・アムロはWBクルーと彼等の周りの状況が認識出来ている。
・アムロはWBクルーに感応波を用いた語りかけが出来ている。
 (ブライトのセリフ「アムロが呼んでくれなければ…」「セイラやミライの
 方が聞こえるんじゃないのか?」「…セイラの方が我々よりよほどニュータ
 イプに近いはずだ。捜してくれ、アムロを」と、セイラ のセリフ「で、でも、
 どうやって?…わからないわ」 からNT同士の交信(会話)では無く、一方向の
 語りかけと判断)
・カツ、レツ、キッカの3人は、ラスト付近で、アムロを探そうとして、アムロと
 その周りの状況を認識できている。
・カツ、レツ、キッカの3人は、アムロに感応波を用いた語りかけが出来ている。
(これがアムロとの感応波による交信(会話)であったかは不明、上記のアムロ
 同様、一方向の語りかけである可能性が高い。Zで3人がアムロと再会時に
 ア・バオア・クーで、アムロとNT能力で会話が出来たとか、分かり合えた等という
 発言・エピソードが無かった為)

つまり、アムロは、WBクルーをNT能力で"認識"し、(感応波で)"語りかけ"して
いますがWBクルーがNTとして覚醒していない為、"共振"はしていない。

 カツ、レツ、キッカは、アムロをNT能力?で"認識"し、(感応波で)"語りかけ"して
いる様ですが、双方向での会話はしていない様に見受けられます。
 3人が覚醒したかどうかですが、一時的に完全なものだったのか、不完全なもの
だったのかを含めて不明です。
この時の"共振"は、生じていたとしても、カツ、レツ、キッカからの一方向の語り
かけ程度で有り、「相手NTの存在を輪郭的にしか認識出来ない」と大差ないレベルで
有る様に思います。



>> カミーユ・クワトロ・アムロ
> 上で述べたようにアムロとララァは極めて特殊なケースですので、
> 彼らが同じように共振することはありえないかと思います。

 彼等が強い"共振"を出来なかったのは、あくまでもサイコミュを
介する機会が無かっただけだと思います。

 アムロはサイコガンダム(サイコミュ)を危険なマシーンだ等と
のたまって物理的に避けていましたし(笑)。
(でも、良々考えるとあの時、カミーユでは無くてアムロやクワトロ
がフォウ(や他の強化人間)と強い"共振"をする可能性も有ったん
ですね。。。そうなっていたら面白かったかも(笑))


>> 「ニュータイプ能力で嘘をつく」人間
ルロイさん宛にコメント(反論?)しても詮無き事は分かって
いましたが、書いてしまいました。申し訳ないです。
ただ、(富野監督作品としての)ニュータイプの定義が確定してい
ない状況で、基本的な定義に背反する様な設定を(アイデアとして
面白いからと)富野監督以外の人が、オフィシャルとして拡大解釈
的に追加する事を認めていると取り留めが無くなる気がして…。
(富野監督がコミック「機動戦士Vガンダム外伝」のニュータイプ
描写は100パーセント正しいとこれも自分のニュータイプ感と合うと
公認(全肯定という意味では無く)してくれると、それはそれで解釈
するのですが…)
2006/07/09 (日) 17:27:06 | URL | ねも #CNcRxVIA[ 編集 ]
>囚人022さん
>ハマーンの行動原理のある部分は"痴情のもつれ"から発したものだと、例えばアクシズの面々が感知できたりなんかしたら?

このへんは「C.D.A」でどう描かれるかにもよるんですが、
ハマーンの行動原理にシャアがあることは、
彼女に近い人間は大体知っているんじゃないかと思います。
末端の兵士(マシュマーとかも含む)は知らないでしょうから、
知ったら「シャア憎し」か「ハマーン幻滅」に二分するでしょうねぇ(笑)
2006/07/09 (日) 20:44:52 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>ねもさん
ニュータイプ論を語るときの最大の障害は、
一人一人ニュータイプの前提が違うということです(苦笑)
なのでみんな避けるんですよね。
特に劇中の描写が一番信用ならない(どこまでが演出で、どこまでが事実なのか…)ので、
できるだけ科学技術の側面だけで語らないと
まともな答えにはならないだろうと思います。

>OTとNTの生物学上の差異は存在しない
差異がなければ全体化できるかというのはまた別の問題だと思います。
自分としてもNT能力は遺伝するものではなく、後天的に獲得するものではないかと思っていますが、
その前提で人類全てをNTにするには、
難易度としては「人類の全てに100m11秒の走力を与える」よりも難しいと思います。
実質的に不可能です。

なので、NT能力は遺伝するという前提にしないと
人類全体がNTになることは不可能だという結論に達し、
途方もない時間がかかる、と考えています。

>富野監督以外の人が、オフィシャルとして拡大解釈
>的に追加する事を認めていると取り留めが無くなる

そうするとミノフスキー通信もサイコミュの原理も
すべて否定しなくてはならなくなります。
そもそも富野監督自身が一番「科学的ニュータイプ」
を分かっていない節があるので(笑)
誰が作った設定かとかはあまり気にしない方が良いかと。

ちなみに、富野小説の中ではサイコミュは
「NTの感応波を増幅して電波として利用するもの」
という定義で、実のところこの項ではその定義を採用しています。
今の富野監督は「生まれた時はみんなNT」で、
「年を取るごとにNT的感性は失われていく」
と思っているようです。

>「機動戦士Vガンダム外伝」のニュータイプ描写
これにあえて触れたのは、
「Vガンダム外伝では~」という反論が来ないための
予防線でしかありません(笑)
長谷川氏のNT論もまた別の解釈ですから
(握手しただけで心が読める存在)
実際は同一に扱うには難しいですね。
2006/07/09 (日) 20:58:46 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>唯一にして最大の例外
「光る宇宙」でのミライの 「アムロ、いけないわ」 「それにアムロに対抗できるニュータイプもいなくなったから」という台詞もサイコミュを介さない部類に入りますかね、微妙ですが。

>カツ、レツ、キッカは、アムロをNT能力?で"認識"し、(感応波で)"語りかけ"して
>いる様ですが、双方向での会話はしていない様に見受けられます。
「脱出」における、キッカの 「すぐ外なんだから」の台詞の裏にはアムロの台詞が隠れているように感じたです、おいらには。

考察にあまり関係なくて申し訳ないですがm(__)m。
2006/07/09 (日) 23:42:54 | URL | だっちん #TojGNFVY[ 編集 ]
光る宇宙のはちょっと覚えていませんが、
ラストのカツ・レツ・キッカはアムロと会話しているように演出されていますね。

あれだけ見たら、カツは最強のニュータイプになれる気がするんだけどなぁ。現実認知は辛いです(笑)
2006/07/10 (月) 22:53:08 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
「ニュータイプ」と、「ミノフスキー通信」「サイコミュの原理」
> そうするとミノフスキー通信もサイコミュの原理も
> すべて否定しなくてはならなくなります。

「ニュータイプ」と、「ミノフスキー通信」「サイコミュの原理」は
ガンダムのSF設定の中でも立ち位置が違うと思うのですよ。

「ニュータイプ」は、主人公を含む登場人物であり、劇中で富野監督を
始めとする各作家の方の描写による影響が大きく、それは、そのまま
「ニュータイプ」の定義の書き換えを意味します。

対して、舞台装置の「ミノフスキー通信」や「サイコミュの原理」は
劇中で解説・図示されたりする機会は少なく、劇中で(ファンネル・
ビット等の描写として誤って)描写されても(ビジュアルで誤魔化し
やすく、大勢に影響が現れ難いのです。(例:設定上、トミノスキー
粒子が散布されていない場所をビットが縦横無尽に飛び回っても
「ミノフスキー通信」的にOKなのか?と思う視聴者は少ない)

劇だけを見て「アムロ」=「ニュータイプ」=「ニュータイプに出来る事」は
判ると思いますが、「エルメス・ビット」=「サイコミュ」=「オール・レン
ジ攻撃」で「ミノフスキー通信」や「サイコミュの原理」は判りません。

 自分の記憶では、「ミノフスキー通信」、「サイコミュの原理」等に
ついては、SF科学公証を当時「Gun Sight」のたしかメンバーだった
(後、ZガンダムではSF設定担当)の永瀬唯氏等が行なっていて、
これがほぼそのままサンライズ公認設定になっていると認識しています。
ミノフスキー粒子関連設定も設定的には増築に次ぐ増築で(出発点から?)
無理が見え見えですが、先に述べた理由により「ニュータイプ」よりもSF設定の
方達が有る程度コントロール出来ていると思います。

> そもそも富野監督自身が一番「科学的ニュータイプ」
> を分かっていない節があるので(笑)

確かに。ご自分の書きたい方向に都合良く、拡大解釈に次ぐ拡大解釈
ですからね。設定(担当)泣かせ(笑)。

> 誰が作った設定かとかはあまり気にしない方が良いかと。

設定は、どなたが作られても良いと思っています。
ただ、一般的・基本的な「定義」とされている物と違いがある場合は、
描写として垂れ流すだけで無く、その作家さん独自の「定義」の明示や、
違いの「解説」とか「背反しない証明」も行なって頂きたいという事なのです。

>だっちんさん
「光る宇宙」の方は想定外でした(笑)。暇を見つけて、確認したいですが、
LD-BOXを開けるのか。。。(ドンヨリ、、、<-重い気分)

ラストのカツ・レツ・キッカは、確かに(NTとして覚醒していて)アムロと
交信(会話)している様ですよね。
Zで何故NTとして描かれなかったのか謎です。。。
2006/07/10 (月) 23:32:02 | URL | ねも #CNcRxVIA[ 編集 ]
ミノフスキー通信って何が出典でしたっけ?
センチュリーにもセンチネルのムックにも載ってないんですよね。
極めてマイナーかつ亜流の設定と認識していたんですが、いかがでしょう。

ミノフスキー粒子の振動を感知するレーダーってのは
センチネルにありましたけどね。
2006/07/11 (火) 22:20:13 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
NT3-2-2
2/3です(笑)。

>> サイコミュ
> もっとも、人類全てがニュータイプとなった世界での
> サイコミュがどうなっているかというのはもう少し掘り
> 下げる必要があると感じています。

サイコミュがNTの覚醒に大きな影響を持っている以上、
サイコミュの小型化と、普及は不可欠で、万年単位の後で
あれば、サイコミュも携帯電話内蔵(<-って書いてて、
NTにはいらないのか?とか思って笑ってしまった)とか、
腕時計に内蔵とか、既に人工蛋白質で出来てて体内埋め込み
が出来る位小型化が進んでいるかもしれませんね。

NT能力が進化の必然であるならば、代を重ねる毎にNT能力
(感応波)も強くなっていくんでしょうね。


>> アムロとララァ
> これは話題がずれることもあり別の機会に一度語りたいと
> 思っているんですが、

その時には、誰か別の方がルロイさんと考察をされている事を
祈っております <-ウソです。(笑)

> 不幸なことはそれが一番最初のニュータイプ同士の出会い
> だったが故に、

ルロイさんも「密会」は読まれていると思いますが、
一番最初のニュータイプ同士の出会いは、シャアとララァだと
思います。
 で、エピソード的には、描かれてはいないと思いますが、フラナガン
機関(?)で、NTパイロットとしてエルメス・ビットシステム(サイ
コミュ)訓練中に、シャアとララァは、一番最初の強い"共振"を
起こしているのではないかと思えるのです。
第何話だか失念しましたが、ララァが「大佐が私の心に触った感じ
なんです」とか言っていたので…。でも、その後に続くシャアのつれない
返事からすると無かったのかもしれませんが…、(それともシャアの照れ隠し?)

アムロとの強い"共振"が起こった時も、強い"共振"が起こった事よりも
シャア以外の存在(NT)との間に強い"共振"が起こった事に困惑して
いる様な「これは?これも運命なの?アムロ」「なぜ、なぜなの?これが運命
だなんてひどすぎるわ」セリフ です。

このとき、シャアも確か「奴との戯言は止めろ」とか言っているので、
"共振"は経験済みっぽいんですよね。

> その後のアムロとシャアのニュータイプ観をかなり歪めてしまった
> のではないかと考えています。

まぁ、アムロもシャアもララァ・ショックにかなり引きずられた様ですね。
その捩れがハマーンとクェスを毒牙に掛けたと…。

> しかし、NT同士でもやはり相性はあるだろうと。
> でなければ、シャアとハマーンはあんな関係にならなかっただろうと(笑)
> このあたりは「ニュータイプと恋愛」ということで今後に持ち越す予定です。

NT同士の相性の存在についても否定するつもりはありません。
感応波にも周波数帯(高低の幅)が有るでしょうし、オーラにも色がある様にNTにも色というか性質がある事は想像に難く有りません。

> それを分からなかったのがアムロやシャア、シロッコ達であり、
> それを理解できたのが新訳カミーユであるということです。
アムロについては「結婚しているアムロなんて見たくない」という製作側の
都合が(ベルトーチカ・チルドレンがチェーンの子へ変化)そうさせたという
点もあり、3人に比べ新訳のカミーユだけが理解できたというのは言い過ぎな
感じがします。
新訳カミーユの解釈については、DVD入手後2、3度見直してからにしようと
思います。

> 人は言語を得たが、言語で嘘をつくものが現れた。
猿とか一部の動物もコミュニケーションの一つの形態として嘘をつく場合が
ある様ですね。

> 所詮人類全てがニュータイプになったところで
> 人はいつまでも人なのかもしれない…という話です。

そうですね。ニュータイプといってもメガ粒子砲を全部かわせる訳では無く
所詮は人でしかないという事でしょうね。

>> ミノフスキー通信
> これは実は極めて眉唾な設定だと思います。

それを言ってしまったら実も蓋も有りません(笑)。
まじめに考察した事のある人であれば、程度の差こそ有れ、眉唾な設定だと
は思っていると思います。
2006/07/11 (火) 22:55:05 | URL | ねも #CNcRxVIA[ 編集 ]
Re「ミノフスキー通信」の出典?
> ミノフスキー通信って何が出典でしたっけ?
> センチュリーにもセンチネルのムックにも載ってないんですよね。

「出典」を、「出所である書物」という本来の意味で使われていると
すると、特定は難しいです。と書いた後で、
見かけた気がしたので、見直したら載ってました。。。
「センチュリー」ぽいです。P31、P56にさりげなく記載があります。
(<-となると初出はGun sightかなァ?)
「記載されている書物」としては、「オフィシャルズ」に
「ミノフスキー通信」の記載があります。

> 極めてマイナーかつ亜流の設定と認識していたんですが、いかがでしょう。
自分も今回の考察で「オフィシャルズ」を丹念に見直して「ミノフスキー
通信」を認知した位なのですが、今まであまりに地味な為、無意識の内に
スルーされていた設定という事なんですかね(笑)。
2006/07/12 (水) 00:46:46 | URL | ねも #CNcRxVIA[ 編集 ]
「密会」は読みましたが、
シャアとララァにニュータイプ的なつながりがあるというのはやや疑問です。
確かにララァはある程度シャアの素養を分かっていたかもしれませんが、
シャアはジオングに乗って初めて「私にも敵が見える」と感じたわけですから、
それまではあまりNT的な自覚は無かったんだと思います。
というよりも、シャアは一生を通じて自分がニュータイプだとは思っていない節が見られますし。
この辺も語りすぎると話が逸れるのでまた別の機会に(笑)

>ミノフスキー通信
確認しました。本当にさりげない(笑)
センチュリーの設定は全てが公式化しているわけではなく、
取捨選択されている状態なので、
あまり拾われないと言うことなんでしょう。

というのも、この設定を採用してしまうと、
ニュータイプはミノフスキー粒子下でしか感応できないということになってしまい、
同人裏設定が本編の解釈まで根本から変えてしまう
危険があるからなんですよね。
そういう解釈も面白いんですが、
夢が無いというかなんというか(笑)

ともかく、これがあると人類全てがニュータイプになっても
ミノフスキー粒子を散布しない限り特に変わらない
と言う結論で終わってしまうため、
何の面白みもなくなってしまうんですよ。

まぁ、ミノフスキー通信を肯定した場合の解釈というのも
思い浮かんだので、
それはそれで取り扱いたいとは思います。
2006/07/12 (水) 23:11:09 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
NT3-2-3
そして…、NT3-2-3

> ニュータイプ論を語るときの最大の障害は、
> 一人一人ニュータイプの前提が違うということです(苦笑)

そうですね。
しかし、「科学的NTを突き詰めて行く」という様な目標が定まれば、
「前提(定義)」は、すり合わせというか収束して行く様に思います。


> なのでみんな避けるんですよね。

 ニュータイプ論を避けるだけならまだしも、
プロもアマもGUNDAMの名を冠する作品でNTを出さないとか…
困ったものです。だったら別の作品の世界観で勝負すれば
いいのに…と思います。
 ガンダムで商売をするのならば、ニュータイプについても真剣に
設定して、安易にニュータイプ描写からの"逃げ"をしないでもらいた
いものです。
 NTの科学的描写についていえば、富野監督以外の人が真剣にやった
方が、上手くコントロール出来る可能性があると思います(苦笑)。


> 特に劇中の描写が一番信用ならない
>(どこまでが演出で、どこまでが事実なのか…)ので、

 たしかに、NT能力の描写については、主人公視点での心象表現
なのか、演出上の表現技法なのか、客観的な描写なのか、捉え方が
違うと結論も違ってきますから…悩ましいところです。


> できるだけ科学技術の側面だけで語らないと
> まともな答えにはならないだろうと思います。

「科学技術(の側面)」も1stが製作された当時のレベルから、現在
までの間に進歩(科学常識も変化)しているので、どの時代の「科学
技術」をものさしに0080年代の「(SF)科学技術」を文字通り推し量
るのか?(作中の想定-未来的描写が現実の科学技術に追い越される)
というのも問題になります。

サイコミュの設定とか、後付け設定された物の中にも苦しい物がある
ので…、(公式(?)設定の矛盾点を科学的な視点から論破して)いろ
いろ考察する余地はあります。


>じゃあミノフスキー粒子を散布しないと
>ニュータイプは感応できないのか、という話になってしまうんです。

> NT能力をミノフスキー粒子散布下限定と考えると、
> まるでこの話が面白くなくなってしまうので(笑)

NT機(1st時のエルメス=無線タイプとそれ以外の有線タイプの事ですが)
によって「サイコミュ」「ミノフスキー通信」を利用したシステムに多少
の違いがあり、劇中の描写と矛盾させない為、同じ本の中でも記載ページ
により「サイコミュ」と「ミノフスキー通信」の定義は変わったりして
いるのですが、
「サイコミュ」や「ミノフスキー通信」の中で、「感応波を電気的に
増幅し、発信」という技術は、ミノフスキー粒子の散布・非散布に
左右されない部分なので、ミノフスキー粒子が散布されなくても
強弱の"共振(感応)"はどちらでも起こりうると思いますが、どうで
しょう?

ビット兵器の誘導(ミノフスキー通信利用)こそ、ミノフスキー粒子の
散布・非散布の影響をモロに受ける筈なのですが…、


「NT能力の強さ」は、自意識の相手方向への「共感」度に左右される。

>実際のところは、ロンデニオンでアムロがシャアに気づかなかったり、

先日、7/8(土) 24:20(放送時間は確か多少変更…) NHK総合で、
「解体新SHOW」という番組を見たのですが、その中で「自分でくすぐっ
てもくすぐったくないのはなぜ?」という疑問が取り上げられていました。

論を進める為、NT論に関係しそうな部分のみを一部抜粋・特化した
要約を記載します。要約に関しては、とある方(ぷ○んちゃん)のブログ
を参照しました。

先の答えは、進化の中で、「自分自身による触覚」と「他者からの触覚」を
分ける能力が発達した為という事です。

「くすぐりを感じるのは心因的な要因が大きい」
・面識が無い人同士よりも、仲の良い人同士の方が、よりくすぐりが働く
・緊張しているとあまりくすぐり効果は働かない

相撲の組みあい等で、相手の手が自分の脇に触ってもくすぐったく無いのは
自分の意識の内で相手への"共感"よりも"戦い"という意識が強いからだそうで、
自分的には、このあたりがNT同士の"共振・非共振"を考える上でも鍵になる
のではと思います。

プレゼンターの劇団ひとり氏も「くすぐりは人間の重要なコミュニケー
ションツール」と言われていました。

NTの"共振(感応)"と、人間の"くすぐり"は、その本質(重要なコミュニケー
ションツール)において、非常に近しい存在に思えます。

NTは決して万能人間では無く、ロンデニオンのケースでは、
NT同士の共振(感応)も、自分(シャア)から相手(アムロ)への意識の向き
が"共感"では無く"戦い(挑発)"的性質の物であった為、NT能力は十分に
働かなかったと思えるのです。

サイコミュの操作も、親機(ララァ)から子機(ビット各機)への意識の向き
が"共感"であった為にサービスが成立していると考えると、いろいろと上手く
解釈が出来ますが…、

1st時のミライも自分から相手(アムロ)への意識の向きが"共感"であった為、
アムロとアムロの周りの状況を正しく認識出来た。 -> だっちんZさんのミライ
最強NT説へと続くという訳です?

つまり、シャアも富野監督もNT能力を最大限引き出す方法を勘違いしていた
為、その後、アムロ(本来描いたNTの輝かしい未来)と"共振"出来なくなって
しまったという事では無いでしょうか?

番組自体は、7/23(日)23:25から再放送が有る様なので、興味の有る方は
どうぞ。


>大きな戦乱がなくなってニュータイプが現れなくなったことを踏まえると、
>確かにニュータイプはミノフスキー粒子散布下限定の存在と
>考えることができると思います。

戦乱(戦場という環境)は、NT発現を促すの一つの要因ですが、人類の宇宙
進出も一つの要因といわれています。(その割にララァもクェスも地球出身
で、ギュネイはスペースノイドのくせに強化人間)。

 OTからNTへの覚醒が、人類の「"群"としての心の進化」、つまり、他者との
コミュニケーション能力の進化(誤解無き相互理解能力の獲得)であり、
人がその為に肉体(容器)の持つ本来の力を得ようとする事、感覚器官、脳の
使い方(認知力の拡大や予測能力の向上、情報の共有化)など、OTとしては
自覚し難い物を新しい「(第6感や虫の声的)感覚」の強化(=日常化と精度の
向上)だとすると、その進化の方向・流れが必然であるならば、一度始まった
進化は周りの環境が大きく変化しない限り止まる事は無いのではないでしょうか?

 最初の大きな戦乱(一週間戦争)そのものが、OTとしての人類の(相互理
解能力的な)限界ゆえに起きたとすると、NTとしての人類への進化は、大き
な戦乱を避ける為に必要不可欠な能力の獲得を意味します。


> 結局のところアムロもシャアも、
> たまたま発現した超能力をニュータイプと勘違いしちゃった
> おめでたい人という結論になってしまうわけですが。

これは、富野監督が、
・1stの時点で「NTの定義付け」を"きっちり"行なわなかった事、
・「NT能力の描写」を"厳密"にコントロールしなかった事、
・1stからZへの繋ぎの「空白の7年間」を設定として十分に消化出来ない内に
 Z(TV版)を製作してしまった事
(NTとして覚醒していたと思しき人物が、続編では何故かOTのままだったり…)
が原因だと思います。
「勘違いしちゃったおめでたい人」というには、「NTはエスパー(超能力者)
では無い(富野監督談)」らしいので…、アムロもシャアも可哀想すぎます(笑)。
2006/07/22 (土) 19:15:24 | URL | ねも #CNcRxVIA[ 編集 ]
>感応波を電気的に
>増幅し、発信」という技術は、ミノフスキー粒子の散布・非散布に
>左右されない部分なので、ミノフスキー粒子が散布されなくても
>強弱の"共振(感応)"はどちらでも起こりうると思いますが、どうで
>しょう?

まさにそのとおりだと思います。
というよりもそれを前提に話を進めていましたので、
ミノフスキー通信という設定はあり得ないのではないか、
という話になったのです。
感応波で通信できるならミノフスキー通信なんていらないじゃんと。

>「くすぐりを感じるのは心因的な要因が大きい」
これは確かにそうですね。面白いです。
感覚というのは結構気持ちに左右されるものですから、
相手をどれだけ受け入れているかで感度が変わってくるというのはあるでしょう。

>人類の宇宙進出も一つの要因といわれています。
これはまさに言われているだけで、仰るように
反証がいくつもあるので、根拠には出来ないかなと思います。
アムロもララァも生まれは地球ですしねぇ。
もっとも宇宙に進出しなければミノフスキー粒子もMSもなく、
大規模な戦争もおそらく起こらなかったでしょうから、
間接的には宇宙進出が理由になるんでしょうけどね。

それとニュータイプが現れなくなったというのは
進化が止まったという意味ではなく、
文字通り表舞台に現れなかったということです。
ニュータイプという人種はいたんでしょうが、
その能力を発現する機会がなかったため、
歴史に名を残すようなことはなかったという意味です。
エンジェル・ハイロゥにあれだけのサイキッカーがいたわけですし、
ニュータイプ自体の数は確実に増えていったのではないかと思います。

そういえばエンジェル・ハイロゥは、
単にサイコミュに適応しているというだけでなく、
女王マリアの祈りとの共感が必要だったようですから
(そのために作られたのがマリア教)
そういう意味でも、やはりニュータイプの感応は
共感によってより拡大されるんでしょうね。
2006/07/22 (土) 19:33:53 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
「好きだぁー!サラ!」は実のところ新訳Zのラストに通じるものがあるんですよね。本来二人だけの会話でなければならないものが周囲に筒抜け、しかし周囲はそれに対して温かく見守るだけ。こういう関係が最高なんじゃないか?
2006/07/10(月) 00:17:29 | 囚人022の避難所
本当は、「核融合炉と原子炉」を先にやろうと思っていたのですが、 諸般の事情で、こちらの立ち上げが先です。 ※編注:例に漏れず、この記事も、立ち上げ直後で記事数が(まだ?) 少ないので、ルロイさんとこのブログ「がんだまぁBlog」にコメント した内容を掲載して
2006/08/10(木) 02:22:55 | Zの書
copyright © 2017 がんだまぁBlog all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.