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追悼設定考察企画「MSM-01はツィマッド製だった!」
 まず初めに語っておかなければならないのは、ザクの「太腿」は丸みを帯びているが、一部のザクバリエーションは角張っている、ということである。MS-06系で言えば「ザク強行偵察型(ザクフリッパー)」「ザクキャノン」「ザクマリンタイプ」の3機種がそうだ。
 これについてはすでに研究が進んでいるが、「角張った太腿(以下角腿)はその機種に合わせた合理的な形状ではなく、生産工廠の違いによるローカルバリエーションである」という点で概ね一致しているようだ。筆者もこの点には異論は無い。3機種はそれぞれ宇宙/陸上/水中での運用を前提にしているなど、共通点が無い。開発系譜上つながりのある機体ではないのだ。特に、ザクマリンタイプは本来水の抵抗を考えて流線型の装甲にすべきなのだが、あえて角腿を採用しているのである。前段階であるMS-06M-1(RMS-192M)が丸型であるにもかかわらず、だ。
 以上のことを踏まえて、持論を展開していこうと思う。
 さて、ジオンが誇る水陸両用MSがどのメーカーに開発されたかといえば、それはゴッグのツィマッド社と、ズゴックのMIP社が挙げられるだろう。また、最近アッガイはスウィネン社製であることが明らかになった(苦笑)。ジオニック社は水陸両用MSにはほとんど参加していないのである。ならば、水陸両用MSの始祖たるMSM-01(MS-06M-2のことを指す)にも、ジオニック社が関係しているとは考え辛い。ツィマッド社及びMIP社はザクのライセンス生産を行っていることが明らかになっており(コミック「デベロッパーズ」より)、スウィネン社である可能性もゼロではないが、このどちらかであると考えるのが妥当だろう。
 では、両社の他のMSを見てみたい。とはいえMIP社製のMSはズゴックだけであり、判断材料に乏しい。あえて挙げるならば、その延長線上にあるMS-13ガッシャだが、こちらは丸腿だ。対するツィマッド社も、ヅダ及びドムは丸腿だが、YMS-08AとYMS-15は角腿だ。特にYMS-08Aはザクを母体に開発された機体であるから、ツィマッド製のザクは角腿なのでは?という推測が可能になる。
 さらに言えば、YMS-08とMSM-01は他にも外見的に似ている点がある。特に似ているのが頭部だ。大型化されたモノアイレールと、額にユニットが装着されている点が共通している。脚部も足首の形状(MSM-01のそれはシーリングなのだろうが)、脚部に推進器を装着している点が共通している。両者に設定的なつながりは無いが、パーツ単位で共通している可能性があるのだ。
 とはいえ、それではMS-06M-1は何なのかという話になる。こちらに関しては、EBシリーズ「MS大図鑑1 一年戦争編」において、「地球侵攻作戦用の局地戦用MSの開発をアナハイム・エレクトロニクスに命じている」と記述されているのが参考になるだろう。おそらくは、アナハイムが開発したのがMS-06M-1だったのではないだろうか。その根拠は、MS-06Dが丸腿であることである。「地球侵攻作戦用の局地専用MS(この時点ではMS=ザクしかない)」とは、文中からMS-06D、MS-06J、MS-06K、MS-06Mを指していると思われる(MS-07も挙げられているが、さすがにそれはジオニック純正だろう)。もしこれらが全てアナハイム製であるならば、MS-06Kの角腿がローカルバリエーションで説明できなくなる。しかし、その前段階としてMS-06J-12という機体があることを思い出して欲しい。この機体はJ型なのだから、おそらくは丸腿である。そして、MS-06M-1も(おそらくは)丸腿だ。これらがアナハイムで開発された機体なのではないだろうか?というのも、アナハイムが当時MSの生産能力を持っていたかどうかは疑わしい。ジオニック社を吸収するまではそこまで大きい会社ではなかったからだ。しかし、設計することは可能だっただろう。アナハイムが命じられたのは局地戦用MSの「設計」だったのではないかと推測できる。が、MS-06KとMS-06M-2は外見があまりにも変わりすぎている。ここまで来るとほとんど新設計の領域に入っており、アナハイムでは不可能だったのではないだろうか。
 話がだいぶ膨らみすぎてしまったが、要するに「MS-06M-1はアナハイム製だから丸腿だった」ということだ。そして、設計変更が必要となった時点で計画はツィマッド社にバトンタッチしたのではないだろうか。これはMS-06J-12とMS-06Kについても同様である。が、これは推測でしかない。
 では、残るMS-06Eはどうなるか。この機体はベース機がMS-06CもしくはMS-06Fだと言われており、それが正しいなら母体の06C/Fも角腿であることが推測できる。この06Eは推進剤増量のために太腿が大型化されているのだが、同じく大型化している06Rが丸腿であることを考えると、少なくとも06Eと06Rは違う部署で作られているとしか思えない。06Rはエリオット・レム少佐が開発に関わっているように、こてこてのジオニック社製だ。しかし、06Eは「局地戦用」ではないからアナハイム製でもない。ならば、残るツィマッド社製であると考えるべきだろう。06Eは胸部に緊急脱出用ロケットが増設されているなど推力系が強化されており、推進器の技術では一日の長があるツィマッド社が関わっている可能性は否定できない。ならば、ツィマッド社がライセンス生産を行っている06C/Fも実は角腿だったのではないだろうか?

 推論が飛躍している点は否定できないが、MSMナンバーの機体にジオニック社製がない(と思われること)、ザクマリンタイプに続くMSM-02がツィマッド社製であることを考えると、そこまで推測が可能だということを、ここに提示したい。
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コメント
コメント
理論としては、ツッコミの余地が無い程イイ感じ。

でも、M-2型はジオニック社製という文献もしっかり存在していたりもする。(HJ ガンダムメカニクス2)
ちなみにアッガイもジオニック社となっているぞ。MG解説書でもジオニック社でしたな。
MGギャンではフィールドモーターのフィの字も出てこなかったし(”流体パルスアクセラーター”だそうな)、アミーゴ説を否定する気満々です(w
2006/05/30 (火) 06:48:07 | URL | とっぱ@喪中 #B8xSsyyA[ 編集 ]
がびーん
アッガイがジオニック社の確定情報はあったんですね…参ったな、あれ角腿だし、ちょっと根本から崩れちゃったかもしれません。M-2の方は文中にM-2と書いてあるわけではないでしょうから、06M=M-1型だと逃げられるんですけどねぇ。
一応、ゲルググも角腿という逃げ道はあるんですが、何故か最近立体化された商品はみんな角腿じゃないんだよなぁ…。
2006/05/30 (火) 20:27:28 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>アッガイがジオニック社

に関しては、”スウィネン・ジオニック系列会社説”でなんとかなるんですけどね。
アナハイム傘下つーことは、元ジオニック傘下でしょうよ、やっぱり。

>M-2の方は文中にM-2と書いてあるわけではない
けど、画稿は当然M-2型・・・というよりマリンハイザック版なんだが(w

>何故か最近立体化された商品はみんな角腿じゃないんだよなぁ

そこでライセンス(以下略)・・・(笑)
実際ツイマッド・MIPでされてるしね。
2006/05/30 (火) 22:50:51 | URL | とっぱ@喪中 #B8xSsyyA[ 編集 ]
いや、水中用MSにジオニック製が無い=だから06Mもジオニック製じゃないという説なんで、ジオニックが関わってる時点でアウトなんですよ。

>けど、画稿は当然M-2型・・・というよりマリンハイザック版なんだが(w

画稿と設定は別物です♪(爆)
接収されたM-1型もマリンハイザックですから、なんて。
2006/05/30 (火) 23:05:42 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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