がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
Zガンダムの「何故」を考える3「元ホワイトベース隊は何故反組織に参加したか」
 結構腑に落ちないんですよ。なんか第1話からあたかも「ティターンズは許せない、反抗するのが常識。みんな空気読めよ」みたいな雰囲気で、連邦所属だった一年戦争の英雄がエゥーゴやカラバに参加する理由がいまいち見えてこなかったからです。ティターンズが許せないから戦うって、そういう理由で動く人たちには一年戦争のときは見えなかったんですよね。戦後に結構大変だったみたいではあるけど、それがティターンズに直接繋がるわけじゃないし、まぁブライトはいじめられてたからなんとなくわかるけど、みんなアースノイド(だよね?)だし、どうも決定的な理由が見つからないんですよ。SEEDのアークエンジェルのクルーたちは、「ラクスが狙われた」とか「オーブが連合と同盟を結んで居辛くなった」みたいに明確な理由があったんですが…。
 ただ、みんな動いたから自分も動いた、という発想である気はしますよね。アムロもフラウ親子がこなかったら動かなかったろうし、「デイアフタートゥモロー」を事実とするならハヤトもカイがこなかったら動かなかった。そういう連帯意識というか、ホワイトベースのクルーはかなり強固な絆で結びついていますから(あれだけの単艦での逃避行で生き延びたわけですからね)、みんなやるなら俺も、という雰囲気になるのはわかります。ならば、最初に動いたのは誰なのか?それはおそらくカイなんじゃないかと思います。一番連邦に疑い持ってそうだし、ジャーナリストとして活動していること自体、世間の黒い部分を暴こうみたいな意志を持っていた感じですし。無論カイ自身はエゥーゴにもカラバにも直接参加はしていませんが、ホワイトベースのメンバーの中で最初に動いたのは彼でしょう。ブライトとミライの仲介もしていた雰囲気がありますからね。
 ブライトはどちらかというと、ティターンズの非道に見かねてグリプスから逃げてきたという雰囲気がありますが、あまりにも急にアーガマを任せすぎなので、元々いずれエゥーゴに参加することが決まっていた可能性は高いですよね。女房には言ってあるって言ってたし。ハヤトは「デイアフタートゥモロー」の内容で十分だと思います。カイが動いて、ハヤトも動けば、アムロにも動いて欲しいと思うのが自然の流れ。それでフラウが動くことになったんでしょうね。で、アムロはまぁ、カツに言われたとかもあるでしょうが、結局のところ「悔しいけど、僕も男なんだな」ということだったんでしょうねぇ。個人的にはやっぱり、ガンダムMk2の存在を知ったことがきっかけだと思ってるんですよ。輸送機で突っ込んで脱出した後に、寄ってくるMk2を見て「ガンダム…マーク2か」って言ってますから。Mk2の存在は知ってるはずなんです。「僕が一番ガンダムを上手く扱えるんだ!」と言ったくらいですから、知らない所で知らない人間がガンダムに乗ってたらやっぱり疼くものがあったんじゃないかと。

 そういうわけで、カイやブライトはともかくとして、他のメンバーは特別ティターンズに対して強い反感があるわけではない気がするんですよね。ただ、動く場所が欲しかったと言うか、戦後自由に暮らしてこれなかった鬱憤が爆発したようなものなんじゃないかなと。
 そう考えると、新訳Zのあと彼らはどうなったのかな、というのは気になるところです。ダカール演説がないってことは特にエゥーゴが連邦の実験を握ったわけでもなさそうだし、エゥーゴが連邦軍に吸収されるのかどうかも怪しいところです。反連邦活動は不問にして特務部隊ロンド・ベルとして厄介払いで終わったってことでしょうか。それはそれで切ないですが。ハヤトはZZで死んでましたが、それがなくなったことでどうなったんでしょうね~。

 ただとりあえず、あのティターンズに反抗して当然という雰囲気は、やっぱり学生運動の時代の空気ですよね。そういう刷り込みが作品の中に存在するのは正直、あまり好きではないです。
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コメント
コメント
キャスバル専用ガンダムがあるならララァ専用Gアーマーもありじゃないかと思ってる わんこです。

実は新訳Z、いける範囲で上映してる映画館が一切ないので見てなかったりします。
確かにアムロはティターンズと戦う決定的な理由がないですね。
個人的には、ジョブジョンとかのその他大勢組がどうしてたのか気になります…
かなりどうでもいい事ですがね;
2006/03/15 (水) 23:09:01 | URL | わんこ #2DdjN05.[ 編集 ]
Zガンダムってわかりにくい話ですよね(苦笑)
一応、表題の件に関してはホワイトベースクルーの中心人物達ってのはみんな名目上特権階級を与えられながら(本来スペースノイドであるハヤト(カイも?)も地球暮らしになっている)、その実、閉職につかされてるんですよね。アムロに至っては監視付きですよ。否応なしに地球連邦の腐敗振りを感じながら生活してきたんですよね。加えてテレビ版ティターンズの横暴さは凄いですからね(苦笑)
でも確かにこれが理由だ!って決めては乏しいかも。
2006/03/16 (木) 00:43:27 | URL | Z・3 #-[ 編集 ]
ジョブ・ジョンってF91だかシルエットFの方だかの
開発に関与してた気がする・・・。
技術の方の人間ですかやっぱ。
2006/03/16 (木) 15:19:28 | URL | 青空 #kUr9nKys[ 編集 ]
>わんこさん、青空さん
ジョブ・ジョンはF90の開発者ですね。
サナリィのスタッフなんで、普通に連邦で技術屋としてやってたんでしょう。
ホワイトベースのメンバーの中でも注目を集めたのは艦長とパイロットくらいだったんでしょうね。

>Z・3
ハヤトってスペースノイドでしたっけ。忘れてたような知らなかったような。
鬱憤がたまっててそれを晴らす場所が欲しかったんですかね~。ティターンズを倒して何をしたいというわけでもなかったでしょうし(実際、アムロやブライトは連邦軍のはぐれ者に逆戻りですし…)。

しかしTV版のティターンズは子供でもわかるようになのか、本当に極悪集団でしたね(笑)南極条約できんしされてたこと全部やってるもんなぁ。
2006/03/16 (木) 21:59:13 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
「空気読めるのがニュータイプ的~」というと怒られそう?(笑)
新訳では誰がニュータイプ的素養があるとか、誰はないとか、かなり基準は曖昧になりましたよね。(カツの死は、けっこうみんなが感じていたような。)
鬱憤のウサ晴らしと言ってしまっては、なんかかわいそうな気もします。それにしてもカイは、ミハルの件で急に男気のあるやつになりましたよねー(笑)
2006/03/17 (金) 18:04:02 | URL | 囚人022 #TJwDdEqg[ 編集 ]
んー、ニュータイプには空気読めない人のほうが多い気もします(笑)

確かに新訳は誰もがニュータイプだけど誰もニュータイプじゃないって感じでしたね。この辺はVガンダム以降ずっとですが。

人は抑圧されると抵抗するのですよ。そういうものです。というか、カイはいつまでもミハルを引きずってるんでしょうかね…そっちの方がちょっと気がかり。レコアにも気がなかったっぽいし。
2006/03/17 (金) 21:54:08 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
この件、
どこで読んだのか、ブックマークがどっか行っちゃったのですが、面白い解釈がありました。『めぐりあい宇宙』の中で、ジオンだけが悪ではないということで、カイが「じゃあ、ジオンを叩いた後で連邦も叩くってことかぃ!」みたいなセリフを言ってました。なんだかんだホワイトベース隊の面々は、結局その方向性で行動し始めただというのです。(まぁ男子限定ですが。)
2006/03/20 (月) 13:27:22 | URL | 囚人022 #TJwDdEqg[ 編集 ]
あ、やっぱり言ってましたよね。
小説版とごっちゃになって記憶に自信がなかったんでそこ触れなかったんですよ。
そう言ってたのがカイってのがやっぱりポイントなんですよね。

ジャブローに着いたあたりから、みんな連邦に不信感は持ってたとは思うんですが、
その時の周囲は「いやいや、口でいうのは簡単だけどさ」って感じのリアクションだったような気がします。
それが、エゥーゴという組織があったから、ちょっと協力してやろうかなって気持ちになったんでしょうね。
気分としては、エゥーゴに全面的に賛同したというよりは、ちょっと手助けしようと思っただけなんじゃないでしょうか。
ブライトだけは、思いっきり前線の中心でしたけど(笑)
2006/03/22 (水) 21:05:49 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
絶対的正解はなし!w
『めぐりあい宇宙』でたぶん一番たしなめてたんだろうブライトが、『Ζ』では一番前線にいるってのが微笑ましく思えますが、カイたちの行動「全面的賛同というよりも…」ということでは、“大きな組織”そのものへの不信がそもそもありそうですね。否応無く組織に呑み込まれかねない気配の前に、小さく個人でアクションを起こしておくというスタンスかな?
組織人のブライトが結局一番長生きをしますが、逆に言うと彼はそういう組織による行動原理しか持てないから、最後まではすんなり幸せには終わらせてもらえない。そんなシビアさが、トミノ因果律ってところでしょうか。(笑)
2006/03/23 (木) 13:05:41 | URL | 囚人022 #TJwDdEqg[ 編集 ]
逆シャアでのアムロやブライトを見てると、エゥーゴという組織が存在しなかったら誰も行動を起こしていなかったと思うんですよ。カイは自由にやってたでしょうけど。一部のティターンズは邪魔だったけど、連邦軍を変えてやろうというつもりはなかったんじゃないかと。
組織に対する不信というよりは、組織に対して抵抗する無意味さを知っているんだと思います。「革命はいつもインテリが始める」のであって、彼らはインテリではないと。
2006/03/23 (木) 21:08:43 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
カミーユらが宇宙にいる時、カラバのハヤトやアムロはアウドムラに乗艦していたため、大丈夫でしたが、フラウやミライはなぜティターンズ分子の連邦に捕まらなかったんでしょうか?その気になれば、身柄を拘束することなど容易いでしょうし、ヒルダの一件のように人質にだすことによって、投降を呼び掛けることもできたんじゃないかと思うのですが。。
2008/04/23 (水) 22:56:22 | URL | ハル #-[ 編集 ]
作中にも描かれていますが、
ミライは香港、フラウは日本に行くようそれぞれの夫の指示の元動いています。
エゥーゴ系の何らかのコネを使って、
ティターンズの目の届かない場所に移住していたのでしょう。

まぁ、ミライは普通に人質にされてましたけどね(笑)
2008/04/24 (木) 21:42:41 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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