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ガンダムネタだけを語るブログです。
Zガンダムの「何故」を考える1「エゥーゴは何故ガンダムMk-IIを奪取したか」
 よくよく考えるとなんで奪ったのかいまいち説明されてないんですよね。そりゃ作劇上の都合としては「連邦に敵対する組織にガンダムを使わせるため」なんですが、物語の中ではどうだったのかと。

 奪うことでティターンズがガンダムのネームブランドを使えないようにするためかといえば、それならサイコガンダムあるから違う。なにかの陽動作戦だったわけでもない。どちらかというとエゥーゴが軍事行動を初めて取った戦闘であり、宣戦布告としての意味合いが強かった感じですが、にしてもわざわざ敵の本陣に乗り込むかねと(当時ティターンズの本拠地はジャブローだったようですが)。だったらコロニー潰してバスク殺せば済んだ話だし。それをやらなかったんだから、やはり第一目標はガンダムMk-IIだったんでしょう。
 でも、その後のMk-IIの運用の仕方を見ると、エゥーゴもガンダムの性能をあてにしていたようには見えない。なんの役に立ったかと言えば、Zガンダムを始めとする新型MSの開発に役立ったわけです。つまり、結果から見れば答えは一つ。「アナハイムがMk-IIの実物を手に入れたかったから」で決まりでしょう。アナハイムもムーバブルフレームの技術はあったが未成熟だったということで、どうも凄いらしいMk-IIのフレームを手に入れたかった、そのためにエゥーゴを使ったのではないでしょうか。エゥーゴとしても宣戦布告になるしまぁいいかと。
 元々エゥーゴはアナハイムがなければ存在できない団体ですし(メラニーがエゥーゴ代表としてアクシズに赴いてるくらいだからね)、ある意味ではアナハイムの尖兵だったわけで、どうしてもアナハイムのために行動せざるを得なかったんでしょう。そう考えると、所詮グリプス戦役とはアナハイムの技術発展のために存在したといっても過言ではないのかもしれません。ジャミトフも実際は世界支配ではなく戦乱を起こすこと自体が目的だった節がありますし、ジャミトフとメラニーは旧友だったという設定が小説版にはありましたから、実はこいつらグルだったんじゃね!?とか思ったり。実はゼクスとトレーズがやったことと同じだったのかもしれません。それで壊れちゃった旧訳カミーユはたまったもんじゃないですがね。
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zsphereさんがヒントをくれたので、「カミーユは何のために闘ってたんだろう?」というのを手がかりに、そろそろ反転して(ぇ?)、物足りなく感じた部分を考えてみようかと思っています。(どっちにしても、「まだやるのか!?」って言わないでくださいね。)
「・・・それで壊れちゃった旧訳カミーユはたまったもんじゃない」
ブラボー!まさにそういうことなんですよね・・・。第一部、第二部では、弾圧されるのでエゥーゴも自衛してたっぽかったですが、第三部では反転攻勢をかけてます。テレビ版ではシャアが演説するんで「エゥーゴ=正義」印象が強いんですが、正直どうなんだかなんですよね・・・。(笑)
だから20年を隔てた今の視点で考えれば、シャアの演説ぐらいでころっとその気になって命を懸ける単純なカミーユでも困るし。
どっかでアムロみたいに「戦う意味」を考えるカミーユであって欲しかったけど、SEEDの話でルロイさんが言っていたように、そういうのは今風の少年には合わないんですかね?(設定考察の話に「物語」的な視点でコメントしてしまって申し訳ないです。)
2006/03/10 (金) 14:54:05 | URL | 囚人022 #TJwDdEqg[ 編集 ]
カミーユは何のために、というのはまさに次項で語ろうと思っていたネタなので、それは次回に繰越で(笑)

アムロってそんなに戦う意味考えてましたっけ?
SEEDのキャラはそればっかり考えてる節もありますが…。
自分としては、生き延びるので精一杯だったのがファーストガンダム、そうじゃないのがガンダムSEEDという論旨で書いたつもりだったのですが、伝わらなかったならまだまだ文章力が足りないってことですな。精進せねば。
2006/03/10 (金) 20:39:52 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>「アナハイムがMk-IIの実物を手に入れたかったから」

同意。元々アナハイム1研が係わっていたMK-IIのフレームがグリプスで発展して凄いことになってたんで、アナハイム3研が会長をそそのかしたとか?(笑)。(ぎゃざMSVSネタね)
2006/03/11 (土) 18:28:43 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
GPシリーズが抹消されてからヒット商品が出なくて必死だったんでしょうねぇ。
「やはりガンダムを作るしかありません!奪いましょう!」「でもガンダムの商標取られちゃったし」「商品名はG.U.N.D.A.Mであってガンダムではないということで版権もクリアです!」とか言ってたりして。
2006/03/11 (土) 21:28:01 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
アムロは一応悩んでたと。それでどう納得して戦ってたのかはよく分かりませんが。それは簡単に答えが出されてもうそ臭いのですが。
そう思ってテレビ版のストーリーをなぞりなおしてみると、「許せない!」思いが強まる過程は劇場版よりあるんですが、その思いでラストへ向かってしまうとたぶんどうしても狂ってしまうので。仮に狂いたくなければ闘う理由を思いつめてはいけないとなると、「現実認知」のありかたとは?
・・・もう一度劇場へ行ってきます・・・。(笑)
2006/03/12 (日) 12:52:21 | URL | 囚人022 #TJwDdEqg[ 編集 ]
 アムロの悩みはやりたくないけどやるしかないっていう所で止まってたんですよ。SEEDのキラはどうすれば人を殺さずに戦争を終わらせられるかとか悩んでましたから(笑)規模が違います。
 てか、富野アニメの主人公でまともに戦う理由がある人って少ない気がしますね。大抵の場合巻き込まれて仕方なく生き延びるために戦って、いつの間にか組織の一員として戦うようになって、最後は凄い大義を持った敵に対して「それは違う!」って言って終わりなんですよ。結構みんな構図が似ているというか、「スーパー富野大戦」作ったらそれなりにまとまったシナリオになりそうです(笑)
2006/03/12 (日) 14:43:35 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
少年アムロには本当に「やりたくなかった」んですかね。人殺し=悪と知りつつ、ジオンへは明確な憎しみがあるわけで、コクピットだけ狙った殺し方が多いんでなんともです。

仕方ないから戦ってる、でも人殺しだ、って言う矛盾はトミノさんの中でずっと続いていたように思います。人が分かり合えるのか?ってテーマとも絡んできて、アムロの場合はララアと出会ったのが遅く、あって殺しちゃった直後に終戦になったので7年丸々悩んでられた。カミーユはロザミアとフォウに「理解し会える可能性が合った相手を手にかけた」矛盾を突きつけられて一気に壊れた。
ZZでは答えが一応出てるんですが、トミノさんあんまり絡んでないらしいんで・・・

ウッソたちは汚染は気にしてましたが、敵は敵だとわかっててもいつの間にか乗り越えてさくさく殺しにいってました。

ターンエーは最後まで見てないんでわかりません笑

新訳は永遠の4がないのでカミーユは葛藤しないし。。。。

振り返ると、「わかりあえない」「わりきってころしあう」「でもたまに分かり合える奇跡がある」あたりがトミノ監督の答えで、その奇跡への味付けが年を追うごとに変わっていく、って言ったところでしょうか
2011/10/25 (火) 04:11:24 | URL | ナタル #.ZWFf9ps[ 編集 ]
富野監督の作品の場合、パイロットとしての能力が高すぎるが故にどんな相手も確実に仕留められるんだけど、それが人殺しだという自覚も持っている、という点が特徴ですね。
そこでSEEDみたいに「殺したくない」となるのではなく、本能的には割り切ってるんだけどプロの軍人のように機械的にもなれていない、というところが富野的ということでしょうか。

アムロがやりたくないっていうのは人殺しをっていう意味ではなく戦争に参加する事そのものをという意味です。
アムロの場合、やらなくていいならやりたくない、という意思が見えましたが、
カミーユの場合はそもそもやらなくていいという選択肢がない(自分がMk-IIを盗むという罪を犯しているので、やるなと言われてもやるしかない)という部分で精神的によりきつい状況だったんじゃないかと思います。
2011/10/30 (日) 23:03:23 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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