がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
フォウ・ムラサメに思う
 あらかじめ、気分を害したら申し訳ないと言っておきます。フォウに対する思い入れが強い方は読まない方がいいかもです。
 フォウって凄く熱狂的なファンがいますよね。声優の変更に対する拒絶反応が発表当時からずっと続いててびっくりです。正直怖いです。SEED以前のガンダムって、あんまり特定の女性キャラに人気が集まることが無かったと思うんですが(せいぜいプルくらい)、実は潜在的に存在してたんだなぁというのが実感できます。
 わからなくはないんですよ。フォウって既存のアニメキャラにはいないタイプでしたし、劇中での描かれ方にも気持ちがこもってましたし。でもフォウって萌えキャラではないんですよね。「怖い」と感じるのは萌えキャラじゃないのに心酔してる人がたくさんいるということ、つまり萌えという感情ではなく本気で好きになってるんじゃないのかと感じるからなんだと思います。

 実際は、おそらくフォウというキャラクターに対して強烈なファーストインプレッションを感じた人が、そうやって声優の変更に異議を唱えるんだと思います。言ってしまえば初恋の相手みたいなものなのかなと。つまり、フォウ個人に対して思い入れがあるのではなく、フォウと出会ったかつての思い出そのものに思い入れがあるんじゃないかと思います。
 それほどまでに、当時のアニメ界においてフォウ・ムラサメというキャラクターは衝撃的だったんだろうなと思います。そういう意味じゃ、綾波レイよりもずっとカリスマ的な存在なのかなとか思ったりもします。でも自分がはじめてフォウを見たときの印象は「大人なのか子供なのかわからない、唇の色が変、可愛くない」でした。今見るとその大人とも子供ともいえないところが魅力なのだということはわかりますが。カミーユの初恋(?)相手としては絶妙の女性だと思います。カミーユみたいなナイーブなタイプの男は、ああいう悲劇を背負ってる女を守りたいと思うんですよネ。

 惜しいのは、富野監督がそのことを知らなかった(正確には知っていたが想像以上だった)ことですよね。もしそのフォウの衝撃を理解していて、第二部をこれでもかというくらフォウ一色に染めた話にしていれば、凄くいい映画になったんじゃないかなって思います。まぁ、声優の違うフォウだとダメかもしれませんが(笑)それに富野監督の場合人気があるとわかってることはあえてやらないしなぁ(実際、インタビュー等から察するに「永遠のフォウ」を外したのは意図的みたいですからね)。でも、やっぱりフォウなくしてゼータは語れないだろ、というのは理解できるので、もったいないなぁと思います。

 ちなみに、自分は劇場版フォウの声には特別違和感を感じませんでした。緊張してるんだろうなとは思いましたけどね。だから、声優変更に対して異議を唱えている人は客観的ではないと思います。単純に初恋の記憶が別の物に塗り替えられることを許せないだけなんでしょう。そりゃアムロやシャアの声が変わったなら非難も轟々でしょうが、そこまで声に固有のイメージをもたれているキャラでもないと思いますし。

 違和感はサラのほうが大きかったです。でも、サラのオリジナルの方はさすがに結構なお年を召していらっしゃるので、今さら少女の声を演じさせるのもきついものがありますし、仕方ないんですよねぇ。
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テーマ:機動戦士 ガンダムシリーズ - ジャンル:アニメ・コミック

コメント
コメント
フォウは好きなキャラですが、それを理由に劇場版の鑑賞を止めるということは私的には考えられませんねぇ。
それと劇場版ではあえてフォウ色をおさえ気味にしているというのもあるでしょう。何よりフォウは3部のストーリーに直接関わらないのが明白ですから2部というのはそれ自体が面白いことよりも3部作通して面白くなる事を優先している感触もあります私は。と言っても3部を見ないとなんとも言えませんわいな(苦笑)
2005/11/08 (火) 22:21:02 | URL | Z・3 #oyCfJ0mM[ 編集 ]
確かに、当初はフォウ編は場つなぎでやっただけだったみたいですしね。でも「少年の恋」という観点で見ればこれほど通過儀礼に相応しい物は無いですしちゃんと描けばずっとカミーユの成長を描けると思うんです。
小説版だと3巻で第二部と同じところから始まってちゃんとフォウで終わらせてるんですけどね…。3巻はほとんど第二部と同じ内容なので比べて読むとなかなか面白いですよ。

どうも監督の発言を見る限り、次回作を意識したと言うよりは、単にファンの期待には応えてやらねぇといういつもの反骨精神が足を引っ張った気がしてならないんです。かといってそれで万人受けを狙える人でもないんでねぇ…。新作画で構成される新エピソードは相変わらず秀逸なんですが…。
2005/11/08 (火) 22:31:20 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
声優さん
ファの声って変わりましたっけ?
なんか、1の時は気にもしなかったんですが
今回の2で,他のどのキャラよりも、えらく違和感を覚えたので…

ムラサメさんの口紅に感しては,ああいう色が一部で流行ってたのではないでしょうか?
2005/11/08 (火) 23:00:22 | URL | スウ #-[ 編集 ]
ファも変わってますね。
確かTV版の声優さんはもう引退したとか。
スパロボは引退前の声をそのまま使い回してました。

なので「ジオンの系譜」では違う方(劇場版とも違う)が担当していましたが、
そっちの方が遥かに違和感が大きかったので
今回のファにはあまり違和感を感じませんでした(苦笑)

>ムラサメさんの口紅
流行ってたんですか?
当時は幼稚園児だったので流行は分かりません(^^;
2005/11/09 (水) 20:02:14 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
近い意見なのか反対意見なのか微妙~
フォウに関する昔からの印象はほぼ同じです。「カミーユみたいなナイーブなタイプの男は、・・・」こういう見方、さすがルロイさんですね。
「第二部をこれでもかというくらいフォウ一色に染めた話にしていれば、・・・」第二部を独立した作品と見れば、その通りかも知れませんが、「フォウなくしてゼータは語れないだろ」というぐらいにバランスを欠いて大きくなっていたTV版でのフォウの位置づけを削らないことには、「新訳Ζ」の全体像は語れないだろ、ということなのではないかと私は思っています。結局この第二部の評価は、最終章まで見てみないことには白黒付けがたいのではないかと考えておりますが、如何でしょう?
2005/11/10 (木) 20:54:07 | URL | 囚人022 #TJwDdEqg[ 編集 ]
第二部の評価は最終章で決まるというのはその通りだと思います。サラがあれだけクローズアップされた意味もきっと浮き彫りになるんでしょうしね。
それに第二部のフォウが描写が足りてないかというとそうではないとも思うんですよ。あれはあれでいいと思うんです。でないと「恋人たち」じゃなくて「恋人」になってしまいますからね。

フォウ一色っていうのはあくまで単純に一つのお話と見るならって話なんですよ。単に三部作の二作目としてじゃなくて、90分の一つの作品としてならそうでもしないと評価できたもんじゃないなと、そう言いたかったのです。

きっと新訳Zは三部を連続で見たほうが面白いんでしょうね。単発で一つずつ見るものではない気がします。
2005/11/10 (木) 23:05:31 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
そういうことで
 私は管理人さんの意見を採用して、映画はDVDで一挙にまとめて初見ということにしますね。
 映画館での迫力にも心惹かれるものがありますが、まあ、そこまでの魅力はないなぁ・・・。
2005/11/14 (月) 12:25:33 | URL | ポルノビッチ・エロポンスキー #-[ 編集 ]
そうですね~。映画の大画面だと、余計に旧作画の粗さが目立ってしまうというデメリットもありますし、無理に見る必要はないかもしれないです。
でも第三部だけは見ろ!って公開後に言うかもしれませんよ俺(爆)
2005/11/14 (月) 21:16:08 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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