がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ガンダムコミックを語る8「機動戦士Vガンダム外伝」
 長谷川コミック第2弾。「アニメと同じキャラが主人公」且つ「アニメと同じ時間内」の外伝作品は実はガンダムでは物凄く珍しいです。とはいえ、実際話の内容はVガンダムと全然関係ないんですけどね(笑)結局のところ、Vガンダム放映中に描かれた長谷川漫画というだけです。
 どちらかというと、クロスボーンガンダムの雛型になったという側面の方が強いですね。作中のウッソの描かれ方はトビアに近いし、カムイは性格がベルナデットだし、スケイルはギリだし、V2がハリソンカラーだし、そして「木星じいさん」が語るのは地球不要論。そう考えると、F91の登場キャラ以外はやっぱり長谷川氏の仕事だったのかなぁと思います。
 この作品を語る上でのキーワードは2つ、「ニュータイプ論」と「地球不要論」ですね。前者は逆ギガから継承したテーマ、後者は先述したようにクロボンにつながるテーマ。長谷川コミックは確実につながってるということですね。
 ニュータイプ論に関しては、逆ギガでジュドーが見せた可能性のさらに先、精神感応で嘘をつくニュータイプという存在が現れます。ニュータイプは人の革新だ、新しい存在なんだということを提示したガンダム、その最たる存在としてジュドーを描いた逆ギガを通して導き出た結論は、結局どんなに進化しようと人は人なんだろうという現実論だったわけです。だから、次回作のクロボンでトビアはニュータイプではなく人としての道を歩む。その発想が∀ガンダムにもつながっていくわけですから、もしかすると∀が生まれた要因の一つに長谷川氏が絡んでもいるのかな、なんて思ったりもします。
 次の地球不要論に関しては、おそらく木星の人々(スパロボじゃジュピトリアンって名前が付けられてましたが)の共通の認識なんでしょうね。しかしそうだとしても、グレイ・ストークとクラックス・ドゥガチの間には関連性があるのではと勘ぐりたくもなります。同じ思考を持ちながら、逃避のために外宇宙に出ることを選んだ者と、憎しみのために地球の破壊を選んだ者。これも∀に関連付けると外宇宙に出て行った存在(ターンXの創造者)と地球の粛清を選んだ存在(∀の創造者)につながっていくわけで、なにか因縁を感じます。

 さて、思想論にばっかり偏っても仕方ないんで話の中身を。結局この話においてウッソは傍観者であって(ロランに近い役回りですよね)、真の主役はやっぱりグレイ・ストーク。結局、長谷川ガンダムの主人公はジュドーなんですよね。逆ギガが長谷川版ZZだったとするならば、今作は長谷川版「ガンダム・サーガ完結編」だと言えます。逆シャアでアムロとシャアには決着がつきましたが、ジュドーは木星に行ったまま放置されてましたからね。それを自分なりに終わらせようと思ったのでしょう。実際巻末でガンダム完結編といえると語ってますし。長谷川氏にとってのガンダムの完結とはジュドーの完結だと言えます。最近はクロボンという「長谷川版ガンダム新時代」をやってますけど。
 結局のところ、長谷川コミックの魅力っていうのは少年漫画のノリで無茶やりながら、一方で明確かつ深いテーマを一貫して表現していることに尽きます。彼にアストレイとかやらせたら面白そうですけど、無理かなぁ(苦笑)

 ところで「金色のジオングだの八丈島」ってなんですかねぇ。ジョングがMSN-03ベースだってのはわかりますが、それと関係あるんでしょうか。

「機動戦士Vガンダム外伝 脱出計画編」
作画:長谷川裕一
掲載:少年キッズVol.1
角川コミックス版:1995年11月7日初版(発売中?)
スポンサーサイト
コメント
コメント
>八丈島

ガンダム初期案のボツキャラ名ですよ。確か。
ジョングが何故金色なのかは謎ですな。単にNT部隊カラーとして際だたせる為かもしれません。
2005/10/09 (日) 09:11:29 | URL | 一文字突破@血まみれチュ #B8xSsyyA[ 編集 ]
あ、シマ八丈ですか。それだけだったんですね(汗)なるほど…。あれだけマニアックなのに設定に傾倒しない人も珍しいですよね。
金色はよくよく考えるとそうとうぶっとんでますよね。普通のゾロアットまで金色だったし…真スーパーモードを先取りしていたということでしょうか(笑)
2005/10/09 (日) 13:21:54 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
最近では百式の金色に幻惑効果があったことが判明してますので、きっとソレですよ(w
2005/10/10 (月) 08:23:02 | URL | 一文字突破@血まみれチュ #B8xSsyyA[ 編集 ]
なるほど、ジョングは幻惑を利用して攻撃してましたしね。あれはニュータイプの力だけではなかったと…(笑)
2005/10/10 (月) 21:44:31 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 がんだまぁBlog all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.