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ガンダムネタだけを語るブログです。
ガンダムコミックを語る6「MSジェネレーション」
 GT-FOURだけが独り歩きしているイメージが強い作品ですが、実は結構普通に読める内容なのがこの作品です。Gジェネに出て知名度を高めたとはいえ、EBと新MS大全集に掲載された後はダブルフェイクと違ってバンダイ設定から抹消されてますし、イメージで「一年戦争時に可変MSなんてありえねぇ。どうせ中身ねーんだろ」と思ってしまうのは勿体無い内容なんです。

 内容は一話完結で、本来は戦場カメラマンから見た一年戦争というDアストレイみたいな内容だったんですが、やはりDアストレイのように(笑)次第にカメラマン関係なくなってきます。人気確保のためかGT-FOURが主役機の漫画に変更、登場当初こそカメラマンもその場に居あわせていたものの、最終的には完全に物語から姿を消してしまいました(ある意味シンより哀れだ…)。無理があるMS設定も含め、作者の本意ではなかったのかもしれません。
 しかしこの漫画が一年戦争中ではなく戦後のゲリラ掃討戦の話だと思えば、実はほとんど違和感もなく読めてしまう内容であることに気づきます。GT-FOURも、最初は未完成で登場し、後に完成版が登場、最後は可変MS同士の空中バトルとなかなか見せ場が多く、それでいて一騎当千のスーパーMSではなく試作機が何機も存在するリアリティも押さえているなど、「一年戦争時の機体」でなければ極めて魅力的なMSであります。それでもザクスピードは無理があると思うけど。
 まぁ、中にはもっともらしいことをやっているように見せて実は物凄くくだらない話なんてのもあるんですが、例のガンキャノンのアレは「ビームライフルのセンサーを直接コクピットモニターに繋げる」とか面白いことやってますし、61式戦車対ザクなんて当時珍しかったんじゃないかと思うネタもあり、アウターガンダムや逆ギガのような名作があった頃のいぶし銀のコミックという位置取りになるかなと思う次第です。内容だけなら、既存のキャラを売りにするだけでなんの捻りのない話ばかりやってるレガシーよりはいい線いってると思うんですよね~。

 というわけで、まぁ悪くないから見つけたら買ってみそ?というのがこのコミックですね。変に期待をして買うと「ふーん」で終わる内容ですけど(苦笑)「G-4計画」という設定ばかりクローズアップされる作品だからこそ、ちゃんと内容を見て欲しいとは思います。長谷川・松浦作品と比べるのは酷ですが、このコミックの売りが設定ではないということは確かだと個人的には思います。
 まぁ結局「MSジェネレーション」っていうタイトルは意味不明なんですけどね(爆)

「機動戦士ガンダム MSジェネレーション」
作画:中原れい
掲載:MJ(模型情報)No,118~131連載
バンダイ版(上・下巻):1993年4月10日初版(絶版)
電撃コミックス版:1998年5月15日初版(発売中)
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コメント
コメント
まぁ,タイトルについては,当初のプランと実際の連載の差違と考えるしかないんですが(^^;

MSジェネレーションについては,仰るようにGT-FOURのクローズアップが原因で,どちらかというと不遇な扱いを受けているのは間違いないかと。
ザクでの山登りとか,兄弟同士の死闘とか,ちょっと悲しくて重い話などいいものも多いんですが・・・

GT-FOURのG4計画も「可変機」であることが大きくクローズアップされますが,実はGT-FOURって失敗作ってのが意外とクローズアップされないのは何でだろうか・とか,色々思うところは有ったりします(笑

多分,最大の原因は,藤田デザインがかっとんでてZガンダム的であることと,ザクスピードって名称だろうなぁ(笑
2005/09/20 (火) 22:21:49 | URL | あさぎり #GCA3nAmE[ 編集 ]
GT-FOURって藤田デザインだったんですか。それは知らなかったです。確かにゼータっぽいけど、なるほど…。
失敗作がクローズアップされないってのはまぁ、作中じゃ普通に戦ってるからじゃないかと…あれだけだと「扱いにくいじゃじゃ馬」というイメージの方が強いですからねぇ。
しかし中間形態であるFモード、今の目で見るとジャスティスやジェットストライカーの飛行形態まんまですな(笑)
2005/09/20 (火) 22:38:54 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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