がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
Zガンダムヒストリカ01
 いや~これ中身濃いなぁ。しかし劇場版に対する見方が比較的否定的なのに笑った。著者は確実にゼータ世代が中心だな。でも、ダムAとかホビー誌とかはマンセー一色だからこういうスタンスの雑誌があっても悪くはないかな。俺はあそこまで否定的には見てないよぅ。
 個人的にシンパシーを感じまくったのは福井晴敏。あの人はほとんど俺が言いたいことを言ってるな。自分の感性がこういう人と近いと感じるのは、正直嬉しい。やっぱりカミーユは補完したくなるよなぁ。逆にシャアは補完すべきところがあまりなくて正直焦点を絞りきれずにいるんだけど、この本読んである程度見えてきたかな。この人の、「富野監督がメジャーになりきれない部分」というのも物凄くよくわかって、こりゃ福井原作の映画はやっぱり見に行かなきゃだめかなぁと思ってしまった。金も時間もかかるのが映画の致命的な欠点なのだ。それよりも小説を読まなきゃだな…∀でさえ上巻しか読んでないや。
 あと第二部が群像劇としてはファースト以上、という富野監督の言葉もよくわかった。だってファーストって恋愛ほとんどないじゃん。あるにはあるけど、過程がすっ飛ばされていて、あくまで添え物にしかなっていない。まともなのはカイとミハルくらいだもんな。あれも成就までいってないし、一番普通っぽいマチルダとウッディなんて劇中で顔合わせてないし。だから、「恋人たち」というサブタイトルを掲げた時点ですでにファーストは超えていると思う。恋愛は全てのコミュニケーションの縮図ですよ。
 なかなかいい感じのこのシリーズだけど、TV版メインのやつはスルーでいいや。やっぱり劇場版にウェイトを置いたときには、TV版を見る意義はほとんどないからなぁ。

 うん、THE EDGEシャア編は7月中には公開したいです(苦笑)
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屈折好き?
買い出すと果てしもないので、いかに「買わない」消費者であろうかと欲望と闘う日々ですが…。ルロイさんが共感する「富野監督がメジャーになりきれない部分」ってどんなのだろうかと。うわ、どうしよう!(監督はメジャーになりきれない才能だから、好きなような気もするこの頃。)
2005/06/25 (土) 12:58:09 | URL | ずもっく #TJwDdEqg[ 編集 ]
>メジャーになりきれない部分

福井インタビューの中で言えば、「そんなところを描かなくていいからこっちを描いてよ」とか、カミーユへの入り口がないとか、「オタクを救おうとしなくていい」とか、そういうところですかね。

新訳Zですごく思ったのが、説明のためのシーンが説明になってない、ということです。短くまとめて説明不足になった部分を補おうとしているのはわかるんだけど、その解決方法を独り言に頼っているから、それが人物の主観でしかなくて、本当に状況の説明になってるように見えないんですよね。そういうのを見ると、そんな台詞を言わせるならもっと別の台詞を言わせろよ、とは言いたくなります。こういう部分は、老いたな富野…と思ったりします(爆)

あとは登場人物を主観的に描きすぎなんですよね。監督は人物を自分に重ねすぎて、自分にとって当たり前のことをわざわざ説明しようとはしないんです。だから、富野監督を人間として好きになれる人じゃないと、ついていけない。そういう描き方だと、やっぱり万人には受けないんですよね。

オタクを救おうとするというのも監督のエゴが悪い形で作用している例で、要するに説教臭くなっちゃう。たとえばキングゲイナーではエクソダスという言葉が出てきますが、その言葉の意味も意義もわかるんだけど、表現の仕方が「エクソダスは素晴らしいぞ」じゃなくて「エクソダスしない奴はクソだ」みたいな感じなんで、あんまりいい気がしないんですよ。

まぁ言ってしまえば富野監督は不器用なんであって、それが疎まれる原因にも、愛される原因にもなっているわけなんですが、それで済む問題でもなくて、表現方法がすごく主観的なのが足かせになっている面もあると思うんです。物の見方自体はすごく客観的な人なんですけどね。でも出てくる答えは極めて主観的。どんな電波も受信できるのに、それを一定の形でしか発信できないのが、メジャーになれない理由でしょう。

自分自身富野監督がメジャーになって欲しいと思ってるわけではないんですが、もったいないよなとは思いますよね。技術が凄くある人だし、感情的なシーンを魅せる手腕は絶対に宮崎駿よりもあるはずなので。
2005/06/25 (土) 22:52:25 | URL | ルロイ@管理人 #-[ 編集 ]
よく分かるだけに痛い。(笑)
なるほど・・・。ほんとにいい意味でも悪い意味でもアニメ職人なんだから、そこを自覚して、足りない部分を補えるパートナーを見つけられたら、監督のためにも日本のアニメ界のためにもなるのだろうな、と思います。(そこがララアの幻影を追い続けるシャアなのか・・・)
自他共に「老いた」ようなことをよく言うわけなんですが、それって職場環境の問題もあるんじゃないかと。ある年齢に達した人が果たすべき役割というのは本来あるはずだと思うのです。
2005/06/26 (日) 13:59:14 | URL | ずもっく #TJwDdEqg[ 編集 ]
そうですね、監督に欠けているのは人の出会いだったわけで、それがうまくいけばいいんですが、歳をとるとどうしても思考が硬直してしまうので、もう少し早くいい出会いがあればな、と思うんです。たらればですが。
富野監督って、自分より能力のない人間を見下すくせに自分より能力のある人間を僻むんで、すごく損してると思うんですよね(苦笑)
でも最近は、若い者も捨てたもんじゃないと思い始めているようなので、やっぱりこれから、なんでしょうね。とりあえず新訳Zの結末が何を見せてくれるのかってとこです。
2005/06/26 (日) 15:55:45 | URL | ルロイ@管理人 #-[ 編集 ]
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