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ガンダムネタだけを語るブログです。
スタークジェガンとジェガン重装型の関係
 ジェガンのバリエーション機であるスタークジェガンは、GMIIIのような支援用の追加装備を装着した機体、と説明されています。UCで特務隊仕様という設定も追加され、スナイパーカスタム的な性格が付与されましたが、本来は火力増強型として考案された機体です。
 一方、同じくジェガンのバリエーション機であるジェガン重装型も、初期設定ではRGC-90ジェガン・キャノンであったように、ジェガンの支援タイプとして設定された機体です。
 このスタークジェガンとジェガン重装型について、どのような住み分けがされていたのかを考察してみたいと思います。



 まずスタークジェガンは、どちらかというと対艦攻撃機という意味合いが強く、核ミサイルの装備も検討されていたことから、おそらくは第二次ネオ・ジオン抗争、つまりシャアのネオジオンとの交戦記録をフィードバックして開発された機体であったと考えられます。当時のロンド・ベルには対艦攻撃能力を持った機体がリ・ガズィしかなく(小説版ではハイパー・メガ・バズーカランチャーもあった)、対艦船は同じく艦船で行うしかなかった(核ミサイル攻撃も同様)ことにより、艦隊への被害が大きくなった(ラー・カイラムを守るために何隻か沈んでる)という反省があったのかなと思います。
 その反省を踏まえ、UCでのラプラス戦役ではここぞという戦闘では毎度スタークジェガンが追加配備されていました。役に立ったかはまた別ですが、対ファンネル策などもフィードバックされていましたし、対策が練られていたのは確かです。

 一方のジェガン重装型は、デザインからしてGMキャノンのコンセプトを踏襲していて、脚部と腰に増加装甲、肩にビームキャノンが装備されています。スタークジェガンがミサイルなど実弾系の追加装備を主体としているのに対し、ビーム兵器を追加装備している点が異なりますが、装甲が強化されている点は同じです。
 この機体は設定が少ないのですが、唯一明確な記述としてあるのが「重力下での運用に主眼を置かれている」という点です。基本的には陸戦型ジェガンのポジションだったりします。ビーム砲装備なのは、対空攻撃を想定しているからなのかもしれません。
 もう一つ明確なのは、この機体は「形式番号がジェガンと異なる」という点です。元はRGC-90だったからなのですが、型番が異なる以上この機体はRGM-89のバリエーション機ではなく、重力下向けの別機種ということになります。何故ジェガンではないのかというところですが、Bクラブに掲載されたRGM-88Xの解説ではこの88XがRGM-90として量産されたと記載されていたことから(この記述自体はジェガン重装型を想定したものではないのですが)、ベース機がジェガンではないからと説明することは可能です。何故RGM-89ではなく88Xがベースだったのかといえば、RGM-89は設計上かなり宇宙戦に主眼を置いている(バーニア多め、装甲軽めなど)ように思われることから、重力下に対応した機体が求められ、新規設計機ではなく既存の88Xを再利用する案が浮上したのかなと思います。

 つまり、宇宙における艦隊戦前提のスタークジェガンと、地上における火力支援前提のジェガン重装型では、その運用コンセプトが全く異なっており、また設計面でも別の機体を用いている点が異なると言うことができます。

 ただ、スタークジェガンはかなり元のジェガンからの変更点が多く、ここまで強化するならいっそRGM-88Xベースで良かったんじゃないかという気もします。ただ、プロトスタークジェガンならともかく、D型ジェガンが母体のUC版スタークジェガンは、ジェガンがベースである(換装できる)ことに意味がある機体なので、あくまでもジェガンの改修機でなければならなかったのだと思います。同じ宇宙用ですし、元々軍縮の情勢でジェガンの配備すら怪しい時代だったわけですし。
 そう考えると、やはりジェガン重装型が型番が異なる88X系の機体という方が異質であるように思えます。そもそもジェガンはジョン・バウアーが量産を強行したもので、完全にロンド・ベル優先配備を前提に開発された機体です。つまりルーツが宇宙軍にあり、地上軍とは全く異なるルートで開発された機体だったのではないでしょうか。そのため地上軍はジェガンの重力下仕様を開発しようと思っても、なかなかできなかったのではないかと考えることができます。なんとかアナハイムに掛け合い、不採用に終わった88Xベースであれば新型機を確保することが出来た、ということなのかもしれません。
 88Xベースかどうかは抜きにしても、RGM-90はRGM-89ジェガンが政治的判断も含めて強行採用された機体であり、ロンド・ベル隊以外での生産・配備・運用体制が全く整っていなかったが故に、別ラインで採用された機体と言う事ができるのではないかと思います。見た目がほぼジェガンなのは、ジェガンと大半のパーツを共有化することでコストダウンを図っている、というGMキャノンの設定そのままのヤツってことで。
 UCの時代ではすでに地上にもD型配備が確認されていましたから、ある程度ジェガンが普及する事によってRGM-90はお役御免になった可能性も考えられますね。陸戦型GMがノーマルGMの配備が整ったことで姿を消したのと同じ理由です。そういう意味では、RGM-90は名前だけでなく設定的にも「陸戦型ジェガン」と言えるのかもしれません。陸戦型GMが一部ルナ・チタニウムを使っていたり、RX-78のパーツを流用している陸戦型ガンダムがあったように、RGM-88Xのパーツを流用してスペックを底上げしているジェガン、という側面もあるのかもしれません。

 このように考えると、グスタフ・カールなるそれまでのMSのラインとは全く異質な機体が地上に配備されていたバックグラウンドのヒントにもなりそうな気がします。というかジェガン重装型も映像に出しましょうよ(福地デザインは何か権利的な問題がある?)…。閃ハサでは(せめて関連MSVの中だけでも)登場を期待したいMSの一つです。

 ちなみにスタークジェガンは第二次ネオジオン抗争のフィードバックで生まれたMSでしたが、量産型νガンダムも同じくそのフィードバックで生まれたMS(ヤクト・ドーガのようなファンネル搭載機への対策)です。こちらが影も形もない(代わりにシルヴァ・バレトが採用されているっぽい)のも何らかの設定追加を期待したいところですが、姿がない一番の理由は「サイコフレームを全部UC計画に突っ込んだから」なのかもしれません…?
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2020/03/28 (土) 17:26:56 | | #[ 編集 ]
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