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ガンダムネタだけを語るブログです。
アナハイム製MSの生産ラインを考察する
 年の瀬ですが普通に更新します。今年の秋以降は仕事もプライベートもいろいろありすぎてろくに更新できませんでした。年末年始は貴重です。

 アナハイム・エレクトロニクスと言えば、どちらかと言うと試作機をたくさん作っているイメージの方が強い(大体Z計画絡みとそのMSVのせい)ですが、もちろん量産機も多く作っています。そもそもジオニック社を吸収合併しているので、旧ジオニック系MSの生産はパーツ含めて生産しているはずですし。
 一方で、そもそもエゥーゴ向けのGMタイプ、ネモとかネロとかそっち系の機体が、そもそも「生産ライン」と言えるほどの体制を構築していたかというと、なかなか怪しいものであったりします。この辺含めて、アナハイム社の「生産ライン」というのはどんな感じだったのか、考察してみたいと思います。


 
(1)ジオニック系生産ライン
 一番考察しやすいのが、旧ジオニック社を吸収したことで得たラインです。一年戦争終了後も、ジオン系MSは連邦軍でもジオン共和国軍でも運用されていましたから、それ向けに生産が続いていたはずです。
 0083で連邦側が運用されていたMS-06F-2は、一年戦争の間に投入されなかった機体がそのまま接収されたことになっていますが、その辺もジオニック社からアナハイム社扱いになったことでそのまま連邦軍に流れたりしたのだと思います。
 ただ連邦軍向けには、どちらかというと既存の接収した機体の保守用パーツの生産の方が多かったのかなぁと想像しています。あまり新規生産機を配備する余力はなかったと思いますし、その点はジオン共和国も共通だろうと思います。終戦後はしばらく、既存の機体を新規パーツで補修したパッチワークのような機体が溢れていたんじゃないかと思いますね。そういうパーツを更に奪って生き延びていたのがジオン残党ゲリラだったりするのかもしれません。正規品パーツが敵から手に入るという状況なのも、ジオン残党がしぶとく生き残っていた要因だったりするのかも。
 一方でザクキャノン、グフ飛行試験型、アクトザクなんかが再生産されていたのは割と謎だったりします。連邦軍の新型機の新規生産の予算が下りないので、既存のジオン機の補修予算で、ジオン系試作機を新規生産していたりしたのかもしれません。

 このジオン系生産ラインの完全新型機が、ハイザックです。これは確実にアナハイム側に生産ラインがあったと思われます。このラインを利用した新型機がマラサイで、そのラインが流用されてギラ・ドーガやギラ・ズールが生産されていたと想像できます。このジオン系生産ラインはグラナダにあったとされ、ハイザックやマラサイのRMSナンバーが10xのグラナダ製扱いだったのはそのためでしょう。

(2)GM系生産ライン
 一方、はっきり明言されている記述はあまりないものの、アナハイムはGMも生産していたものと考えられます。具体的にどのGMを生産していたかは定かではありませんが、ガンダム開発計画と同時にスタートした連邦軍再建計画でGMカスタムが開発されていること、ガンダム開発計画母艦のアルビオンにそのGMカスタムが配備されていたことから、GMカスタムと、その同系機と思しきGMキャノンII、GM改あたりはアナハイム製なのではないかと思います。パワードGMもGPシリーズのデータ収集機でしたしね。そのGM改系列が、デラーズ紛争後に配備されなくなったのも、アナハイムの力が急激に奪われたからであると考えれば辻褄が合います(GM改がデラーズ・フリートのMSに無力だったことが要因とされていますが、これは表向きの理由でしょう)。劇場版Zでは、エゥーゴ側にGMカスタムとGMキャノンIIが配備されていましたしね。GMクゥエルがすぐに姿を消したのもアナハイム絡みの機体だったからと考えていいのかもしれません。そのGM改・GMクゥエル系の機体をずっと運用していたT3部隊やコンペイトウのティターンズは、アナハイムと通じていた可能性まで考えることができます。実際にその後コンペイトウはエゥーゴに寝返ってますし。
 逆にRMS-179の型番を持つGMIIは、ティターンズ側の機体ですから、間違いなくアナハイム製ではないと考えられます。エゥーゴ側のRGM-79Rはもしかしたらアナハイム製かもしれません(新規生産ではなく既存のGMのレストア機)。GMIIIもカラバ開発ですからアナハイム製でしょうね。
 つまりアナハイムのGM系ラインは、当初はGM改・カスタム系だったものの、連邦軍から発注が来なくなり、GMII・IIIの改修に切り替えたものと考えられます。そして同じラインで生産できるようにした機体が、ネモなのかなと思います。マラサイがハイザック系ライン向け第2世代MSなのであれば、ネモはGM系ライン向け第2世代MSだったのでしょう。その先には、当然ジェガン系があります。ネモのバックパックがスナイパーIIと同じと考えると、スナイパーIIもアナハイム製と考えたくなりますが、コマンド系を巻き込むとペイルライダーとか更に巻き込まれる機体が増えてしまうので慎重に考えたいところです。

(3)エゥーゴ向けMS
 ネモ、マラサイはそれぞれ既存MSのライン流用を前提とした機体だったとして、他のエゥーゴ向けアナハイム製MSのラインはどうだったのでしょうか。
 例えばリック・ディアスの生産ラインがあったのか、というところですが、これは微妙なところですね。アーガマでは実機が喪失すると随時補充されており、シュツルム・ディアスがジオン共和国軍に譲渡されたりしていますが、他に量産されていそうな形跡があまり見えないため、生産ラインがあったとしてもすぐに閉じられたんじゃないかという気がします。一応RMSナンバーが偽装とはいえ与えられているので、量産されたような気もしますが…。
 名前として登場する「量産型Zガンダム」「量産型百式改」「量産型ZZガンダム」などは、「量産試作機」という意味であって実際には量産されていないし、ラインはなかったのではないかと思います。ネロも量産されていたかというと怪しいかなという気がします。MSA-0011とMSA-0012の設計を統合した量産試作機が当時の連邦軍に譲渡されただけなんじゃないかと思ったりするんですが、センチネル内では完全に量産機として扱われていますね。単純にネモ→ネロと考えられれば楽なんですが、ネモとネロは名前以外にあんまり似ているパーツがないんですよね、系譜的にもネロはイオタ/ラムダガンダムの量産型であってネモの発展型ではないですし。
 というわけで、はっきりした証拠は少ないものの、アナハイムがグリプス戦役期にGM・ザク系以外に稼働させたラインがあったとすれば、「ディアス系」と「ネロ系」があったかもしれないというところです。ネロ系はおそらく連邦向けに新たに構築したライン(GM系後継)だと考えられることから、そのままジェガン系に統合された可能性もありますね。ディアス系はザク系後継という可能性もありますが、カテゴリ的にはドム系なんですよね。ちょっと更なる考察が必要になりそうです。

(4)Zプラス・ZII系
 明らかに量産されたと言い切れそうなのは、Zプラスですね。A型・C型以外にも多数のバリエーションが存在し、0096年でも配備が確認されていることを考えると、一定数のラインがあったと考えられます。
 0096年時点ではリゼルが量産されていましたので、これがZプラス系ラインを継承していると考えられます。リゼルはZプラスよりZIIに近い機体ですが、上半身の変形機構はほぼ変わらないため、ラインの流用は可能なのでしょう。Zプラス自体がZIIの代替機のようなものでしたが、ZZガンダムに予算を奪われていなければ、ZIIがZプラスの代わりに量産されていたのだと思います。
 この枠をZ系にするかデルタ系にするかで争っていたのが、プロジェクトZ進行時のアナハイムだったのかなと思います。デルタプラスはZプラスの後継枠を狙っていたのでしょうし、非可変機が主力になることが決まっていたら、Zプラスではなく量産型Zガンダムか量産型百式改が採用されていたのでしょう。リ・ガズィも、このラインの流用を想定していたのだと思います。


 ということで、アナハイムが持っていた生産ラインは、大まかに分けると「ザク→ハイザック→マラサイ→ギラ・ドーガ→ギラ・ズール」ライン、「GM→ネモ→ジェガン」ライン、「ネロ→ジェガン」ライン、「Zプラス→リゼル」ラインに加え、「ディアス」ラインがあったかどうかということになるかと思います。
 この先は、閃光のハサウェイの劇場版設定如何でF91にどう繋げるか決まってくるかなと思いますね。ジェガンの先にヘビーガンがあるのは確かですが、ドーガ系ラインの先にMSA-0120があるのか否か、とか。
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コメント
コメント
こんばんは。
ディアスからはヤクトかサザビーが候補になるのではと思ったのですが、
なにやらバルギルというプロトタイプを設定で作ってしまったんですね。
良いお年を。
あっ、どちらも量産機ではありませんでしたね。
チャイカとか?かなぁ…

2019/12/31 (火) 21:42:55 | URL | カズラキー #Nz7HY3p2[ 編集 ]
そうなんですよ、サザビーはそれっぽいんですが完全に試作機ですし、ヤクトもバルギルもワンサイズ小さいのでディアスとは関係なさそうなんですよね。
頭部コクピットというレアな構造も影響してるので、確かにディジェ→チャイカの流れがギリギリってところですかね。
2020/01/04 (土) 14:55:17 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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