がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ペズン計画の型番の偽装過程を推測する
 MS-Xの5体のジオン製MSの形式番号は、すでに廃番・空き番となった番号を充てられているという設定になっています。つまり、MS-10~13とMS-17には、別の番号のMSが当初存在していたということになります。それら中止になったと思われるMSの型番がどのような過程でMS-Xに与えられるようになったのか、考察してみたいと思います。



 まず確実に言えるのが、MS-11はゲルググの元番号であり、それが後にアクト・ザクに与えられたということです。ゲルググの形式番号が変更されたのは、開発過程から考えてビーム兵器の搭載が決定し、設計の見直しが図られることになったからであると思われます。つまり、V作戦の情報を確認した0079年9月以降、ゲルググの開発計画がMS-14に移行した後に、アクト・ザクにMS-11の番号が振られたものと思われます。
 また、これは公式化しているか微妙なのですが、ギャンの形式番号も当初はMS-X10という設定であったため、この番号が後にペズン・ドワッジに充てられたということになります。ギャンに関してもゲルググ同様ビーム兵器対応のための設計変更と考えることもできますが、元々はツィマッド社がドムに次ぐ新型機を開発していたところ、ゲルググの対抗馬としてよりゲルググあるいは連邦製MSを意識した設計に変更される事になったため、MS-15の番号にスライドしたというところが実情なのではないかと思います。
 この2つはとっかかりがあるため予想しやすいのですが、他の3機種はヒントがありません。MS-17ガルバルディに関しては、MS-16ジオングとMS-18ケンプファーの間の番号という事になり、時期的にも他のMSを通さずに普通にジオングの次に設計されたMSと考えても違和感がないように思えます。ただ大戦末期は様々な計画が乱立していたでしょうから、ガルバルディ以前にMS-17の名で何らかのMSが設計されていてもおかしくはないとは言えます。
 
 ここで注目したいのが、ゲルググとアクト・ザク、ギャンとペズン・ドワッジには、それぞれ共通項があるということです。それは、前者がジオニック系、後者がツィマッド系ということですね。アクト・ザクはザク系の設計を継承した機体ですし、ペズン・ドワッジはドム系の後継機種です。MS-Xの型番が情報撹乱を目的としていたのであれば、元の型番とMS-Xの機体は似ていた方が都合が良く、例えばMS-11と記載されてザクっぽいMSが出てきたときに、それがゲルググの原型機なのか、アクト・ザクという新型機なのか判別がつきにくくなります。ギャンとドワッジはだいぶ違う機体ですが、開発元が同じツィマッド系だとすれば、ツィマッド社がギャンタイプとドムタイプの2通りの後継機をMS-10の番号で検討していたと勘違いさせることができます。
 だとすれば、残りの3機種の型番の元になった機体も、何らかの共通項があるのではないか、と推測できます。これを取っ掛かりにしてみます。

 例えばガッシャはズゴックの汎用化を目指した機体なので、MIP社系と考えることができ、元々のMS-13もMIP社に与えられた枠であった可能性があります。MIP社が水陸両用機以外でMSを開発したという設定はないので、本当にペーパープランで終わってしまったのかもしれません。あるいはV作戦の察知により連邦軍のMSの情報が入り、根本的にMSの開発計画を見直さなければならなくなった関係で、MS-13までの計画は一旦リセットされたという可能性も考えられますね。
 そうなるとMS-12も白紙に戻された計画の一つと考えられますが、ギガンは既存のどの系列にも属さないMSですので、同様にMS-12も既存の系列にない新型機の枠であった可能性はあるのかなと思います。開発企業も想像できないため、それ以上の考察は難しいですね。

 一方MS-17についてはより情報が多いが故に考察が難しく、ガルバルディがギャンベースの発展機であったことを考えると、ツィマッド系の計画という可能性もありますが、ジオン最終MSであるはずのジオングの次に計画された機体であることから、もっと大きな計画があったのかなぁと思います。続くMS-18ケンプファー、MS-19ドルメルとの関連性なんかも見出したいところですが、どちらも機種としてのコンセプトは不明瞭であるためどうとでも解釈できてしまいそうです。ゲルググとギャンの統合機というポジションからすると、ジオング同様ジオン最強のMSを想定していたような気もしますし、ジオングがサイコミュ搭載を前提としたスーパーMSであるならば、続くMS-17はそれを守る護衛機のようなポジションとも想像でき、キュベレイに対するガズL/Rのような位置づけだったりしたのかもしれませんが、いずれにせよヒントが少なく想像の域を出ません。
 MS-17にはA型とB型があってB型がガルバルディβになったという記述もあったりしますが、案外この辺が情報撹乱によるものだったりするのかもしれませんね。A型とB型があったのではなく、「MS-XとしてのMS-17ガルバルディ」と「それ以前に存在していたMS-17」があったというだけだったりするのかもしれません。MS-17BがRMS-117になったというのは推測による一説に過ぎず、本当はMS-17BなるMSはMS-11ゲルググのように開発中止になった別のMSだったのかも。

 そういう意味では、諸説ある不明瞭なネタを偽装のせいということにするのもアリかもしれず、実はドワッジという名称も偽装(真のドワッジはMS-09G)だったという考え方もできるかもしれません。アクト・ザクという名称も仮称というかコードネームっぽいですしね。MS-XのMS群自体、実は名前と外観とスペックの全てが真実とは限らない、という考え方もできそうです。名前自体も撹乱を狙って付けたもので、本当に採用されていればもっと違う名称になっていたとも考えられそうです。というかMS-10とMS-09Gの名称かぶり問題はこれで解決できそう。

 つまりMS-Xの機体は、「既存の空き番を、元の番号と何らかの共通点がある機体に充て、かつ名称も他のMSと似ている名前を付けて混乱させる」という情報操作のもと開発されていたということなのかなぁ、というのが考察の結果です。
 そこまでしてMS開発計画を秘匿したかった理由は謎ですが、ヅダの情報が連邦軍に思いっきり漏れてたりしましたし、割と情報漏洩に神経質になっていたのかもしれませんね。実際、それをデン・バザークが調査しようとしていたわけですし。

 余談ですが、元のMS-10とMS-11はある程度情報があるけどMS-12と13は全くの不明という状況、ネオジオンのAMXナンバーと同じだなぁと思ってしまいました。AMX-012と013ってグザとズサ・ダインで無理矢理埋められた番号なんですよね。グザが既存の系統のMSではなさそうなこと、ズサ・ダインがズサ系列の別コンセプト機(ズサはガッシャに似ている)というのも共通していて不思議です。そうなると、MS-14のポジションはAMX-014ドーベンウルフであるということになりますが、これがAMX-011ザクIIIと競作関係にあったというのも興味深い関係です。AMX-010が空き番扱いなのもそうですね。009はドライセンですし、なんか意識してたんでしょうかね。それ以前は全く旧ジオンと関係ないナンバーなんですが。
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2018/06/01 (金) 12:14:34 | | #[ 編集 ]
昔、ネットで見た情報で「MSinActionズサ?」のTOYを保護する裏板紙情報でズサとガッシャの関係が書いてあるという情報を見たことがあります。現物を見ていないので正しいか確認できておりませんが。
後、ジオングの形式番号はMS-16->MSN-2へ移動しており、MS-16はザメルが入っていますね。1stでアムロ達が新型MS(実際はゴッグ以外はガセでしたが)のプレゼンを見ているシーンありましたが、形式番号の変更もMSの欺瞞情報として役立ったのかもしれませんね。
2018/06/02 (土) 17:56:54 | URL | ・・・ #-[ 編集 ]
ズサのMIAは見たことないですが、当時のあれは色々突っ込んだ記述があったのであり得なくはないですね。

ザメルはジオングの空き番が充てられたのは間違いないんですが、開発経緯には非常に謎が多いMSですよね。
何故あの時期にあんな地上戦特化の機体を、と思いますが、イフリートと同じで地上軍独自開発機なのかなとは思っています。
2018/06/07 (木) 20:05:45 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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