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パプティマス・シロッコとビスト財団に関連がある可能性を考察する
 以前、シロッコの本当の役割を考察した際に、その背後にはビスト財団がいる可能性がある、という話をしました。そしてそのビスト財団は、グリプス戦役時代はアナハイムの成長とニュータイプの研究に力を注いでいたのではないかという考察もしました。
 これらを踏まえ、シロッコとビスト財団の接点について考察してみようと思います。「ヴァルプルギス」はとりあえず未完なので無視で。


 まず、ビスト財団が連邦政府に働きかけ、シロッコを使ってティターンズの壊滅を狙っていたという可能性について考えてみます。これについては、シロッコが最終的にエゥーゴやアクシズとも敵対するつもりだったように見えることから、あまり可能性は高くないと考えます。ビスト財団としては、エゥーゴはアナハイム子飼いの部隊として残しておきたいでしょうし、アクシズは潰さずに生かしておいて仮想敵として存在し続けたほうが都合が良いからです。そのため、シロッコを背後で動かしていたのがビスト財団であるという可能性は薄いかなと思います。

 また、ニュータイプの研究の一環としてシロッコに関わっている可能性についても考えてみたいと思います。シロッコは強化人間ではなく先天的なニュータイプに見え、このような存在を意図的に生み出せるのだとしたら、それをユニコーンガンダムのパイロットに据えればいいわけで、それができなかった時点でシロッコがニュータイプ研究の成果であるとは考えにくいものがあります。どちらかというと、木星船団の任務のために開発されたハイブリッドヒューマン的な存在が、たまたまニュータイプに覚醒したのがシロッコ、というところかなと思います、現時点では。

 そしてそもそも、シロッコがラプラスの箱の存在を知ったら、条文を盾に自分自身が連邦政府に食い込んでいくことが間違いないので、あまりにも危険すぎてビスト財団はシロッコを味方にはできないかなと思います。危険すぎて処分する可能性はあっても、利用することは考えにくいかなと。

 このように考えると、シロッコとビスト財団はあまり関係ないと考えた方が良さそうです。そうなると、シロッコの背後にいたのはビスト財団ではなく純粋に連邦政府であったと考えるべきなのかなと思います。
 マーセナス一派がシロッコに関わっていた可能性も限りなく薄く、シロッコが木星船団出身であるということから考えると、おそらくシロッコの背後にいるのは連邦政府の中で、木星船団を管轄している誰かということになるのかと思います。「ラプラスの箱」絡みの話の中では、木星船団のことは全く出てこないため、カーディアス家やマーセナス家はあまり木星船団とは関わりがないと思われ、それ以外の強大な権益を持った存在が宇宙世紀には存在しているということなのかなと思います。この辺の「連邦側の木星船団関係者」は、木星帝国が出てくるクロスボーンガンダムシリーズにもほとんど登場してこないので、まだ開拓できる分野ですね(笑)。

 木星船団は宇宙世紀における主要なエネルギーパイプラインとして非常に重要な存在であり、日本における石油輸入タンカーのような存在とも言えます。ある意味地球連邦政府は木星船団をどの国家にも属させずそのエネルギーを使用するために作られたものであるとさえ言えます。コロニー開発と木星船団設立はセットだったのでしょうね。
 ビスト財団は、あくまでもラプラス事件の真相を知っているという一点で政府の不可侵領域となり、それを利用して財を蓄え影響力を高めていっただけで、政府の運営に直接関わるほど巨大な組織ではありません。シロッコの背後にいたのは、それよりももっと大きな存在だった可能性があるのかなと思います。

 そう考えると、連邦政府はそもそも、ティターンズもエゥーゴもアクシズも良く思っていなかったのだろうなと思います。アナハイムが力を付けすぎたことで、アクシズがネオジオンとして残りエゥーゴに供給されたMSが連邦の主力機のベースになりましたが、本来は邪魔な組織は全て潰したいのが政府側の本音だったんでしょうね。
 「逆襲のシャア」に登場したアデナウアー・パラヤは、事なかれ主義の官僚の見本のようなキャラクターで、厄介ごとは金で解決すれば良いという感じで、ZZにしろF91にしろ、連邦政府は腐敗しているというのが富野ガンダムの世界観だったわけですが、ガンダムUCではその中でも欲を持って暗躍する存在がいたり、信念を持って仕事をしている存在がいたりという面も描かれました。実際、腐敗している組織の中にもそれとは違う存在というのはいるでしょうから、シロッコの背後にいたのもそういう存在だったんだろうなと思います。
 じゃあそんなシロッコの背後にいた存在は、シロッコの死後はどういう行動を取っていたのか、という疑問が生じますが、そもそもシロッコを倒したのがエゥーゴだった時点で、目的は未達成だったのかなと思います。本来はエゥーゴもアクシズも壊滅してくれれば良かったのですが、それができず第1次ネオジオン抗争という形になってしまったので、事態は思い通りに進まなかったということになります。
 強いて言うなら、エゥーゴの解体に動いたのはシロッコの背後にいた層だったのかなぁという気がしますね。それに抵抗してなんとか人員を残して形を作ったのがブライトの艦隊=ロンド・ベルで、その片割れがシャアのネオジオンということになるでしょうか。おそらく連邦内に余計な派閥を作りたくないという意図があったんじゃないかなぁと思います。実際、逆シャア~UCの時代は特に連邦内に派閥があったようには見受けられませんでした。

 シロッコがティターンズ内で行っていたことには、新型機の開発への関与というものも含まれており、それはエゥーゴとアナハイムの関係に近いものがありました。ある意味ではシロッコはアナハイムの商売敵であった側面があり、その部分から考えてもアナハイムやビスト財団と接点があった可能性は薄いのかなと思います。
 シロッコの背後にいた層は、ジャミトフによる連邦軍支配を良く思っておらず、かといってエゥーゴ・アナハイムによる支配も望んでいなかったという意味で、既存の連邦体制に近い層だったのかなと思います。木星船団にかかわっているということは、エネルギー源を牛耳っているという意味で非常に強い権益を持っており、それ故によほどのことがない限り積極的に動くことはないのかなぁという気がします。黙っていても権益がずっと降り注いでくるようなところで、かつ公正中立でないと色々と面倒なことになる部門でもあると思うので。そういう層が動かなきゃいけなかったくらいには、グリプス戦役の時代は混乱していたということなのかもしれません。それ以後の時代は、結局連邦政府に楯突く一軍事勢力の反乱でしかなく、連邦軍内部が分裂しそうになったのはこの時期だけでしたからね(ガイア・ギアの時代まで)。
 ある意味では、シロッコは連邦軍の内部分裂を止めるために差し向けられた刺客だったりしたのかもしれません。その過程で色々な女性に手を出してしまったが故に、全然無関係の少年に殺されることになってしまいましたが(笑)。


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コメント
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はじめまして。いつも拝見しております。コメントさせていただきます。

エゥーゴやサイアムみたいなアナハイムの手先でもなく、ティターンズでもなく、アデナウアーみたいな本物の馬鹿でもなく、ローナン達の派閥でもなく…結構重要人物が候補から消えてく中、最後に残ったのがゴップ議長でした
ヤザンを手先にしたりと暗躍してるっぽいですがここらへんどうでしょうか
2018/04/16 (月) 18:56:22 | URL | NT-1欲しいマン #-[ 編集 ]
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