がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
統合整備計画と、ペズン計画と、アクシズのMSの関係
 「Zガンダム」「ガンダムZZ」は、「ガンダム0080」よりも先に作られた作品なので、統合整備計画の設定は反映されていないのですが、あくまでも現行の公式設定ベースで考えれば、統合整備計画とペズン計画があり、その後アクシズでネオジオン系のMSが開発されたことになるわけです。
 そのため、アクシズ製MSに、統合整備計画やペズン計画の名残はどの程度みられるか、そのあたりを考察してみたいと思います。


 まず統合整備計画についてですが、これはMSのパーツ類の製造がほぼアナハイムに独占されたことによって、一年戦争後の環境は更に連邦系MSとの規格統合が進んでいたことになり、あまり直接の影響はなかったと考えられます。
 ただ、アクシズが地球圏に帰還するまでの間は、アナハイムとの接点はあまりなかったでしょうから、その間は独自の規格を用いていたことになります。それこそがガザシリーズであったのでしょう。それ以外は旧ジオンMSの改修で凌いでいたと思われるため、規格自体は一年戦争当時のまま止まっていたと考えられます。キュベレイは、そもそもサイコミュ系列の規格が独特であると思われるため、あまり他のMSとの互換性はなかったのではないかと思います。
 地球圏帰還後は、積極的にアナハイム規格に合わせてMSを開発していったと思われます。ガルスJはムーバブルフレームに対応していますし、基本的にコクピットがリニアシートに改装されているはずなので、そのあたりの構造は当時のエゥーゴと大差ないはずです。

 ただ、MSの生産種別の整理という意味では、統合整備計画の延長線にあると考えて良いはずです。統合整備計画では、MSのクラスは06ザク系、09ドム系、14ゲルググ系、水陸両用系、その他(ケンプファー)という形で整理されました。ペズン計画もそれを踏襲していると言え、アクト・ザク、ペズン・ドワッジ、ガルバルディ、ガッシャはそれぞれ統合整備計画のザク改、リックドムII、ゲルググJ、ズゴックEの延長であったと考えることが可能です。残るギガンはその他枠の新しいMSに当てはまります。
 そのように考えると、アクシズのMSにおいても、ザク系はガルスJ、ドム系はドライセン、ズゴック系はズサに繋がっているとみなすことができます。またカプールはハイゴッグから直接発展したタイプであるため、ペズン計画には継承されなかったゴッグ系の枠も繋がっていると言えます。
 難しいのはゲルググ系で、ガルバルディの延長と考えればRジャジャがそれにあたるんですが、Rジャジャはギャン改から発展した機体という設定もあり、またゲルググとの関係で考えるとザクIIIの方が近いと考えることもできるため、どうみなしていいのか難しいところです。ゲルググとギャンはガルバルディとして一度統合されたものの、再度分離されザクIIIとRジャジャになったと考えることもできますが、そもそもザクIIIはその名が示す通りザクの継承者でもあるため、アクト・ザクのザク分とガルバルディのゲルググ分を統合した新しいカテゴリのMSがザクIIIと言えるのかもしれません。ザクIIIは真にザクの名を継承するMSを開発するという、かなり政治的な意図を持って開発された節が見られるため、ペズン計画以降の流れから外れた新型カテゴリとも言えそうです。バウやドーベンウルフも、完全に既存のジオンの計画外のMSですしね。

 つまり、まとめると一年戦争末期~ネオジオン時代のジオン系MSの変遷は、以下のように整理できると言えます。

<ザク枠>
ザクII改→アクト・ザク→ガルスJ
 これはザクにマグネットコーティングという連邦系技術を導入した延長として、さらにムーバブルフレームなどの連邦系技術を組み込んで発展させていった系譜と言えます。ある意味では、この先にギラ・ドーガがあると言って差し支えありませんが、ギラ・ドーガはアナハイム製であり、ハイザック→マラサイの系譜の血も受け継いでいることから、直接の後継とは言い難いと言えます。

<ドム枠>
リック・ドムII→ペズン・ドワッジ→ドライセン
 ドライセンは直接リック・ドムIIから発展している記述があるため、ペズン・ドワッジは技術的にはドライセンと直接関係があるわけではないと考えるべきところですが、そもそもドライセンは既存のドム系とはサイズからして根本的に違うので、結局のところ継承されているのはコンセプトだけのような気もします。

<ゲルググ枠>
ゲルググJ→ガルバルディ→R・ジャジャ
 ガルバルディがギャン寄りのゲルググであるため、ギャン系でありながらビームライフルも使えるR・ジャジャはかなりガルバルディ的なMSです。ガルバルディはゲルググの生産ラインで生産可能なギャンであるという側面もあるので、そもそもゲルググの生産ラインがあったかどうかわからない(急造ラインはあったかもしれませんが、正統なジオニック製ラインがあったとは思えない)アクシズではギャンベースで研究しても同じだったということなのかもしれません。開発系譜はともかく、コンセプト的にはガルバルディからRジャジャに受け継がれていると言えるのではないでしょうか。

<ズゴック枠>
ズゴックE→ガッシャ→ズサ
 おそらくズゴックの生産ラインを宇宙中心の局面でも有効活用できるよう開発されたのがガッシャなのだと思うのですが、そのコンセプトをより最適化したのがズサであると言えます。生産ライン上の繋がりはないと思いますが、これもコンセプトとしてはガッシャからの延長にズサがあるということになると思います。

<ゴッグ枠>
ハイゴッグ→カプール
 これは水陸両用機を開発するにあたり、直接参考にした実機がハイゴッグだったということなのだと思います。ズゴックはより陸上の運用に重点を置いた水陸両用機でしたが、水中での運用を重視するならゴッグ系の方が都合が良かったのでしょう。


 このように考えると、そもそもアクシズはジオン系の生産施設をアクシズ(モウサ)しか持っていないので、既存の生産ラインを活用することができず、既存のコンセプトを継承した新設計機を作るしかなかったのだと言うことができそうです。そういう意味では、機体構造上の共通点は少ないけれど、方向性はペズン計画の延長にあったと言えるのかなと思います。
 特に、ドライセン以外は全てAMX-100系のMSであることが興味深いです。AMX-100系自体が、ペズン計画の再設計機を開発するというコンセプトであった可能性があります。そういう意味では、バウがギガンやケンプファーのような「その他枠」だったのかもしれませんね。
 では何故ドライセンはAMX-100系ではなかったのか、と考えると、ガザ系・キュベレイ系に次いですでに制式採用を前提とした機体だったから、ということになるのでしょうかね。あるいは、ザクIIIが(今は設定が統一されているとはいえ)AMX-011とAMX-110という型番を持つことによりどちらの枠にも存在したと考察することが可能なように、ドライセン(の原型機)にもAMX-100系ナンバーがあったのかもしれません。
 ザクIIIについては、先述の通り統合整備計画で作られたMS枠の外にあるMSであると言うべきなのかと思います。ただ、ザク系の成分が連邦系技術の導入によりかなり薄れ、またゲルググ系もギャン寄りのRジャジャになってしまったために、ザクとゲルググの本来のコンセプトを持ったMSが望まれてもおかしくはないかなと思います。そしてそれは結果的に、高い推力と格闘戦能力も持った、ケンプファー的なMSでもあったということになるわけです。統合整備計画→ペズン計画→AMX-100計画の中でスポイルされてしまったものの集合体がザクIIIであったとも言えるのかもしれません。

 なお、ケンプファーについては継承されていないのか、という疑問ですが、上述の通りザクIII(特に改の方)にある意味コンセプトが継承されていると言えなくもないのと、シュツルム・ガルスという形でガルス系に継承されている側面があります。いずれにしても、ケンプファーはペズン計画には継承されず、またそもそも量産されていないため搭乗経験者が少なく、データも蓄積されていなかったでしょうから、実質的な直系後継機は作られなかったのだと思います。結果的に、似たコンセプトの機体が現場で運用されただけと考えた方が良さそうです。
 あとキケロガが実質MS-Xである(トミノメモ発のMSであり、後に外観が描かれたという意味で)との解釈もありますが、その後継機はハンマ・ハンマで問題ないですね。

 AMX-100系のMSは、その多くが不採用となり、試作機は騎士用カスタマイズが施されて実戦投入されたことになりますが、それなりに量産されたっぽいズサとガルスJのうち、ズサにはAMX-013ズサ・ダインという後継機が存在しています。後継機が100系ではなかったということは、制式採用されたMSは000系に入ることができるということなので、ガルスJにも000系の設計案が存在したのかもしれません。ただAMX-000系はほとんど埋まっていて、枠が埋まっていないAMX-010か、AMX-012グザが実質それだっとみなすかのどちらかしか考えようがないんですが、010だとドライセンとザクIIIの間になってしまうため、ガルスJの後継発展機の位置に入るには早すぎるような気もします。いずれにせよ超解釈が必要となりそうですね。

 やや脱線しましたが、統合整備計画でジオン軍が開発するMSの機種の分類が整理され、それを前提にペズン計画が立案された後、アクシズではその路線を継承した新設計機がAMX-100系として開発された、という考え方でいいのではないかな、と思います。そしてその中で、ドム系のドライセンのみがアクシズの主力候補として承認された、ということなのかなと。
 ドム系は、アナハイムでもリック・ディアスという次世代機のベースとなっていますし、実は一年戦争中のジオン製MSの中でも、最も基礎設計に優れたMSだったのかもしれないですね。
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こんばんは。
ぼくは、ジオングの系図は

MS-06Z サイコミュ試験用ザク
MSN-01 サイコミュ高機動試験用ザク
MSN-02 ジオングで、

パーフェクトジオングを、
低コストで、一般人も乗れるようにしたのがハンマ・ハンマじゃないかと思ってました。




キケロガは知らなかったので、
調べてみたら、

MSN-03 ヤクト・ドーガ
MSN-04 サザビー
MSN-05 (見つかりません)
MSN-06S シナンジュ

というのを見つけて、びっくりしました。




また、
R型ザクIIを、一から設計し直して、
パイプは新技術で内装できるようにして、

脚の増設ロケットは、
脚の骨に直接ロケットを付けて、
外装を着けるように簡略化して、

巨大化したバックパックを一から設計し直したら小さくなって、背中に埋められるようになって、

ザクIのトサカが見直されて復活して、
ゲルググが出来たのかと思ってました。
2015/11/07 (土) 22:52:56 | URL | サディア・ラボン #-[ 編集 ]
ハンマ・ハンマが原則的にはジオングのコンセプトを受け継いでいるのは間違いないと思います。
ただ、キケロガはそもそもまともな設定がないので、MS-XとアクシズのMSを繋げるならハンマ・ハンマに該当するのはキケロガしかないよなということです。

ゲルググについての認識は大方自分も同意です。
ただ、その設計過程でリックドムの設計が取り入れられたりはしてますね。
2015/11/15 (日) 18:12:39 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>ケンプファーについては継承されていないのか

大体同意ですが、「する余地がなかった」とも考えられます。
当初から統合整備規格で発展させようがなかったとか。
そのせいか、一年戦争~ネオジオン戦争にかけて、原型機(もしくはそのマイナーチェンジ)でも十分渡り合ってますね。
「リターンオブジオン」で、地上ではザクIIIより性能が良いのはちょっとアレですが、実はサザビーの一種に装甲形状がケンプファー(のマイナーチェンジ機)のママの機体「HJ別冊逆シャアのサザビー」が存在していたりするので、アレは実は中の人がサザビー(の原型機?)だったと個人的には納得しています。

まぁそういった意味では、ドーガ系にデータが受け継がれているのかなぁとは思います。
マラサイに似たケンプファーも(非公式ですが)ありますし。そういった意味でケンプファー→マラサイ→ドーガの流れも有りかも。
ケンプファーは一応ザク改系フレームを転用しているとも言われるので、ザク系の発展機というドーガ系の条件は満たしますしね。
2015/12/06 (日) 22:17:50 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
え?文章読んだけどこれマジで言ってんの?ニワカすぎて酷いんだがwまずザクⅡ改がガルスjに結びつくっておかしいんですよ。なぜならガルスjってグフのコンセプトをもとに内臓兵器などを搭載して設計されてます、さらきあれはある程度の新技術を入れてるんです。まぁザクとの繋がりと言えば旧ジオン系が多かったから一年戦争寄りの姿になったことぐらいでザクⅡ改をもとにして作ってるわけではないですよ、あとゲルググjとガルバルディとゆう流れもありましたがありえませんね。まずガルバルディはゲルググとギャンを合わせてるといいますがビームライフルなど近接戦から中距離などにもできるようにしたのがガルバルディです。要するにゲルググ製造ラインでのギャンといったほうがいいですね。(早い話、ギャンの構造にビームらいふるなどを持たせた)なのでゲルググjからガルバルディなどの流れは低くいんですよ。もとがギャンの設計ですから。Rジャジャはギャンの流れを取り込んでいるのは間違いないのですがガルバルディとかではなく新規設計されたことものにギャンそのものの近接戦のコンセプトを入れているのでガルバルディやゲルググjなどは関係は低いですねまぁあとそれだとゲルググjの発展はなんだ?と思われますがゲルググ製造ラインで事態があまり生産されずゲルググの強化改修機体だったのでしっかりとした後継機体はありませんでした。その場会アクシズのゲルググをもとにした機体は何かとゆうとリゲルグですねあれはゲルググの強化改修機体と思われがちですがゲルググmなどのデータも元にして作ってあるのでアクシズに於けるゲルググのコンセプトを正当に受け継いだ機体と言えますねまぁ他にも色々言いたいんですが文章が長くなると思われるのでここらで終了します 。ブログで書くのはいいですけどなまじ知識だけで考察などをするのは良くないと思いますよ
2015/12/12 (土) 14:07:00 | URL | #AXV05ii2[ 編集 ]
>とっぱさん
あれはあれで完成形だったって可能性はありますかね。エコールでもグリプス時代までプロトケンプファーで戦い抜いてますしねー。
ポケ戦MSはスペックお化けなんで、通用するのかもしれませんね(笑)

>ID: #AXV05ii2さん
おー、煽りコメントありがとうございます。
10年前はそんな風に考えてました。でもそういうGジェネの開発系譜的な発想じゃないんですよ、この文章は。
その意味で言うとガルスJに直接の原型機はないし、Rジャジャの原型機はギャン改なんですよ。

もしこれでも伝わらなかったら恐縮なんですが、
あなたの言う考え方はポケモンに例えると、ヒトカゲの進化系はリザードだっていう話なんです。自分がここで書いた考察はそうじゃなくて、ヒトカゲのポジションは金銀だとヒノアラシだっていう意味なんです。
ポケモン知らなかったらすみません。
2015/12/13 (日) 18:13:35 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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