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ティターンズがガンダリウムγを得る過程
 「Zガンダム」から登場した設定であるガンダリウムγ合金は、アクシズにて精製法が開発され、シャアがこれをアナハイムにもたらしたためエゥーゴにも伝わったという経緯のものですが、ティターンズにはどのように伝わったのか、明確には設定されていません。
 ティターンズ側のMSでガンダリウムγを使用した初のMSがマラサイであったため、マラサイを通してアナハイムからティターンズに伝わったとも言われていますが、実際の所本当にそうだったのでしょうか。


 ティターンズには、もう一つガンダリウムγの伝わるルートがありました。それは、パプティマス・シロッコのルートです。シロッコは独自にガンダリウムγとほぼ同じ物を開発しており、メッサーラに使用していたことになっているのです。アナハイムはガンダリウムγの精製法までティターンズに教えたとは考えにくく(自社製品が売れなくなるから)、シロッコを通して伝わったと考えた方が無難であるような気がします。

 ただ、シロッコはMSを開発する技術と設備は持っていましたが、決して量産が可能だったわけではありません。ジュピトリスで開発したのは試作機のみであり、量産するだけの設備はジュピトリスにはなかったと思われます。そういう意味では、シロッコはガンダリウムγを作る事は出来ても、それを量産ラインに乗せて生産する事は不可能でした。
 そもそも、ティターンズが使用した、装甲材が「ガンダリウム合金」と設定されているMSは、大半が試作機であり、量産されていたと思しきMSはマラサイとバーザムのみです。そしてマラサイはアナハイム製だということを考えると、純ティターンズ製でガンダリウムを使用した量産機はバーザムのみということになります。果して、このバーザムに使用されているガンダリウムは、シロッコが伝えたものだったのでしょうか。

 シロッコがアナハイム以外の軍需産業にガンダリウムの精製技術を伝え、生産を開始し、バーザムに採用されたという可能性はないわけではありませんが、マラサイやネモでいち早くガンダリウムを使用した量産機を開発している事、そしてアナハイムがバーザムの改良型であるバージムを生産している事を考えると、バーザムの量産はアナハイムが行っていたのではないか、と考える方が現実的ではないかと思い当たります。
 無論設計はニューギニアで行われたのだと思われますが、ガンダリウムの量産を可能なのが地球圏においてアナハイムだけであったとするのであれば、その生産はアナハイムに委託するしかないように思えます(連邦の一研究所でしかないサナリィ製のGキャノンの量産が、アナハイムで行われていたように)。アナハイムはバスクから量産型サイコガンダムの生産も受託していましたから、可能性は十分あると言えるのです。

 つまり、ティターンズはシロッコを通じて試作機においてはガンダリウム採用機を作る事が可能だったかもしれませんが、量産レベルではアナハイムの力を借りないと作れなかったのではないか、と思うのです。
 そう考えると、ティターンズ製の量産機が少なく、エゥーゴに対抗するために試作機を随時投入していた背景もより色濃くなるのではないでしょうか。

 以前、バージムが何故エゥーゴ向けに開発されていたかを延々と考察したことがありますが、何の事はなく、そもそもバーザム自体がアナハイム製であり、ティターンズから受託した裏でエゥーゴ用にも同系機を開発していただけ(ペーネロペーとΞガンダムのように)だったと考えた方が、よほどシンプルに解釈できます。
 そしてバーザムがやたら異形のシルエットなのも、単にアナハイムがエゥーゴと敵対しているティターンズに対して嫌がらせのように互換性のないデザインにした可能性だって考えられるわけです。まぁ委託契約だとするとあまりそういうことは考えにくいですが、生産委託に至るまでに色々なゴタゴタがあった可能性は否定できません。

 このように考えると、そもそもアナハイムはガンダリウムの量産をほぼ独占していたため、その後のMS開発を独占できたとも言えるのかもしれません。
 アナハイム以外でガンダリウムを量産可能だった勢力として、アクシズの工廠が挙げられますが、アクシズは一度質量兵器化されてゼダンの門にぶつけられたりしていることを考えると、その後場所を移していた可能性が高く(モウサに工廠があった可能性もありますが…スペース的にどうなんでしょう?)、事実上アナハイム系列に連なる何らかの工廠で生産されていた可能性も想定できます。アナハイムが生産していたギラ・ドーガも元々はアクシズで設計されたものがベースであるとされていますから、アクシズ製MSの生産にアナハイムが関わっていない保証もないわけです。

 アナハイムが勢力を拡大したのはグリプス戦役に拠るところが大きいですが、シャアがガンダリウムをもたらした時点で、かなり大きなアドバンテージを握っていたのかもしれません。
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ガンダリウムγの供給がアナハイム独占で、更にもしもシャアがガンダリウムγの生産量に連動したパテント料を受け取れる契約だったりしたら、シャアネオジオンの資金源の一つはそれだったかもと妄想したり。
MSだけでなく、乗り物、建築物等々需要はかなり高そうですし
2015/02/10 (火) 13:32:21 | URL | 神 長門 #-[ 編集 ]
あー、確かにガンダリウムのマージンの扱いは気になりますね。
エゥーゴへの全面的な協力との交換条件だとは思うんですが、シャアへのそういう恩義もあってのネオジオンへの協力というのもありそうです。
2015/02/12 (木) 08:54:01 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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