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月初のガンダム以外の話「ドラクエにおける竜と魔王の関係」
 久々にドラクエ考察です。Gレコはなんか2週以上まとめて見た方がいろいろわかって感想書きやすいので来週以降にします。見たんですけどね。

 今回は「なんで竜の女王が光の玉を持っていたのか?」という疑問から派生しました。


 光の玉と言えば、ゾーマの闇の衣をはぎ取る、アンチ魔王として最上級のアイテムでした。そしてそれを勇者に託したのが竜の女王です。
 しかしこの竜の女王という存在、まったく背景設定がなくどうして光の玉を持っていて、それを勇者に託したのかがまったく明らかにされていないのです。ゲーム中にもヒントはほとんどありません。おそらく容量の都合だったんだと思いますが。

 ただ、竜の女王の城が最も天界に近い場所とされており、天界には実際に神竜がいたと考えると、竜の女王は天から人間界を見守るために降りてきていた存在ではないかと推測することができます。
 また、竜の女王、あるいはその手中にある光の玉があったからこそ、ゾーマは上の世界には直接干渉できなかったとも考えられます。竜の女王の死期が近い(あるいは死亡後)であったからこそ、バラモス撃破後に一時的にゾーマが干渉してきたのかもしれません。

 いずれにせよ、光の玉がアンチ魔王である限り、それを持つ竜の女王も魔王に対抗できる存在であり、それがないアレフガルドはゾーマに支配されてしまったと考えることができます。

 そこで思い起こされたのが、天空シリーズのマスタードラゴンです。このマスタードラゴンが健在である4や5の世界では、いわゆる大魔王が人間界に入り込んでくることはついにはできませんでした。4では進化の秘法により人間界で進化することで大魔王としての力を手に入れ、5ではマスタードラゴンが姿をけし天空城が墜落した状態で大魔王が魔界の門を開くことを試みるも、開ききる前に倒されてしまいました。かつてエスタークと戦ったとされていることからも、マスタードラゴンが大魔王と対等に戦う力があり、また大魔王の魔界からの侵入を防いでいる役割を果たしていることがわかります。
 
 もし竜の女王や神竜が、ロトシリーズにおけるマスタードラゴンに近い役割だったとすれば、竜の女王の子孫(と思われる)竜王がアレフガルドを支配しようとしたのは、単純に世界を見守るのが竜の役割であるという前提だからだったのかもしれないとさえ考えられます。違いは人間と敵対したこと、直接ラダトームの城に干渉して姫をさらったことですが、そもそもマスタードラゴンも決して人間に友好的なわけではなく、5の時点でやっと人間に興味を持ってきたというだけで、基本的に世界を魔王から守りはするが、別にそれは人間のためではないというスタンスです。だから魔王の手下が人間をいくら苦しめても、そこに干渉するようなことはしていません。
 だとすると、単純に本来竜が持つべきである光の玉を受け継いでいたラダトームから光の玉を奪ったのは、人間どもよ奢れるなというだけで、ローラ姫をさらったまま放置していたのも単純に王への罰でしかないのではないかとさえ思います。
 まぁ、ただ魔物を使役していたり、ロトの血筋を断とうとしてドムドーラを滅ぼしたりしているので、魔王の影響を受けていることは間違いなさそうですけどね。ただ本来は、アレフガルドの世界担当のドラゴンとして君臨したかっただけなんじゃないかと思いました。
 2に出てくる竜王のひ孫が特にロトの子孫ともハーゴンとも対抗しないのも、それが役割ではないということなのかもしれません。そもそも2には光の玉が出てこないので、どうなっているわからないんですが。あとルビスと竜王の関係も不明なんですよね。ルビスは1には出てきませんし。このあたりはもう少し考察の余地がありそうです。

 今回の考察で一つ言えるのは、ドラクエ世界における竜というのは、魔王の対存在であり、世界を魔王の浸食から守る役割を持っているのではないかということです。そしてドラクエ1では、その竜が世界の主導権を人間から取り戻すという意図があったのではないかと思ったわけです。
 2の世界では、光の玉があり竜王のひ孫もいるので魔王が干渉することができず、それ故残された魔物たちがハーゴンという神官を立てて魔王の代わりに破壊神を召喚しようとしたのではないでしょうか。
 3の世界では、前述の通り竜の女王がいましたが、高齢のためバラモスの侵入を許し、ゾーマの干渉も許してしまいました。また新世界アレフガルドは、できたばかりのため竜の加護がなく、それ故ゾーマに狙われ支配されてしまったのではないかと思います。3のアレフガルドにある全てを拒む穴こそが、魔王が魔界からやってきた入り口であり、そこには魔物しか入ることができないため、人間が落ちても弾かれてしまうのでしょう。そしてその穴は、竜の加護がある世界には空けることができないのだと思います。

 そう考えると、4の世界ではマスタードラゴンがいるため人間体のピサロのような魔王しか存在が許されず、竜に対抗するためには進化の秘法が必要であったと解釈できます。
 ただ5の世界では、魔界の門があったんですよね。だから実は5の世界は4の世界とは別の世界で、アレフガルドのように新世界だったが故に魔王が穴を空けようとしたので、マスタードラゴンがやってきてその穴を封印したんじゃないかと思います。そう考えた方が、4と5の世界の地形が全く違うことが説明しやすいんじゃないかと。天空装備や導かれし者たちの名残が残っているのは、マスタードラゴンとともに4の勇者たちも5の世界に来て魔界の封印の為に戦ったからなのではないでしょうか。

 そしてここまで考えて、6の世界です。6にはマスタードラゴンがいない…と言いたいところですが、すでに黄金の竜がマスタードラゴンであると明言されており、その正体がバーバラであることも明かされているため、実際はバーバラこそがマスタードラゴンでした。
 しかし、バーバラは魔王にカルベローナを襲われた際、精神を切り離して夢の世界へ逃げ込みました。その時に記憶を失い、そしておそらく本来の力も失ったと考えられます。また元の肉体も消失してしまったのでしょう。その結果、6の世界にはドラゴン不在となり、魔王の干渉を許し様々な施設が封印されたりはざまの世界にまで大魔王の侵入を許してしまったことになります。
 そのために動いたのがルビスであり、ルビスの導きで主人公やチャモロが動いたことで、大魔王を倒すきっかけができたと考えれば、物語の辻褄も合うのです。ただ最後にバーバラが夢の力とかでマスタードラゴンになってめでたしめでたし、では微妙なので(そうなるとバーバラ=プサンになってしまう)、はっきり描かずぼかしてしまったんでしょう。

 だとすると、カルベローナの大魔女バーバレラというのは、本来は竜そのものか、竜の力を受け継ぐ血族か何かだったのかもしれません。また4と5のマスタードラゴンも、バーバラそのものではなく、その子孫か魔力で生み出した存在か、別次元から呼び寄せた同種か何かなんじゃないでしょうかね。

 なお、7と9、10は世界観が全く違います。どちらも神がはっきりと存在し、特に9と10はその下に天使という人間の導き手がいるので、根本的に世界を見守る仕組みが異なっています。
 8は微妙なところですが、竜神王がマスタードラゴンにあたる存在であるものの、儀式に失敗して正気を失っている間にラブソーンの復活を許したとかそんな感じでしょうか。あれもレティスが代わりに世界を救う手助けをしたことを考えると、ルビスの差し金かもしれませんね。

 そのように考察すると、なんとなくですが、本来魔王から世界を守るべき竜が何らかの理由で弱体化している時に、代わりにルビスが人間の力を使って世界を守ろうとしているのかなという印象がありますね。1にルビスが出てこなかったのは、竜王はルビスの敵ではなかったから…なのかもしれません。
 そして竜の代わりに魔王を倒し世界を救った(救う力がある)存在に与えられるのが「勇者」という称号だと考えると、ドラクエの世界観に一本筋が通るのかなという気がします。
 
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テーマ:ドラゴンクエスト - ジャンル:ゲーム

コメント
コメント
バーバラが黄金の竜と言う事実に今更気づきました
いつも考察、興味深く読ませてもらってます。
マスタードラゴンや竜の女王が魔王と対を為す存在というのは思わず唸らされました。
ちょっと気になるのが魔物として登場するその他の竜です。
スカイドラゴンやグレイトドラゴン、アンドレアルみたいに人語を放さず無数に登場する奴もいればヤマタノオロチやキングヒドラのように魔王の幹部になっているものもいます。
一応、彼らも広義で言えば竜に当たる事を考えると、元々、神聖な存在だった竜が何らかの形で野生化、もしくは闇落ちした姿なのかもしれません。
あるいは竜の中でも神聖な種族が竜王の血族なのかも・・・・・・などと思わず想像してしまいました。
そういえば、喋る竜は竜王、マスタードラゴンを除けば、ヤマタノオロチぐらいしか記憶にないのですが、もしかすると彼女も相当、特殊な竜だったのかもしれませんね。
2014/12/10 (水) 01:17:50 | URL | 白ケイ #-[ 編集 ]
 モンスターとしてのドラゴンは、マスタードラゴンとかとは別物なのかなと思っています。ただ設定が生きているかはわかりませんが、昔6が出たころに発売されたモンスター図鑑には、すべてのドラゴンは祖先が同じ(エンシェントドラゴン)であるというようなことが書いてあったので、その中で神のレベルを維持しているドラゴンと、地上の生物と同化してしまったドラゴンとの差、例えば天空人と普通の人間みたいなものなのかなぁとは思います。

そもそも魔族だって、元は竜か人だったってのもいるでしょうしね。
2014/12/21 (日) 15:32:51 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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