がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ガンダム Gのレコンギスタ 1話~3話
久々にTVアニメの感想です。
もうやらまいかと思ってたんですが、富野アニメじゃやらないわけにはいかないよね~(笑)ということで。

ただ、富野ファン目線で見たら面白いのは当たり前だと思うんですよ。
それじゃありきたりだしもっと熱心な富野ファンもたくさんいると思うので、
初見、ガンダムもあんまり知らない人間がみたらどう思うか?という目線で見ることを心掛けてみようと思います。
そもそも事前情報をほとんど追いかけていないので、模型誌を立ち読みしてわかるレベルの情報しか持っていませんし。

とはいえ骨の髄からガノタなので、どうしても勝手に過去のガンダムとの相似点を探してしまうんですが(苦笑)


○第1話「謎のモビルスーツ」
 え?なんかタイトルVガンダムの1話と似てね?と思ったんですがそもそもZガンダムに全く同じタイトルの話がありました。あっちの謎のMSはガザCでしたけどこっちはGセルフです。
 そういえばGレコの情報が出た時人型兵器の名称はマンマシーンと言われていたような気がしたんですが、結局モビルスーツなんですね。あれはなんだったんでしょうか。

 ところでこの1話、時間がずれて放送されたんで、最初始まった時いきなりGセルフが襲われてるところから始まるんで録画ミスったかと思ってしまいました(苦笑) 「増えすぎた人類が~」のくだりのようなナレーションもなければ、∀のような映画調の始まり方でもなかったんで驚きましたね。

 世界設定に関する用語は富野アニメらしくさっぱりわかりません。とりあえず宇宙エレベーターは00と違い透明チューブの中をワイヤー丸見えで動くのが面白いですね。わざとらしく技術の説明も台詞の中でしてくれましたが、ミノフスキー物理学の応用で作られているようです。さすがに00と丸被りにはしてこないと。
 キャラクターの描写も、主人公ベルリが何かの訓練生らしい、宇宙に上がろうとしている、その応援?のためのチアガールがいる、ということくらいしかすぐにはわかりません。ベルリは宇宙エレベーター=キャピタルタワーを守るための部隊であるキャピタルガードの候補生のようです。
 宇宙に上がると襲い掛かってくる宇宙海賊のガンダム、それを食い止めるべく独断で一般MSで出撃する主人公、という構図は完全にクロスボーンガンダムのそれと全く同じ展開だったのでニヤニヤしてたんですが、ガンダムのパイロットはキンケドゥさんではないので主人公たちの連携にあっさり捕縛されてしまいました。とりあえず今回の主人公はデフォルトでパイロット能力が高いようです。単独で仕掛けてあっさり捕まって泣いてしまうアイーダさん、メインヒロインっぽいのに泣き虫ポゥのようなキャラというのが最初の印象でした。最近の富野監督は若い子ならああいうのが好みなのかなぁ、とか思ったり(笑)あーでも強気な美少女っぽく見せて実はヘタレなのは個人的にも(以下略)
 あぁ、あと最初にGセルフに乗ってた記憶喪失の女の子、あれは髪の色と肌の色とキャラデザとでロランの血縁者か何かにしか見えませんね(笑)本当につながりがあったら笑ってしまいますが。まぁ、キャラクター的には「ララァが最初から主人公側にいたら」みたいな感じではありますが。

 Gセルフは何らかの生体データがないと操縦できないようで、何故かベルリは操縦できるようです。この変の認証描写はガンダムUCっぽくて、どこまで意識してるのかよくわからない感じだなぁという印象です。富野監督の意図なのか、他のスタッフの意図なのか。2話以降Gセルフが赤いオーラや青いオーラを出すところも、ユニコーンっぽいんですよねぇ。
 とりあえず第1話は主人公がガンダムに乗って戦うことなく終了。1話でクライマックスまでいかないから2話もセットのスペシャルにしたのかな、という印象です。Vガンダムの時は1話に主役機が出てこないという理由で3話が1話になったりしてましたが、連続スペシャルにしちゃえば解決じゃね?ということでしょうか。そういえばZガンダムの時点ですでにカミーユがガンダムに乗ったのは2話だったなぁ。SEEDなんかは最高の引きで1話を終わらせたりしてましたが、ああいう演出は全くする気がないのが富野監督なんですよね。

 そういえばキャピタルガードの上位でキャピタルアーミーっていうのがボロクソ言われてましたが何なんですかねぇ。言われ方が完全に新訳Zのティターンズみたいな台詞回しだったんでそういう系のエリート部隊なんでしょうか。

○第2話「G-セルフ起動!」
 2話ではかなりキャラクター配置とキャピタルタワー中心の世界情勢が描かれてきました。キャピタルタワーを支配しているのは法王を中心とする宗教団体なんですよね。監督のインタビューをちらっと読んだ限りだとそこにメッセージ性はなさそうですが、コスモクルス教→マリア教を経た後の世界というのはなんとなく想像できるところです。いやそこから数千年経ってるんですが。
 そして主人公の母親が登場。かなり偉い人のようでベルリはそれなりにエリートの人間のようです。母親の描写がなかなかのリアルな親バカっぷりで、これをどういう形で描いてくるのかは今後も楽しみなところです。ベルリ自身は母親に屈折した感情は全くなさそうなんですが、富野アニメだからなぁ(笑)
 ベルリはエリートだったり髪型だったり物腰が丁寧だったりとバナージっぽいなと見ていて思ったんですが、敬語だったり操縦技術が天才的だったりするところはウッソっぽく、アイーダ一直線だったり好奇心旺盛で動きのあるキャラというところはガロードっぽくもあります。歴代ガンダムの「陽の主人公」の集大成なのかもしれませんね。ロランは狂言回しでしたが、こっちはストレートな主人公です。
 公式サイト見ないと名前わかんなかったんですが、ピンク髪のヒロイン・ノレドは典型的な幼馴染み系。かなりソシエとだぶるなと思っていたんですが、そもそもフラウ・ボゥがマチルダさんに嫉妬していたのもあんな感じでした。最近だとUCのミコットもちょっと似てましたが、いずれも共通するのは主人公と結ばれていないこと(笑)今回もアイーダさんには勝てないのでしょうか。あーあとウォルターハロみたいなやつ、ノベルって名前付いてるらしいですが率直にキメェと思ってしまいました(苦笑)あれ商品化すんのかな。
  あと主人公の同期ルイン、黒髪のガールフレンドがいる奴ってのがわかったけど髪の色が教官の人と似ててよくわかりませんでした。ただEDでいきなりマスクかぶってて爆笑してしまいましたが。なんだあれ、どうしてあーなるんだ。今回のシャアはこいつか!というのを楽しみに見ていきたいです。なんというかもう、シャアというキャラクターは演劇の世界に入ってますね。どの世界にも彼を演じている人がいるという感じで。
 そのルインのガールフレンドのマニィはどっかのケルゲレン子みたいな雰囲気もありますがストレートに男子に人気があるタイプだよなぁと思いました。そしてググってみたらやっぱりエロ絵がすでに複数作られてたという(笑)なんか命令口調だったりいかにもお嬢様ですね。ノレドがソシエならこっちはキエルか。ほらルインはハリー大尉だし(笑)
 ラライヤはよくわかりません。月曜日だからマンディってのはフォウみたいで富野センスかなぁと思いますけど、まだ謎が多すぎますね。Gセルフの謎にかかわっていそうなのは確かですが、ベルリはともかくアイーダも知らないとなると何?って感じです。
 アイーダは今回の囚人服と髪型・色的にかなりマリーダな感じでした。ほら名前も似てるし(笑)ただ姫様とか言われてるあたりは、髪の色で言うとセシリーを思い出させます。性格は全然違いますが。

 今回はシナリオ展開がかなり強引かなぁという印象もあります。最初にアイーダに会いに向かおうとしていたところ海賊が襲ってきて、普通なら避難するかキャピタルガードとして迎撃するかというところなんですが、それでも当初の目的通りアイーダの方に向かっていくというのがまた。しかも行って何するんだってのもあんまりないんですよね。助けに行くと言っても助けに来てるのはむしろ海賊の方だし。この辺のキャラの感覚にはちょっとついていけませんでした。まぁ単純にあのいい香りのお姉さんにもう一度会いたいっていう純粋な気持ちなんだろうとは思うんですけどね。あー、でも海賊たちはアイーダの居場所を知らないで攻撃してるから、まずアイーダの安全を確保しないといけないって思ったのかな。
 そしてアイーダと合流した後ベルリにはGセルフに乗って迎撃しろという指令が下り、乗るんですが何故かアイーダも一緒に乗ってしまいます。たぶん隙をついて奪って逃げてしまおうと思っていたんだと思うんですが、ハッチ開けっ放しなんでそれどころではありませんでした。そこで普通にカーヒル大尉をコクピット一発で殺してしまうという大惨事。え、これそういう話なの?というギャップがありましたね。でも歴代ガンダム主人公のように「殺してしまった…(ショボーン)」というのがなくて、とにかく味方の死に耐えられないアイーダと、えーしょうがなくね?というベルリ達という対比になっていました。アイーダの理屈無視で「うるさい人が死んだんだぞ」的なところは現代的な感覚かもしれませんが、ベルリ達のドライさも現代的な感覚というイメージなんでしょうか。というかカーヒル大尉は死んだんでしょうか、EDにいたけど死体が確認されていませんが。ミンチよりもひでぇことになってるような気がしますが死体がない=生存フラグなのが二次元の世界ですからねぇ。

 ちなみに戦闘描写は結構好きですね、1話からずっと。単なるチャンバラや格闘戦ではなく、かといって撃ち合いでもなく、人型兵器のぶつかりあいというのがアクションたっぷりに描かれていていい感じです。これは宇宙世紀ガンダムとも∀とも(もちろんバンク止め絵乱舞のSEEDよりも)違っていいと思います。
 
○第3話「モンテーロの圧力」
 そういえばタイトルのフォントとか演出は∀を思い出させていいですね。作風のノリはキンゲですけど。今回動物がギャグ担当みたいな描写になっていて新鮮です。というか全体的にギャグ描写が多いですね。合間の演出も飽きさせないという意味ではすごい気を使ってるんだろうと思います。宮崎アニメにもそういうの結構ありますしね。

 今回登場したクリムは髪型と実力はイザーク、性格コーラサワーのナイスキャラですね。それなりの実力を見せつつ、それと対等に戦うデレンセン?先輩もカッコいい。だんだんとキャラが見えてきた印象です。
 あと女性キャラが3人セットで動くのが定番なんでしょうかね、アイーダ←ベルリ←ノレド→ラライヤという描写が微笑ましくはありますね。
 今回出てきた調査部大佐は裏で色々たくらんでそうな感じ。あっさりアイーダを逃がしてGセルフ持ち逃げするように仕向けましたね。公式サイト見るとキャピタルアーミィ創設者っぽいんで完全にジャミトフポジションでしょうか。表向きは人格者、というところが描写に違いが見られますが。
 
 世界設定としてはキャピタルタワーを独占する宗教側と、それをどうにかしようとしている海賊のバックにいるアメリア、という話の流れになるんでしょうかね。
 しかし今回も話の流れがかなり強引で、ベルリとしてはGセルフに乗って迎撃する立場なのに、アイーダと一緒に行ってしまったので奪われてそのまま敵側に連れ去られてしまうという展開。しかしベルリもノレドもあまり危機感がなさそうな感じでした。なんというか、主人公の足元がしっかりしていない印象がありますね。少年だからなのかもしれませんが、ただの一般人じゃないからなぁ。クロボンのトビアみたいに、撃破されてそのまま連れ去られるというのでもないので、なんともしっくり来ませんでした。まぁノリということなんですかね。

 コクピットが便座になっているという設定は今回富野監督が意識して作ったものみたいで、それはそれで理に適っていていいと思うんですが、女の子3人に囲まれた状態で用を足すというベルリの神経は尋常じゃないです。その辺も含めて、どうも今回の主人公は理屈を超越したキャラクターなのかなという印象がありますね。


 ただ、全体的な印象としては個人的にはかなり好印象です。まず今までの富野アニメ以上にキャラクターが魅力的だと思います。どうしても、今までの富野アニメのキャラクターは癖がありすぎて、簡単に言えば万人向けしないキャラが多かったんですが、今回は割と一般的に受け入れられるんじゃないかと思います。
 ただキャラの名前がぱっと出てこないのと行動原理が明確に見えにくいのが初見では辛いかもしれません。ベルリとアイーダしか名前覚えられんかったし。割と映画とかドラマって、人物の名前を少しずつ憶えていけるように作劇されているんですが、富野アニメはそこんとこお構いなしなのは相変わらずですね。既存の人間関係が構築されている状態をいきなり切り取って見せてくるんで、リアルではあるんですが。
 世界設定がよくわからないのは序盤だしまぁいいんですが、主人公たちがどういう環境で暮らしているのか、宇宙海賊がどれほどの存在なのか(そういう輩は多くいるのか、極めて珍しいのか)などがわからないのは感情移入しにくいかもしれません。少年漫画とかだと、そういう解説はしっかり入れてきますからね。

 今回のOPとED見て、最初OPは普通の富野OPだなぁと思っていたんですが、EDが更に純度の高い富野OPでした。あれ曲調とか見ても完全にEDじゃなくてOPのような気がします。OPが「サンライズの求めるOP」でEDは「富野監督のやりたいOP」のような感じで。まぁ、踊ったりするのはキンゲのノリですけどねぇ。

 まず富野ファンとして見ると、かなりF91以降のガンダムの再構築のイメージが見られます。なんとなくですが、F91~Vのガンダムってかなり商業的な色合いが濃くて、監督自身のやりたいことがどこまで出来ていたかかなり怪しい作品だったんですが、その辺のやり直しなんじゃないかなと。∀を経たあとの心情で、G以降の非富野ガンダムのエッセンスも取り込んで、もう一度「アムロとシャアの時代以降のガンダム」をやってみようという心象が垣間見えました。だから、F91、V、クロスボーンあたりのモチーフって結構出てくるんじゃないかと予想します。火星にも行くみたいですが、Vガンダムの後番組で火星圏が舞台のガンダムをやるイメージがあったみたいですからね。
 もしかしたら、F91やVあたりをリアルタイムに知った我々のような世代にとっては、結構意義深い作品になるんじゃないかという予感がします。

 初見前提という目線で見ると、いろんな作品がそれなりに世界に没入できるように仕掛けをつくってあるんだなぁと思います。そして富野監督はそれをやらなすぎなんですよね(苦笑)。少年漫画やゲーム、ラノベ等の主人公が99%学生なのも、世界観の説明が不要だからなのかもしれません。ドラマや映画が続編ものばかりなのも、そういう説明がいらない利点があります。ガンダムも、ファーストの前説はかなり完璧な世界解説だったと思うんですが、そういう丁寧さはもう少し欲しいところかもしれません。
 ただそういった細かい説明不足を抜きにして脳みそ空っぽでみると、これはかなり面白い作品だと思います。キャラクターやメカが動いているところ、台詞の掛け合いを見ているだけで楽しめますね。そういう配置にちゃんとなってますし。変にリアリティを気にする人、世界観がしっかりした作品を好む人は、逆に合わないのかもしれません。というかそれって宇宙世紀ガンダムですね(笑)
 なるほど、Gレコが旧ガンダムファン向けに作っていないという理由がよくわかりました。この作品が後の世に与える影響を思い描きながら、今後もお付き合いしていこうと思います。


 なお更新については、「できる時」にやります。今回は3話目で時間を取れたので更新しましたが、2週ごとに更新すると決めているわけではありませんし、来週も更新するかもしれません。プライベートの時間をなかなか確保できない生活が続いていますので、ご容赦ください。
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テーマ:Gのレコンギスタ - ジャンル:アニメ・コミック

コメント
コメント
建造物はターンエーっぽいですよねぇ。
さてさて、Vガンでさんざっぱらネタにされていた「また見て下さい」という物がありましたが、今作はそれを逆に引用して使ってますよね。
一話と二話が同じだったので最初は気にしませんでしたが、三話から変わって行きましたね。
3話「見たくなくても、見る!」
4話「どう?見たくなてきたでしょ?」
思ったより視聴率取れてないのですかねw
2014/10/22 (水) 11:59:17 | URL | あ #-[ 編集 ]
次はとうとう「見なくていい!」でしたので、富野監督のツンデレでしょうかね(笑)

∀の時は風が云々でもうちょっと詩的だったんですが、対象年齢はVくらいっていう意図もあるんですかね。
2014/10/26 (日) 13:35:47 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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