がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
GMの配備過程を時系列に沿って考察する
 今までGMのバリエーション展開や地域展開、配属部署などを考察したりはしてきましたが、今回は配備された順番と時期について考察してみたいと思います。
 まぁ、大半がわずか2か月の間の配備となるわけですが…(苦笑)

(1)RGM-79(G)
 おそらく最初に実戦配備されたのは、RGM-79(G)陸戦型GMです。0079年10月6日にはすでに東南アジア戦線に大隊配備され一定の運用が行われていたことになっています。
 以前の考察において、(G)型シリーズは陸軍主導で行われたMSのライン運用のテスト機ではないかという推論を立てましたが、とりあえず空軍・宇宙軍よりも陸軍にまずMSの需要があったということでもあるのかなと思います。ガンタンクも完全に陸軍系の設計思想ですしね。

 同じく08小隊内には、RGM-79(E)初期型GMが登場していますが、これは実験機がたまたま戦闘に遭遇しただけなので、実戦配備とは言い難いかなと思います。

(2)RGM-79
 というわけで本来の標準型GMです。開発は秘密裏に行われており、試験的にオデッサ作戦にも投入されていたようですが、前面には出ず、事実上の実戦投入は11月30日のジオンのジャブロー降下戦となりました。
 MSV当時からの設定では、初期型としてジャブローで42機が、後期型はルナツーやキャリフォルニアも含む6か所で288機が生産されたことになっています。キャリフォルニアの奪回は12月15日だったことを考えると、後期型の生産はそれ以降ということになることから、後期型の配備は戦後にまたがっている可能性が高いですね。唯一ルナツー製の後期型は、星一号作戦に間に合っていたんじゃないかと思います。北米や初期のアフリカ反攻作戦に投入されたのは、初期型だったのではないでしょうかね。
 なおMSV-Rでは、GMは四次生産型まであったことになっています。キャリフォルニアでの生産は第四次生産型で、スナイパーカスタムは第三次生産という扱いでした。事実上、MSVの後期型を二~四次に分けたような形になります(ただしバリエーション機も含めている)。今回は生産ではなく「配備」の順番なので、あまり掘り下げませんが。

 ノーマルGMの配備地域は、まず本拠地ジャブロー、次いで星一号作戦の艦隊、宇宙軍本部ルナツー、そして北米反攻作戦、アフリカ反攻作戦といったところだったと思われます。あとはゲームのモルモット小隊やオーストラリア方面軍ですね。まず反攻作戦に投入するのが第一だったので、拠点や通常部隊への配備は、ほとんどなかったのではないでしょうか。

(3)RGM-79D
 少なくとも12月9日には北極基地に配備されていたのが、寒冷地仕様のD型です。これは、HGUCのインストによると寒冷地における運用がV作戦の機体で行われなかったことが要因として示唆されていることから、どちらかというと試験運用機を兼ねていた可能性があります。コマンド系列のGMは、データ収集機としての運用が多く見られていますからね。

(4)RGM-79F
 「ジオニックフロント」によると装甲強化型GMがD型と同時期に配備されたことになっているので、F型系列のGMは少なくともD型の配備時期には配備されています。
 MSV-Rの表現から察するに、GMの形式番号は後からつけられた感があるので、GMの地上用改修モデルに後付けで型番が与えられたものと思われます。このF型と呼ばれるシリーズも、M-MSVの設定が作られた当初は独立の型番がなく、現地改修機の扱いでした。MSV当時のスナイパーカスタムやライトアーマーと同じですね。
 「陸戦用」と呼ばれるタイプはヨーロッパ戦線に、「デザート」と呼ばれるタイプはアフリカ戦線に配備されていた機体です。二次生産型以降のモデルの改良機ということになるでしょうかね。
 「装甲強化型」と呼ばれるタイプは局地的なバリエーションではなく「デザート」の改良をそれ以外の部隊の機体にも適用したマイナーチェンジモデルで、「ストライカー」と「デザート」の中間に位置するものと解釈すべきでしょうか。

(5)RGM-79G/GS
 12月13日には配備が確認されていました。サイド6のリボー・コロニーに配備されていましたが、中立サイドに駐留軍を置いていたとは考えにくいので、グレイファントム隊の所属なんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうね。
 とりあえずコロニー内外に特化したチューンが施されており、コロニーの防衛や侵攻を想定した設計であったことは間違いありません。これもD型同様試験配備の可能性があります。
 MG1.0GMのインストでは、星一号作戦にも投入されたことになっており、今ではユウ・カジマやユーグ・クーロなどがア・バオア・クー戦で搭乗していたことになっていますね。

(6)RGM-79SP
 これも12月20日には配備が確認されています。グレイファントム所属機です。RGM-79からの改造機であるSC型とは異なり、当初からスナイパー仕様となっているタイプですが、MSV設定ではSC型とL型への改修は12月25日のソロモン戦以降となっており、その後継機の方が先に確認されているというわけのわからない状態になっています。というか、コミック版ガンダム戦記だとそもそも11月30日にジャブローに配備されてるんですけどね…(笑)
 これも以前考察したことがありまして、要するにSC型自体先に完成していたと考えるしかないんですが、それでも実戦配備自体はこちらが先だったということになるわけです。試験配備であって本配備じゃないのでいいのです。
 グレイファントム配備機以外では、ホワイト・ディンゴへの補充機やブランリヴァル配備機などが挙げられます。

(7)RGM-79L/SC/KC/HC
 そして12月25日以降に約50機程度のGMが改修を受け、ア・バオア・クー戦に投入されたとされるのが、「スナイパーカスタム」と「ライトアーマー」です。しかも「スナイパーカスタム」の一部は運用目的と配備部隊の違いから「インターセプター」「ガード」と呼ばれており、改修内容も異なることから戦後改めて別の型番が与えられるようになりました。
 これらは星一号作戦に参加している一部のパイロットから、ノーマルGMの性能に不満の声があったための措置だとされています。SP型の設定と合わせて考えると、元々完成していた改修キットをコンペイトウに送ったというところでしょうかね。

(8)RGM-79C
 当初は戦後配備機の設定でしたが、MGインストで先行量産機が12月31日のア・バオア・クー戦に配備されていたことになっており、実際にMS IGLOOにて登場しました。
 元々早い段階から設計されていたGMの上位機で、これまで挙げたGMの規格が統合されていたり、RX-79系のデータが反映されたりしているようです。
 本格的な配備は終戦後に行われたのですが、0083年のデラーズ紛争でほとんど活躍できなかったことがお偉いさんの心証を損ね、生産は中止、更新も見送られてしまいました。

 ちなみにバリエーション機のGMストライカーは、ネメシス隊への配備は一年戦争中なのですが、この作品自体の公式度が微妙なのと教導部隊用の先行機だと思うのでとりあえずスルーします。

(9)RGM-79V
 MSV-Rで突如設定されたGMです。控えめな生産数のGMバリエーションの中で、唯一88機もの生産が確認されています。降下猟兵タイプのGMで上空からの制圧戦を前提としている特殊部隊仕様なのですが、初期型が12機で以降二次・三次生産があったということなので、計画は戦時中からあったものの、基本的には戦後運用であったのではないかと思います。ライトアーマーベースのVL型も含めて。

(10)RGM-79N
 0081年の連邦軍再建計画により開発されたGMです。エースパイロットによる運用を想定した上位機種で、おそらくは通常部隊ではなく特殊部隊への配備が前提だったのだと思います。しかしすぐティターンズが発足したため、そのままクゥエルに移行したものと思われます。

(11)RGM-79R
 バンダイから刊行されていた雑誌B-CLUB50号に掲載された年表によると、0083年から量産が開始されたことになっています。0083年12月以降、デラーズ紛争によってC型の生産が中止され、代わりにより低コスト(と思われる)R型にシフトしたのではないかと思います。代わりに、主力機としてはQ型やジオン系MSが開発され、ハイ・ローミックスの配備が進んでいくことになります。

(12)RGM-79Q
 N型のティターンズ仕様です。単なる見た目違いというだけではなく、コロニー内の運用に特化していることが特徴の一つです。
 0087年以降ほとんど確認されていないのは、ティターンズがコロニー内に部隊を展開する、というシーンがなかったからだとも言えます。もっぱら巡洋艦によるエゥーゴ追撃のための宇宙戦がメインでしたからね。


 RGM-79型の主な配備はこのような形になりますね。大まかに分けると、以下のようになります。

○無印RGM-79系→主に大規模反攻作戦に配備。改良型は後に独立型番が与えられバリエーション化
○RGM-79D系→運用データのない領域の運用を行うために少数配備。性能向上試験機?
○RGM-79C系→本格配備機。戦後の駐留部隊や通常の軌道艦隊等を中心に配備
○RGM-79N系→特殊部隊前提の上位機
○RGM-79R系→無印ラインの再利用機。ハイローミックスのロー担当

 こうして考えるとすっきり整理できますね。コマンド系の立ち位置がどうしてもあやふやになってしまうんですが…C型が無印ポジションの一般機なのに対して明らかに性能向上タイプなんで、N型の始祖だったんじゃないかということにしておきたいところです。一応、同じオーガスタ系列なわけですしね。

 また、配備地域ごとに分けるとこのような形になります。
○ジャブロー:RGM-79が配備。
○ルナツー:RGM-79とRGM-79Cを並行して生産・配備。
○星一号作戦配備艦隊:ほぼRGM-79(一部SC/HC/KC/L型に改修)、一部RGM-79GSとRGM-79Cが配備。
○東南アジア戦線:RGM-79(G)が配備
○北米戦線:RGM-79が配備
○アフリカ戦線:ほぼRGM-79(一部F型に改修)
○ヨーロッパ戦線:RGM-79が配備(一部F型に改修)
○オーストラリア戦線:RGM-79が配備(後にRGM-79SPが補充)

 あとはっきりしてないのは中央~東アジアあたりですかね。コミックだと中国の長城戦線は(G)型配備でしたが。
 まぁ、原則として戦時中はRGM-79、戦後はRGM-79C、デラーズ戦役後はRGM-79Rが基本なんだと思います。あとは現地改修と特別な部隊への配備のみですね。

 今後は、MSV-Rで設定された四次生産型までの生産ロットについて考察してみようと思います。
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