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ガンダムネタだけを語るブログです。
Zガンダムの通史を文章化する:第三章(2)「三つ巴の光芒」
公開していたつもりが下書のままだったので(汗)公開します。

 長期間にわたって続けてきたZガンダム通史シリーズも、これで最終回です。この後、センチネルやZZへ続いていくことになるんですが、とりあえずZの通史ということでやってきたんで、ここで打ち止めとします。

第三章(2)「三つ巴の光芒」


 エゥーゴとアクシズの共同作戦により、ティターンズはゼダンの門とグリプス2の2つを同時に失うこととなり、総帥ジャミトフ・ハイマンすら失ったことにより、連邦正規軍の支援も期待できないティターンズは、すでにその命運を失いつつあった。
 一方、残ったエゥーゴとアクシズのうち、アドバンテージを握ったのはアクシズであった。グリプス2を奪取した上でアクシズをグラナダに落とす軌道に乗せ、エゥーゴを牽制する動きに出たのである。エゥーゴ側が頭を下げて協力を申し出たという関係上、エゥーゴの立場が弱いという現状を利用した上でのこの行動に、アクシズの実質的勝利は目前まで見えていたと言える。
 しかし、エゥーゴはアクシズの兵が烏合の衆であることもまた、同時に見抜いていた。指導者であるハマーン・カーンの動きを抑えた上でグリプス2を奪取して見せると、そのコロニーレーザーを使用しアクシズの針路も変更、エゥーゴは当面の危機を脱した。

 ジャミトフを失ったティターンズは、自ら後継者を名乗るパプティマス・シロッコと組織のナンバー2であるバスク・オムの足並みが揃わず、シロッコがバスクを謀殺することにより強引にティターンズ全軍の実権を握った。
 アクシズとエゥーゴが反目し合う局面を利用し、エゥーゴが制圧しているグリプス2の攻撃を行ったティターンズは、疲弊したエゥーゴの戦力の大半を壊滅させることに成功する。しかし、シロッコ自らがグリプス2の無力化を狙っている間にレーザーを発射されてしまい、ティターンズ艦隊は消滅してしまう。唯一残ったジュピトリスに帰艦しようとしたシロッコも、その目前に撃墜されティターンズは完全に組織として壊滅してしまった。

 グリプス2を奪われたアクシズは、当面の敵をシロッコに定めていたものの、エゥーゴにその戦力の多くを撃破され、エゥーゴとティターンズの潰し合いを確認した上でそれ以上の戦力投入は行わず、撤退し態勢を立て直すことになる。ティターンズがほぼ全滅し、エゥーゴが戦力の多くを失ったことにより、漁夫の利を得たアクシズは、この後ネオジオンを名乗りサイド3への帰還を連邦政府に認めさせるための行動を開始することになる。


 連邦軍を事実上支配するために暗躍した特務部隊ティターンズと、それを阻止しようと武力蜂起した義勇軍エゥーゴの戦いは、ジオン軍残党アクシズの介入により、両者共倒れの結果に終わった。またティターンズの非人道的な行動とその真の活動目的が明るみに出たことで、ティターンズ側を支援していた層は正当性を失い、エゥーゴを支援していた層はアクシズのザビ家復興を認めてしまったことにより、連邦政府内での主導権こそ握ったものの、アクシズの進軍を止めることができず、ネオジオンの勃興を許してしまうことになった。
 既存の秩序の破壊を野望に掲げ行動を起こしたジャミトフ・ハイマンが動かした激動の時代は、結果的にジオン復活の足掛かりとなってしまったのである。
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