がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
月初のガンダム以外の話「アルベルト・ザッケローニの戦術」
あけましておめでとうございます。今年も昨年くらいのペースでだらだらやっていきますので、よろしくお願いします。

 ワールドカップイヤーということもあってか、年末年始はサッカー関連の番組も多いですね。というわけでたまにはサッカーネタでも。
 アジア最終予選やコンフェデレーションズカップを経て、ザックジャパンの基礎戦術はほぼ完成の域に達したと言えます。それ以降の親善試合では、新しい戦力を組み込みつつバリエーションを広げようという意図が見えますので、その辺を含めてメンバー予想もしてみようと思います。
 サッカー詳しい人にとっては大した内容ではないかもしれませんが、たぶんこのブログにはそういう人は来ていないと思っているので(笑)

 それと、スマホ買ってからちょっと「目覚めて」しまったので、別ブログを立ち上げました。ほぼチラシの裏なんですが、一応紹介しておきます。こっちのブログさえ更新がおぼつかないので、その頻度は推して知るべし…です。
http://blog.livedoor.jp/vsbr_f91/

 まず、ザックジャパンの基本フォーメーションは4-2-3-1、もしくは4-2-1-3と言うべきものです。これは、アジアカップ当時から変わっていない、ザッケローニ監督が日本代表に最も適していると考えているであろうフォーメーションです。
 形だけ見ると、南アフリカワールドカップでの岡田ジャパンにおける3ボランチの底を、トップ下に上げただけのようなフォーメーションなのですが、ザッケローニ監督の哲学がそこに加わっていて、全く違う攻め方のフォーメーションになっています。

 ザッケローニ監督の戦術の特徴は、「サイドで数的優位をつくる」というものです。中央突破は相手の屈強なセンターバックやボランチと対抗しなければならないので、体格に劣る日本人では不利であることから、可能な限りサイドから攻めるというのが基本スタンスです。
 そのため、フォーメーションは常に左右で役割が分けられています。完全に中央にいるのは、1トップとトップ下、そしてゴールキーパーの3人だけで、それ以外の選手はみな左右対称に配置されています。それぞれのポジションを、役割別に整理してみます。

<左サイド>
WG:香川のポジション。サイドでボールを受けて、中央へ切れ込んでいく動きが求められます。そのため、瞬間的なスピードと、ドリブルで相手DFを抜き去る能力、そしてゴールへの決定力が必要です。控えには同じく突破力を持つ、乾が今は選ばれています。以前は原口とかが試されていましたが、最近は齊藤学が台頭しています。ただ齊藤は右サイドでも使われているので、どちらでも使える枠という考えがあるのかもしれまえん。ただ齊藤が怪我した時の代替が乾だったので、基本的には香川の控え枠でしょう。

DMF:遠藤のポジション。ボランチはサイドのポジションではないのですが、2ボランチも左右で役割が分けられています。また、攻撃や守備でポジションチェンジする際も、基本的に左サイドのカバーが求められます。攻撃時の役割は、香川や長友の突破を手助けすることです。そのためパス能力とカバーリング能力が求められます。ザックジャパンではほぼ不動のポジションです。一応控えは高橋でしたが、最近は山口が長谷部の役割もこなせるオールラウンダーとして台頭してきています。

SB:長友のポジション。純粋なサイドバックです。走力と突破力、そして守備力が求められます。控えは酒井豪徳です。

CB:今野のポジション。今野はサイドバックもボランチも経験している選手なので、上がった長友や遠藤のフォローができるのが強みです。パスは苦手なので、遠藤がそれをカバーしています。センターバックとしては著しく身長が低い選手なので、それは弱点となってしまっています。そのため、空中戦に強い岩政、栗原が控えにいましたが、最近は森重が台頭してきています。

 左サイドには、マンチェスター・ユナイテッドの香川に、日本が誇るテクニシャンの遠藤、そしてインテルの長友と、日本の選手の中でも特にトップクラスの選手が集められています。この日本のストロングポイントである左サイドでいかに相手の守備を崩していくか、というのがコンフェデまでの日本代表の攻め方でした。
 逆に言えば、この左サイドに対策を施されてしまうと、攻め手が一気に減ってしまうという弱点があったんですが、コンフェデ以降、その部分を解消しようとしている節が見られます。つまり右サイドの強化です。


<右サイド>
WG:岡崎のポジション。香川が突破してきた際のこぼれ球やラストパスを決める役割が求められます。また、香川の守備力が低いので、その分をカバーする守備力が必要です。つまり決定力と守備力が求められます。控えには、やや能力の毛色が異なる清武が選ばれています。清武には岡崎と同じ能力が求められておらず、どちらかというとかつての中村俊輔に近いパスに秀でた選手ですから、よりパスワーク主体の攻めを想定していると言えます。また、このポジションは他にも工藤がチャンスを与えられ結果もそれなりに出しています。工藤は清武と違って完全なFWなので、右側からの突破・シュートという攻め方のオプションも試されているようです。

DMF:長谷部のポジション。遠藤側が攻めのメインであるため、こちらはやや守備よりのポジションとなります。とはいえ、完全に守りに回るのではなく、右側から攻める場合は当然攻撃参加が必要となるので、攻守の両方に優れた能力が必要です。ここの控えは細貝となっていますが、細貝は非常に高い守備力を持つ反面パスが苦手ですので、パスワークに秀でる清武とはあまり併用を想定してないものと思われます。ここは先ほど述べたように、山口が台頭しています。また、東アジアカップのメンバーからは青山も候補に入っていたようです。

SB:内田のポジション。長谷部同様、攻守のバランスが求められるポジションです。内田自身はパスワークが比較的得意な選手なので、岡崎よりも清武と相性がいい選手です。控えは酒井宏樹です。こちらの酒井は内田と比べてテクニック・守備力で劣る分、身長とキック力に勝るという特徴を持っています。ザッケローニ監督は特に身長の高さを買っているようです。

CB:吉田のポジション。吉田は今野よりもパスが得意な選手なので、長谷部のフォローにまわることができます。ただサイドバックとしての経験は希薄なので、サイドのフォローができる選手として控えに伊野波がよく使われています。

 日本の攻めは左サイドがメインなので、こちらの右サイドはどちらかというと守りがメインなのですが、コンフェデ後の親善試合では、かなり意識的に右サイドから攻めようとしていました。コンフェデまでにとりあえず左サイドからの攻めを完成させて、その後右サイドからのバリエーションを増やそうとしているのだと思います。
 そういう意味では今後の序列を覆しそうな選手は、この右サイドから出てくるような気がしますね。


<中央>
CF:センターフォワードの1トップ。コンフェデまでは前田のポジションでした。このポジションは、決定力よりも両WGが切れ込んでいくスペースを確保する動きが求められています。つまり、香川や岡崎がドリブルで攻め込むスペースを、敵DFを引き付けることで確保する、というものです。当然ロングパスやこぼれ球をキープする力も求められます。つまりDFラインとの駆け引き能力と、キープ力が必要なポジションです。とはいえ、得点力がなさすぎると敵DFもついてきてくれませんので、ある程度のゴールへ向かう姿勢も当然必要です。控えでは、身長で圧倒的なアドバンテージを誇るハーフナーが選ばれていました。このポジションは、今では完全に柿谷と大迫が取って食った印象があります。大迫はタイプとしては前田に近く、それでいてより多くの得点を取っている選手です。柿谷は、どちらかというと佐藤寿人に近い選手ですが、ボールを扱うテクニックが日本屈指であり、香川や本田と同レベルのパスワークが可能なのが最大の強みでしょう。よほど調子を崩さない限り、現状ではこの2人で鉄板かもしれません。

OMF:トップ下のポジション。本田の位置です。このポジションは、両WG・両ボランチとのパス交換と、中盤でのキープ力が求められます。時にはFWの位置に入りシュートを打ち、時にはボランチの位置に入り守備にもまわります。そういう意味では、トータル的なサッカー選手としての能力を求められるポジションです。控えは中村憲剛が選ばれていますが、これもパスが出せてボランチもできるという能力を買われてのものですね。時に香川がトップ下に入ることがありますが、香川のキープ力はテクニックによるものなので、周囲のサポートが必要となります。また、大迫も当初トップ下として使われていたので、オプションとして想定しているのでしょう。

GK:絶対不可欠のポジション。第一GKは前回WC以来、川島が務めています。しかし最近は守備の乱れが多く、またたまに出てくる西川がいつも無難にこなすので、逆転もあり得るかもしれません。純粋なキーパーとしての能力は、経験も含めて川島に分があるかもしれませんが、西川はキーパーの位置からロングキックをかなり正確に蹴れるという売りがあります。ここが川島はあまり得意ではないので、単純に川島有利とは言い切れません。あとはコンディションやWC直前の代表の戦績次第ですね。第3GKは基本的に権田なのですが、前回WCで川口が選ばれたように、ベテラン枠に使われる可能性はあります。限りなく出場の見込みが低いポジションですので…。


 以上のことから、ブラジルワールドカップの代表となる可能性が限りなく高い選手を絞ってみます。これらの選手は、怪我でもない限り確実でしょう。

CF:柿谷・大迫
WG:香川・岡崎・清武
OMF:本田
DMF:遠藤・長谷部
SB:長友・内田・酒井豪・酒井宏
CB:今野・吉田
GK:川島・西川

 この16名はまず確定とみていいと思います。残りはあと7名ですが、WG、OMF、GKに1名と、DMFとCBに2名ずつという人選になると思います。

WG:まず乾で間違いないと思われていましたが、所属チームで精彩を欠いており、日本代表でも必要と思われる場面でさえ起用されないなど、ザックからもあまり信頼されていないようです。次点として、可能性があるのは齊藤か工藤ですが、今後の移籍や活躍によるでしょうね。また、J1に戻ってくる宇佐美、東アジアカップでもいい動きを見せた原口も調子次第では逆転があり得る選手です。基本的には劣勢時の運動量とドリブル突破が必要な場面でのスーパーサブとして使われるでしょうから、ラッキーボーイになり得るコンディションが最重視されるはずです。

OMF:絶対的存在である本田の控えですので、交代出場の可能性が限りなく低く、ベテラン枠として中村憲剛が選ばれる可能性が高いのではと個人的には思います。ポジション的には、大迫、柿谷、香川、清武あたりが兼ねることもできますからね。

DMF:ドイツでも活躍している細貝が筆頭候補ですが、代表ではミスも多く監督の信頼もあまり見られないところが微妙です。ただ実績を考えると選出の可能性は高いでしょう。もう一人は山口が選ばれる可能性が高いと思います。長谷部・遠藤のどちらの代わりとして出てもオランダ・ベルギーと渡り合った評価はかなり高いはずです。次点としてザックが特別に気に入っていると述べた青山が挙げられますが、今後山口が調子を落としてこないと難しいかもしれません。

CB:筆頭は最近試され無難にこなしている森重です。今野の代わりも吉田の代わりもこなせていますので、調子を崩さない限りは選ばれるでしょう。残りの枠は過去に選ばれていた栗原・伊野波・槙野・森脇と、東アジアカップで選ばれた鈴木・千葉あたりが候補であると思われます。ここもコンディション次第ですが、一番読めないポジションかもしれません。これまでの招集実績だと間違いなく伊野波なんですが、Jリーグでも代表でもそんなにいい動きをできていないので序列が揺らぐ可能性は非常に高いですからね。

GK:順当に行けば権田なのですが、前回W杯のようにベテラン枠として、未だに第一線の楢崎あたりが入ってくる可能性は十分にあると思います。川口は2回同じ役目をやってくれないでしょうしね。


 というわけで、個人的な予想は以下の通りです。

CF:柿谷・大迫
WG:香川・岡崎・清武・(一番調子がいい選手:現時点では齊藤?)
OMF:本田・中村
DMF:遠藤・長谷部・細貝・山口
SB:長友・内田・酒井豪・酒井宏
CB:今野・吉田・森重・(現時点では伊野波)
GK:川島・西川・(権田or楢崎)

 予想と言いながら3枠はっきりしていないのですが、ここは間違いなく流動的だと思います。個人的な希望を含めると、WGは工藤、CBは(ムードメーカー枠で)森脇、GKは楢崎かなと思います。ムードメーカー枠は誰でもいいんですが、アジアカップの時は森脇だったようなので。槙野よりは向いてそうというのもあります。
 ちなみに前回ワールドカップでも個人的に予想したのですが、5人外しました。今回はどうでしょうね~。
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