がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
グリプス工厰とルナツー工厰の関係
 以前一年戦争後のジオン製MSの生産ラインについて考察した際に、ハイザック・ガルバルディ系はルナツーに、GM系はグリプスに生産拠点を移されたのではないかという結論に達しました。このことから、次期主力候補と思しきMSの生産拠点は、グリプスとルナツーに集約されつつあったのではないかということに思い至りました。




 そもそも、グリプスとルナツーは同じラグランジュポイントにある拠点であり、TV版13話(シャトル発進)の時点ですでにグリプスは1と2に分けられてルナツーの両脇に配置されていました。実質的に、同一拠点となっていたようなものであると言えます。
 グリプス2は密かにコロニーレーザーへの改造が始まっていたと思われ、実際にプラントとして機能していたのはグリプス1のみであったと言えます。そのためグリプス1では、主にドゴス・ギアの生産が行われていたことになります。

 GM系はグリプスに拠点を移したのではないかという推測をしましたが、確かにGMIIの開発拠点はグリプスであったものの、生産もグリプスで行われていたかどうかまでは言い切ることができません。そもそもGMの生産は一年戦争の頃からルナツーで行われています。仮にガルバルディとハイザックの生産拠点となっていたとしても、ルナツーにGMIIの生産拠点が残されていた可能性は十分にあり得ます。そもそもルナツーとグリプスが隣接していたのであればなおさらです。

 そもそも、ルナツーは一年戦争当時から連邦宇宙軍本部です。戦後もそこから移転したとは考えにくく、ここにグリプスを移動させたということは、実質的にティターンズが連邦宇宙軍本部と一体化していたことを意味します。この動きは当初から計画されていたことでしょうから、このティターンズによる連邦宇宙軍本部の実質的吸収に異を唱える宇宙軍の一部が、グラナダを中心として反旗を翻したのがエゥーゴであると考えることもできます。
 そのように考えると、単純にハイザックとガルバルディの生産拠点がルナツーにあったと考えられるのも、宇宙軍のMS生産体制の集約が図られていたからだと思えます。グラナダを牽制する意図もあったかもしれません。
 EBのMS大図鑑グリプス戦争編によると、0087年6月8日にはア・バオア・クーもグリプスとともにルナツー宙域に移動させられたことになっています。このことからも、連邦宇宙軍の拠点をほとんど一点に集めているのは間違いありません。残る宇宙の拠点は、移動不可能な月面基地グラナダと、教導団の独立拠点であるペズン、ティターンズ・テスト・チームの拠点であるコンペイトウのみですから、可能な限り全ての拠点を集約していたと言えます。ペズンではゼクシリーズ、コンペイトウではTRシリーズの研究開発生産しか行われていないことを考えると、それ以外のMSの生産運用はほぼルナツー宙域に集約していたと考えて問題なさそうです。だからこそ、グラナダに本拠を置くエゥーゴは、アナハイムから独自に新型MSの供給を受ける必要があったのでしょう。

 そこまで考えると、GMIIだけがグリプスに登録され、ガルバルディとアイザックがルナツーに登録されていたことにも、単純にティターンズと連邦宇宙軍という管轄の違いによるものでしかないのかもしれません。グリプスにて改装された=ティターンズが自軍の戦力として改良したGMIIだからグリプス登録で、純粋に連邦宇宙軍用に配備されたからガルバルディとハイザック系バリエーションはルナツー登録なのではないか、ということです。
 だとすれば、本来はGM系はティターンズにのみ許されるMSで、正規軍はジオン系のモノアイMSでも使ってろという意図を感じることができますが、実際のところ劇中でそのような区別は全くされていませんでした。というのも、マラサイがティターンズに配備されたことで、ティターンズにおいてもハイザック系を中心に運用することになった(と思われる)からです。
 ほぼティターンズ用に開発されたようなものであるガブスレイやハンブラビもグリプス登録ではないことから、もはや実質的にグリプスでのMS開発は行われなくなっていたと考えることもできます。ルナツー宙域に移動したことで、MSの生産拠点としての機能はルナツーとア・バオア・クーにほぼ集約したのかもしれません。
 ましてや、ア・バオア・クーにはゲルググやザクの生産工廠も存在したと思われますから、実はルナツーで開発されたことになっていても、ガルバルディやハイザックの生産はア・バオア・クー側で行われていた可能性さえあります。その後アクシズに粉砕されてしまったため、ガルバルディ・ハイザック系の生産は途絶えてしまったのかもしれません(笑)
 いずれにせよ、宇宙におけるGM、ハイザック、ガルバルディの生産は、ルナツー、グリプス、旧ア・バオア・クーで構成される拠点に集約されていた可能性が高いと言うことができます。

 なお、このルナツー、グリプス、旧ア・バオア・クーによる一大拠点こそ「ゼダンの門」であるとする記述もあれば、ア・バオア・クー単体をゼダンの門と呼称する記述もあります。これは劇中表現でも一貫していないのですが、実際にア・バオア・クーが戦場になった時点では、すでにダカール演説が済んでおり連邦正規軍とティターンズの蜜月関係が解消されていると思われることから、すでにルナツーとア・バオア・クーは同じ宙域になかったのだと推測することができます(劇中後半にルナツーは一切登場しませんでしたし)。グリプス2もグラナダを射程に捉えるため場所を移動していましたから、当初の「ゼダンの門」という名の一大拠点が、事実上ア・バオア・クーだけになってしまったために2種類の表現が存在するということなのかもしれません。
 そもそも劇中終盤のア・バオア・クーとグリプス2が、どの宙域にあったかもよくわからないんですけどね(苦笑)特にアクシズはゼダンの門破壊後、そのままグラナダへの落下軌道に乗るよう計算されていたことを考えると、地球を挟んで月と正反対の位置にあるルナツー宙域にあったというのは考えにくいのですが、どうなんでしょう。
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