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ネオ・ジオンMS名鑑(15) AMX-014 ドーベン・ウルフ
 MS名鑑から復活してみます。このMS、背景設定は多いし人気もそこそこある割に、文字設定はすごく少ないみたいです。驚きました。

 ところでドーベンってどういう意味なんでしょうね。

AMX-014 ドーベン・ウルフ(DOOBEN WOLF)
ドーベン・ウルフは、アクシズが開発した次期主力重MSである。

<開発背景>
 アクシズはサイコミュ搭載機を核とした戦術を構築しており、AMX-003を従えるAMX-004という構成が基礎となっていた。しかし当然ながらサイコミュを扱えるパイロットは限られており、一般のパイロットでも扱えるサイコミュの開発が命題となっていた。しかし、一般型サイコミュを搭載した試作機AMX-103は実用化の目処が立たず、この運用計画は頓挫しAMX-009、AMX-011といった旧ジオン系MSの系譜を受け継ぐMSの採用へとシフトした。
 この時点でサイコミュの一般化は完全に不可能となったかと思われたが、地球連邦軍の技術が手に入ったことで状況は一変する。ティターンズという後ろ盾を失った連邦軍オーガスタ研究所のローレン・ナカモト博士の協力を得ることで、同研究所で開発されていたORX-013、通称G-Vの実機とその準サイコミュ技術を入手。さらに博士が運用管理を行っていたMRX-010サイコガンダムMk-IIの実機を鹵獲することに成功したことで、単なる準サイコミュの搭載機に留まらない、強大な火力を持った高性能機の開発が行われることになったのである。

<機体概要>
 本機は基礎構造をORX-013から流用しているが、その開発コンセプトはMRX-010の小型化である。そのため、基本的な装備は同機を踏襲している。
 本機の最大の特徴はインコムと呼ばれる準サイコミュシステムによる遠隔誘導兵器であるが、それにとどまらず機体の各所にビーム砲を装備している点でいわゆるサイコ・ガンダムの小型機としての特徴を示している。
 搭載しているビーム砲はバインダー、両腕、腹部に加えてインコムのものが挙げられ、さらに手持ち火器としてメガランチャーを携行可能となっている。これは通常はビームライフルとして使用するものであるが、腹部メガ粒子砲と接続する事で大出力のメガランチャーとして使用することができる。
 腕部のビーム砲はMRX-010から継承したものであると言え、射出し有線コントロールを行うことが可能。一部の機体はレーザー通信による無線制御タイプを搭載しており、射出後は隠し腕によりマニピュレーターの代用を行うことができるよう設計されている。
 またビーム兵器だけではなく実弾兵器も搭載しており、複数の弾頭を搭載可能な隠しランチャーを備えているほか、対艦用の大型ミサイルを背部に装着する事も可能となっている。
 このように、圧倒的な火力とそれを制御するコンピューター及び大出力のジェネレーターを持ち、MRX-010に匹敵する面制圧を可能としたことから、ベテランパイロット用のエース機として、AMX-011を上回る評価を得ている。

<運用過程>
 本機は初期生産型と思しき機体がスペース・ウルフ隊と呼ばれるラカン・ダカランを隊長とするMS部隊に6機配備され、グレミー・トトの陣営側の戦力としてネオジオン内乱に参加している。その際は強化人間の操るAMX-011SとAMX-015を相手に互角の展開を見せ、マシュマー・セロの駆るAMX-011Sを撃破するも、損害が大きく数的優位を生かしたとは言い難い状況であった。
 ラカン・ダカランの搭乗機は本人の操縦技術も相まってAMX-015との1対1で互角以上の戦いを見せたものの、介入してきたエゥーゴのFA-010Sが耐ビームコーティングを施されている事を見抜く事が出来ず、成す術なく撃破されてしまった。
 その後の運用については未確認であるが、木星圏や小惑星パラオで存在が確認されたとも言われている。

<評価>
 本機はサイコガンダム・タイプの量産化を実用的なレベルで実現した唯一のMSであり、準サイコミュを一般化したという意味でも完成度の高いMSであると言える。
 しかし内乱での同コンセプト機同士の潰し合いで消費してしまった部分が否めず、その実用性については証明されぬまま活躍の機会を失う結果となってしまったため、正確な評価を行うのは難しい。
 但しそのスペックからコストの高さは推して知るべしであり、このレベルのMSを量産する事自体があまり現実的ではないと言え、技術と資金のあるタイミングで開発すことが出来たが故の産物であったと見ることもできる。
 本来であれば複数生産ができないMRX-010やNZ-000と同等の役回りを期待され、ガザタイプ等からの護衛を受けての戦闘を想定していたと思われるが、反乱軍により同一部隊で運用されてしまったためにその真価を発揮できなかった機体であると言えるだろう。

<バリエーション機>
○シルヴァ・バレト(ARX-014)
 アクシズ内で鹵獲されたAMX-014をアナハイムのグラナダ工場で元オーガスタ研究所のスタッフが改修した機体。一部武装をオミットする事で原型機であるORX-013に近い仕様となっているが、インコムや有線ハンドは継承している。
 オーガスタ研究所は閉鎖されているため、形式番号は便宜上のものと思われる。

<参考文献>
1/144ドーベン・ウルフ解説書
ガンダムウォーズII ミッションZZ
ガンダムウォーズIII ガンダム・センチネル
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コメント
コメント
ご無音し‥
>ところでドーベンってどういう意味なんでしょうね

doven(daven); 礼拝 祈言を= サイコミュ?
聖書は dove; 聖霊を(鳩) wolf; 悪を(狼)
日本は 鳩; 神使を 狼;大神を
∴神の意を表す(PMX-003と同)

こじつけです…
2012/03/27 (火) 09:32:15 | URL | カズラキー #-[ 編集 ]
綴りを無視すれば解釈は可能なんですね。
聖なる狼とかそんな感じですかねぇ…。伝説の魔物とかでそういうのがいるんでしょうか。
地母神キュベレーと関連があったりすると面白いですね。
2012/03/30 (金) 23:54:04 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
此れはしたり
ドーベンの綴は<dooven>でしたか...なら!

一、
doo; 斗
ven(ventage); 漏
∴漏斗(funnel)
あっ、インコムか‥

二、
do; of
o; the
ven(venus); 美愛
∴美愛神
何れにせよ苦しい…

ヴィーナスとキュベレーの絡みは、と追;
2012/03/31 (土) 13:47:37 | URL | カズラキー #-[ 編集 ]
アルファベットで検索してもなかなか出てこないんで、多分造語なんでしょうね。
MSの名前の場合、元ネタの単語と綴りが違う場合はあり得るので、
真相は名前を作った人のみぞ知るというところなんでしょうけど。
2012/04/01 (日) 01:42:09 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
なんとなく語感からドーベルマンをイメージしてまあ犬じゃカッコ悪いだろうとドーベル・ウルフ、でなまってドーベンって勝手に想像した。

イボルブのZZの話が結構印象的かな、SFSとの併用でしかもインコムとメガランチャーでなかなかうまい戦い方をするなあと。
2012/04/01 (日) 16:51:59 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
>なんとなく語感からドーベルマンをイメージして

wolfは犬部に<dober; 良>と
書くので或は‥
→White-cliffs of Dover; ドーバーの白崖
⇒Albion; 白
⇒Douvres; 水
機体色の謎へ…
2012/04/02 (月) 12:59:14 | URL | カズラキー #-[ 編集 ]
>ドクトルKさん
そんな感じの言葉遊びである可能性もありますよね。
バウンド・ドックなんかもハウンドドッグからなんでしょうし。

イボルブは唯一ドーベンがまともに性能を生かして戦った作品かも知れませんね。

>カズラキーさん
色はあんまり関係ないかもしれませんね…
グレーに塗装するはずがラカンが拒否してあの色だったわけですし。
2012/04/03 (火) 18:25:34 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>ティターンズという後ろ盾を失った連邦軍オーガスタ研究所のローレン・ナカモト博士の協力を得る
この人、「Zガンダム」48話でバスクと一緒に殺されてませんでした?
2012/04/10 (火) 16:40:13 | URL | 巨炎 #mQop/nM.[ 編集 ]
あれ、そうでしたっけ。
センチネル設定だとアクシズに合流したことになってるみたいなんですが…
トワニングと同じ現象でしょうか。
2012/04/14 (土) 22:20:37 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>ローレン
ガッツりと艦橋ごとやられちゃっているのですが、
ガンダムエースの紹介記事では漂流しているトコを
奇跡的に救助された的なコトが書かれていました。
本人がいなくてもデータだけでよかったと私的には思います。

久織ちまきさんの逆シャアのコミックでも
生きてるっていう世界線となっていました。

以前はDÖVEN WOLFとも書かれてましたよね。
2012/05/08 (火) 20:50:49 | URL | カセクシス #pn.FNN1k[ 編集 ]
センチネルのスタッフが資料を参照するばかりで映像をあんまり見ていなかった…ということでしょうかねぇ。
実はその前にすでにアクシズに接触していたとか…
2012/05/26 (土) 17:19:02 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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