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ガンダムネタだけを語るブログです。
GM、改、コマンドの関係
 GM、GM改、GMコマンドの3機種は、開発拠点による仕様の違いであると言われながら、バージョン違いでもあるかのように説明されることが多く、どのような関係であったのかいまいちはっきりしません。
 作品の登場順はGM→GMコマンド→GM改ですが、その後GM改とほぼ同じ外観のMSがGM制式配備前に登場したりしたのが拍車をかけていると言えますが、今回はこのあたりを整理してみたいと思います。

 というわけで、それぞれのGMの仕様上の特徴を洗い出してみます。

(1)GM
 原型機であるRX-78との共有パーツが最も多いと考えられる機体です。極力RX-78を流用しながらも、高価な部分や過剰な部分を挿げ替えてコストや運用面での効率化を図った機体とも言えます。
 当時連邦軍にはまともな量産型MSが存在しなかった事から、まず前線に数を揃えることが第一目標であったと考えられ、「生産から実戦配備までの時間」を可能な限り短縮することに全てを費やしたタイプであるとも考えられます。

(2)GM改
 当初は戦後に開発された、乱立した戦時中規格の統合機という位置づけでしたが、RGM-79(E)の存在により早期からルナツーで開発されたGMの別バージョンと解釈されるようになり、MGのインストやIGLOOによってア・バオア・クー戦において先行生産型がすでに実戦投入されていたという事実が付け加えられました。
 GMと比較した場合、RX-78そのままではなくよりアップデートされて独自の形になったタイプと言うことができます。GMよりもやや時間をかけた分完成度を高めたタイプと言えるでしょうか。
 ジャブローで開発されたGMの三次生産分を待たずに次の矢を投入するための、ルナツーが用意した増援と言うことも考えられます。
 戦後に多く配備されたのは、GMより完成度が高かったのと、本生産機が生産中に終戦を迎えたことでそのまま戦後に配備されたことが要因として考えられます。
 統合規格機とも言われることから、並行して開発されたほかのGMタイプを包括した上での完全版GMとしての意味合いも含められていたのかもしれません。

(3)GMコマンド
 GMコマンドというとRGM-79G/GS型を指しますが、ここはRGM-79Dを含めてGMコマンドと呼びたいと思います。ジオフロでもそういうことになってるし。
 一般的には、大戦末期に配備された後期生産型の一種で、寒冷地に配備されたタイプがD型、コロニー内外での戦闘用に配備されたのがG/GS型とされています。
 しかしその後主にゲームで、G型が地上で運用されるようになり、かつデータ収集用の部隊に配備される例が増えました。D型においても、寒冷地でのデータ収集を兼ねて配備されたと言われるようになりました。
 このことから、GMコマンドはデータ収集機としての意味合いが強かったように感じられます。GMの発展型というよりも、次期主力機を見据えた過渡的なタイプと言えるのかもしれません。
 生産数で言えば、戦時中においてもGM改以下と思われ、星一号作戦でも少数が配備されていたようですが、多くは特殊部隊への配備であり大量生産機ではなかったようです。そもそも特定環境に特化したタイプであることから、基本的には局地配備機であったはずです。
 以前にも言ったように、GMコマンドの「コマンド」は軍隊では特殊部隊というような意味として使われることが多いことから、特務部隊仕様の特別機というようなポジションだったのかもしれません。
 スナイパーカスタム系も特務部隊用であったと言われますが、あれは根本的にスペックを引き上げたタイプなのに対し、GMコマンドは基本的にノーマルGMの枠内での運用である点が異なるかなと思います。

 ざっくばらんに言ってみれば、GMは納期に間に合わせるために機能を制限した廉価型、GM改は納期よりも要求スペックの達成を優先した完成型、GMコマンドは仕様を特化させることでより専門的な運用をできるようにした特別型といったところでしょうか。
 ゲームの攻略本に例えるならば、発売直後のガイドブックがGMで、完全攻略本がGM改で、直接の攻略には使えないけどやりこみに特化したマニア向け本がGMコマンドと。ただ発売間隔を極力狭めるため、データ提供元は同じでも異なるスタッフ異なる出版社でそれぞれ同時進行で制作された、という感じかなと思います。
 何故そんなことをしたのかといえば、それだけ早く完成度の高いMSを前線に供給しなければならないという事情があったからなのだと思います。ジオン軍は一年戦争前からMSを生産し運用していましたが、連邦軍がMS開発に本腰をいれたのが南極条約以降ですからね。そのタイムラグを埋めて戦争に勝つために、出来る限りの手を打ったということなのでしょう。

 戦後にGMIIが採用されたのは、戦後という軍事費が削減された状態で、極力手間をかけずに増産するために最も手っ取り早い方法が、一番安いGMを最新機としてアップデートする事だったからなのでしょうね。
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2012/02/06 (月) 17:05:44 | | #[ 編集 ]
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