がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画 4巻
 今更ですが読みました。発売当時なかなか本屋に行く機会がなくて、いざ行ったら売ってなくてで手に入れることが出来ず、そのうちアマゾンでなんか買うときに一緒に注文しようと思っていたらこんなタイミングになってしまいまsた。

 個人的にこの漫画は高評価なのですが、3巻である程度の結末は見えていたので、あとはどのように作品を終わらせるか、というところのみが焦点でした。

 実際のところ話の半分くらいはガルバルディVSグフカスタムだったりしたんで、正直これ何の漫画だったっけ?と思ってしまった部分もあります。展開としては非常に熱いんですが、結果はわりとベタだったりそもそもMSの1対1の格闘戦ってそんなに重要だったっけかという気もして、ちょっと気持ちがついていけませんでした。一応ダムAだって少年漫画なんだぜ、という補正がかかったような印象を受けましたね。

 物語としては、首都防衛大隊の叛乱を利用して反対勢力の一掃を図ったギレン側だったものの、防衛大隊の進撃を止める事が出来ず、事実を主人公であるレオポルドに明かされ、ア・バオア・クーでギレンが死亡した事が明らかになったことで失敗に終わった、という話でした。
 個人的には着地点はちょっと物足りなかったと言わざるを得ません。この作品がなくとも、ギレンがア・バオア・クーに行っている間にダルシア首相が終戦工作を行い、同時にジオン公国は共和制に移行して連邦と終戦協定を結ぶ、という設定が存在しているわけで、だからこそファースト本編でア・バオア・クーが描かれ、「宇宙、閃光の果てに」では月での終戦協定が描かれた中で、この作品には「公国の共和制移行」が絡んでくる事を期待していたんですが、そういう話ではなかったからです。
 というか方向性としては首都防衛大隊の目的がザビ家の打倒とダイクン派の担ぎ上げだったはずなので、間違いなくそういう方向に向かっていると思っていたんですが、何故か最後だけメインがグフカスタムとガルバルディの決闘になってしまって、話の締めも「厳しい教官でした」の方が主になってしまったところが謎です。何故そこでベタな熱いジオン軍人の話になってしまったんだろう、みたいな。
 年表的な辻褄合わせよりも漫画としての面白さを優先したのかもしれませんが、延長して追加した(んだよね?)と思われる戦闘描写の方が本来のシナリオの流れを食ってしまったっていうのはちょっと個人的には残念なのでした。だってこの漫画最初の方は明らかにそういう漫画じゃなかったじゃん!

 しかも最後はMSV-Rの方に繋げるようになっていて、その続編漫画(とは厳密には言いがたいんですが)はその熱い方向性の方がメインになっちゃってるような気がするんで、え、このスタッフの作品で好きになったのはそっちじゃないのに…という感じです。
 なんというか、人気の深夜番組がゴールデンに格上げされて全然違う番組になっちゃうあれに似た感覚をこの漫画にも少し抱いてしまった次第です。

 設定という意味では、本来はガルバルディの取り巻きはペズン・ドワッジに乗るはずだったんだねというのがわかったことが収穫でした。間に合わなかったのか配備先が違ったのかはわかりませんが、一応そうなるはずだったがドムしか支給されなかった、というのが現実だったようです。
 このペズン3人組はその後カラバに参加してディジェに乗ったことになっているようですが、こういう設定は必要だったのかなぁという気がします。作者の自己満足というか…。白いギラ・ドーガもそうですけどね。後退するレウルーラを守っていたならUCの方にも出てきてもおかしくないですが。

 作画レベルも含めてここ最近のガンダムコミックの中ではトップクラスの完成度であることは異論ありませんが、最後に肩透かしを食らってしまったな、というのが個人的な印象でした。アイデアとシナリオが今までと全然違うのに、それで非常に高い質を見せてくれたことがとても良かったのですが。
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