がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ティターンズの部隊構成を推察する
 ティターンズは後のロンド・ベルと同じ治安維持部隊であり、ロンド・ベルよりは規模が大きそうですが、基本的には一つの特殊部隊でしかありません。となるとそこまで大きな部隊ではないと思われ、ある程度部隊の全貌を推察する事が可能なのではないかと考えました。
 原作アニメの描写と当時の連邦軍の状況から、ティターンズの部隊構成を推測してみたいと思います。

 まず、原作に登場したティターンズの部隊を割り出してみます。映像未確認のため細かい部隊構成までは推測できませんが、大まかな構成を確認します。

(1)グリーンノア守備隊
 サイド7宙域に潜入したリック・ディアス3体を迎撃に出てきた部隊。グリーンノア2は全くの無警戒(Mk-IIが1体テスト中だったのみ)、グリーンノア1ではGMIIが数機迎撃に出てきました。そのほかに訓練中のMk-IIが迎撃に出ますが、コロニー内にあった2体はみすみすエゥーゴに奪われてしまいます。
 その後、コロニーに出たリック・ディアスをハイザック隊が追撃に出ています。このことから、一次守備隊としてGMIIが配備されており、その後ティターンズ本隊?のハイザックが出撃したのだと思われます。

(2)ボスニア隊
 グリーンノアを脱出したエゥーゴを、ルナツー配備のサラミス改艦隊が追撃してきます。この部隊はティターンズ所属ではありませんでしたが、その後ティターンズに編入され、アレキサンドリアと共に追撃艦隊を構成することになります。

(3)アレキサンドリア隊
 グリーンノアからアーガマを追撃する艦として、アレキサンドリアが出撃します。ボスニア隊を編入し、(TV版では)グラナダで補給を受けた後、ジャブロー降下まで追撃を続けました。
 その後、ヤザン隊を編入しドゴス・ギアと共にアポロ作戦に参加した後、グラナダへのコロニー落としを指揮しました。その後ヤザンにより指揮官のジャマイカンが殺害されたものの、ガディ艦長を指揮官としてサイド2へ毒ガス攻撃を行ったり、アーガマ追撃任務に就いたりしてティターンズの中核戦力として最後まで戦い続けた後、最終決戦でエゥーゴによるコロニーレーザー照射により消滅しました。

(4)ハリオ隊
 メッサーラに乗ったシロッコが着艦した艦です。ジャブロー上空へ向かうアーガマを追撃できる距離にはいませんでしたが、シロッコはこの艦から直接アーガマへ追撃しています。
 なお、この艦にはザクキャノンに加え青いハイザックを搭載していたので、ティターンズ所属ではなかったようです。その後、ティターンズに編入されたのだと思いますが。
 Wikipedia記述によるとグリプスとルナツーの中継の役割を担っていたようですが、よくわかりません。おそらくはルナツーやグリプスの守備部隊ではなく、サイド7宙域(ラグランジュ3)を周回する外洋艦隊なのではないかと思います。

(5)スードリ隊
 ブラン・ブルダーク率いるオークランド研究所の部隊がエゥーゴから奪回したスードリに搭乗したアウドムラ追撃部隊です。その後ロザミア率いるオーガスタ研究所の部隊や、フォウとナミカーのムラサメ研究所スタッフも合流するなど、ある意味ニュータイプ研究所の連合部隊と言えます。
 その意味ではティターンズ所属ではないのですが、ニュータイプ研究所そのものがティターンズの支援に回ったため、実質編入したようなものであったのではないかと思われます。
 最終的には手持ちの駒をほとんど失い、フォウの暴走で中立のホンコンシティに被害を加えてしまった責任も兼ねてアウドムラに特攻したものの、フォウに阻まれ部隊は全滅しました。

(6)ドゴス・ギア隊
 アポロ作戦の旗艦としてシロッコの指揮下で運用された艦です。フォン・ブラウンを制圧、奪回された後はアクシズとの接触任務に向かい、協定を結ぶことに成功。その後ゼダンの門を中心とした軍備再編成の際(?)にバスクの指揮下に変更され、ロザミアらオーガスタ研究所のスタッフを編入しニュータイプ部隊を配備するも、エゥーゴとアクシズに対し有効な打撃を与えられないまま、シロッコの命を受けたレコアに撃沈されてしまいました。

(7)キリマンジャロ守備隊
 キリマンジャロ基地に配備されていた部隊です。ただハイザックが青かったりしたので、全てがティターンズだったわけではないようです。ジャミトフ護衛のためにやってきた部隊だけがティターンズだったのかもしれません。

(8)メロゥド隊
 ダカールの守備任務についた部隊です。ジェリドのバイアランを隊長機とし、アッシマーが複数配備されていました。キリマンジャロで療養していたジェリドが指揮官になっていたので、元々キリマンジャロに所属していたか、カラバの基地攻撃後に急遽編成された部隊だったのではないかと思います。

(9)ロンバルディア隊
 コロニーレーザー完成後、ティターンズがサイド2宙域に戦力を集めていた際の一部隊で、コロニーへのG3ガス攻撃を行おうとした部隊です。その後もゼダンの門に配備されていたようで、主力艦隊の一つだったのかもしれません。

(10)ジュピトリス隊
 ティターンズに直接編入されたシロッコ指揮下の木星船団の旗艦(のはず)です。シロッコがドゴス・ギアを降りた後に本格的にティターンズの戦力として行動していました。ただ基本的には独立行動していたはずです。

 これに加えて、「アドバンス・オブ・ゼータ」において以下の部隊が登場します。

(11)ティターンズ・テスト・チーム
 コンペイトウを本拠としアル・ギザを旗艦とする部隊です。基本的に任務は新兵器のテスト、グリプス戦役が勃発した後も新兵器を次々と更新しながらの戦闘でした。コンペイトウの司令官はバスクと対立する穏健派で、それ故に終盤にエゥーゴと内通して同調しないティターンズを追い出しています。


 以上のことから言えるのは、基本的には基地の駐留戦力と遊撃部隊に大別できるということです。原作の上で駐留戦力は「グリプス」と「キリマンジャロ」が挙げられますが、キリマンジャロは駐留軍そのものがティターンズであったかは不明です。むしろメロゥドを核とする遊撃部隊がたまたまジャミトフ送迎のためにキリマンジャロにいただけなのかもしれません。
 また、ティターンズがグリプス2、ルナツー、ゼダンの門を集約させて要塞を構築した際には、おそらくルナツー守備隊とゼダンの門守備隊の正規軍ごと取り込んでいたのだと思われます。それまでは、ティターンズが独自に持っていた拠点はグリプスだけであったと思われます。AOZに出てくるコンペイトウも、T3チームはティターンズでしたが駐留軍は正規軍だったはずですし。

 謎なのは地球におけるティターンズの構成です。ジャブロー戦後に出てきた戦力はニュータイプ研究所の部隊のみですし、キリマンジャロで出てきたのもサイコガンダムとジェリド指揮下の部隊くらいでした。他にはニューギニアにティターンズの戦力があるはずなのですが、詳細は不明です。おそらくは地球におけるティターンズは元々ジャブローに本拠があったのですが、その後移動しキリマンジャロとニューギニアに分化したのではないかと思います。
 ジャブローにアウドムラとスードリがあり、キリマンジャロにメロゥドがあったと考えると、もう一隻のガルダ級はニューギニアにあったのではないか…という気もします。MSの形式番号も15、16、17、18がニューギニア、キリマンジャロ、ジャブロー×2ですし。でもティターンズは基本的に少数精鋭だから、そもそも基地からSFSで直接MSに乗って出撃する事が多かったと考えた方が妥当でしょうか。北米に脱出したエゥーゴを追撃してきたのがニュータイプ研究所の部隊のみであったことを考えると、北米にはティターンズの拠点はなかったと言え、追撃するだけの足を持っていなかったことの裏づけにもなりますし。

 遊撃隊として運用されていた部隊ははっきりしませんが、間違いないのはドゴス・ギアとアレキサンドリアです。どちらもグリプスから発進したものと考えられるため元所属はグリプスのはずです。というかルナツーの艦隊は連邦所属、ゼダンの門はジオン共和国所有でしたから、宇宙におけるティターンズの遊撃隊は全てグリプス(かコンペイトウ)所属のはずですね。
 もう一つ、終盤に突如登場したロンバルディアがあります。こちらはバックグラウンドが不明のため推測しかできないのですが、ポジション的には第3の遊撃部隊だったように思えます。

 こうして見ると、ティターンズの戦力は宇宙に偏っていたように思えます。ジオン残党狩りと反連邦政府運動の取締りを目的としていたのですから当然ですね。
 目的と言う意味では、地球のティターンズも当然ジオンの残党が多そうなところに配備されるはずであり、それがアフリカのキリマンジャロと、東南アジアのニューギニアだったのかもしれません。それに連邦軍本部(だった)ジャブローと宇宙の拠点サイド7を本拠としていたのが、ティターンズだったと。
 そして地球上のティターンズの数は決して多くなく、育成されたスタッフの多くはグリプスへと送られていたのだと思われます。そこにいくつかの部隊が存在し、アーガマを追撃したりアポロ作戦を実行したり毒ガスを注入しに行ったりしていたのでしょう。
 その後肥大化したティターンズはサイド7のみならずルナツーとア・バオア・クーを吸収し、グリプス2を防衛するラインを作り上げたと言えます。その際にルナツー駐留の連邦軍と、ア・バオア・クー駐留のジオン共和国軍も取り込んだということでしょうか。

 まとめると、以下のようになります。

<地球>
・当初の拠点はジャブローだが、その後移転し機能を分散、大まかにはキリマンジャロとニューギニアに分かれる。
・特定の艦艇は持たず、基地からSFSを用いて直接MSを投入するのが基本。必要に応じて現地の連邦軍基地やガルダ級等の空母に駐留する。
・ニュータイプ研究所と協定関係を結び、その戦力(人員と兵器)を自らの戦力として運用。
・ダカール宣言後、大半の人員は宇宙へ投入される。地球に残った人員の多くは追われる身となり、地球に降下してきたネオジオンに戦力を接収される。

<宇宙>
・拠点はグリプス。アレキサンドリア級を中心に艦艇を保有し、各宙域への進出が可能。
・コンペイトウではテストチームが駐留。
・後にルナツーとア・バオア・クー(ゼダンの門)の戦力を吸収する。


 こんなところでしょうか。

 ところでティターンズは、アポロ作戦以降、そのターゲットをグラナダとサイド2に絞ってるんですね。アクシズの介入があったりする中でも、グラナダへのコロニー落とし(失敗)、サイド2への毒ガス攻撃(失敗)、サイド2へのコロニーレーザー照射、サイド2への毒ガス攻撃(成功)、グラナダへのコロニーレーザー照射(未遂)と、明らかにエゥーゴの活動拠点と思しきポイントを集中的に狙っています。ジオン残党狩り部隊が名ばかりだってことがよくわかりますね。
スポンサーサイト
コメント
コメント
映像以外とかで思いつき限り

*ドラグゥン13 ガルダ級ハーピィ(ジオンの星)
*タチバナ隊(クライマックスUC)
*ガイスト隊 グリプス1守備隊(ジオンの幻陽)
*大型空母 グラーブツェッペリン(ジェリド出撃命令)
*Tカラーアッシマー 所属基地不明(ダイバーズ) 
*チャクラ研究所(イボルブ)
*ライプチヒ研究所(モノアイG)

確かに地上のティターンズ兵力って、あまり確認出来ないですね。
D13みたいな囚人部隊使ってるくらいだし。
2011/07/22 (金) 00:59:18 | URL | 一文字突破 #B8xSsyyA[ 編集 ]
AOZの刻に抗いし者の方の設定では宇宙世紀0086時点で北米では協力を得にくいため、重力戦線で登場したヘヴィ・フォークを接収。MS運用母艦に改修して使用したようです。
そこからSFSも併用すれば以外に部隊の作戦範囲は広くなりそうですね。
2011/07/22 (金) 18:47:36 | URL | 匿名希望 #-[ 編集 ]
ペズン駐留の教導団も確か、ティターンズでしたよね。
2011/07/22 (金) 22:48:35 | URL | 覗き見ガノタ #-[ 編集 ]
地上は特にどこそこから編入が多いですね。純ティターンズらしいジャマイカン配下の部隊もどっちかと言えばMSの運用テストが中心みたいで、その片手間に残党狩りやってるような・・・グリプスのT3みたいですしね。

一階級上の待遇だったり、装備も最優先で新型が回ってきたりと優遇されているので権限は強そうですが、実際の活動はそれほどでもなかったって感じですか。
2011/07/25 (月) 19:37:28 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
自分が疑問に思うのは
ティターンズは連邦軍の特殊部隊(精鋭部隊)であるのは分かりますが
正規軍からティターンズ入りは強制的にできることはわかりますが
グリプス戦役終戦でティターンズ崩壊を除いて、ティターンズ入りした正規軍が作戦終了などで正規軍に戻るといったことは無かったのですか?
地上部隊だったのがクワトロ(シャア)のダカールの演説でティターンズは苦しい立場に追い込まれましたが、正規軍全体でエゥーゴ寄りになったので、ブレックス准将の意思を継ぐ将兵が居たのではないか?と思います。
正規軍内部でもカミーユがZガンダムで大破させたアッシマーのパイロットを殺さずに演説を聞かせて寝返らせましたし。
2011/07/26 (火) 21:08:49 | URL | #-[ 編集 ]
初めての書き込みです。いまアニマックスでZZが放送されているんですが、6話ズサの脅威の冒頭近く、マシュマーとハマーンの会話回想シーンにティターンズの制服を着た士官がハマーンの横に立っています。これはどう解釈したもんでしょう。すでに解釈済みならご容赦。
2011/08/03 (水) 10:17:45 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集 ]
気になったので観返しました。

・・・(笑)
どうみてもティターンズの尉官服ですね。

キャラ表ミスかもしれませんが、好意的に解釈してみましょう。

回想時期的にコロニー制圧部隊派兵直前なので、ティターンズ残党編入時期にはちょっと早い?
ティターンズに潜入していた諜報員かなにかが、ティターンズ崩壊で戻ってきたといったところ?

それでもロイヤルガードのナンバー1.2みたいにハマーン側に控えているあたり、実は相当なやり手なのか?(w

ZZのモブには妙な情報があるので油断ならない・・・
2011/08/04 (木) 07:57:47 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
>とっぱさん
やっぱりティターンズはコロニーにおける反連邦運動取締り部隊だったってことなんでしょうね。

>匿名希望さん
ゲームブックでもジオンの空母を改装して訓練施設にしてましたが、
そうやって移動空母を拠点にしているあたり、明確な拠点は地球にはやはりなかったんでしょうね。

>覗き見ガノタさん
教導団はあくまで連邦軍の教導団であって、ティターンズそのものではなかったと認識しています。
思想的に地球至上主義に賛同していただけなので、ニューディサイズという別の名前を名乗ったのかなと。
実際のところティターンズの制服着てたりするんでグリプス戦役中にすでに接収された状態だったんでしょうけど。

>ドクトルKさん
ティターンズの活動のメインは秘密警察と諜報であって、MS部隊は実は中心ではなかったのかもしれませんね。
エリート部隊の割に外道な人ばっかりだし、キャリアもいまいちな人が多いし(笑)

>名無しさん
エマのような寝返りがありなわけですから、
直接ティターンズの悪行(毒ガス等)に関わっていなくて思想的にもティターンズに賛同できない兵士は、普通に連邦軍として復帰できたんじゃないかと思います。
そんな天地がひっくり返った状況を受け入れられずに、現実と戦おうとした兵士は最後まで戦って反乱者扱いになってしまったんじゃないでしょうか。

>名無しさん@ニュース2ちゃんさん
初めて聞きました。多分気づいている人はほとんどいなかったんじゃないかと思います。
たまたま似た服を着ていただけなんじゃないかと言いたかったんですが、
とっぱさんが確認していただいたようなのでおそらくはミスの類なのではないかと思います。

ただ、これを元ネタにして一つ外伝作れそうですね。
ティターンズへスパイを行っていたアクシズの人間か、たまたまハマーンと謁見していた寝返り組の誰かかってところでしょうか。
ゲームブックの「ヘルメス三部作」みたいにアクシズに救出?されたティターンズ士官もいそうですし。
2011/08/05 (金) 23:04:36 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
レスありがとうございます。やっぱりそうですよね。<ティターンズ尉官ユニ

ZZの初期プロットでアクシズのマニバリング先遣隊がティターンズ残党を収容してアーガマを付けねらうみたいな設定の記憶がおぼろげにあります。富野のワープロで打った文書だったような。そのへんを絡めるという手もありますね。

実際は富野以下主力文芸スタッフが逆シャアに取られた混乱でわけわからなくなってただけなんでしょうね。ZZのストーリーはほとんど富野ノータッチで遠藤・鈴木コンビ主導だったらしいし。
2011/08/06 (土) 13:46:34 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集 ]
まぁZの頃からジムIIがネモ色だったりとかその手のミスは色々あるんで、
単に指定ミスとかその辺なんじゃないかと思います。
作画スタッフの末端だと急場の手伝いとかで作品の内容もちゃんと知らない人も多かったでしょうしね。
2011/08/07 (日) 18:24:19 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 がんだまぁBlog all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.