がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
アムロのパーソナルマークをユニコーンガンダムと結びつける
 ガンダムUCのUCはユニコーンとユニバーサルセンチュリーをかけているわけですが、ユニコーンといえばアムロ・レイの晩年のパーソナルマークでもあります。作者である福井氏はそのことを全く忘れていたので、アムロを意図してユニコーンというタイトルにしたわけではなさそうですが、そこをあえてこじつけてみようという企画です。

 まず、ラプラスの箱の鍵たるユニコーンガンダムが伝説の生き物であるユニコーンをモチーフにしているのは、そのユニコーンを「可能性の獣」と考え、ラプラスの箱を解放する鍵として相応しいものであるとカーディアス・ピストが考えていたからだと考えられます。
 つまりユニコーンガンダムがユニコーンを模していることには明確に意味があり、もしアムロのパーソナルマークと結びつけるのであれば、その意味と結びつける必要があるのかなと思います。

 一方でアムロのパーソナルマークがユニコーンである理由については、特に設定がありません。ガンダム・イボルブ設定でカラバ時代のアムロのコードネームがホワイト・ユニコーンだったからだという解釈はできますが、それもコードネームがユニコーンであった理由を説明できない限りあまり意味がありません。
 つまり今のところアムロのパーソナルマークがユニコーンである理由はないと考えられます(逆シャアのときにパーソナルマークを描いた人が何故ユニコーンにしたのか聞いてみたいところではあります)。一方に理由が無く、一方に理由があり、双方をこじつけたいのであれば、理由がある方を優先して考えるべきでしょう。

 要するに、ユニコーンというモチーフにこだわっていたのがカーディアス・ピストであったのであれば、アムロのマークがユニコーンだったことにもカーディアスの影響があったのではないかと推測できるのです。
 カーディアスはピスト財団の当主でアナハイムに強い影響力を持っています。一方のアムロは実質アナハイムの支配下にあるエゥーゴの協力組織カラバで活躍し、アナハイムの全面協力の下でνガンダムを開発しています。カーディアスがその気になれば、アムロに影響力を行使する事は十分可能だったでしょう。

 何らかの手段によって、カーディアスがアムロのパーソナルマークをユニコーンにした、と仮定します。もしそうであるならば、カーディアスはユニコーンガンダムと同じくらい、アムロ・レイという個人に期待していたということになります。
 ところでユニコーンガンダムはニュータイプでなければ絶対真の力を発揮できない機体です。また、ユニコーンガンダムにバナージが乗ることになったのは、全くの偶然でした。バナージがニュータイプになるよう教育が施されていたとしても、あのタイミングでバナージが搭乗することまでは想定していなかったはずです(そもそも元々はネオジオンに引き渡すつもりだったわけですし)。
 このことから導き出せる仮説は、「そもそもユニコーンガンダムの搭乗者にはアムロ・レイを想定していたのではないか」ということです。ガンダムの伝説的パイロットであるアムロがユニコーンのエンブレムを持ち、そのエンブレムと同じモチーフのガンダムが開発されたとすれば、それはアムロ専用のガンダムだと解釈する事は決して難しくありません。唯一の問題はユニコーンガンダムが完成した時点でアムロはすでに行方不明となっているということですが、開発計画自体はアムロ存命時から始まっていたとすれば無理はないでしょう。

 カーディアス・ピストはラプラスの箱の真実を見て、かつ正しい方向へ世界を導く可能性を持った存在として、(世間的に)最初に出現したニュータイプであるアムロ・レイに期待していたのではないでしょうか。
 あるいは、アムロが起こしたアクシズ・ショックの奇跡を見て、アムロが存命していれば託したいと考えていたり、アムロの意志、魂を継承する存在としてユニコーンガンダムを完成させたなどということも考える事が出来ます。

 いずれにせよカーディアスがアムロに対して強い関心を示し、それがユニコーンガンダムの外形を決定付けたのではないか、というのが正解のないこじつけを行った結果です。


 ちなみに、今回の話とは関係ないのですが、アムロがホワイト・ユニコーンというコードネームを与えられた別の理由を一つ提示しておきたいと思います。
 ホワイト・ユニコーンの相方にグレイ・ウルフという人物がいました。元ジオンのエースパイロットであるシン・マツナガのことです。彼は白狼と呼ばれ文字通り白い狼のパーソナルエンブレムを持っていました。一方で同じく元ジオンのエースのジョニー・ライデンは、ユニコーンをパーソナルマークにしていました。そしてそのジョニーは、ホワイト・ユニコーン及びグレイ・ウルフとともに同じ赤いZガンダム3号機のパイロットになる予定でした。もしそのままZガンダムのパイロットになっていれば、彼のコードネームはレッド・ユニコーンだったでしょう。しかし彼はサイコミュ搭載のZガンダム3号機に対応できず、パイロットとして採用されませんでした。そこでユニコーンの名をそのまま受け継いだのが(マークだけ先にできちゃってたから没にできなかったとかの理由)、アムロだったという考え方です。
 シン・マツナガはそのままであればホワイト・ウルフだったはずなのに、アムロにホワイトの名を譲りグレイ・ウルフを名乗りました。実は当初はホワイト・ウルフとレッド・ユニコーンの2人組になるはずだったものが、後からアムロが入り、ジョニーがドロップアウトしたことでホワイト・ユニコーンとグレイ・ウルフという名前に置き換わったのだと考えれば辻褄が合います。

 実はアムロはジョニーのエンブレムを受け継いでいた、という考え方もできるんですね。つまりアムロVSシャアはある意味ジョニーVSシャアでもあったかもしれない、というわけです(笑)

 明確な証拠を提示しない推測だけの話ですが、こういう思考遊戯もできるのもガンダムの魅力ですね。
スポンサーサイト
コメント
コメント
確かに、アナハイム製でサイコフレーム繋がりですから、νガンダムやサザビーはユニコーンのプロトタイプと言えなくもないですよね。アナハイムにはアムロのサイコミュのデータもあったろうし。
2011/04/22 (金) 01:11:17 | URL | 梅安 #-[ 編集 ]
あの灰色狼さんは一般的なマツナガのイメージと微妙に違っているんですよね。

むしろ長谷川系の髭ダル親父に近いような。


アムロのパーソナルマークに関してはグリプス戦争期にユニコーンが使われるようになっているのが通説のようです。(ディジェにはなかったけど、Zプラスにはあるんだよねえ・・・・)

アムロがジオン・ダイクンの言うところのニュータイプだと喧伝された事も絡んで可能性の獣は彼ではないかとカーディアスは思っていたんでしょうか。(でも不思議とジオン(シャア)は信用していないんだよなあ・・・)

結局は息子にすべてを託すことになったのは、誤算だったか、運命の皮肉だったのか。
2011/04/23 (土) 19:03:22 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
>梅安さん
サイコフレームという観点で言えば、νガンダムやサザビーのデータは間違いなく反映されているでしょうね。
後付けですがνガンダムのフルサイコフレーム化も検討されていたくらいですから、
その計画がスライドしてユニコーンになったとも考えられますね。

>ドクトルKさん
安彦氏は既存のシン・マツナガについてはあまり意識しないで描いたでしょうからね。
MSVのプロトタイプガンダムも知らずに別のガンダム1号機を描いちゃう人ですし。

ZプラスのマーキングにはAのマークがありましたけど、ユニコーンもあの頃でしたっけ。
Zプラス部隊の宣伝が当初の目的だったのかもしれませんね。

アムロは誰かの教育や訓練がなく戦争の中で偶発的に覚醒したニュータイプですから、
そういう意味ではジオンの息子よりも人の可能性を見出せる存在だったのかなと思います。
バナージをアムロと同じような環境で育てたいと思っていた部分がもしかしたらあったかもしれません。
2011/04/26 (火) 23:13:36 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
以下は完全に妄想、私的な思考遊戯なので、その点ご了承ください。
ルロイさんが私と似たような事を考えていらっしゃったので、勝手ながら私もその思考遊戯に便乗させていただきました。

私は個人的にはユニコーンの開発計画はシャアの反乱以降の可能性が高いと思っています。
カーディアスの構想としてはそれ以前からあったでしょうが、連邦、カーディアス共に受け止め方に違いはあれどアクシズショックに影響を受けて動き出した計画のように思えますから。

また、νガンダムは急造とはいえ、アムロ自身も設計に関わり、当時最新の技術も投入して、自分が乗る限りにおいてはそのパイロット能力を十全に発揮出来る状態にまでは仕上がっていた機体の筈です(受領時はまだ未調整の部分がありましたが)。
アムロが健在ならば、フロンタル戦を見ても戦闘力としてはNTーD発動ユニコーン=<アムロ搭乗νガンダムだと思われるので、アムロ健在時からユニコーンの建造をしている意味はカーディアスのロマンというか理想以上のものではなく、実際の開発計画や予算が承認されるものとしては弱い気がします。
そういう前提だとすると、NTーD発動時のユニコーンの戦闘力は、アムロ登場時のνガンダムの戦闘力をアムロ以外のパイロットでも発揮出来るようにすることを目標にしたのではないでしょうか。完成したシステムはかなり歪んだものになりましたが、La+プログラムによってNTーDをもアムロが搭乗した場合に準じるように是正させたのっはないかと思っています。
2011/05/13 (金) 14:17:39 | URL | 征途 #-[ 編集 ]
今さらだけど。パーソナルマークならRX-78のプラモ(MG)に既にユニコーンマークがある。つまり一年戦争の時点でアムロのパーソナルマークはユニコーンだった。ここから考察して欲しかった。νガンダムスタートでは遅すぎる。

まぁUCの作者がアムロのパーソナルマークがユニコーンである事を知らなかった(笑)からこうなった訳だけど。

以下妄想。
ユニコーンの型番がRX-0である事から考えるとサイコフレーム登場以前からユニコーンの名を冠するMSはあった筈。何故なら何時ユニコーンが必要になるか分からないから。だからその時代時代の最先端、最高のMSをRX-0ユニコーンとして製作していても当然だと考えられる。ムーバブルフレーム登場時、サイコミュ登場時それぞれの時代のRX-0が建造されていた筈。

この事を前提として考えるとユニコーン=アムロのパーソナルマークではなく、ユニコーン=その時代の「RX-0候補機」のシンボルマークと考える事が出来る。
ならば一年戦争時最先端のMSであったRX-78ガンダム、ムーバブルフレームの完成形とも言えるZ(Z+)、サイコフレーム搭載のνガンダムにユニコーンマークが付いたことも当然である。

しかしこれをそのまま何の意味も無く続けていれば何かしらの違和感が出るのは当然。だから表の理由として(恐らく最初のRX-0候補機であったRX-78ガンダム搭乗者の)アムロのパーソナルマーク=ユニコーンという図式を作った。
アムロ専用機にも拘らずディジェにユニコーンマークがつかないのは「RX-0候補機では無い」から。

カミーユがmk?を奪わずΖの設計もせず百式がアナハイム単独でδガンダムとして完成させる事が出来ていたらδガンダムにユニコーンマークが付いたんだろうなぁ。

以上妄想でした。




2011/07/08 (金) 10:53:42 | URL | オ #-[ 編集 ]
MGガンダムのマーキングってペガサスだったような?
単にペガサス級艦載機って意味だと思ってました。

ユニコーンのRX-0の型番の意味はそのうち設定されそうな気もしますが、
それまでのRXナンバーが基本年式なので、
特定年度の予算に拠らない、配備時期も限定しない特別なRXナンバーってことなのかなとか思ったりします。
2011/07/09 (土) 13:53:19 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 がんだまぁBlog all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.