がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
とりあえず
なんか住んでる地域は計画停電もないため、一旦復帰します。

通常営業に戻る前に、今回の震災で感じたことなど。

○災害について
 今回は地震よりも津波の被害が大きかったのは言うまでもありません。街が飲み込まれていく映像はあまりにもショッキングでした。自治体がまるごと吹き飛ぶレベルの、未曾有の大災害です。
 阪神淡路とは被害にあった領域の広さが桁違いであるということも問題です。ただ壊れた建物を復旧すればいい、という次元の復興は難しいように思います。合理的に考えれば、被災自治体の放棄・廃止さえ検討しなければならない次元でしょう。地域としては沿岸部であり、経済的には郊外ではあったものの、田んぼの水没や港の壊滅状態を見るに、農業や漁業の業界では大きなダメージだったのではないでしょうか。
 今はまだ避難民の支援が最優先ですが、今後は根本的に地域行政を組みなおさなければならない事態なのだと思います。

○原発について
 政府はパニックを避けるために極力ネガティブな情報を絞るように発表していますが、おそらく実際は絶望的な状況なのだと思います。戦時中に日本が劣勢になっても大したことないように報道されていたのとあまり変わらないでしょう。
 しかしだからといって、飛んでくる放射性物質は回避できません。どんなに政府に文句を言おうともう変わりません。あとはもう、放射性物質についての研究が飛躍的に進むのを、待つしかないでしょう。楽観的に考えても悲観的に考えても、無駄だと思っています。

○電力について
 おそらく原発の改修予算がもっと通っていれば、ある程度の被害は避けられた事態なのでしょう。しかしこうなってしまっては、もはや原発の拡大路線は望めないと思います。電力的な観点で言えば、発電所の増設には時間がかかるでしょうから、これからの電化製品は省電力が第一に開発されていくのではないでしょうか。
 また実際に電力が不足した場合、鉄道のストップが非常に大きいということはよく分かりました。しかし単純に電気の節約という観点では、明かりって思ったより要らないんだな、と節電をしている店を見ていると思います。もう少し電気を付けなくても住む生活、というのは可能だなと感じました。

○政府について
 今回の政府の対応について思ったのは、リーダーシップと責任感があまりにもない、ということでした。自民党の政治家はどちらかというと(必要以上に)親分肌の人が多いのですが、民主党の政治家は責任から逃げたがる人が多いのかな、という印象を受けました。
 とにかく行動が遅いし、決断をためらっている印象があります。個人的には、これは強いリーダーシップを良しとしない戦後平和主義のようなものの弊害だったんじゃないかと思います。日本が戦争をしたのは間違ったリーダーシップによるものだとして、強権を排除する方向へ教育してしまったように思うのです。実際はそうではなく、正しいリーダーを育てなければならなかったはずです。今チェーン店が正社員に募集しているのは店長候補ばかり。時代はリーダーシップの育成を求めていると思います。

○マスコミについて
 今回のマスコミ報道について強く思ったのは、首都圏のテレビはまるで地域の情報を提供しない事です。ローカルのテレビ局は、しっかり地元の情報を報道するのに、首都圏に住んでいると地元の情報を得られないんですね。だから鉄道の運行情報や計画停電の決め細やかな情報が手に入らず、結局役所のホームページを頼りにするしかありませんでした。今でも首都圏のマスコミは、特に被害の大きかった地域や原発についての報道ばかりしています。視聴者が知りたい情報を提供する、なんてことは全然考えてないんだろうな、と思いました。これではネットに見劣りするように思われても仕方ありません。その点は新聞の方がはるかにましでしたね。
 その一方で、地震速報だけはテレビが最も早いんですよね。自動的に連動するようシステムが構築されているのだと思いますが、こういう仕組みができるならもっとほかの分野でも出来ないのかな、と思います。
 地震があった直後の情報も、やはりテレビが一番早かったです。一体何が起きたのか、どこでどういう被害が起きたのか、その情報はテレビが最も早かったです。
 部分的にはネットをも凌駕する速報性をもつテレビが、それを生かしきれていないのかな、とも思いました。録画されたドラマやバラエティ、すでにある映像や新聞記事の紹介ばかりのニュースばかりというのは、むしろテレビの良さを殺してしまっているのかもしれません。


 今回の地震は、それまでの日本の流れを良くも悪くも完全にひっくり返した大きな事件です。同時に、そういう局面に直面した時こそ、人間の本質も垣間見えました。
 強く感じたのは、「自分の頭で考える」ことの重要性です。たくさんの指揮権を持った人間が、思考停止に陥り指示が出せない状況を見ました。買い占めに走るような人々も、頭で考えず不安と状況に流されて行動していたように見えました。政治家や官僚は利権や主義主張を優先しすぎて合理的な判断をできる頭を捨ててしまったようです。今どういう状況で、どういう行動を取るのがベストなのか。その優先順位を的確に判断できる人間というのは、実はあまりにも少ない、ということがよくわかりました。
 特に指示を出す立場の人間が思考停止に陥ると、指示を受ける立場の人間は何も行動できなくなります。被災地への物資の供給が遅れたのも、そのせいなのではないかと感じています。正しい行動を選ぶ頭脳と、それを実行に移す決断力、そして決断によって生じる結果を受け止める責任感。そのどれもが今の日本人の、特に高年齢層に欠けている、という印象がありました。自衛隊などが統制された行動を取れているのも、これらの要素があるからだと思うんですよね。

 今回の災害によって、日本人はもっと強くならなければならない。そう感じました。
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コメント
コメント
※本日はエイプリルフールです
 政治家や官僚と違って利権や主義主張を決して優先しない合理的な判断をできる頭を持ったルロイさんの書いた文章ですので、さすがだと思いました。
 それで、自分の頭で考えることができ、なおかつベストな行動と、その優先順位を的確に判断できる人間であるルロイ様は、これから何のために何をしたくて、そのために何をすべきだとお考えでしょうか?
 あなた様のような頭を持った人間が実に少ないとおっしゃられるのですから、その偉大なる頭脳を用いて私共の様な凡人には考え付かないような崇高なプランをお持ちなのでしょう。
 以前、私めがコメントに貼り付けた三橋貴明氏のブログのことも「反対のために反対している」と一刀両断なされましたが、きっとあなた様なら反対のために反対なんかしない、素晴らしき頭脳をお持ちなのだと確信いたしました。
 ですのできっと、「自分で考えることの難しさをどのように解消するのか」という陳腐な疑問ももたないのでしょう。
 そんなあなた様のような天才が政治家にも官僚にもならずにくすぶっているのが残念でなりません。
 これからも、その大いなる知能を用いて健やかにお過ごしくださいませ。
(※本日はエイプリルフールです。大事なことなので二回言いました)
2011/04/01 (金) 13:00:54 | URL | 量産型ROM民 #-[ 編集 ]
そうですね。世界でも類をみない未曽有の災害ではありますが・・・もっと何とかという事は多いのでしょう。

まあ、人は危機に陥ってこそそういうところに目を向けるのでしょうけど。


リーダーシップってのはたぶん官僚制度とは一番相性が良くないんですよね。最大のポイントは判断に対して責任が取れない、取ることを非常に嫌うという事。

それができないとリーダーにはなれない。


日本人は十分強いと思うのです。これだけの災害でもまだ、先をみる事が出来るだけ。
2011/04/01 (金) 16:00:30 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
>量産型ROM民さん
本心ではなくともそうコメントできる文章だった、と理解させていただきますね。

>ドクトルKさん
なんとなくですけど日本人の責任の取り方ってやっぱりハラキリなんじゃないかと思うんですよね。
だから責任から逃げようとするのかなぁ、なんて思ったりして。
2011/04/04 (月) 21:49:16 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
原発の改修予算云々は
デマのようです。

原発は電力会社のものなので、国から予算がでるものではありません。


参考サイトhttp://d.hatena.ne.jp/popoi/20110324/1302083953

PDF
http://www.cao.go.jp/sasshin/shiwake3/details/pdf/1029/kekka/A13.pdf
2011/05/03 (火) 16:51:13 | URL | DN #mQop/nM.[ 編集 ]
なるほど。改修予算が仕分けされたのはデマってことですね。

自分の感覚では、事業仕分けよりももっと前から、
反対運動とか新規建設優先とかで既存施設の改修は進んでいなかったのかなぁという気がしています。
予算と言うのも自分は国の予算とは言っていませんし、電力会社はそれぞれ国から補助金をいくらか受けてそれを含めて予算運営しているのでしょうしね。

どうも、行政や公共事業の偉い人は、既存の改修費を非常にケチる傾向が強いんですよね。
公共の利益より政治的都合を優先するケースが多いからって側面が強い気がしています。
2011/05/05 (木) 21:58:37 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
まあそりゃ改修だのセキュリティの向上は何の利益を生みませんからね。
なにかを作ろうってのは利益はでますが。
生の牛肉もそうですが、日本はどうも安全性の審査がザルという問題があるので。

原発に関して政治的に中立で詳しいものとなるとこれがオススメです。


http://www.ustream.tv/recorded/14195781
ソフトバンクの孫さんの会見です。
一時間半と長いですが。




2011/05/07 (土) 23:10:33 | URL | DN #mQop/nM.[ 編集 ]
リスクマネジメントって発想が日本はちょっと薄いんですよね。
他国に比べて国家的危機に直面した頻度が少ないせいもあるのでしょうけど。

日本の審査っていうのは多くの場合質の低い物を排除するためのものではなくて、
特定の層に都合の悪い物を排除し都合の良い物を優遇するためのものだったりしますから、
途方も無く根深い問題だと思いますね…。
2011/05/09 (月) 23:51:06 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]

日本の場合マスコミがこのレベルという問題がありますからね。

山本 祐輔という情報学の研究者が産経新聞のインタビューを受けたところ。
違う内容に改変されて記事になったようです。


山本 裕輔先生本人のブログです
http://hontolab.org/dailylife/distortion-of-my-saying/

……というかこんな嘘、速攻でばれるだろうと。
2011/05/12 (木) 23:26:36 | URL | DN #mQop/nM.[ 編集 ]
マスコミ、特に新聞の場合は編集方針との名の下の恣意的解釈が酷いですからね…。
しかも書き手が主観を入れるのは当然とまで思っていたりするから始末に終えないです。

客観的な思考を「少しも」出来ない人間はマスコミになっちゃいけないですね。
2011/05/15 (日) 23:21:04 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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