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ガンダムネタだけを語るブログです。
シャアとジョニー・ライデンの配備地域について
 ジョニー・ライデンがMS-06R-2を受領した後に与えられた任務は、連邦艦隊の補給路を断つ任務であったとされています。当時連邦軍の大きな宇宙基地はルナツーのみでしたから、実質的にそれは地球とルナツーの間の航路を妨害する任務であったということになります。

 ところで、シャアは任務帰りのところ地球からサイド7に向かうホワイトベースを発見し、これを追跡してサイド7やルナツーで攻撃をし、その後ホワイトベースが地球へ降下するところまで追跡を続けました。
 この際シャアが辿った宙域は、その後(時期的には後ですよね?)ジョニー・ライデンが配備された場所とほぼ一致するのではないか、と思い当たりました。

 何が言いたいかというと、ジョニー・ライデンがシャアに間違われたのは、単に同じ赤い機体を駆っていたからというだけではないだろう、ということです。それだけではなく、ジョニーが連邦軍と遭遇したポイントは、シャアがいたポイントと同じだったからだというのが要因としてあったのではないでしょうか。

 ルナツー配備の連邦軍にとって、自分達の宙域にシャアの部隊が現れたということは相当な脅威だったはずです。宇宙の中では唯一連邦軍の勢力下にある安全な場所が、ジオンで最も危険なエースパイロットによって侵害されたことで、彼らは「いつシャアに遭遇してもおかしくない」という危機感を抱くことになります。
 リード中尉によりシャアは地球に降下したという情報は入っていたかもしれませんが、その後どうなったかはわかりません(シャアは左遷されましたからね)。いつまた遭遇するかわからないのです。
 そんな中、赤いザクに遭遇したら、シャアがまた来た、と思われても仕方がないでしょう。

 一方でジオン側にとっても、連邦軍にシャアが健在であると思わせることはプラスです。もしシャアがガルマを守れなかったせいで失脚したと連邦軍に知らされれば、逆に一つ脅威がなくなったということで連邦宇宙軍を活気づけることにもなってしまいます。
 つまり、あえて赤いパーソナルカラーを持つジョニーを連邦の勢力圏に配備する事で、シャアの恐怖を連邦軍に忘れさせない、という意図さえあった可能性があるのです。

 ギレンの野望なんかをやるとわかりますが、隣接宙域に明らかにヤバい敵がいると分かっている状態だと、うかつにそこには攻め入る事が出来ません。戦っても自軍が一方的に損害を被ることがわかっているからです(レベルMAXのレビルが乗ってるビッグトレーとかいたらまず近づけないですね…)。
 傑出したエースは存在しているだけで抑止力になります。それをわかっていたかどうかは別として、ジョニー・ライデンのMS-06R-2というのは、その技量や性能以上の存在感が、連邦軍に対してあったのではないでしょうか。

 だとすると、ライデンがキマイラ隊に招聘されたのは、逆効果だったのかもしれません。連邦軍としては安心してルナツーから反攻部隊を発進させる事が出来る事になるからです。
 そもそも、各地のエースパイロットを1つの部隊に集めるという発想は、聞こえはいいですがそれぞれの部隊の最高のパイロットを奪う事になるわけですから、局地戦であればまず負けない最強のカードが1つできる代わりに、それ以外の多くの部隊の戦闘力を低下させてしまうということになってしまいます。
 キマイラ隊はホワイトベースを意識して作られた部隊のようですが、ホワイトベースは実はたまたまニュータイプがいただけの素人集団で、連邦軍としては別に全滅してしまっても惜しくない戦力でした。それに対しキマイラが全滅したらそれはジオンにとって大打撃のはずです。
 ジオンはホワイトベースを過大評価しすぎた結果、戦略を見誤り連邦軍に反抗の糸口を与えてしまったのかもしれません。
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ルナツーを孤立化させるために干し殺しを敢行中だったのでしょうね。

ライデンとシャアが混同された別の要素としてはどちらも奇襲や強襲に長けたパイロットだったというのもありそうですね。

ライデンもバズーカでピンポイント攻撃をして戦艦を落としている描写がありますし(ザクで船落とすには必須の戦法でしょうけど・・・)機体の色もそんなにはっきり見ているわけでもないでしょうからね。

ただ、まあこれはライデン自体が後付けだからという事もあるんでしょうけど、連邦ではライデンって知られてなかったんですかね。

ジオンでは生え抜きのエースですからかなり有名だったみたいですし。
2011/05/22 (日) 12:02:52 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
自分の中でシャアは狡猾なイメージがあるんですが、連邦軍に勘違いされているといった状況もうまく利用していたのかもしれないですね。

ライデンのいる位置なんかも考慮して作戦を練っていたり、とか。
2011/05/24 (火) 08:47:40 | URL | ふゃんねこ #Zog/ag.A[ 編集 ]
ギマイラ隊はジオン国民に対するプロパガンダの意図もあったかもしれません。
戦場の真相を隠蔽し、自国に有利な情報だけを国民に与えて戦意高揚を狙うのは割と使われる手段で、ギマイラ隊の場合はエースパイロットを集めた精鋭部隊が連邦の戦艦やMSを撃墜したと報道させていたという具合です。
2011/05/24 (火) 22:23:06 | URL | 匿名希望 #-[ 編集 ]
キマイラは確かキシリア指揮下の部隊だったと思います。
キシリアが一騎当千的な戦力を好んだのは間違いないところです。
ララー達ニュータイプ部隊なんかはその最たるものです。また自らアッザムを視察するなどMAなんかもかなりご執心だったりします。
そんな人がエース+新鋭機の強力部隊を創るのは結構自然です。
ア・バオアクーの最終局面か、それともきたるべきグラナダ撤退後の防衛戦かでの切り札に温存していたのでしょうが、そうなる前にキシリアが死亡したものと思います。
敗戦直前の日(紫電改+エース)独(Me262 +エース)の戦闘機部隊をなぞったものであり、一戦にて大戦果を得たいという考えでしょう。一年戦争の要塞戦はまさしく決戦場であり、タイミングさえ合えば多大な戦果を得ることも可能だったと思えます。
連邦側も星一号作戦が失敗した場合の宇宙戦力はジリ貧と思われるからです。
2011/05/29 (日) 22:17:12 | URL | T #LkZag.iM[ 編集 ]
>ドクトルKさん
連邦ではシャアから受けた被害の印象が強くて有名になったんでしょうけど、
ジオンの中での戦果はライデンの方が上だったのかなという気はします。
もしくはドズル配下のシャアよりも、MSを重視するキシリア配下のライデンの方が目立って宣伝されたのかも知れません。

>ふゃんねこさん
シャアはあるもの全てを利用するという感じではありますね。
ザンジバル搭乗時にあまりMSに乗っていなかったのは、
ライデンに赤いMSで活躍していてもらうためだったのかも?

>匿名希望さん
戦局が不利になった頃に作られた部隊ですから、
戦意高揚とプロパガンダを目的としていた理由は当然あるでしょうね。
最新鋭機ゲルググが配備された最強の部隊、みたいに。

>Tさん
元々宇宙攻撃軍が通常戦力で突撃機動軍が侵攻戦力みたいなところがあったのも要因かもしれませんね。
キマイラ隊はやっぱり元ネタあるんですね。
ライデンからしてそうですけど、そういうセンスは今のスタッフにはない貴重なものですよねぇ。
2011/05/30 (月) 23:03:47 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
ガンダムエースで連載中の漫画『ジョニーライデンの帰還』で、キマイラ隊の創設目的の一つが、ニュータイプに対抗するためのカウンターニュータイプ部隊であるという仮説がありましたが、管理者さんから見て有り得ると思いますか?
2013/07/28 (日) 21:53:48 | URL | #-[ 編集 ]
MSV当時の設定としても、キマイラ隊が連邦のニュータイプ部隊に倣って結成されたような記述もあるので、
実質的には対ホワイトベースも想定していると解釈できてもおかしくはないかなと思います。
まぁ名目はそうだとしても、事実上はゲルググの教導隊だったと個人的には思っていましたが。
2013/07/30 (火) 18:55:01 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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