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ガンダムネタだけを語るブログです。
MS-07Aの運用過程を勝手に妄想する
 MS-07A先行量産型グフは、あまり詳細がなくどのように運用されたのかの設定がほとんどありません。だから勝手に考えちゃおうという企画です。
 なお明確な設定としては「固定武装の生産が遅れた」ために生まれた機体で、32機が生産されたということになっています。

 今回最大限に活用したいのは、「第三次降下部隊には新型陸戦用モビルスーツMS-07グフが配備されはじめた」というMSVの記述です。これはMGグフのインストにも記載されているため今も生きている設定と考えます。
 この時点で配備されたのはYMS-07なのではないかと考える事もできますが、試作機の配備を「されはじめた」と表記するのはちょっと苦しいかなと思います。MGインストでも「本格的な量産」はその数ヵ月後と表現されており、つまりは第三次降下作戦の時点でも本格的ではないにしろ量産はされていると解釈できます。もっと言えば先行量産という言葉を当てはめるのが自然であり、故にMS-07Aを指すのだということが容易に想像できます。

 つまり、MS-07Aは第三次降下作戦時より配備された、と考えられます。第三次降下作戦の目標は、東南アジアとオーストラリアでした。グフは主に北米とアジアに多く配備された事になっているので、アジア方面で主に運用されたのではないかと思います(北米に配備されたのはキャリフォルニア製のB型なのでしょう)。
 またオーストラリアにも配備されたと考えると、「コロ落ち」のヴィッシュ・ドナヒューのグフが当初はA型だったのかもしれません。ヴィッシュのグフはノーマルだけど腕だけグフカスタムという特殊な仕様の機体ですが、これがA型の腕を(だいぶ後になってから補充された)B-3型の腕に換装したと考えればそんな仕様になった背景を説明する事が出来ます。

 生産数から考えて、07AはMS-05BやYMS-14のようにデータ収集部隊に運用された可能性が高いと言えます。MSの地上運用のデータはほとんどないはずですし、06Jの運用実績も第三次降下作戦の時点では半月もないはずですので、データはかなり不足しているはずです。
 無論32機全てが同じ部隊に配備されたとは限りません。ただそのほとんどが、連邦で言うモルモット小隊のような運用のされ方をしたのではないかと思います。様々な環境での運用が試されたはずです。

 そう考えると、このMS-07Aはその後の陸上でのMS運用にかなり貢献した可能性があります。固定武装がない分ザクに近いでしょうから、ザクにもそのデータは反映されたでしょうし、当然B型以後のグフにも反映されたでしょう。また陸上でMSを運用する際の問題点や課題などの洗い出しにも役立ったと言えます。
 だとすれば、かなり早い時期からジオンは地上用MSの基礎をグフに置き、そこから発展させる予定であったのかもしれません。実際は配備が遅れている間に06Jのバリエーションがどんどん増えていく結果となりましたが、初期のグフ系の運用のされ方は、07Aによる運用データと07Hによる実験データにより、完成版のグフを量産する計画だったと読み取る事が出来ます。
 07Hの実験は失敗に終わり、ド・ダイとの連携を前提としたB型が制式採用機になったわけですが、もし07Hの実験が良好な結果に終わっていれば、MSの行動半径の拡大は実現し、ドムが採用される事もなかったのではないかと思います。MS-07グフは地上でのMS運用の課題に真正面から取り組もうとしていたのでしょう。しかし現実にはそれを実現させる事が出来ず、単なる接近戦用の扱いにくい機体になってしまったというわけです。理想はドムだったことを考えると、本当はツィマッド社のYMS-08が勝利していた方が、ジオンの陸戦型MSの発展は早まっていたのかもしれません。

 ちなみにMS-07Aの情報が何故あまりないかというと、大半の機体はB型あるいはC型に換装されたからなのではないかと思います。またデータ収集機だったとすれば、エースが乗って最前線で活躍、というような話もあまりないでしょうしね。しかし実は重大な意味が07Aにはあったのではないか、というお話でした。
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コメント
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固定武装がないというだけなら、確かに試験運用でザクと一緒に使ったのかもしれませんね。

表現的には固定武装を除けば以降の型と同じという事でしょうし、後に配備されたB型のパーツで改装したから現存する機体がないと。
2011/01/12 (水) 11:03:16 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
飛行試験型については空中戦まで考えたものだったんでしょうか?
どっか~んと打ち上げて、目的地までぶっ飛ばし、そこで陸戦MSとして戦うっていう程度ではないでしょうか。
H型は浮かんでましたけど…08小隊は???なところが多く、無視したいところです。
ドダイに乗って、ある程度の空中戦までしたところで、長距離移動能力という当初の目標を十分クリアーしていると思えます。
ドムのホバー移動はドダイ+グフの移動能力に比べれば速度的にも距離的にも劣るはずです。
ただし北米の空中機動部隊が壊滅し、空中戦能力があるドダイ+グフと言えど、優勢な連邦戦闘機を無視しての運用が困難となると、グフのイメージは地に落ちます。
(H型を肯定してもドダイ+グフより空戦機動は鈍重そうなので、大した活躍はできないと思われます。)
そういえば単独で飛べるプランもあったけど失敗したなんて話まで持ち出された日には、グフの評価は不当に落ちるばかり。
一方で地上を這う分には高速で、重装甲、重武装のドムは、連邦の制空権下でも頼りになるMSとなり高い評価を得たのではないでしょうか。
Z時代のMS運用を見ればドダイ+グフこそが地球でのMS運用の理想の一つだったと考えられます。
ただ火力についてだけは見通しが甘かったと言わざる得ません。
2011/01/13 (木) 00:07:00 | URL | T #-[ 編集 ]
>ドクトルKさん
結局肘から先の交換で済むわけですしね。
C型バリエも、A型を持て余す中で生まれたんじゃないか?とか思ったりしています。
固定武装がないなら独自に作っちゃえというような感じで現地バリエが広がったとか。

>Tさん
あくまでド・ダイが代替だったことを考えれば、
飛行試験型の飛行能力は「ガウから戦場上空まで」の移動が主目的だったんじゃないかと思います。
空中でドッグファイトすることまでは考えられなかったと思います。スペック的にも。

戦後のMS+SFSとの違いは、ビーム兵器の普及なんじゃないでしょうか。
弾薬が要らないビーム兵器だから、ペイロード的に余裕が持てたと。
2011/01/14 (金) 21:34:32 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
ドダイがガウから発進したのは覚えがないのですが…
一方ドダイ的な機体の垂直離着陸シーンはかなりあります。
つまりガウとは別個でも運用できたと思えます。
またミディアの襲撃も行っております。
指マシンガンも空中での取り回しや高速の航空機に対する弾幕を張るのには都合がよかったからと考えています。
Zでもバズーカ装備機が下駄?に乗ってますし、単機でも大型のランドセルを装備したMSが多いので重量問題の説明は納得しづらいです。(MS2台乗せてたりもするし)
まあ下駄と土台では圧倒的に下駄が高出力なのは明らかですが。(航空機の技術は連邦が優位ですし)
ガルバルも土台での運用を想定し、小型化したというのは俺説です。
2011/01/23 (日) 23:55:20 | URL | T #-[ 編集 ]
ガウの中継が必要ない(基地から直接目的地に飛べる距離)のであればガウから発進する必要はないと思うのですが、
距離によってはガルダとドダイ改の組み合わせのように使われていたんじゃないかと思うのです。
でもどちらかというとガウなしでも長距離航行できるように、という意味合いの方が強かったのかも知れません。

ドダイはそもそも本来はSFSとして設計されたものではないので、
そういう意味でも戦後のSFSに劣ることは間違いないかなと思います。

重量問題については、2機乗りができたりと仕様上の根本的な違いはありますが、
空を飛ぶ以上軽い事に越した事はないわけで、
ビーム兵器が都合がいいことは確かかなと思うのです。
単純にグリプス時代のMSは一年戦争時代よりも軽いですし。
それが直接かつ唯一の理由とは言い難いかもしれませんが。
2011/01/25 (火) 00:14:38 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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