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ガンダムネタだけを語るブログです。
アニメ版機動戦士ガンダムUC episode2「赤い彗星」
 やっと2巻を見ることができました。1巻よりもだいぶ時間が短かったような気がするのは、1巻よりも端折られている部分にメインシナリオが多いからでしょうね。1巻は序盤の世界説明みたいな部分を大幅にカットしている分、本筋のシナリオには忠実でしたからね。

 なんというか、あまりの端折られぶりになんて時間枠が制限されている作品なんだろうと思わざるを得ません。マリーダが一緒に住んでいる家族とか、そもそもマリーダとジンネマンの関係とか、そのあたり全然説明されてませんからね。でもこの時間枠であればこれ以上ないくらい上手にまとめられている事を考えると、そもそもの時間枠に無理があるんだろうなと。

 とはいえあんまり長くしてしまうと会話ばっかりになって戦闘シーンを盛り込む事が出来なくなってしまいますしね。やっぱり小説をロボットアニメとして映像化するには色々障害があるのかなと思います。初めからアニメのシナリオとして小説を書くのも逆に難しいですしねぇ。

 とりあえずシナンジュの凄さとそれに対するユニコーンガンダムの変身の「きたきたきたぁ!」というテンションの上がり方はさすがでした。ビームマグナムの破壊力が、当時のRX-78のビームライフルのそれと同等に感じられるように描かれているのもさすが。このあたりは福井氏もかなりこだわったんだろうなと思います。
 ただそこまでこだわるなら、やっぱりユニコーンガンダムと同等のシナンジュをこの時点で出しちゃいけなかったんじゃないかなと思ったりもします。機動性では同等でもスペックで全然負けてる!でもパイロットが凄いから負けない!っていうのがシャアだし。最初はシャア専用ギラ・ズールみたいなので良かったような気がします。レーテ・ズールみたいな。

 あとはミネバの描写が結構凄いなと思いました。なんかハマーンの面影を感じましたからね。なんてったって、ああいうザビ家としての責任感みたいなものを教育したのは、ハマーンでしょうからね。小説ではあまりそのあたりが伝わってきませんでしたが、ここは作画と声優の力だと思います。見事。
 でもハマーンが死んだ後はミネバを誰が育てたんでしょうね。シャアでもないでしょうし、ちょっと気になるところです。思春期を含めてああいう歪みない性格に育てられたんだから、結構凄い人だったんじゃないかと思いますが、ガンダムUCにはミネバと親しい人物が出てこないんですよねぇ。ジンネマンはただの職業軍人だし、フロンタルもただの器だし…うーん。
 そういう意味では、ミネバはちょっと「男から見た理想の女性」的な描かれ方をされちゃってるのかもしれません。今後のミネバの行動や言動も含めて考えると。

 フロンタルは声こそ完全にシャアですが、シャア本人よりもだいぶ尊大に描かれているように感じました。シャアって、もうちょっと余裕なさそうな感じなんですよね。あるいはもっと自己中心的というか。まぁフロンタルは「周囲の期待に応える役目を完全に受け入れている」という時点でシャアと決定的に違うので仕方ないですね。シャアは道化を嫌々演じて、かつそういう立場にある自分を自嘲しちゃう人ですから。そういう意味ではちゃんと演技の区別はできてるってことでしょう。さすが池田氏ということか。
 そんなフロンタルを見る度に、マリーダの声がプルと違うのがちょっと残念に思います。クローンなんだから同じ声じゃないとダメだと思うんですが。福井氏はフロンタルの声は池田氏じゃなきゃ絶対ダメって言ったそうですが、マリーダにはそこまでこだわりがなかったのかな。

 今回のUCは他のガンダムシリーズと違って味方が素人集団ではないので、どの登場人物もそれなりにプロ意識が垣間見えるのがいいですね。オットー艦長なんかも小説では頼りない人なんですが、アニメではそれでもちゃんとしたプロの軍人レベルの範疇にあるように描かれていたように見えましたし。ここはガンダムUCのいいところの一つだと思います。Vガンダムの連邦正規軍とかめちゃくちゃ酷い描かれ方してたしなぁ。この辺は富野監督の偏見なんでしょうねぇ。

 解説のブックレットによると、今後はさらに端折る必要が出てくるのでアニメオリジナルの展開になる部分も出てくるようです。戦闘シーンと会話シーンの比率が全然均等じゃない作品だから、仕方ないでしょうね。むしろ逆に小説よりもまとまった話になることを期待したいと思います。

 最後にマイナーMSチェーック。あんな格納庫にちらっと出てくるだけのデルタプラスがHGUC化の対象になるくらいなら、GMIIIとアイザックだってちゃんとキット化してくださいよー。特にアイザックはもう出てるんだから袖付ければいいだけだろうし。頼みますぜバンダイ様。


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コメント
コメント
>マリーダの声
言われてみれば本田さんだった方が嬉しい。

>デルタプラスがHGUC化の対象になる
デルタプラスの変形機構に関する強度問題の説明出して欲しいですよね。
2011/01/09 (日) 14:03:25 | URL | 巨炎 #mQop/nM.[ 編集 ]
確かにそのあたりの説明は欲しいですね。
MGでデルタプラスが出たら、説明されると思いたいです。
2011/01/14 (金) 21:19:46 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>ミネバの描写がハマーンの面影を感じましたからね。

まあ「Z」からの歴史を色々と感じますね。
ハサン先生がチラっと出てましたし。

後、Dモードのユニコーンがクシャトリヤのファンネルを破壊していくシーンはジ・Oのコンセプトがキュベレイのコンセプトを駆逐していくようです。
シロッコ対ハマーンは一見、互角に見えますがライフルでファンネルを撃ち落せるジ・Oに対し、高機動&重装甲の敵ではファンネル数発当った程度ではダメージ軽微なキュベレイは決め手が無い。ジオンのサイコミュ技術が進んでいるとはいえファンネルと機体の制御を同時に行う分、長期戦での負担も大きいとハマーン、ジリ貧だったりして。
これがクィン・マンサとザクⅢ改においてサイコミュを操る能力に長けているだけのプルツーを、基本訓練を受けた上で強化されたマシュマーが圧倒したのを経て、
プルツーの能力+経験を積んだパイロット技量のマリーダお姉さん相手に幼少時に適正訓練を受けていたらしい程度なバナージ君が互角以上に渡り合ってしまう…。
2011/03/06 (日) 12:19:30 | URL | 巨炎 #mQop/nM.[ 編集 ]
ども!いつもロム専でお世話になってますw
UCep3見た絡みで、ZZ46話みたんですが、プルシリーズの声って本多さんじゃないと思います。
多分、ファの人の声じゃないかなぁ
2011/03/08 (火) 22:42:16 | URL | サリー #3huMpp/w[ 編集 ]
>巨炎さん
Z以降のシリーズをちゃんと見てきた人だから作れる作品、というのはありますよね。
富野監督なんか、このあたりの作品をむしろ記憶から抹消してるでしょうし(笑)

サイコミュ兵器重視型の機体は基本的にアウトレンジが前提ですから、
同じサイコミュを搭載したインファイト型の機体とは相性が悪いでしょうね。
その辺の研究の成果がユニコーンガンダムということでしょうか。

>サリーさん
初めまして、書き込みありがとうございます。
なるほど、そもそもプルシリーズはプル&プルツーとは声が違うと!それなら納得できますね。
調べてみましたが、プルシリーズのキャストが載っている資料が見当たりませんでした。
兵士A的な扱いだったんでしょうね。
2011/03/30 (水) 22:31:46 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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