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ガンダムネタだけを語るブログです。
アッザムとアッシマーの関係
 Twitterで触れたネタなのですが、可変MAが既存のジオンのMAを参考にしていると考えた場合、ギャプランはビグロ、サイコガンダムはビグ・ザム、バウンド・ドックはグラブロを参考にしているとすると、アッシマーは何に当たるのか、というとアッザムだよね、という話から始まりました。
 重力下で飛行するMA、となるとジオンではアッザムくらいしかないんですよ。で、よくよく考えたらアッシマーもアッザムも円盤型だし、同じ「アッ」で始まるし、実は関係あるんじゃね?という発想に至ったわけです。
 で、真剣に両機のつながりについて考えてみました。

 アッザムと言えばミノフスキークラフトで飛行する事で有名ですが、アッシマーは決してミノフスキークラフトで飛んでいるわけではありません。しかし、実はアッシマーがミノフスキークラフトの技術を応用しているとする記述が、わずかながら存在しています。
 一つは、旭屋出版のZガンダムフィルムブックPart1で、これによるとアッシマーは当初ミノフスキークラフトを搭載する予定だった、と記されています。実際は、余りある推進力で飛ばすことができたようです。
 もう一つは、小林誠氏のオリジナル設定であるジ・エボリューション・オブ・ガンダム内における、シグマガンダムの「ミノフスキークラフトを改良した浮遊システム」を揚力強化に用いる技術が、「ギャプラン等」に応用されたという記述。この「等」にアッシマーが含まれていると考える事が出来ます。凄い強引ですが。

 まぁ完全非公式設定の後者はともかく、前者の記述は大いに参考になるものです。実機にミノフスキークラフトが使われていなかったとしても、使う予定があったというだけで、アッザムと結びつける材料になります。
 もしアッシマーがミノフスキークラフトで飛ぶ予定だったとすれば、それはアッザムにMSへの変形機能を持たせることが当初のコンセプトだったと考える事が出来ます。重力下での飛行を確実に行なおうとするのであれば、ホワイトベースすら低空飛行させるミノフスキークラフトが最も信頼できる技術であることは言うまでもありません。

 ただし、アッザムとアッシマーでは運用目的が全く違います。アッザムは、元々はルナタンクと呼ばれる月面用浮遊戦車を重力下用に改良したものです。基本的には搭載する火砲による砲撃をメインとする空中砲台で、近寄る敵にはアッザムリーダーで攻撃する事も出来るというものです。主な運用は拠点の防衛でしょう。トーチカを配備できない場所などで威力を発揮したものと思われます。
 対するアッシマーは、長距離を単体で飛行し戦場でMSに変形して戦うという、MS単体の行動半径の拡大を目指した機体です。いわば、グフとド・ダイを一体化させたような機体であると言えます。運用目的は、拠点から離れた戦場への迅速な攻撃であり、アッシマーとは正反対です。

 しかし、そもそも連邦軍が開発した可変MAは、ジオンのMAとはかなりコンセプトが違う形で完成しています。グラブロをベースにしたバウンド・ドックはサイコミュを搭載した宇宙用MAとして完成していますし、高推力タイプのMAという意味でビグロに近いギャプランは、地上からの高高度迎撃機として完成しています。これは、当初ジオンのMAの研究をしていた連邦軍が、その試作運用過程で、より現状に即した運用法を見出しコンセプトを変更したことに拠るのではないかと思います。
 そうであるならば、アッザムとアッシマーでコンセプトが変わっていても全く問題ないわけです。

 連邦軍の可変MAはガンダムを模したサイコガンダム以外、既存のMSと似ても似つかない形状になっていますが、これもMAベースで人型への変形機構を持たせたためだとすれば多少納得がいくかな…という気がします。

 というわけで、連邦軍の可変MAのコンセプト変容はきっと以下の通りです。

アッシマー:当初はミノフスキークラフト搭載の重力下飛行可変MA→ミノクラじゃスピード出ない!→小さくして推力で飛ばせ!
ギャプラン:当初は高推力可変MA→Gがきつすぎて常人には無理!→強化人間用高高度迎撃機に変更しました
バウンド・ドック:当初は水陸両用可変MA→そもそもそんなのいらなくね?→サイコミュ搭載して強化人間練習機にします

 サイコガンダムはそもそものコンセプトがガンダムとジオングの融合ですから、ちょっと例外でしょうね。MA形態で脚だけ展開すればビグ・ザムっぽくなるでしょうか。というかMA形態だとアプサラス的な運用も出来るんでしょうかね、もしかして。

 とりあえずMSV(MAV?)としてミノクラ搭載固定ビーム砲つきプロトアッシマーとかどこかの企画で捏造してくれませんかね?という話でした(そうだっけ?)
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アプサラスがまさにこのコンセプトでしょうね。

減速と射角保時のためにミノクラを使っていますから外見は全く似ていませんが、アッザムのコンセプトをより極端にしたのがアプサラスだったのでしょうか。
2010/08/13 (金) 04:52:38 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
ザクレロを参考にした兵器はありませんね。
あんなカマキリのようなカマで攻撃するMAなんて役に立たないと連邦の正規軍やティターンズは思っているんでしょうか
開発も遅れたらしいですし、アムロのガンダムにあっさりとやられていましたから。

アッガイはアッから始まりますけど、関係ないんですか?
2010/08/14 (土) 10:37:45 | URL | #-[ 編集 ]
アッザムって、防衛兵器として正式採用されましたっけ? あれはジオンなりの「ミノクラ試験機」であって、ミノクラ技術でジオンの先を行っていた連邦には研究するようなことはないと思うのですが。
ジオンにあって連邦にはなかった発想が、「ミノクラの機動兵器への搭載」であって(ビグザムもミノクラ積む予定でした)それに着目した連邦が作ったが、小型化に失敗したのがアッシマー、サイズ変えずに成功したのがサイコガンダムでしょうか?
2010/08/14 (土) 14:42:58 | URL | いつもはROM専 #4shtMUW.[ 編集 ]
連邦が持っているミノフスキークラフトの技術はホワイトベースの飛行技術だけですよね。
ミデアは揚力だけで飛んでいますからね
ジオンはザンジバルなどの技術があります。
ガウは飛行機のような揚力と下に噴射してヘリコプターのような揚力と組み合わせて飛んでいるそうですが。

連邦がミノフスキー粒子に注目したのがルウム戦役でガンダムなどMSのRX計画発動してV作戦を決行した時だと思うのですが
そんなに早くできるんですか?
まあビームサーベルを一気に作る技術力ならできそうですが。
2010/08/14 (土) 22:21:58 | URL | #-[ 編集 ]
>ドクトルKさん
アプサラスの本来の用途はジャブローへの強襲攻撃ですが、
ソロモン戦でのビグ・ザムのような運用法を使うとなると、確かにアッザムをより極端にした感じになりますね。
技術的にも延長にはありそうですし。

>名無しさん
ザクレロはジオンの時点ですでに計画破棄されていましたから、連邦に受け継がれる資料は何もなかったのではないかと。

名称は特に根拠があるわけではないのであんまり真面目な話ではないのですが、
アッガイの「アッ」はどっちかというとアッグガイとかジュアッグとかと同じ意味ではないかと思います。

連邦にはミノフスキー博士自身が亡命していますので、
技術開発スピードについては問題ないかと思いますよ。

>いつもはROM専さん
アッザムはXナンバーですから制式採用はされていないですね。
あえていうならミノフスキークラフトの小型化という点で、ジオンの方が進んでいたのではないでしょうか。
MS、MAにミノクラを載せての単体飛行兵器化として一年戦争の時点での最先端が実はアッザムだったと。
アプサラス計画が連邦に漏れていたら、もう少し違っていたかも知れませんね。
2010/08/14 (土) 22:33:41 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
ミノフスキークラフト式のアッシマーとは絵的に面白そうですね
装置のサイズをどの程度にするかによって色々バランスが変わってきそうですし
2010/08/15 (日) 16:25:10 | URL | わんこ #KnHW2vQ.[ 編集 ]
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