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ネオジオンMS名鑑(7) AMX-117L/R ガズL/ガズR
 最後のAMX-100番台です。この先にAMX-121クェル・ドーガというのがありますが、これは設定が少なすぎるので割愛。
 次回からはAMX-000番台をやっていく予定です。

AMX-117 ガズ(GAZ)
 ガズL/Rは、アクシズが開発した親衛隊専用MSである。

<開発背景>
 アクシズは当初、大量生産されたガザ系MSと、少数のエースパイロットによる(準)サイコミュ搭載型MSによる部隊編成を構想していた。しかしサイコミュ搭載機は、その兵装を使用している間は機体の制御がおろそかになる側面があり、近距離戦を別の機種でカバーする必要があった。かつて、シャリア・ブル大尉のブラウ・ブロが単機で出撃して撃破され、ララァ・スン少尉のエルメスをシャア・アズナブル大佐のゲルググが護衛していたように、サイコミュ搭載機には支援機が必要だと考えられていた。
 また、アクシズは指導者であるハマーン・カーン自らがニュータイプとしてサイコミュシステムを操作できる存在であったこともあり、彼女の身を絶対に守る必要性があったことから、必然的にハマーン親衛隊専用のMSというものが考案された。そのような背景から、サイコミュ搭載機の護衛を前提とした、親衛隊専用機の開発が始まったのである。
 その仕様は、サイコミュ搭載機の護衛という事情から、基本的には近距離戦に特化した機体が求められ、MS-15ギャンの延長線上にあるガルバルディを母体に開発が行われることになった。
 当初は新型機の開発も視野に入れられていたが、複数の新型機を同時に開発していた時期に、親衛隊だけのための機種を新たに開発する余裕はなかったことから、既存のガルバルディを改修する方向で決定した。
 本機のベースとなったガルバルディは、連邦軍が開発したRMS-117ガルバルディβであるとも、旧ジオン軍が開発していた本家ガルバルディであったとも言われている。基礎設計は明らかに連邦製ガルバルディをベースにしていると思われるが、形式番号が新規に与えられ、装甲材なども変更されている事から、連邦製ガルバルディの設計を流用し、アクシズが独自に新規生産した機体と考えられる。そのため、連邦軍にガルバルディβを供給していた企業が、アクシズの発注を受けて同型機の生産を行った可能性も否定できない。

<機体概要>
 本機は上述の通り、大部分がRMS-117ガルバルディβと同じ仕様となっているが、装甲材がガンダリウム合金に変更されており、欠点であった耐久力の低さはほぼ解消されている。また、ジェネレーターも大出力のものに換装されており、ペイロードも増加している。
 主武装としてはビームライフルのほかにヒートランスを携行する。バックパックには大型のビームキャノン兼用型ビームサーベルを2本装備し、片腕に装備された増加装甲の中にも通常型のビームサーベルを2本内蔵するなど、より格闘戦に特化した武装を装備している。
 一方の肩には大型のショルダーアーマーを装飾のために装備しているが、これを利用してミサイルや機雷などを内蔵できるように改修された機種もあるとされている。
 儀礼的な性格の強い機体でありながら、その性能は決して低いものではなく、確実に護衛対象を守ることが出来るよう設計されていると言える。

<運用過程>
 本機はロイヤル・ガードと呼ばれるネオジオンの親衛隊専用機として配備されている。特に有名なのはニー・ギーレンとランス・ギーレンが搭乗した機体で、当初はハマーン親衛隊の一員であったが、その後キャラ・スーンのゲーマルクの護衛機に変更されている。これは、単に護衛を行なうためだけではなく、強化人間となったキャラを監視する目的もあっての配置変更であったが、ランス機はキャラ機を庇う形で被弾し撃破されるなど、ハマーン護衛時と同様の使命を与えられていたようである。
 また、ハマーンを護衛していたロイヤル・ガードの中でも最も優秀な2人には、全身銀色の機体が与えられていたが、生身での護衛で命を落としてしまっているため、実際にMSで出撃した記録は残されていない。
 なお、サイコミュ搭載機以外でも、リゲルグを隊長機とする形で3機1小隊を構成する例もあったと言われている。これがロイヤルガードのみでフォーメーションを組む場合を指すのか、リゲルグ自体を護衛対象としているのかは定かではない。

<評価>
 本機はグリプス戦役の時点ではキュベレイの護衛を行なっておらず、実際に配備されたのはネオ・ジオンと名乗るようになった後であると考えられる。しかし、その後ハマーンが実際にキュベレイで戦闘を行なったのはZZガンダムとの最終決戦のみであり、実際に役目を果たしたのはキャラのゲーマルクを護衛した2機のみしか確認されていない。
 そのため、性能的に不足があったとは思われないものの、実際に戦闘する機会が極めて限定されていたために、本機の評価を行なうのは困難である。
 しかし、その儀礼用MSとしての性格から、戦闘のない場面で、キュベレイとともに行動する姿が戦意高揚のために活用されていたことは容易に想像でき、軍内の規律の維持には一役買っていたのかもしれない。もっとも、そのネオ・ジオン軍は内部叛乱により分裂してしまった事から、それも機能していたとは言い難いのだが。

<バリエーション機>
なし

<参考文献>
MS大図鑑Part.2 グリプス戦争編
データコレクション6 機動戦士ガンダムZZ
ガンダムウォーズ2 ミッションZZ
ジ・アニメ 87年1月号
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コメント
コメント
あのマシュマー風のイケメン兄ちゃんがそうだったのか・・・ハマーン様もそれなりに趣味は良かったのか・・

人員をそれほど割けないという事情から二機でという事になったのかもしれませんね、エルメスの護衛も本来ならゲルググとドム二機がついていたはずですから。

リゲルグとガズ二機での編成が理想だったのかもしれないですね。

・・・・・ってこれもまさかアナ(略)が絡んでるのかな。
2010/06/12 (土) 12:52:36 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
ガルバルディβはガンダリウムγではなくβかα(初代ガンダリウムルナチタニウム)ですか?それとも普通のチタン合金ですか?

マシュマーのザクⅢを護衛支援するのがイリアのリゲルグですから
イリア自身はマシュマーの護衛監視ですから、キャラの小隊としては別でしょうね。

いくらガンダリウムγを使っているとはいえ百式みたいに装甲が薄く機動性向上で回避して被弾しないことを前提としているなら装甲が弱いでしょうね。
リックディアスやシュツルムディアスのように対実弾では重装甲ではなさそうですし。
2010/06/16 (水) 20:39:03 | URL | #-[ 編集 ]
>ドクトルKさん
そういえばエルメスの護衛は本来3機でしたね。
リックドム2機は護衛の必要なんてないじゃん、やってらんねーと軍務を放棄してしまいましたが、
一応決まりとしては3機で護衛することになっていたのかもしれませんね。
そしてハマーン機もやはり護衛の必要がなかったと…(笑)

>名無しさん
ガンダリウム合金としか表記されていませんが、おそらくγなのではないかと思います。

ガルバルディβ自体は元々軽装甲高機動の機体なので、
仰るとおりディアス系ほどの対弾性はないでしょうね。
2010/06/20 (日) 19:38:24 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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