がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ガンダムMk-IIが奪取された本当の理由
 エゥーゴがガンダムMk-IIを奪取した目的は、主にZガンダムの開発のためだと思っていました。Mk-IIの奪取により生み出されたのは、間違いなくZガンダムであるからです。
 しかし、アナハイムがガンダムMk-IIを入手した結果生み出したものは、Zガンダムだけではない、ということに気づきました。GMIII、そしてジェガンという量産型MSも、Mk-IIの延長線上にある機体だからです。

 そこで、ひとつ考えました。ガンダムMk-IIを奪取したのは、決してZガンダムの材料にするためだけではなく…もっと単純に、最新技術を入手するため、だったのではないかと。

 ガンダムMk-IIは、ムーバブルフレーム以外に特筆すべき点がない機体として知られていますが、それは実機の仕様がわかっているから言えることであって、それが判明するまでは、ティターンズが極秘に開発している謎のガンダム、でしかなかったわけです。
 そもそも本来のガンダムは、最新技術の塊であることが一つのアイデンティティです。RX-78が伝説的活躍をしたのも、ザクとは比較にならないほどハイスペックだったことが大きな要因の一つです。これは、アナハイムのGPシリーズにも言えることです。
 そしてガンダムMk-IIは、実質的にアナハイムを締め出した、地球出身の技術者のみで開発された機体です。アナハイムとしては、自分達が知らないところで、見知らぬ最新技術をふんだんに投入したガンダムを開発しているかもしれない…と考えます。
 そうなると何より怖いのは、その最新技術が使用されているガンダムをベースに、次期主力量産機が開発されることです。スタートの時点で遅れを取っているアナハイムは、次期主力機争いで大きなハンデを背負う形になります。というか、ほとんど無理ゲーに近い状態になるでしょう。
 だから、アナハイムはガンダムMk-IIを手に入れようとしたのではないでしょうか。次期主力機のベースとなり得る機体を入手してしまえば、同じラインに立つことが出来ます。更に、試作機を全機奪ってしまえば、ティターンズ側の次期主力機開発を止めた上で、自分達がガンダムの後継機開発を独占して行うことが出来るようになるのです。
 これこそが、アナハイムがガンダムMk-IIを欲しがった最大の理由なのではないか、と思うに至りました。

 実は、これと同じ事を後の時代にもアナハイムはやっています。それがシルエット・フォーミュラ・プロジェクトです。これは、サナリィが開発したFシリーズがアナハイムの従来の技術では不可能なレベルの機体だったために、その技術を入手した上で無断盗用しデッドコピー品を作る事で、その技術を吸収し独自の次期主力機開発へと繋げていくというものでした。
 ガンダムMk-IIの技術でやったことも、ほとんど同じものであったのではないかと思います。その意味で比較すると、RXF-91シルエットガンダムに相当する機体は百式だったのかなと思います。フルムーバブルフレーム構造を模した、独自開発の機体という点で似ています。タイミング的に、ガンダムMk-IIの実機を入手する以前に情報だけで開発した感じなのも同じかなと思います。
 そしてネオガンダムにあたる機体が、ガンダムMk-IIIやZガンダムにあたるというところでしょうか。

 しかしご存知の通り、ガンダムMk-IIは最新技術の塊というほどの機体ではありませんでした。結局のところ、地球出身の技術者だけでは限界があったのではないかと思います。その後のティターンズが運用した試作機は、基本的にニュータイプ研究所の技術か、シロッコの技術を受け継いだ機体ばかりだということがそれを示していたとも言えます。
 そのあたりは、旧HGインストでもアナハイムの技術者を落胆させたと書かれているくらいですから、やや見込み外れだったのでしょうね。それでもしっかり優れている部分を見抜き、可変MSへ応用するというアイデアを思いついたのは流石というべきなのでしょう。

 次期主力機という意味では、ガンダムMk-IIを参考にティターンズではバーザムが、アナハイムではGMIII、ジェダ、ジェガンといった機体が開発されたことになります。またアナハイムはバージムという機体も開発しているのですが、もしかしたらこれもシルエットフォーミュラと同じパターンでバーザムをパクった機体だったのかも…。
 ジェガンの対抗機という点ではハイパスという機体もルーツが気になるところですが、設定だけ考えるとガンダムMk-II→ガンダムMk-III→グーファー→ハイパスという流れが思いつきます。時系列も含め、このあたりはもう少し煮詰める必要がありそうですが。
スポンサーサイト
コメント
コメント
グリプス戦役の火種が気になるのですが
物語だとMkⅡ奪取から始まっていますが、リックディアスを用意するなど、エゥーゴ側もクワトロ(シャア)を中心として密かに開戦準備をしていますね。

実際にはエゥーゴでも地球連邦のブレックス准将を中心として連邦の反ティターンズ派が連邦内で活動しているわけですから(ブライトはもちろん、ハヤトやアムロもカラバから合流)

ティターンズのMSを奪取なんて窃盗行為は開戦して正式な敵対関係になってからでなければ、やれないと思いますよ。
奪取はあくまで戦争の一環として窃盗罪にならないので、スパイ活動の一環としてやるわけです。
南極条約(現実世界にもジュネーブ条約という似たものがありますが)さえ守っていればいい、それすら蔑ろにするルール無用の戦闘行為ですからね。

30バンチ事件の暴動で奪取とか、開戦後とかでないと辻褄が合いませんよ。
デラーズフリートのガンダム2号機奪取はテロ活動とはいえ、連邦が南極条約違反で核爆弾装備をしていたので、堂々と公表して支持者を増やしましたけど。

MkⅡの場合はそういうものがないので、エゥーゴが窃盗したというだけでイメージダウンにつながるだけだと思いますよ。
それもダカール演説で奪回しましたけど。
2010/04/01 (木) 00:19:39 | URL | #-[ 編集 ]
ガンダムMk-IIの奪取が、エゥーゴの実質的な宣戦布告だったということになっています。
また、奪取されてしまったという事実は逆にティターンズの失態となり、
事実は隠蔽されています。

利用されてエゥーゴのイメージダウンになってしまったのは、ジャブロー攻撃の方ですね。
2010/04/01 (木) 21:23:04 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
アナハイムとしてはマーケティング的にも連邦が「欲しがるMS」を知りたかったという面もあると思います。

この時期のアナハイムがらみの機体はおおむねジオン系列の発展ですが、どれも最終的には制式採用をとれませんでしたしね。アナハイムの目的の一つは連邦のMS市場を独占することですが、さすがに殿様商売ではいけないですからね。

技術的な面ではがっかりしたところもあるでしょうが、連邦軍がほしいと思わせる機体のお手本としては役に立ったでしょうし。
2010/04/02 (金) 00:12:13 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
ティターンズによる「ガンダム」開発の情報を手に入れたAEがエゥーゴに奪取を依頼したんでしょうね。事実上これがエゥーゴによる初の直接武力行使だった事なども考えると、AEによる相当なプッシュがあったのかもしれません。

旧HGインストの記述から想像するにAE、エゥーゴはMK-Ⅱの性能まではわかっていなかった可能性が強いように感じます。とんでもない高性能機だとでも思ったんでしょうかね。

2010/04/02 (金) 01:59:33 | URL | フェーベ #-[ 編集 ]
>ドクトルKさん
ガンダムMk-IIはティターンズが独自に開発した機体なので、
どこまで正規軍の求める仕様だったのかはちょっとわかりかねるのですが、
純地球系技術者の発想というのは大いに参考になったのかなと思います。
アナハイムは連邦系とジオン系を均等に混ぜたようなMSを作っていましたが、
連邦系をベースにジオン系をちょっと混ぜるとどうなるか、という手本にはなったかなと。

>フェーべさん
エゥーゴ的にはグリプスの偵察を兼ねて、というところで、アナハイムの意向はかなり強かったように思いますね。

アナハイムはMk-IIの情報をある程度入手した素振りもあるので、
「実は隠れた超機能があるのかもしれない」と思って実機を手に入れたら何もなかった、という感じなのかなと思っています。
2010/04/02 (金) 21:28:42 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
MkⅡ奪取の背景にはカミーユ(当時民間人、ただグリーンノアに住んでいただけ、父親フランクリンはMkⅡの設計者ですけど)の協力やエマ中尉の寝返りなどがあって3機も奪取できたわけです。
シャア(クワトロ大尉)とロベルト中尉とアポリー中尉の3人の3機のリックディアスだけだったら、そもそも奪取できなかった気もしますが。

機体そのものを破壊せず、ティターンズのパイロットや整備兵を殺害などして排除し、機体だけを奪うなんて機体性能や戦闘能力がMkⅡとほぼ同等のリックディアスで高い操縦技量があったとしても厳しいと思います。

戦闘能力はともかく、運搬能力などは推力そのままで、敵にはGMⅡやハイザックなども多数います(味方のGMⅡやネモもいますが数が少ないです)

ファーストはあくまで偵察のみを目標としていて、シャアが初代ガンダムを偵察してアムロと何度も戦闘しましたが
Zでは奪取を目標として奪取に成功していますね。

ファーストでもガルマを中心に奪取、ガルマ戦死後はランバを中心に破壊を目標にしていましたけど。

どうして偵察だけとか設計図だけや部品だけではいけなくて、実機全体が必要なんですか?

ファーストでは最高機密、退役するな1年間は刑務所入りで世間と絶縁処分だとされるぐらいでしたが
それでもアムロがガンダムの武器を投げ捨て、鹵獲されてゲルググの装備を早める結果になっていますし。

アムロはニュータイプであると同時に、武器捨てで軍事機密漏洩もシャイアンで幽閉処分の一因かもしれませんね。

鹵獲した武器1個でも同等以上の性能の機体を作れるのは一年戦争からの伝統ですからね。
2010/04/02 (金) 23:52:45 | URL | #-[ 編集 ]
当初のクワトロたちの計画は、ガンダムの実態を知ることであり、
あわよくば捕獲できればいい、というレベルだったのではないかと思います。実物がないよりはあったほうが便利なのは間違いないですし。
グリーンノア2=グリプスには生身で潜入していて、その時点では奪取しようとしていませんでしたし。
描かれてはいませんが、グリーンノア1でテスト飛行をしていることを知って、奪取に乗り出したのかなと。

勘違いされているようですが、アムロが捨てたライフルがゲルググの開発を早めたというのは設定ではないですし、
それはゲルググ用ライフルの開発には役立ったとしても、ゲルググ本体の開発には何も関連していないかと思います。
2010/04/04 (日) 20:11:52 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
いわれてみればエゲツナイですねぇ…アナハイム(笑)
サイコフレームもシャアにながしてもらったものだし

SEEDのモルゲンレーテ(オーブ)あたりもかなりのもんですね…
連合からMS技術ぱくりまくりで…中立をかくれみのにして武器商人して一人勝ちして
軍事的に重要な位置にあってそんなことしてたら普通に連合にもザフトにも狙われるのあたりまえだ

プラントにいった技術者を返せといいにいくカガリの間抜けさも相当だが
2010/05/26 (水) 03:13:09 | URL | うま #hoVQt/.c[ 編集 ]
モルゲンレーテは初めから一人勝ち状態だったところがアナハイムと違いますね。
やってることはアナハイムより相当アグレッシブだと思います。
連合の機密を自分達の最新兵器に応用しちゃうというのはその後の仕事は来なくていいという考え方だったのかもしれませんね。
そりゃ連合の後継機はアクタイオンに任せるわなという感じです。
2010/05/26 (水) 23:56:39 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
そのアクタイオンも連合加盟国の企業なのに、いけしゃぁしゃぁとジンの後継機開発コンペにMS提出してるし、ドラグーンシステムもこの企業が開発したようなもんだし、アグレッシブさではモルゲンやアナハイムも裸足で逃げ出すレヴェルですわ・・一年戦争基準だと、GMの開発に参加していると同時に、ジオンにギャン、ゲルググのコンペに割り込んでガンダムを出すようなもの
2010/05/27 (木) 04:25:59 | URL | おとりすがり #LkZag.iM[ 編集 ]
アクタイオンは元々双方に兵器を提供していた企業っぽいですね。
基本的に、軍需産業は特定国家のみに依存しているわけではないのかもしれません。
ロゴスという国家を超えた後ろ盾があったんでしょうしね。
2010/05/29 (土) 17:27:50 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 がんだまぁBlog all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.