がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
リックディアスとサザビー、百式とギラ・ドーガ
 リック・ディアスとサザビーは、頭部にコクピットがあるという点で共通しています。また、百式とギラ・ドーガは、脛のフレームが露出しているという点で共通しています。どちらも、他のMSにはあまり見られない共通点です。
 また、リック・ディアスと百式、サザビーとギラ・ドーガはサイズは違えど共通の意匠をもつ機体であり、これら4機種は全てアナハイムで生産されています。
 このことから、リック・ディアス及び百式と、サザビー及びギラ・ドーガには、開発系譜上の接点があるのではないか、と考えました。

 しかし、開発系譜としてはサザビーはどちらかというとザクIIIの延長線にある機体ですし、ギラ・ドーガはむしろマラサイに近い機体です。一見、近しい関係ではないないように思えます。

 が、何も開発系譜は直線だけではないわけで、Gジェネ的に言えば開発だけでなく設計という形で次の機体を生み出す事が出来ます。例えば、サザビーはザクIII+リック・ディアスであり、ギラ・ドーガはマラサイ+百式だったとしたら…。

 リック・ディアスと百式は、連邦軍には採用される事がなかったMSです。代わりに採用されたのが、GMIIIやZプラスといった、ガンダムMk-IIの技術を受け継ぐ機体です。
 当初エゥーゴ独自のMSとして名を馳せた機体は、ガンダムMk-IIの入手によってその進化を阻まれたとも言えます。そうして死んでしまった両機のラインを受け継ぐ機体として、ネオジオンのために開発されたのがギラ・ドーガとサザビーだったと考える事もできます。

 しかし、ギラ・ドーガは元々アクシズが開発していた機体をベースにしていたとも言われています。さすがにそこに百式の設計が入っていたとは思えません。そうなると、いわゆる当初のドーガがギラ・ドーガに変化する時点で、百式の設計が加わったということになります。
 では百式の設計とは何かというと、それはムーバブル・フレームに尽きるのではないかと思います。ギラ・ドーガは金色ではありませんし、バインダーも装備していませんし、そもそも外見が全く違います。共通点があるとすれば、中身でしょう。脚部だけでなく、腕や胸など、割と似たパーツ構成になっている部分があったりします。
 以前、ガンダムMk-IIが純連邦製のフルムーバブルフレーム採用機だったとすれば、百式は純アナハイム製のフルムーバブルフレーム採用機だったと言ったことがあります。エゥーゴ・連邦のMSがMk-IIタイプのフレーム採用機にシフトしていったのに対し、百式タイプのフレームはネオジオンのMSに採用されたとすると、かつての連邦製MSとジオン製MSのように綺麗に分ける事が出来ます。
 要するに、ギラ・ドーガは百式タイプのムーバブル・フレームをアクシズ製ドーガに採用した機体なのではないか、ということです。もしかしたら、アクシズ製ドーガはガルスJやRジャジャに採用されていたアクシズ製のムーバブル・フレーム採用機だったのかも。それなら、フレームを取り替えるだけで設計変更は容易そうですし。

 ではサザビーの方はどうなのかというと、リック・ディアスはフルムーバブルフレームではなかったようですので、フレーム構造を直接継承した機体とは考えにくいかなと思います。というか、そもそもリック・ディアスの派生機がシュツルム・ディアスとリック・ディアスII、それにディジェくらいしかないために、そこからサザビーに繋げるにはちょっと厳しい物があります。本当は間にもう少しそれっぽい機体が入ってほしいんですけどね。
 サザビーの開発過程を振り返ると、元々はAMX-120Xとしてギラ・ドーガベースで開発が進められていたものが、要求スペックを満たせなかったために新規設計で開発された、というものです。その際に、リック・ディアスの基礎構造が採用されたのではないでしょうか。
 サザビーの構造上の特徴は、背部のファンネルと腹部のメガ粒子砲です。普通のMSでは胴体にコクピットがある関係上腹部にメガ粒子砲を搭載するのは困難ですし、サイコミュの搭載は小型化が困難であるという設定があります。この点、リックディアスは頭部にコクピットがあるため胴体の構造に余裕があり、またバックパックはバインダーやウェポンラックとなっていて、ペイロードに余裕のある設計となっています。
 このあたりから、AMX-120Xに求められた設計を満たす上で、リック・ディアス系の構造が都合が良かった、ということで、どちらかというと受動的な理由で採用されたのではないでしょうか。

 つまり、ギラ・ドーガはフルムーバブルフレームを採用したザク系第2世代MSとして能動的に百式の構造を継承し、サザビーは要求スペックを満たすという受動的な理由でリック・ディアスの構造を継承したということになるのかな、と思います。
 もしかしたら、元々百式やリック・ディアスは、元々ジオン系のMSへのフィードバックを前提に開発されていた試作機だったのかもしれません。というのも、アナハイムの一年戦争後の行動は、ジオニック社を吸収し、ハイザックを開発するなど、元々ジオン系のラインを継承する方向へ進んでいます。一方で連邦軍再建計画に参加してガンダム開発計画を進めていますが、これはおそらく連邦軍のオーダーでしょうし、その中でもアナハイムはジオン系技術を継承したガンダムを作っています。
 量産機としてはまずハイザックを開発していますが、GP02からリック・ディアスに派生したと言われるように、実はGP04の延長に百式があり、それぞれがサザビー、ギラ・ドーガに派生したと考えても面白いかもしれません。
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コメント
コメント
なぜシャアのカラーは赤色なんですかね
隊員を緑、隊長を赤にして指揮を執るのでしたら、隊長機は全部赤になりますし
各隊の隊長で色を分けて、たまたま赤だったのか?(それならライデン少佐の赤は何なのか?)
最初は中尉で隊長ではなかったシャアが隊長色ってのもおかしい気がします。
ジオングの青と百式の金色は赤ではないMSですけどね。

開発系譜としてはティターンズ・連邦側でハイザックを経由しているのでザク系でマラサイとザクⅢがつながりますね。

アナハイムエレクトロニクスはドム系のツィマッド社も吸収合併しているはずですからね
コロニー系と月面系のシェアはほとんどがアナハイムエレクトロニクス社で、地球だけタキム社など従来の重工系会社なんでしょう。

第2次ネオジオン抗争時はシャアのコネとコロニー民の協力があるので連邦側とネオジオン側の双方に兵器を提供していますが
第1次ネオジオン抗争はどうしてハマーン率いるネオジオン(最期はグレミーらが反乱)とエゥーゴが支配している連邦という敵対関係の両軍に兵器を提供しているのがおかしいと思うのですが。
グリプス戦役直後の混乱があるとはいえ、エゥーゴが分裂してアクシズ・ネオジオン側に付いた人(シャア達が密かに)とティターンズを排除した連邦側に付いた人(アムロやブライト、ハヤトら)がいて、双方のコネですかね。
2010/03/20 (土) 22:48:57 | URL | ~の流星 #-[ 編集 ]
~の流星さん
>なぜシャアのカラーは赤色なんですかね
単にエース個人のパーソナルカラーじゃないのですか。レッドバロンのような。目立った戦績を上げたパイロットには色つき専用機、個人では余り戦果を上げていない隊長には緑の角付きと。
>敵対関係の両軍に兵器を提供しているのがおかしいと思うのですが
アナハイムとしてはどちらも支援して紛争を長引かせて、死の商人としてがっぽり儲けたかったのですかね
2010/03/21 (日) 00:17:48 | URL | いつもはROM専 #4shtMUW.[ 編集 ]
ギラドーガの元になったって設定のドーガは陸戦用の機体でしたから
汎用機へ設計変更される際にフレームを百式ベースにしたとか
量産型百式系の製造ラインを転用する為にフレームを変更したとかもありですしょうか?
2010/03/21 (日) 00:54:21 | URL | わんこ #KnHW2vQ.[ 編集 ]
サザビーにリック・ディアスの構造を継承したのは受動的な理由という事ですけど、そうまでして腹部にメガ粒子砲を装備しなきゃいけない理由って何かあるんでしょうかね?
ザクIIIは腰部にメガ粒子砲を持ってましたっけ。その発展型を考えてるうちに、「コクピットを頭に追いやっちまえばもっと便利なんじゃね?」と思った設計者がいたのかどうか(笑)。
2010/03/21 (日) 04:32:04 | URL | zsphere #mgsj5vwc[ 編集 ]
いつもはROM専さん
開戦前からの戦績って評価されるんですかね
アカデミーを次席(成績は同じぐらいの友人であるガルマに主席を譲った)で卒業した成績とかガルマと学友だった同窓生で友人だからコネとも考えられますが。
ガルマは赤に関係するエピソードがないんですよね、マシュマーみたいに騎士で赤いバラが関係しているわけでもありませんし。
2010/03/21 (日) 17:42:52 | URL | ~の流星 #-[ 編集 ]
>~の流星さん
ジオンはエースになると好きな色にMSを塗れる決まりがあるんです。
そこでシャアは赤を選んだというだけかと。

何故赤だったのか、というのは特に設定されていないので、色々な説がありますね。

アナハイムはハマーン・グレミーのネオジオンには直接兵器を供給していませんよ。
シュツルム・ディアスがジオン共和国経由で流れたくらいで、
基本的にメラニーとハマーンは敵対していましたので、関係はないはずです。

ちなみにシャアの戦績が評価されたというのは、開戦前ではなく開戦直後の一週間戦争~ルウム戦役のことかと。
ルウムですでに赤かったので、一週間戦争で戦果を挙げたんでしょうね。

>わんこさん
AMS-117Bは陸戦用ですが、AMS-117Xは違うと思うので陸戦→汎用の過程ではなく、
単純に117→119の過程で導入されたんじゃないかと思います。
量産型百式改の流用は考えたのですが、百式系のラインは存在しない、というのが今の結論なので、
単に技術的に受け継がれただけだと思います。

>zsphereさん
ザクIIIはフロントスカートがメガ粒子砲になってますね。
まさに「コクピットを頭に追いやっちまえばもっと便利なんじゃね?」だと思うんですが、
スカートではなく胴体に直接直結というオーダーだからこその頭部コクピットなのかも知れません。

何で胴体直結なのかというのは、拡散が可能になるからとかですかねぇ。
技術的にはサイコガンダム系からの流用なのかもしれません。
2010/03/22 (月) 22:26:29 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
ふむ。
しかし、腹部って人体構造で一番内側ですよね、
だから内臓がある位置なわけですし。
腹部に拡散メガ粒子砲があった場合、
たとえば腕や足が体の前面に出ていると
自分にもダメージが出ちゃう気がするんですよね。
使用するためには、武器やシールドを持った腕を
一回後ろに下げなきゃいけない事になりますし、
AMBAC肢も兼ねている腕部をそのようにしないと
撃てない腹部メガ粒子砲って結構不便な気が。
ZZみたいに頭部に大出力のメガ粒子砲が搭載できるなら、
拡散ビームとかも頭部に装備した方が絶対安全だと思うのですが……。

ZZはしかし、事情が特殊なんでしたっけ。
やはりジェネレーターに直結していた方が出力が出せるとか、
そういう理由なんですかね。
2010/03/23 (火) 12:03:43 | URL | zsphere #mgsj5vwc[ 編集 ]
ZZもフルアーマーになると腰部にわざわざハイメガキャノンを増設してますしね。
やっぱり頭じゃなくていいならその方がいいのだと思います。

ジオン系MSだと、腹部に動力パイプが通るのがザクからの伝統ですから、
エネルギー伝達上都合がいいのかもしれません。
2010/03/25 (木) 23:25:58 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
百式とギラドーガの接点がフレームが見えるという点であるなら、共通点は装甲の思想であり、フレームとは言いがたいと思います。
かなり厳しいところから持論を展開するのが、いいところだと理解してますが一応突っ込みます。
装甲を捨てても速さを求めた百式と、装甲を切り詰めざる得ない台所事情のギラドーガが同じ指導者の意見により開発されたというのが、素直な解釈だと思います。
そもそもフレームはMSの非常に大きな要素であり、フレームを変えるといのは一から設計をしなおすこととも思えるのです。
動力パイプですが、大きなエネルギーを伝達するためのものという解釈をしております。連邦は複数のジェネレーターを配することで不要、ジオン系は大出力ジェネレーター1機で全身を駆動するためにパイプを多用していると・・・
治金技術で連邦は優位のため、タービンなどに用いる高温に耐えうる金属が量産可能→小型ジェネレーターも量産できる。
という考えです。
アナハイムは連邦の下の一企業から始まり、ジオン系企業を傘下にしてMSに本格参入したため、ジオンMSの特徴を継承している面があると考えれれます。
2010/03/27 (土) 20:23:20 | URL | T #sSHoJftA[ 編集 ]
ギラ・ドーガの場合は百式のように回避性能向上のために装甲を切り詰めているというよりは、
一定のボリュームを確保した上で重くなりすぎないために、という側面の方が強いような気がします。
稼働時間を結構重視しているように見えますし。

フレームについては接合部をあわせるように設計すればそんなに大きな違いにはならないと考えています。
フルムーバブルフレームというのは車におけるシャーシとボディの関係くらいに機体構造を昇華しているものなのではないかと。

ジオン系が大出力ジェネレーター1機のエネルギーをパイプで伝達しているというのはかなりいい線なんじゃないかと思います。
ドムの場合は脚部に熱核エンジンを積んでるのでパイプを露出せずに済んでいる、と。
2010/03/30 (火) 22:44:10 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
コストより重さというのは納得します。
ただフレームをシャーシと考えると、やはり重要な要素だと思えます。
フルモデルチェンジくらいしか変えません。
現代の戦闘機においてレーダーなどの電子機器が戦闘力の決め手になり、重要です。ただこれはコンポーネントの交換でアップグレード可能です。
エンジンに関しても新型への積み替えはチョコチョコあるようです。
→サイズの等の制約はあります。
比較して機体自体の大改造は稀です。
2010/04/03 (土) 16:58:00 | URL | T #sSHoJftA[ 編集 ]
まずギラ・ドーガの元になった機体にどれだけムーバブルフレームが採用されているか、という点が問題ですね。
モノコック機をムーバブルフレーム化する過程で百式の構造を採用したのか、というのと、
元々フレーム機だったもののフレームを取り替えたのか、というので現実味は変わってきそうです。

またフレームも丸々取り替えたわけではないかもしれませんし、
そもそも117と119でプロトドーガとギラドーガは別機種だったりしますし。

とりあえず、ギラ・ドーガには百式系のフレーム構造の設計が導入されているのではないか、と言いたいだけです。
2010/04/04 (日) 20:17:14 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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