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ジオン軍の制式ナンバーと現地ナンバー
 ジオン軍のMSの形式番号は、実は全てが軍に承認された制式なコードではありません。むしろ現地で独自につけられた、とする番号も結構あります。それらをピックアップする事で、ジオン軍における形式番号の位置づけを考えてみよう、という話です。

 まず、ジオンの現地ナンバーを羅列してみます。現地ナンバーであるという確たる記述がないものは推測と付記しています。

MS-05L ザクIスナイパー
MS-05S ザクI(推測)
MS-06DRC ディザート・ザクロンメルカスタム(推測)
MS-06V ザクタンク
MS-06W 作業用ザク
MS-09D 砂漠用ドム
MS-09K ドムキャノン

 これらは現地で独自につけられたとされるナンバーなのですが、ザクタンクにV-6型があるように、実際は後追いという形で制式ナンバーに登録されているようです。その場合も、末尾の数字は開発順ではなく、単純に存在するバリエーションの数だけ便宜上枝番を与えられているだけであるようです。つまりV-6型ことグリーンマカクは、「ザクタンクの6番目の改修機」ではなく、「ザクタンクの6種類目の現地改造機」であるということです。
 おそらくはJ-12型まであったとされるJ型バリエーションもそのように現地改造機を含む番号だったのでしょうし、グフのC型系列も似たような扱いだったようです。C-3型とC-5型では全くコンセプトが違いますしね。

 このほか、現地ナンバーとは言わないまでも、「わざと」制式ではないコードを与えているという機種もあります。

MS-07H グフ飛行試験型
MS-10  ペズン・ドワッジ
MS-11  アクト・ザク
MS-12  ギガン
MS-13  ガッシャ
MS-17  ガルバルディ

 グフ飛行試験型についてはYMS-07の改修機であり、かつ実戦では使用されていない純然たる実験機(最近例外が出てきましたが)であるため、本来ならばYMS-07Hと呼ばれてもおかしくない機体なのですが、情報撹乱のためにあえてYを外していたとされています。
 またペズン計画で開発されたMSについては、実際はMS-20以降の形式番号が与えられるべきMSでありながら、これも情報撹乱のためにあえて空き番号となっていた古い番号を与えているという設定です(ガルバルディだけは、ちょっと怪しいのですが)。

 このように見ると、ジオン軍は現地改造機に付与された番号は後追いで承認し、また試作実験機については情報撹乱のためにあえて制式ナンバーを与えているということがわかります。
 このようなことをやったのは、それだけ多数のMSを採用し、実戦配備しているのだとみせかけるため、だったのではないかと思います。J-12型とか言われたら、陸戦型ザクにはそんなにバリエーションがあるのか!?って思ってしまいますしねぇ。
 また現地改造機については、MSの改修アイデアについて現場の判断を尊重=必ずしも軍本部だけが行っていなかった、という事情があったのではないかと思います。特に陸戦用MSなどは、実際に地球上で運用した結果を踏まえた上での対応の方がより現実的であるはずであり、サイド3で提案されたバリエーション機よりも現地で独自に改造された機体の方が優れていた可能性は多々あったと思われます。そういう意味で、ジオン地上軍にはMSの改造について割と広い裁量が与えられていたのではないでしょうか。調子に乗ってイフリートという独自機種を作ったらさすがに却下されちゃいましたけど。

 また、現地改造機の場合、形式番号は特定の一機種を指すのではなく、「同等の改修が施された機体の総称」であったケースが多いようです。例えばザクタンクは下半身がマゼラアタックであれば上半身が旧ザクであろうともMS-06Vでしたし、作業用ザクは例え母体がグフであってもMS-06Wであったとされています。
 またMS-07Cは局地改造型のグフの総称であったようですし、MS-14Gもおそらく陸戦に特化した改修が施されたゲルググの総称であったはずです。このような形で、一定の枠を満たせばあとの仕様は自由、優秀な仕様は枝番つけて制式採用、というスタンスがジオンのMSには往々にしてあったように感じられます。MS-09Rなんかも宇宙用ドムの総称であった雰囲気がありますね。

 このように考えると、例えばMS-06F-2、MS-09R-2なども実は「承認された現地改修機の一つ」だった可能性だって生じてくるわけです。そのバリエーションは当初より計画された仕様なのか、それとも現地改造の後追い承認なのか、そのような観点でジオンのMSを考察することも、可能なのではないでしょうか。
 
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コメント
コメント
軍司令部が誰だったか?にもよりますね
ザビ家(将軍)の誰かが個々の軍司令部を持っているとか
大佐が司令部というわけではないでしょうね、シャアは大佐なのにジオングをキシリアから受領し、整備兵(メカニックマン)に「足なんて飾りです、偉い人にはそれが分からんのですよ」という有名な台詞がありますから

その「偉い人」こそ軍司令部のはずです。
部隊全体を率いるザビ家の人間であるキシリアも含めていると解釈できますし、軍務大臣クラスの人とも解釈できます。

なので現地ナンバーはガルマ率いる部隊が現地の権限でMSを作って専用ナンバーを作ったという感じでしょう。
地球(主にオデッサ)で資源を堀り→ジオン公国(本国)やグラナダなど月面の工場に運んで兵器を作り、→完成した兵器を地球に戻す。
では効率が悪いでしょう。
資源を現地で兵器にして地産地消ですね。

それより雷も知らなかったジオン軍兵士(ラル隊員)で、「連邦の新兵器です」と言うぐらい地球の知識がない連中が運用していることに驚きですね。
隊長のランバが「雷というやつだ、前に見たことがある」と言っていましたけど。
兵器も雷対策も重要でしょうからね、MSだろうと戦艦だろうと雷がどんなものかぐらいビデオで見ていると思いますが。
2010/02/21 (日) 02:25:27 | URL | #-[ 編集 ]
ロンメルカスタム、EZ-8(連邦ですが)なんかは現地改修で型番とは言えないものでしょう。
これとは雛形は現地改修でも、大規模な量産改修をされれば正式扱いになるという考えもあります。
改修キットが量産され、重整備時にこれにより改造されるとかありえます。大規模改造なら、F型からJ型へアルファベットから改めている?。
○末尾数字
ほぼ同じ仕様、同目的の小改造は数字で区分。この辺は生産ロットの違いとリンクしていると考えます。F2の生産工場を拠点とする軍で重整備に入ったFがF2仕様になって再度前線にもどるとかもあり。
グフCについては、実用的な小改修が1~3、4が熱核ロケット実装試験、5がMS09のプロト的仕様の一つと考えます(4.5なんかは1~3の機体を流用して試験改造)。

○アルファベット型番
機種横断的な有意のアルファベット型番がR(ロケット・ラケーテ)、S(指揮官機)、D(デザート)
その他A、Bなどは順番でついてるだけとしたいとこですが、例外も多いようで

ポケ戦が厳しい(本来はただのFZがただのザクの作品)。8小隊・イグルーはファーストと整合性がない。など問題やまづみ・・・

承認されていない型番というのが、ちょっと引っ掛かるもので・・・
RSも型番なら05?RR(ランバ・ラル)も型番?か・・・この辺は前線部隊の日誌なんかで区別、略記されていただけと考えたいです。
2010/02/21 (日) 23:30:00 | URL | T #-[ 編集 ]
>名無しさん
全部隊統一コードとは別に部隊内コードみたいなものをその都度登録できるような体制にはなっていたのかなと思います。

雷については、頭だけの知識と実体験は全然違うものってことではないかと。
地震に遭遇した事ない外国人は震度1でも本当にびっくりするって言いますしね。

>Tさん
改修キットが量産されているかどうか、というのは一つの基準かもしれませんね。

形式番号についてはそもそもアニメにはなかったという意味でオール後付けですし、
ジオンの場合まだそれなりに型番に意味が設定されているからましだと思っています。
ジオンは大まかに分けて全軍統一コードと一部の部隊で使用されるコード(地上軍独立コードとか)の2種類があるということなのではないかと。

ランバ・ラルのRRはギレンの野望のゲーム内表記をそのまま反映させただけで、設定ではないですね。
キャスバル専用ガンダムのC.Aというのも同様です。
2010/02/22 (月) 00:15:47 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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