がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
Zガンダムの通史を文章化する:第一章(3)「ガンダム強奪」
 序章から初めてようやく本編に入るところまで来ました。タイトルが0083と被っているのはキニシナイ!

 なお、基本的にTV版準拠を考えています。劇場版のガンダムMk-II奪取→直接ジャブロー強襲という流れをTV版の流れと同じように語るのは正直厳しいので。劇場版の場合はジャブローを攻める事が前提の上で、陽動も兼ねて別働隊がガンダムMk-IIを奪取しに行ったと考えるのが自然ですかねぇ。でもその陽動が本隊に合流しちゃって結局追いつかれてるんだからそうじゃないのか…。

 当初は実働部隊のみの存在であったティターンズであったが、やがてサイド7を要塞化し、独自の拠点である「グリプス」を築くに至り、ついには独自のMS開発まで始めた。地球至上主義の名の元に行なわれた、ジオン系MSの系譜を全く経由しない直系の連邦製MSである、ガンダムの後継機開発がそれであった。
 だが、新型ガンダムの開発は単にシンボル的な意味合いのために行なわれたわけではなかった。ジオン系技術を用いないということは、旧ジオン系企業を介さないということであり、いわばジオン系企業の「締め出し」がもう一つの目的であった。この新型ガンダムが次期主力機となり、量産されるようになれば、その主導権は地球連邦系の企業の独壇場となり得る。このことに危機感を抱いたのが、何よりもアナハイム・エレクトロニクスであったのだ。

 アナハイムはティターンズの圧力を受け地球連邦軍とは疎遠になり、エゥーゴへ協力するに至っていたが、ティターンズの開発するガンダムの存在は大きく、また流出される情報から、実際にそのガンダムに使用されている技術は革命的である事が明らかになっていた。一方でアナハイムはエゥーゴのための新型MS開発を行っていたが、エゥーゴの要求する仕様を満たす機体の開発は難航していた。この状況を打開するためにはティターンズの開発している新型ガンダムの技術が必要と考えられていた。
 そこで、アナハイムはエゥーゴに新型ガンダムである、ガンダムMk-IIの奪取を依頼する。これを契機に、それまで水面下での活動を続けていたエゥーゴは、初めて表立った行動に出ることを決定する。実態が掴めない、誰が参加しているか分からない反連邦組織から、明確にティターンズに非を唱え世論の同調を図る組織への転換である。

 エゥーゴはアナハイムが製造した新造艦と新型MSのみの部隊を編成し、どこの所属の軍隊かわからないようカモフラージュした上で作戦を実行した。そして、機動巡洋艦アーガマを旗艦とした、新型機リック・ディアス隊によりグリプスへの強襲が行なわれ、民間人カミーユ・ビダンの協力を得た事もあり、ガンダムMk-II2機の奪取に成功したのである。
 ティターンズはこの不測の事態に効果的な対応を取る事が出来ず、カミーユがガンダムMk-IIの開発スタッフの息子であったことから同スタッフを(本人達への制裁も兼ね)人質に使うという非人道的作戦が裏目に出たことでティターンズ構成員の反乱まで招き、3機目のガンダムMk-IIの奪取までも許してしまうのであった。

 30バンチ事件が隠蔽されたように、ティターンズは当然この事件も隠蔽したのだが、失態であることに変わりはなかった。そのため、アーガマを全力で追撃したのだが、それはティターンズがエゥーゴの存在を掴む契機にもなる。エゥーゴの本拠は月の裏側にある、ということを突き止めたのである。
 一方でエゥーゴでは、ガンダムMk-IIの奪取成功により行動の表面化への肯定的意見が多数を占めるようになっていた。ティターンズを相手にして十分戦えるという自覚を得たのである。しかし一方で、ガンダム奪取の情報が隠蔽されている事も事実であった。そのため、隠蔽しようがないほどの大きな事件を起こすべきだという意見が生まれたのである。またティターンズに月が拠点であることを察知されている事から、いずれにせよ以前のような隠密行動はもはや不可能であるという事実もあった。そのため、エゥーゴは予定を前倒しし、かねてより進めていた地球連邦軍の本拠地を奇襲するという作戦を決行する事になるのである。だがそれは、ティターンズの思う壺であった。

次回 第一章(4)「ジャブローの策謀」
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コメント
コメント
エゥーゴの旗揚げについては連邦の准将であるブレックスが中心になっているのに名目は反地球連邦という組織になっていることに疑問を感じます。
それとブライトやアムロは一年戦争後に豪邸(刑務所?)で幽閉させらてれていましたからね。
機密漏洩を防ぐのであれば、アムロは相当な部品をガンダムで捨てて撒き散らしていましたが(笑)
そこから出てきた身ですが、ブライトはジェリドに殴られていましたね、ブライト自体は連邦の中では有名ではないのですか?

それにガンダムMkⅡは3機あったんですから
部品確保のために解体せず
カミーユ以外にカツとアムロにも乗せればよかったですね
エゥーゴ版のジェットストリームアタックをやって欲しかったです。
2010/01/16 (土) 01:19:30 | URL | #-[ 編集 ]
私はジャブロー攻略のためのMSとして開発したZガンダムのなれの果ての百式を連邦軍にアピールしたかったと思ってたりして…。

ジャブローって大気圏突破以上に地上に降りてからの攻略の方が大変そうですしZより百式の方が向いてると思います。
(脚部装甲を排した事で重心が胴体に集中している。足首の可動域が広い。障害物の多い限定空間での取り回しの良いサイズのビームライフル・・・)
2010/01/16 (土) 21:13:34 | URL | 巨炎 #mQop/nM.[ 編集 ]
>名無しさん
「反連邦」というのは連邦政府そのものを潰したいわけではなくて、現主流派を潰したいだけですから、
体制内の反主流派が首謀者であることの方がむしろ多い気がします。

ブライトは有名人ですがエリートではないので、ティターンズでは見下されていたように思います。

Mk-IIは戦力として使うためではなくZの開発のために奪取したので、
むしろ全機実戦に使っちゃったら本末転倒になってしまいますよ。

>巨炎さん
確かに地下空洞内での運用はZガンダムより百式の方が都合が良さそうですね。
ジオンなんてそのためにわざわざ水陸両用機を開発したくらいなのに…。

というかバリュートが汎用で量産されているくらいなのでわざわざ可変MS開発してまで大気圏突入する必要もない気がしますね。
本当はZ部隊だけでジャブローを攻撃したかったのかもしれませんが。
2010/01/16 (土) 23:30:03 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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