がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
クワトロ大尉とカミーユとカツの宇宙世紀兵器開発史講座17「終戦で頓挫した開発計画」
クワトロ一年戦争までの兵器については一通り区切りをつけたが、今回はもし一年戦争が終わっていなかったら、どのような兵器が開発されていたか、という話をしよう

カミーユ逆に言えば、終戦によって開発が中止された兵器ってことですね

カツ改戦後も開発が続けられたわけではないんですか?


クワトロもちろん戦後も研究が続けられたものはあるが、終戦により連邦軍の予算は大幅に縮小しているし、ジオン軍の場合は完全に開発が停止している。一部は場を移して続けられてはいるが、すぐに実戦投入する必要はなくなったから、結果的に出来上がったのは別物ということになるな

カミーユ完成が先延ばしになった分、研究の時間を十分とれるようになったんですね

クワトロそうだな。それに運用する目的も変わった。終戦目前の連邦軍は、どのような目的を開発していたと思う?

カツ改それは、ジオン軍を完全に叩き潰す事ですよ!

カミーユカツ…戦争は殲滅戦だけじゃないんだぞ

クワトロだが言い回しはともかく、連邦軍の最終目標はジオン本国の制圧だから、あながち間違いではないな

カツ改ま、当然ですね

カミーユ…ということは、当時の連邦軍は拠点制圧戦を目的に兵器を開発していたんですね

クワトロ究極的にはそうなる。そのために必要な要素は、何だったと思う?

カツ改本拠地を攻めるわけだから、抵抗は物凄いですよね。敵の攻撃を防ぐだけの耐久力と、複数の敵を一網打尽できる超兵器が必要なんじゃないでしょうか

クワトロソロモン戦では、ビーム撹乱幕とソーラ・システムを用いたな。だが、サイド3に対しては撹乱幕はともかくソーラ・システムは使えなかった

カミーユコロニーを焼き尽くすわけにはいきませんもんね

クワトロそこで考案されたのが、遠距離からのビーム攻撃だ。艦艇よりも射程でうわまわるビームにより、敵陣に打撃を与えることで接触前に陣形を崩す事も可能と考えられていた

カツ改でもそれって、それこそコロニーを傷つけたりしません?

クワトロ当時のビーム兵器の技術で、遠距離からそこまでコロニーに打撃を与える事は出来んよ。目標はコロニーそのものではなくあくまで敵艦隊だしな。ソーラ・システムのように範囲内をまるごと焼き尽くす事は出来ないが、アウトレンジからの攻撃という意味では近い発想だ

カミーユビームライフルがより命中と射程を延ばす方向に発展した、というものの究極形ということになるんでしょうか?

クワトロそうだな。だが当時の技術では、MSで携行できるレベルでの超ビーム兵器の実現は不可能だった。そのため、独立したジェネレーターを持つサポート兵器に近い形で完成したことになる。これが、バストライナーというものだ

カツ改メガバズーカランチャーみたいなものですね

クワトロそうだな。その前身に近いものだ。そして、それはもう一つ開発されていた兵器との連携を前提としていた

カツ改あ、それは知ってます。フルアーマーガンダムですね!

クワトロそうだ。ガンダムに更なる装甲・武装・推進器を追加した、いわゆるFSWS計画というもので開発された機体だが、これが本拠地の猛烈な抵抗に対抗することを主眼に開発されていた兵器ということになる

カミーユ敵の攻撃を受け付けない装甲、より多くの敵に対応するための武装、より長い距離を航行するための推進器…ということですか

クワトロそう、数に勝る敵陣を突破するための兵器とも言えるな。バストライナーにより空いた風穴にフルアーマーガンダムが突撃し、突破口を開いた上で主力部隊が突入していく。これが一つの拠点攻略戦のプランだった

カツ改戦争がア・バオア・クー戦までで終わっていなかったら、そういう展開もあり得たんですね。見たかったなぁ

クワトロシミュレーション画像は公開されていたぞ?この計画はRX-81という形で量産計画まで作られていたのだが、結局戦争が終わった事で必要性は薄れ、開発は中止された。だが今後ティターンズとの決戦の中で、似たようなコンセプトの戦術は必要になるかもしれんな

カミーユバストライナーの代わりは百式のメガバズーカランチャーがありますが、フルアーマーガンダムの代わりはZガンダムでは務まらないな…もっと火力と防御力のある機体でないと…

クワトロさて、一方のジオン軍はというと、連邦軍とは逆に防衛戦の必要性を感じ始めていた。それまでの侵攻前提の直線推力重視型の機体からは一線を画した機体の開発が行われていたのだ

カツ改ジオンが大戦末期に進めていた計画というと、ペズン計画ですね

クワトロさすがによく知っているな。ペズン計画はジオンの次世代機の方向性を探るための試作機開発計画といったところだが、ここでは防衛用のギガンを筆頭に、対MS戦能力の高いギャンをベースにしたガルバルディ、マグネットコーティングにより高い運動性を誇るアクト・ザクといった、これまでのジオンの主力機とは毛色の異なる機体が開発されている

カミーユ確かに、これまでのジオンは高速一撃離脱が基本でしたもんね

クワトロ他に開発されたガッシャやドワッジといった機体はどちらかというと従来型の発想の延長にある機体なのだが、それ故に戦後の連邦軍にはあまり評価されなかったようだな

カツ改確かにドワッジはそれまでのドム系と大差ないコンセプトですし、ガッシャはズゴックを汎用にしてみたという実験色の強い機体です

クワトロそういったことも含めて、複数の可能性を模索しているような計画だったと言える。バストライナーに近い兵器であるスキウレという大型ビーム砲も開発していたな。これは、防衛用の移動砲台として開発されたものだ

カミーユバストライナーはフルアーマーガンダムとの組み合わせでしたけど、スキウレにはそういう組み合わせはなかったんですか?

クワトロ攻撃ではなく防衛が目的だから、特に組み合わせる必要はなかったようだな。だが、あえて挙げるのであればそれはMAだろう。スキウレの支援のもとで防空迎撃に出るという運用は想定されていたように思うな

カツ改フルアーマーガンダムは状況に応じて元のガンダムになれますけど、MAは接近されてもMAのままですから汎用性に劣りますね

クワトロそのあたりが可変MSの存在価値にもなるのだが、それはそれとして通常戦闘以上の大規模ミッションの場合、大火力砲とハイスペック機の組み合わせというのが一つの基本だったということは言えるかもしれないな

カミーユフルアーマーガンダムのその過剰兵装は、確かにMA的とも言えますね

クワトロ人型をしたMAとさえ言えるかもしれないな。元々は戦艦一隻並の戦力を目標値にしていたとさえ言われているくらいだ。通常のMSとは根本的に運用が異なる兵器ではある

カツ改でもそういう兵器は、それこそそういう大規模な戦闘でしか必要とされないから、戦後は開発計画がストップしてしまったんですね

クワトロそうだ。では今度は、実際に一年戦争後に必要とされた兵器というのがどのようなものだったのか、というところから話をしよう

カミーユ(戦後の話になるとカツが生き生きとしているから余計にうざい…)
スポンサーサイト
コメント
コメント
カツ絶好調!
ウザさが良いですね。
次回も期待しています。
2009/12/14 (月) 10:48:02 | URL | 銘無し #0BHHApUY[ 編集 ]
>もっと火力と防御力のある機体でないと…
次回作への伏線がwww
2009/12/15 (火) 20:02:23 | URL | いつもはROM専 #4shtMUW.[ 編集 ]
連邦ならコロニー焼き尽くしを平気でやりそうですよ(それが後にティターンズの毒ガスG3投入の大量虐殺につながるのだと思っていました)
それにミノフスキー粒子散布下ですから、ソロモンもアバオアクーも要塞でサイド3もコロニーで目に見えますからカメラで光学補正すれば狙えますけど
動く艦隊を狙うのはいくら動きが鈍い艦艇でも当たるのですか?
艦艇の一隻一隻は小さくてホコリか蟻のようにしか見えないでしょう。
いくらカメラの倍率を上げても艦隊ごと殲滅は無理な気がします。
2009/12/16 (水) 20:17:59 | URL | #-[ 編集 ]
>銘無しさん
ありがとうございます。
この手のネタは優等生と劣等生が両方いた方がいいんだなとつくづく思います(笑)

>いつもはROM専さん
なんだかんだでそういう前提だったのかな、と思い当たったんですよね。

>名無しさん
ティターンズがやったことを普通の連邦軍までやっちゃったらおしまいですよ、さすがに。

遠距離からの艦艇狙撃は百式がドゴス・ギアに対してやってますね。
あとマジネタとして扱っていいのか微妙ですがG04のメガビームランチャーが艦隊をまるごと殲滅させています。
案外例はあるものなのです。
2009/12/24 (木) 23:03:24 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
いいぞカツ
もっとやれ
2009/12/25 (金) 13:20:59 | URL | こーらささわ #-[ 編集 ]
>フルアーマーガンダムの代わりはZガンダムでは務まらないな

ZZですね。分かります。
2010/03/13 (土) 01:34:03 | URL | R.M #-[ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 がんだまぁBlog all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.