がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
Mk-IIとZがジェガンとリ・ガズィになるまでの過程
 リ・ガズィがZガンダムの量産モデルであることは周知の通りですが、一方でジェガンもまた、シルエットはかなりガンダムMk-IIに近い機体であると言えます。実質的にはジェダを通じてガンダムMk-IIの量産モデルと言っても差し支えないかも知れません。
 そう考えると、「逆襲のシャア」での主力量産機及び前半主役機?であるジェガンとリ・ガズィは、「機動戦士Zガンダム」の主役機であるガンダムMk-IIとZガンダムの後継機ということになり、エゥーゴの2枚看板だったガンダムが実質その後の主力(候補)機となっていたということにもなります。

 というわけで、ガンダムMk-IIとZガンダムはいかにしてジェガンとリ・ガズィに生まれ変わったのか、その過程を追ってみることにしました。

 まず、確かなのは前者はガンダムであり、試作機ということ。後者は量産を前提とした機体であるということ。そのため、いわば試作機と量産機の関係にあります。
 また、ガンダムMk-IIは汎用機、Zガンダムは可変機という違いがありますが、おそらくは共通のフォーマットをもっていると考えられます。ZガンダムはガンダムMk-IIのムーバブルフレームを参考に開発された機体だからです。そのため、外見は全く違うにせよフレームに使用している技術には共通部分が多く、フレームとその制御システムについては互換性があるものと思われます。
 一方でジェガンとリ・ガズィは同時期にアナハイムで開発された機体であり、アームレイカー式のコクピットやビームサーベルの仕様などが共通しています。こちらもフォーマットは同じなのでしょう。
 また、Zガンダムとリ・ガズィも同じZ系ですから、基本的には同一構造を継承しているものと思われます。故に、ガンダムMk-IIとジェガンについてもそう大きなフォーマットの違いはないと考えられます。

 ガンダムMk-IIの技術はGMIIに応用され、GMIIIという機種を生み出しています。一方、RGM-88XジェダもまたガンダムMk-IIの技術を継承した機体とされています。ジェガンはGM系・ネモ系の統合機種とも言われますが、一方でジェダは実質的なジェガンの前段階の機体でもあります。
 いずれにせよ、GM・ネモという連邦系量産機の系譜にガンダムMk-IIの技術を導入した延長線上にジェガンがあることは間違いないのかな、と思います。
 一方でガンダムMk-IIのムーバブル・フレームを参考に、リック・ディアスや百式の延長線上として完成したのがZガンダムです。そしてその可変機構を省略してコストダウンを図ったのがリ・ガズィという機体です。
 このことから言えるのは、アナハイムが当初より開発・生産していたGMIIやネモ、リック・ディアスに百式といった機体に、純連邦系の技術のみで作られたガンダムMk-IIの血を混ぜた結果、ジェガンやリ・ガズィが生まれたということです。図式にするとこうなります。

ガンダムMk-II+百式・リックディアス=Zガンダム → リ・ガズィ
ガンダムMk-II+GMII・ネモ      =ジェダ   → ジェガン

 このように考えると、アナハイムが独自に研究していたMSを、ガンダムMk-IIというフォーマットに乗せる事で、次世代のMSが完成したという形になっていることがわかります。エゥーゴによるガンダムMk-IIの強奪が、アナハイムにとってかなり重大な意味を持っていたと言うことが、よくわかるのではないでしょうか。
 また、ガンダムMk-IIという機体は純粋なMSの性能としては今ひとつだったのかもしれませんが、次世代機の母体としては極めて優秀だったとも言えるのではないでしょうか。


 なお、ガンダムMk-IIの延長線にある機体としては他にバーザムというMSがありますが、この機体も、MSA-008バージムとしてアナハイムが(多分)生産しています。どのような過程をたどったかまではわかりませんが、結果的にガンダムMk-IIから派生した機体は全てアナハイムが抱え込んだと言う事にもなり、いわば「Mk-IIフォーマット」の独占をアナハイムは行っていたと考えられます。
 ガンダムMk-IIを単にシンボルとして捉え、早々に次期主力機とすることをあきらめていたティターンズは、少なくともMS開発においては実に先見性のない組織だった…のかもしれません。
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コメント
コメント
プロトタイプ・ガンダムMk-Ⅱは「ギレンの野望」にしか登場しないMSですが、外見から明らかにGPシリーズの影響が窺えます。
公式設定的には「ナシ」の機体でしょうけど、もし存在したら?と考えれば、アナハイム社のテクノロジーがMk-Ⅱの時点で既に入っていた、
なんて妄想も出来ますね。本編のティターンズはそんな事やらないかもしれませんが。
2009/12/10 (木) 21:49:11 | URL | 御手洗無我 #-[ 編集 ]
>MK-2

個人的に純ティターンズ製なのは、”フルシステムのムーバブル・フレーム(GES込み)”のMASシステムなんだと考えています。6回も改設計を施しているぐらいの難産であり、開発遅延の原因でもある。

外装全体に関しては枯れた機体のパーツが多いんですよね。
そう言った部分に関しては、過去の連邦工廠(RGM-79Q、RX-79BR や RX-81”アーマル”)は勿論のこと。
ハイザック開発に参加したアナハイム1研が基礎設計に関与していた(0号機及び木星シロッコガンダム)と思うのですよね。
MK-2強奪以前に、外装と基本スペックを盗用した”MK-2 NT”なるアナハイム3研設計案も既に存在している噂もあり、やはりアナハイムが真に欲しかったのは、MASシステムの実機であったのでしょう。
2009/12/13 (日) 06:41:13 | URL | #B8xSsyyA[ 編集 ]
そういや、ガンダムMK-2って『ルナ・チタニウム製』じゃないんですよね?

ジェガンもなぜかガンダリウム合金製』じゃないみたいだし。


材質劣化の理由ってなにか公式にあるんですかね?
2009/12/13 (日) 14:46:46 | URL | #-[ 編集 ]
>御手洗無我さん
プロトMk2はティターンズが極秘にGPシリーズの技術を応用して建造していた可能性はあると思うんですよね。
GPシリーズが抹消な以上絶対に表に出せないんですが、
ティターンズならそれくらいやってそうな気もしなくもなく。

Mk-2にアナハイムが関わっていたとする説はあるにはあるんですよ。
ただ技術的にはジオン発の技術を用いていないというだけですね。

>#B8xSsyyAさん
MASシステム以外に画期的な技術はなかった、というのはその通りで、
ただそれ以外の部分も(アナハイムにも当然あるような)連邦発の既成技術だったってことなのではないかと。
「純連邦製」にも二通りの意味があるってことですね。

>名無しさん
ジェガンの場合は技術の進歩でガンダリウムにしなくてもそれなりの性能が確保できたということと、加えてコストダウンが目的です。
Mk-IIの場合はガンダリウムγがまだもたらされていなかったのが一番の理由でしょうね。
Mk-IIにガンダリウムαが使用されなかった理由というのは、αとγが混在すると分かりにくいという物語上の理由でしかないような気もします。
ただガンダリウムαを使用したMSというのがほとんどないので、
V作戦の3体以降、MSの装甲材としては(γ登場まで)不適切だと判断されていたのかも知れません。
2009/12/13 (日) 22:33:29 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>#B8xSsyyA

なんか久々だったんで、名前のクッキーが消えてました(w

MK-IIが、ルナチタニウムを使用しなかったのは量産も見越していた為とか説があったような?コストダウンってことだよね。
試験的に次期新型機(RX-272?)の新装甲材(β合金?)を一部使用していた説(小説)もあるんで、案外と新装甲材(β合金?)はコスト的にはγ合金ぐらいには安価なのかも?
2009/12/14 (月) 09:07:23 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
>ルロイさん
でも、おなじRGMの系譜のヘビーガンはガンダリウム合金なんですよね?
おまけに、フォーミュラー計画こそ小型化によるコストダウンが目的でしたし。
なんでここで材質戻したんでしょうね?

>とっぱさん
『ルナ・チタニウム』って量産に差し支えるほどそんなにコストアップになるんでしょうか?
手持ちの『MS大全集 2009』によると、陸戦ジムですら装甲材質がルナ・チタニウム合金になっています。
まあ、08小隊の設定は後付ともいえますが、一年戦争本編ですらガンキャノンが複数機戦線投入されていますし。(映画版だけでしたっけ?)
ビーム兵器がメインだからあえて装甲素材として切ったんでしょうかね?

ただ、主力量産機のハイザックに実弾メインのザクマシンガン改持たせたり、
それ以前のジム改とかにもマシンガン系の武装を採用したりと、あんまり実弾軽視の軍隊にも見えないですけど。
2009/12/14 (月) 21:17:12 | URL | #-[ 編集 ]
>量産に差し支えるほどそんなにコストアップになるんでしょうか?

「1/144 ネモ 解説書」に
量産に向かないガンダリウムα多用で生産性を損なった
といった旨の記述があります。
量産は出来ないことはないけど、コスト高だよってことです。
陸ジムの生産数もコスト高でそれほど多くなかったハズ。
2009/12/15 (火) 07:18:00 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
>とっぱさん
メチャクチャマニアックな機体を挙げてくるなと思ったらとっぱさんでしたか(笑)
Mk-2は他の機体と混じっての運用を当初から想定していたから、
違う装甲材を使うと何かと面倒だったのかなという気もしますね。

>名無しさん
F91の時代で再びガンダリウムが出てくるのは、
単純にその時点では量産機に普通に使えるくらい安価になっていたからじゃないかと。

陸GMは局地的な少数運用ですし、ガンキャノンも余剰パーツの流用で量産されてるだけですし、
一年戦争の時点ではとても大量生産できる代物ではなかったと思います。
2009/12/24 (木) 22:58:05 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
今更ではありますが、
F91の時代のMSがガンダリウムを使用している理由ですが、そもそもF91時代の小型MSはジェガンあたりと比べると遥かに軽量です。本体重量は半分~1/3程度しかないので、装甲板の使用重量も恐らく半分以下です。よって仮に当時のガンダリウムの値段が通常のチタン合金の二倍くらいの価格でもおつりがくるはずです。というか、装甲強度と重量のバランスを考えると、小型MSはガンダリウムを使わざるを得ないんではないでしょうか。
2010/01/02 (土) 01:51:10 | URL | ゼノタ #-[ 編集 ]
確かに、根本的に使用量も違うし、小型MSはガンダリウムのおかげで成り立っているのかもしれませんね。
なんとなく、他に新素材はないのか?とか思ってしまうガンダム世界ではありますが。
2010/01/02 (土) 11:33:37 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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