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ガンダムネタだけを語るブログです。
ラポート 機動戦士ガンダム 宇宙世紀Vol.1 歴史編
 ガンダム20周年の頃に作られた、ラポート刊行のガンダム本です。内容としては、「ガンダム放映当時を振り返る」という趣旨のようで、当時の番組放映の状況や、その当時の設定、そしてTV版ガンダムのストーリー、キャラ、メカの紹介という構成になっています。
 内容については細かく触れません。どちらかというと、この書籍の編修姿勢についての感想です。

 この書籍の特徴は、ガンダムというアニメについて、制作者の視点で作られているわけではなく、かといって視聴者の視点で作られているわけでもなく、客観的な第三者視点で作られているわけでもなく…「アニメ雑誌の編集者」という視点で文章が書かれている事です。
 だから、富野監督以下スタッフの事情にも詳しいし、当時のファン心理についての詳しいという反面、裏を取っていない情報を適当に書いている部分があり、資料としての正確性には欠けるし読み物としても内輪ネタや懐古主義がちりばめられていて面白いとは言えないものになってしまっています。

 ただ、一つ確実に資料と言えるのが、アニメ放映当時に設定されていた年表というもので、これは当時の資料から正確に転載されているとのことなので、かなり重要なものであると言えます。
 また、おそらくラポート編集部はそれ以外のサンライズ設定資料の内容についてもある程度知っているはずで、公開できる情報だけを公開してはいるんでしょうけど、なんとなくわかっている節が見られる部分があります。例えば、「5倍以上のエネルギーゲイン」は一体何の5倍なのか、未だに議論の対象になっていたりしますが「起動に必要な出力の5倍」であると明言している事とか。実はそういう設定がある、のかもしれません。

 しかし書き方が実によくない。オッサンの自慢話をそのまま文章にしたような内容で、あの時あんなことがあった、あの時あんな話を聞いた、あの人はあんなことを言っていた…それだけなんですよね。
 人に書いて見せるための文章、というものを実に考えさせられた書籍でした。
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