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ネオジオンMS名鑑(5) AMX-107 バウ
 このシリーズも5回目に突入。次はAMX-108マラサイIIです!と言いたいところですがさすがに飛ばします(笑)

 …問題は、ロイヤルガルバルをやるかどうかなんだよなぁ。

AMX-107 バウ(BAWOO)
バウは、アクシズが開発した騎士用MSである。

<開発背景>
 アクシズでは、1機で複数の用途をこなすことができる可変MSの一歩先を目指していた。そこで考案されたのが、1機のMSを2機に分離させ、攻撃と支援の両方を単機で実現するというコンセプトである。
 機体名はヒリュウ(飛龍)と名づけられ、MS-15Kギャン改と同時期に開発が進められたが、分離するという特性上パイロットが2名必要となることから、人員不足のアクシズでは運用しかねると判断されてしまう。パイロット1名で運用するには分離した片方の機体を無線でコントロールせねばならず、ミノフスキー粒子の散布が常道となった戦場で実現するのは不可能と目され、開発計画は中止された。
 他の量産計画が破棄された試作機同様、同機もまたグレミー・トト専用機としてチューンされることになり、当初の名称である「飛龍」をもじって「龍飛(バウ)」と名づけられた。その際、分離機構は排除され純粋な非可変MSとしてカスタマイズされる予定であったが、グレミー自らが計画の変更を要求、分離機構は維持されたままチューンされることになった。
 グレミーの案では分離した下半身部分(バウ・ナッター)を大型ミサイルと位置づけ、大型爆弾を搭載し無線操縦装置及び慣性誘導装置を取り付けている。また、上半身部分(バウ・アタッカー)においても、バックパックを無線操縦しバインダーにミサイルを取り付けることで遠隔ミサイルランチャーとして運用可能としている。
 これによりビーム兵器を上回る長射程を実現したバウの性能は一般機として再評価され、騎士用にカスタマイズされた機体でありながら量産化されるという異例の扱いを受けた。
 なお、グレミーの改装案はエゥーゴのZZガンダムに対抗するために考案されたものであるという説も存在しているようである。

<機体概要>
 本機はシルエットや機体構成がアナハイムの開発したZガンダムに酷似しているが、その関連については謎に包まれている。一説によると本機の開発はカムダック社と呼ばれる企業が行ったと言われているが、全くの無名企業であり、アナハイムの関連会社なのかどうかさえ定かではない。一つ言えることは、外見はともかくコンセプト上はZガンダムと全く異なる機体であるということである。
 本機の特徴はその分離機構にあるが、これは分離した機体をそれぞれ連携して運用するという目的で使用されるのではなく、長距離ミサイルとして使用される。機体の半身を失ってしまうため最後の手段ではあるが、射程・威力共に申し分ない上、本来は下半身にもコクピットが搭載されるはずだった設計であるため自律判断可能なコンピュータが搭載されており、ミノフスキー粒子下においてもある程度の誘導機能が働くため総合的な攻撃力は非常に高い。
 バックパックも分離して運用できるなど、どちらかというと本機はサイコミュ兵器運用機に近い特性を持っている。サイコミュ搭載機同様に、アクシズのMSの特徴の一つである絶対的なアウトレンジ攻撃をコンセプトにした機体であると言える。但し、サイコミュ搭載機と異なり本機は接近戦の性能も非常に高く、MS形態においては一般の量産型MSを上回る性能を誇っていることも評価を高めている一因である。
 また、機体の武装はミサイル、グレネードなど実弾系が多く、ビーム兵器はビームライフル・ビームサーベルと、シールドに内臓されているメガ粒子砲のみである。シールドのメガ粒子砲はハンマ・ハンマのものと同様独立したジェネレーターを搭載していると思われ、機体にかかる負荷はかなり低く抑えられているのが特徴の一つと言える。

<運用過程>
 本機は試作機がグレミー・トト専用機として配備されているが、ゴットン・ゴーが独断で運用したり、アーガマから投降してきたビーチャ・オレーグが脱走時に使用するなど、不遇の扱いを受けていたことは否めない。グレミーが地球に降下した後はグレミーの愛機として運用されていたが、カラバの基地があるエルゴレアへ侵攻しようとした際にガンダムチームにより撃破されている。
 また、量産機はグレミーが座乗する巡洋艦サンドラに配備されており、アリアス・モマらが運用し一定の戦果を挙げている。その後、グレミーが叛乱を起こした際にはグレミー軍用の灰色の識別色で塗装された機体が確認されているが、緑系塗装のままの機体も確認されており、。グレミー一派が指揮する部隊だけで運用されていたわけではないようである。
 なお、巡洋艦インドラに配備された機体は分離状態で航空部隊においてドップIIと共に運用されていたようであり、攻撃機及び爆撃機としての役目が与えられていたものと思われる。

<評価>
 本機はグレミー専用機、量産機共に目立った戦果が記録に残されておらず、どれほどの有用性を示したかは判断しづらい機体である。特に、最大の特徴である分離機構が存分に生かされた記録も残っておらず(そのため、量産型は分離機構を削除されているのではないかとさえ言われている)、本機は結果的に分離機能よりもMS単体の性能が評価されたのではないかとも考えられており、本来のR・ジャジャのコンセプトであったガザシリーズの近接戦闘能力の補填という役目を果たしていたのかもしれない。

<バリエーション機>
(非制式バリエーション)
○バウbis
 分離機構をオミットしたタイプのバウ。詳細な性能は不明である。

<参考文献>
1/144バウ解説書
MS大図鑑Part.2 グリプス戦争編
機動戦士ガンダムZZ フィルムブック
ガンダムメカニクスIV
ガンダムウォーズ2 MISSION ZZ
ホビージャパン別冊 機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダムZZ外伝 ジオンの幻陽 2巻
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コメント
コメント
>次はAMX-108マラサイIIです!と言いたいところですがさすがに飛ばします(笑)

ええぇ~~~っ!!(w

>本来は下半身にもコクピットが搭載されるはずだった設計

一説によるとコクピットが設置されていたようです(ハイパークラシック/デザートOP)。
量産機はともかく、試作機のグレミー機には残っていたのかも。
2009/08/26 (水) 01:11:16 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
グリプス戦後のアクシズは地球攻略をメインにすえたMS開発を推進していますが、肝心の宇宙での主力はまだガザから更新していなかったんですよね。(せいぜいガ・ゾウムぐらいだったかな・・)

地上編の最後あたりでドライセン・ザクⅢ・バウと汎用性の高そうなのが3種類も出てきたのはアクシズの次期主力MSの選定にアナハイムがかんできたから・・・なんだろうか。

バウの分離・合体はZとコンセプトは違えでもZZの技術流用も否定できない感じですけどね。
2009/08/26 (水) 23:17:50 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
>とっぱさん
なるほど、コクピットがあるとしているものもあるんですね。
ガンタンクのコクピットが1つに統一されたような感じで1人乗りになっていたのかもしれませんね。

>ドクトルKさん
宇宙での主力MSは確かに更新されずじまいでしたね。
ハイ・ローミックスという観点でガザ系はそのままに、高性能機だけ更新するという意図だったのかもしれませんが、
それが複数機存在するあたりそれぞれの工廠はばらばらだったんですかね~。

バウは個人的にはZ系スタッフが作ったプロトSガンダム的なものがベースであるというのでファイナルアンサーな感じです。
2009/08/28 (金) 00:19:32 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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