がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
各種MS-06系の開発時期を探る
 どのザクがどれくらいの時期に開発されたのか、設定資料と年表を駆使してある程度絞ってみましょう、という企画です。

 まず、06Aが0077年8月にロールアウトし、9月には06Cの先行量産が開始されていることが年表により設定されています。また、翌年1月には06Cの制式量産が始まっています。ここまでは確定。
 また、MG高機動型ザク1.0のインストによると0078年6月には06型の性能向上機の試案が提出されていたとされています。ただ、この時点では生産性の向上を最優先としていたので事実上頓挫していた、とあります。ただ、この案をベースにS型やFS型が開発されているようです。S型は少なくともルウム戦役で実戦投入されている可能性があるため、開発時期としては妥当なところでしょう。
 早い時期に投入されたMSとしてはE型も挙げられます。「宇宙のイシュタム」で登場していたという以前に、MSVポケット百科の時点で、大戦初期のジオンの一方的な勝利の要因の一つはE型の存在だったと記されており、開戦の時点ですでに配備されていたことが伺えます。ただし、1/144ザクフリッパーのインストによると当初はRMS-06という形式番号だったということで、E型の名称が与えられたのはもう少し後の話のようです。

 で、このRMS-06という番号がいつMS-06Eになったのか、というのが一つ焦点になります。MSではなくRMS(たぶんRecon-MSってことなんでしょう)であるというのは、当初は戦闘用でない機種には別の型番を用意していたことになります。
 形式番号の法則が一度変更されている、と考えると、アルファベット順とは言い難いザクの型番の法則性に一つの仮説を見出せます。C型まではアルファベット順、一旦法則が変更されその後順不同、というものです。

 つまり、開戦時はMS-06A~Cと、RMS-06という4種の登録だったものが、その後E、F、J、M、D、S、Rと付けられていったのではないかということです。ゲルググの例があるのでS型は当初からあった番号かも知れませんが。

 ただし、MGザク1.0のインストによると、F型とJ型は0078年9月下旬にはロールアウトしていたことになっています。J型にいたっては10月に80機は生産されていたとか。
 これは、この時点ではまだC型から仕様を区別されていなかったと考えたいですね。外見上の違いはほとんどなかったはずですし、あくまで部分改修レベルだったものが、南極条約締結と地球降下作戦の決定により、それぞれに対応した仕様としてF、Jと区別されたのではないかと思います。

 なお、J型については、ポケット百科のMSV2によると第一次降下作戦直前に完成し、テストを兼ねて降下しているとあります。また、「ジオン軍ミリタリーファイル」によると1月15日に試作機がロールアウトしているようです。
 さらに、MSVコレクションファイルの記述を見ると、地上でF型を運用したデータを元にJ型を開発したというような書き方になっているのですが、これはJC型のような後期バージョンであると思いたいところです。
 このことから、J型には少なくとも「開戦前から生産されていたC型ベースの機体」「第一次降下作戦直前に完成した降下作戦仕様」「地上での運用データをフィードバックさせたタイプ」と3種類のバージョンがあったのではないかと思います。


 J型に次いで開発されたとされるのがD型です。これは、グフの開発中にプランがスタートしたとされており、グフの開発時期が重要になってきます。
 グフについては、MGグフ1.0インストによると0079年3月18日の第三次降下作戦で数機が配備されていたが、本格的な量産はその数ヵ月後ということになっています。
 アフリカへの侵攻はポケット百科MSV2によると第二次降下作戦の際に外人部隊が降下したことが始まりのようですので、時期的に考えてもこの時点でアフリカ戦線用のD型が開発されたとは考えにくいものがあります。そのため、この第三次降下作戦の際のグフ投入後、本格生産までには時間がかかったそのブランクの間に、D型が生産されたと考えるべきでしょう。

 また、G型はグフにラインを奪われた機体であるため、グフの量産開始までに生産されていた機種であると考えられます。ただし、グフと同じく軍部の要求で開発された機体のようなので、開発時期はグフと同じ頃なのでしょう。そのため3月以降に開発されたものと考えられます。ただし、J型の次に開発されたのはD型とのことなので、G型はその次ではないかと思われます。

 開発だけなら開戦前に始まっていたと思われるのがM型です。0076年12月に局地戦用MSの開発計画は始まっていますから、それに基づいてザクベースで開発されたのがM型であると考えられます。
 M型は当初水中戦用として開発され、その後水流ジェットエンジンの実験機として使用されたということになっていますから、形式番号改変によりM型の名称が与えられたのはエンジン実験機になってからであると考えられます。M-1型という呼称が一般的ではなかったのは、06Mという型番がつくられた後にそれ以前の仕様が便宜上M-1とされたからだったのかもしれません。
 なお、M型は潜水艦隊シーサーペントに配備されたとありますが、潜水艦隊の設立は0079年3月(おそらくはキャリフォルニアを制圧した13日以降)です。また、MSMナンバーの開発決定により型番がMSM-01に変更されたとのことですが、ゴッグが3月27日にロールアウトしているようであるため(ソースはミリタリーファイル?)、シーサーペント配備時にはすでにMSM-01の番号になっていたのではないでしょうか。

 R型に関しては、試作機であるRP型が0079年4月にロールアウトしたとジオン軍ミリタリーファイルに記載されているそうです。ただし、開発が始まったのは開戦1ヵ月後(当時のコミックボンボンの記述らしい)なので、地球降下作戦の方があって開発に手間取っていたのかも知れませんね。
 R-1A型はMGの1.0によると6月下旬には生産されていたようです。RP型のテスト2週間後にR-1型の量産が決定し、22機が生産された後なので、時期的にもそのくらいでしょか。
 R-2型はリックドムとのコンペのために開発された仕様なので、7月31日までにはロールアウトしているはずです。その後、ジョニー・ライデンらに配備されたのでしょう。

 K型はJ型の派生機としては後期に属する機体で、0079年10月下旬から11月頃に実戦投入されていたようです。もっともMSV当時は年表が今と違うので鵜呑みにはできませんが(終戦が1ヵ月ずれているので同様にずらすとちょうどいいのかも)、それでもかなり後期になってからであることは間違いありません。K型の部隊は北米を転戦し、連邦軍の北米侵攻部隊と戦いながらケーブカナベラルで終戦を迎えたようなので、ガルマの死亡後ずっと戦い続けていたのではないかと思われます。
 またK型が支援機というコンセプトを与えられたのもガンキャノンの存在が明らかになってからなので、9月下旬以降の開発であるというのも間違いないかなと思います。

 Z型は終戦の2ヶ月前に設計が提出されたということなので、10月頃から開発が始まったと考えられます。ブラウ・ブロが12月になっても実験を行っていたことを考えると、この機体もその頃まで実験をしていたのではないでしょうか。最終的にア・バオア・クー戦にも投入されたみたいですし。


 以上から、ザクの各バリエーションの開発時期を時系列順に並べます。

0076年12月    局地戦用MS開発命令 →後のM型、J型の開発に繋がる
0077年 8月    A型ロールアウト
     9月    C型先行量産開始
0078年 1月    C型本格量産開始
     6月    性能向上機の試案提出 →後のS型、FS型、R型の開発に繋がる
     9月下旬 後のF型、J型となる仕様のロールアウト
0079年 1月    RMS-06、MS-06Sの実戦配備
        15日 J型ロールアウト
            (この頃にE型、F型、J型、M型という型番が設定される?)
      2月    後のR型となるF型の後継機開発計画開始?
      3月18日 グフ(おそらく試作型)実戦配備
        下旬 M型シーサーペントに配備
            以降、D型とG型の開発及び実戦配備
     4月     RP型ロールアウト
     6月下旬  R-1A型生産開始
     7月     R-2P型、R-2型ロールアウト
     9月下旬  K型開発開始
    10月     K型実戦配備
            Z型試案提出

 大体の配備時期を図式化してみました。あくまでイメージですし、一部憶測によるものがあります。
ザク配備表
 グレーは試作段階、黄色は先行生産段階、緑は量産段階です。こうして見ると、陸戦用や水中用は入念に準備が行われてきたのだなと感じますねぇ。
 S型はR-1型の配備と共に生産中止となったと想定しています。D型はアンテナの仕様を統一された時点で制式採用と判断しました。E-3やF-2、FZの時期はかなり適当です。
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